2013年1月6日日曜日

筆王2003 ~年賀状やめました~

WordやExcelなど商用のそれも一般ユーザー向けのアプリってわれわれコンピュータマニアは、なかなか使わないものです。

にもかかわらず、昔「筆王」を買いました。とにかく年賀状が面倒だったのです。
「筆王2003」とあるのでたぶん2002年の暮れだと思います。
それをバージョンアップせずに、この10年ずっと使い続けています。そして使い勝手は、いまだにほぼ完璧です。

よくもまぁ一般利用者向けにこんなにわかりやすいインターフェースを作ったものだと感心します。それに引き換え、MSのアプリは・・・。

職場での年賀状のやりとりは、一念発起して2005年に中止しました。人事異動やら組織改編などで毎年事前に失礼する言い訳を言わなければならないのが面倒ですが、年末年始の7日程度でまた会う相手に挨拶状も無いだろうと言って賛同した何人かでまず決行しました。
その後、この習慣はだいぶ普及してきています。

他にもやめたワケがありまして、あたしと同じく勤め人だった父の退職後の年賀状の減り具合の見事さを見まして、退職直後はいざしらずその後年数がかさむにつれ減るわ減るわ。
義理付き合いの無駄さといいますか、仕事上の年賀状のやりとりはその最たるものですな。
それをみたら、意味ないなと思ったわけです。(ミもフタもないですが)

さて退職もあと数年の自分ですが、会社関係を切った後でも100枚程度のやりとりがあります。
しかもきわめて薄情な対応でして、フェードアウトを期待して正月に来たものだけをリストにしてパパっと印刷して2日に出しています。

ざざっと眺めますに、その中でココロが動く相手というのは4,5人がいいところでしょうか。その4,5人はみな男ですが、毎年ホロっと懐かしい甘酸っぱい気持ちがします。

そういえば年賀状が絶えていた相手でも海外赴任になるとカードをよこしたりしますな。
どのような心理でしょうか。

追記)2017年の正月ですが、いまだに『筆王2003』使ってます。偉大なソフトです。
ちなみにデザインは干支を一回りしたところで、まったく同じデザインを周回で使っています。

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