2011年6月21日火曜日

演奏録音とゲインミュージックスクール

自分の演奏を録音したものを聴きますと、その下手さに感動(笑)

本や先生のアドバイスによると、このヘタな音を聴くのが良いのだそうです。現実を知るということなのでしょうか?ま、これから自分が追及していく音にどれくらい近づけるのか客観的に知るということなのだと思います。

それでも練習はするもので録音されたハーモニカの音(曲じゃないですよ)を聴くと音質が前にくらべ確かに豊かになっています。多少はサマになってきたというか。

一方、ギターですが。ギターは、最近、「ゲインミュージックスクール」という通信教育の「ブルースギターマスターコース」というのを購入しました。
いきなりマスターコースですからね。無茶かと思います。初心者用のコースを一旦やってからマスターコースというのも考えたのですが、老い先短いので目的のブルースにいきなり行こうと。

全部で12巻。1巻でひと月の勘定で一年コースですが、あたしは大人買いで、まとめて12冊分購入しちゃいました。
ところが1巻目の初めの課題曲がクラプトンの「I'm tore down」ですから。2曲目はB.B.キングですよ。まじかよって感じです。

ところで、このゲインミュージックスクールの教材は市井の教則本と比べ非常によくできています。
ネットにあまり情報が出ていないので詳しく書きますと。

・すべての曲がフルバージョンで掲載。権利処理を施してあり楽曲をスクール・オリジナルの歌手、ミュージシャンでほぼ完全コピーした状態になっている。
・CDの曲の「頭出し」編集が工夫されているので頭出ししやすい。
・課題曲の部分練習を重ねていくうちに楽曲全体を学習できるようになっている。
(通常の教本ですと、いつどこでどのように使っていいのかわからない抽象化されたフレーズ練習だったりするのでモチベーションが弱くなるんですね)
・伴奏がついている部分練習もあって盛り上がる。(部分練習を二つ三つ積み重ねると、これがまとまって一個の伴奏付き部分練習になりまして、これが盛り上がる)
・もちろん、ギターレスカラオケもある。
・部分練習をはじめ、とにかくすべての楽譜に、ストローク記号、左手の指記号、ドレミ符号がついている。
特に左手の指記号とドレミはあたしのような初心者にとっては非常に大切です。一般の教則本では一部しか記されていません。
左手の指がわかると手の位置移動が判明するので演奏の手掛かりになります。たぶんベテランには不要なのでしょうが。
またドレミは、相対音感を身に着けるための基礎なので非常に助かります。
・薄くて開きやすい。

ま、そんなわけで伴奏にあわせて弾くわけなのでとても楽しいのですが、昨夜、ふと魔がさして自分のギター音だけを録音してみたのですよ。いやぁ聴くも無残。どの音の粒も力みすぎてとてもじゃないが音楽になってない。オソロシイしろものでした。

精進をつづける励みになるのか?絶望するだけか?

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