2011年12月28日水曜日

おすすめ読書生活

「老眼になってきて、なんだか本を読むのが億劫になってきた」

「もともと、メガネをしていた人は面倒さに慣れてるのだと思うが、ずっと裸眼できたのでメガネを習慣づけるのが結構つらいんだ」

そんな、ご不満をお持ちのみなさまの老眼読書ライフに、子供向けの『青い鳥文庫』(系)がオススメです。

行間も空いてるし、字のサイズも文庫よりもやや大きめ。
この際、新聞も小学生新聞に変えて・・・。


2011年12月26日月曜日

円周率スランプ

だいぶ前に「円周率」のことを書きましたが、最近、スランプになりました。

450桁~459桁までが、どうしても途中で別のパートと途中混じってしまうようになっちゃったです。
ここは、33057270365759591953とはじまりまして割と特徴(59が二回あったり)のある部分なのですが、いったんとっちらかるともうだめでいったん記憶をご破算にして整理しないといけない感じになっています。
入浴中にやってるので一旦ひっかかるともう先に進めない。

スポーツも同じかと思いますが、いったん苦手意識が染みつきますとそこから逃れるのが大変でしてクリアファイルの中に円周率1000桁を印刷して周囲を透明荷造りテープでとめて簡易パウチを作り風呂場に持ち込みました。

2011年12月22日木曜日

雪渡り ~キックキックトントン~

前に、「虔十公園林(けんじゅうこうえんりん)」について書いたことがありますが、ご存じ『雪渡り』も名作ですよね。


ラジオ体操もこの時期になるとあたりはもうまるで真っ暗で(宮沢賢治風)、みんな手袋をしてます。
あたしも軍手をして身体動かしますが、指がね。こんな感じになっちまいまして。


2011年12月21日水曜日

ボイトレ

ブルースを練習してますと、やはりどうしても歌というのがはずせなくなってきます。

歌うのが嫌いな人ってのは本来いなくて、人前で歌うのが好きか嫌いか?ってとこなのでしょうが、人前でなくても気に入った歌はできるなら上手になりたい。

おまえ、そんなことまでやってるのかよ?というところですが、ひそかにボイストレーニングを独習しています。今年の5月くらいからね。

もともと、声がこもりがちで聞き返されることが多いので歌に限らず声は改善したいなぁと常々思っていました。

何冊か専門書を取り寄せまして半年過ぎましたが、少し効果が出てきました。
他のネタと並行して書いていこうと思います。

側転

つぶやきのようですが。

女の子供って、なんだかやたらと側転したがりませんか?
あれ、なんでしょうね? 見てるとだんだん腹たってきます。

2011年12月15日木曜日

腰痛の原因?

腰痛がちょっとね。

いつもは、腰痛といえばギックリなのですが、今回はきっかけがなくてジワっと痛い。
そのような腰痛の方が怖いんですね。そのまま足までしびれたりすると重い。

これはいかんなというのでいつもの治療院に行きました。
院長も顔をみるなり「来たな」ってなもんですわ。接骨院の常連になったら仕舞いですな。

原因は、なんだろう?冷えかな?ウォームビズが恨めしいけど、みんな大変だし仕方ないな、とかいろいろ探っている内にわかりましたよ。
原因が。

ギターです。座って練習するのがよくないらしいです。
まてよ?って思って「ギター 腰痛」という単語で検索したら出るわ出るわ。
参ったなぁ。要するに姿勢がよくないらしくて、なおかつヘタっぴいはギターの指板を覗き込むから更に腰に悪いそうです。
クラシックギターには、対策用の治具があるらしいのですが、果たしてエレキでも使えるのだろうか?調べてみます。

2011年12月14日水曜日

暗唱の集中を(特に)さまたげるもの

暗唱は、ココロの集中が必要なのは言うまでもありませんが、人間ですから途切れることがあります。
しかし、中でも特に暗唱に不向きな気が散る状況というのがあることに気が付きました。

1)暗唱中に、「怒りを覚えた」場合
2)暗唱中に、「エッチなことを考えた」場合

上記の二つは、暗唱作業に気持ちを戻すのに苦労します。特に「怒り」の方が質が悪いようです。
暗唱ばかりしていても仕方ないので時間をなるべく短くしたいところですが、これら気が散る状況に陥りますと効率が著しく落ちセッション終了まで時間がかかってしまいます。
暗唱中に、綺麗なおねえちゃんとか見るのは厳禁ですね。

この二つの阻害要因を見て思うのが、お釈迦様など古の聖人たちがまさに解脱しようとした煩悩そのものではないですか。
みんなココロの集中を阻害するものをなんとか脳裏から取り除こうと苦労したのだろうと下衆のあたしも考えています。

2011年12月11日日曜日

母の名言

おふくろが先日、突然こんなことをいいました。

「あのさ、金さんだったか銀さんだったか忘れたけど・・・」
「?」

「その一人がね、生前言ってたのよ。”人は足から死んでいく”って。
それは本当だね。ここ(ホーム)でみんなを見てるとやはり足からきちゃうんだ。でも、男の方が足は丈夫だね、どうやら」

ふーむ、女性の方が足から来るらしいって話を以前、ここでも書きましたが本当にそうなのかもしれませんね。

追記2017年5月25日この母も今年亡くなりました


2011年12月10日土曜日

Son House

先日、仲間で雑談しているとき、「プーさんのハニーハント」に乗ってたらなんだか急に涙が出てきちゃって」という人がいまして。

ディズニーの場合、なにかそういった感傷を引き起こす力がありますよね。
YouTubeに投稿されているディズニーランドの音楽に寄せられているコメントにも「なんだか涙でてきた」なんてのを散見します。

先週末、車を運転しながらサンハウスという人のCDを聴いていました。
はじめて聴くブルースCDだったのですが、手拍子だけで歌う曲にさしかかったら急に泣けてきまして。

きっとその時の窓からの風景なんかも関係あるのだと思います。 いい面構えですよね。
ブルース関係のDVDなぞ観ますと、彼のインタビュー映像がありまして、「ブルースってのはね。男と女のことを歌うんだよ」なんて語っています。



2011年12月9日金曜日

歌詞を覚える努力

語学の話を書いたので。「暗唱」と組み合わせると英語の歌詞を覚えるのにいいかもしれないなと気が付きました。

早く気が付けよというところですが、文章の暗証と歌の歌詞を覚えるのは理由はわかりませんが全然感覚が違います。

Gunther Karstenさんという記憶力世界チャンピオンの方の本(※)でも「歌は覚えられないんですよ」と書いているので覚えるテクニックが異なるのでしょうね。


歌の番数っていうんですか?1番と2番、3番とみな韻を踏んだりしているのでフレーズが似通っているじゃないですか?さらに歌いながらなので間違いやすい。
英語に限らず、日本語でも覚えにくいですよね。

自分的には、歌詞をプリントアウトして歌詞カードにして持ち歩き、手書きで「分析」を加えることにしました。

たとえば、Little Walterの「My Babe」を覚えるには、1番のここがYeahで2番は、yes。
3番では、no。4番は・・・みたいな。

他に英語の詞は、間違っていることが多いので聞き取りながら修正を加えます。自分の聴き取りの方が間違っている可能性は高いのですが、「歌いやすければよい」という方を優先(笑)。

記憶に定着させるには、繰り返しが最重要ですが、本番の時に、頭が真っ白になるケースがあります。特に他の人が歌っているのを聴いている内に、自分の記憶がわけがわからなくなっていく現象があります。

そのための保険として歌詞にビジュアルイメージを加えておくとよいと思います。

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※「記憶力世界チャンピオンカールステン博士の頭がよくなる勉強法―単語・歴史・公式・数字がすばやく覚えられる」
面白い本でした。外国人の著書は雑談チックな書き方のハウツー本が多いですよね。

ロボット彫刻?

二枚の写真をご紹介します。

左側が江東区の青海で建設中の機動戦士ガンダムの足。
前に、一度、「潮風公園」に立っていたやつが戻ってくるわけです。

右の写真は、ウンベルト・ボッチオーニというイタリアの彫刻家の作品「空間における連続性のユニークな形態」です。

似てるでしょ?

実は、ボッチオーニが属する20世紀初頭の芸術運動「未来派」があたしの学生時代の研究テーマでして、ボッチオーニの作品は彫刻も絵も大好きです。
で、建設中のロボットの足をみて過去がよみがえったというわけであります。

ダン・シモンズの長編SF『ハイペリオン』にシュライクという不気味なロボット?が登場しますが、この本を読んだとき頭に浮かんだイメージが、やはりこのボッチオーニの作品でした。

2011年12月8日木曜日

語学力の不思議

語学力とは不思議なもので必要になると底力がでます。

あたしは、一応英検は1級なのですが、そこは他の1級の方たちもご承知の通り、本当のところ、だからって、そんなに上手なわけでもない。
対面ならまぁ適当にこなしますが、米国人やらの国際会議などに出るとチンプンカンプンですわ。

でも、Adam Gussowのハーモニカレッスンの英語だけは100%わかります。時間が経つと英語で聴いていることを忘れているくらいです。好きこそもののってことなのか、必要が生む力っていうのですか?

昔、フィリップ・ホセ・ファーマーの『リバーワールドシリーズ』の1巻目が出まして、2巻目が出る前にアメリカに行くことになりまして。もう、どうしても続きが読みたい!!
こうなったらってんで原書を買いました。

これが(英語教材じゃなくて)本格的に原書で小説を読んだ初めての経験ですが、 どうしても知りたいとかのエネルギーが億劫さを凌駕するのかと思います。

2011年12月7日水曜日

「ブルースハープ入門」も・・・

ゲインミュージックスクールの教材ですが、実は、ギターの他にハーモニカの「ブルースハープ入門」というのも買ってまして。こちらは、本当の課題曲の練習につかれたときに口直しに練習するようにしていました。

ベンドなりがそこそこできるようになってからの学習ですので進みは結構速かったです。

5月くらいに購入して12月、全課題曲(24曲)を一応終了しました。「一応」ですよ。
ギターの教本と同じで素晴らしい教材です。
いずれにせよ、まさかこの自分が「通信教育」の教材を最後までやれたことに感動です。えらい!>>自分

好きな曲の耳コピに自信のなかった部分が解明できたのもありがたかったです。
Jukeが最終課題曲ですが、これまで自己流・自己耳コピで吹いていたのでこちらは矯正に苦労しました。一旦、この教材の吹き方に全修正して慣れたところでタング・ブロックにしていこうと考えています。

2011年12月2日金曜日

アップ&シェア症候群

年末なので外に出ることが多いですね。

とあるプライベートな演奏会でブルースをプレイをする機会がありまして、念のため「写真なぞフェースブックには投稿しないでね」と30人くらいのお客さんにお願いしましたが、その夜、確認したらさっそく写真をアップしてる人がいるんですね。なんなのでしょう?
我慢できないのかな?(笑)中毒?無邪気?

自分のスレッドについては、一応お相手にお詫びメッセージを入れてから削除させてもらいましたが、他人のウォールだった場合、完全にノーコントロールですから、その写真がタグづけされて拡散した日にゃ収拾不能ですよね。

←この色アレルギーになりそう(笑)

2011年12月1日木曜日

exギャルバス

先日、都バスに乗ったとき。

混んでまして、入り口からギュウってな感じで、SUICAをかざした手が滑りまして定期入れを床に落としてしまいました。

あたしの後から乗り込んできた人に申し訳ないので急いで拾おうと思いまして、しゃがみますな。
後ろの人を気遣ってちょっと足元を見ますってえと、高齢の女性のようで。

定期入れを拾い上げまして、ひょいっと後ろを振り向いて会釈をしました。
すると高齢の方とはまったく違いましてお姉ちゃんだったのです。

このミスは、あたしの頭の中で起きていることですから別にかまわないのですが、なんとなく悪かったような不思議な感触。

バスが進み少し先で空いた席に座りました。二人が横向きに座る場所で窓側、つまり奥にはすでに、おばちゃんが座っていました。

行程がさらに進むと奥の女性が下りる段になったと見え、あたしに「すいません」と声をかけました。
その声にはじめて相手を見ましたら、また!! うら若いお姉ちゃんだったのです。

同じバスで二度も見損なってしまいました。

無意識的には常にお姉ちゃんを祈っているわけですので、わざわざ自分から見誤る必要ないわけないのに。勘が衰えてきているのでしょうか。

2011年11月28日月曜日

酒とのつきあい方

嫌いではないのに、弱い。その対策を検討しています。

先日、同僚と千束(吉原じゃないですよ。念のため)まででかけまして、帰り打ち上げたんですよ。
その日は、ビール二杯とチューハイ一杯。

その後、連れの一人がまだ飲みたいというので厩橋のたもとで一杯だけつきあいました。それも白ワインのソーダ割りという超軟弱な飲み物です。
そしたら、大して飲んじゃないのに、翌日一日中調子が悪かった。

で、昨夜ですが、呑む量をスプリツァー(白ワイン&ソーダ)以外先日と同じにしてみました。
ビール二杯とチューハイ一杯です。
今朝は、まったく好調。飲んでないのと同じくらいであります。

この違いはなんなんでしょう?

1)前回は、同僚の職場の話題に終始した → ネタが悪かった?

2)前回は、時間が遅かった → てっぺん回る寸前でした

3)今回は、終了後、ウコンドリンクを飲んだ。

ということで(1)よいネタの会、(2)早めに上がる、(3)ウコンなりアミノ酸なりラムネ(お菓子の方ね)を飲む、といのがあたしの正しい酒席作法として制定することにしました。

2011年10月31日月曜日

もっちーの朝

ラジオ体操も、この季節になりますってぇと、子供の姿がめっきり減るもんです。
そんな中、最近登場した女の子がいます。

そうですねぇ。小学校1年くらいかと思います。
あたしゃもともと子供はあまり好きな方じゃありませんで、ましてや女の子供は、もろに所有欲むき出しだったり、いじわるが激しかったりするので目が向かない質ですが、一番先頭にひとりぼっちで立って一所懸命に体操する姿がけなげでして。

はじめ、一人で来てるのかと思い感心してたのですが、ある日、少し遅れて走りこんできた彼女。
後ろから「ワン!ワン!」と吠える犬。

走りながら振り返る彼女「もっちー!待っててね」
彼女は、もっちーの朝の散歩ついでに体操に参加してたってことなんですね。
つられて振り返ると、そこにはお父さんと犬。

お父さんは、犬を木につなぎまして自分も体操を始める。
犬は、その間、さみしくなってちょっと吠えたりする。と。

犬は、雑種でして、頭が黒い。毛も長いところやら短いところやら。体系も大きくもなく小さくもなく。
紐をピンとひっぱって恋しがるわけですわ。

体操が終わると、彼女はもっちーのところに駆けつけますな。
その時のもっちーの喜びようったらありゃしない。

追記2026/1/12)犬の雑種って早晩いなくなるらしいですね。なんつっても犬と言えば雑種だと思うのですが。

2011年10月26日水曜日

イスラエルちゃん

少し前に、変な歌詞の歌の話を書きました。
前回は日本の歌でしたが、今日は外国曲の巻。

ひとつは、「ウスクダラ」。トルコ語の歌です。
ウ~スクダ~ラ~き~て~み~て~おどろいた~~~

子供の頃、耳にした江利チエミの歌がず~~~と耳に残ってまして、中でも「それでは男が可哀相」の部分が何十年も耳に残っている。

うーん、やっぱり男って可哀相なんだ。あたしも常々思ってたんですよ。
可哀相だなって。
映画「お葬式」でも、高瀬春奈が言ってたものな。

もうだめだ、ちゃんと聴きたい!!ってんでCD買っちゃいました。江利チエミです。

他にもあったよな~ってのが、二曲。いずれもシングル盤の「レコード」持ってました!
中学生だったから、昔から変な歌好きだったんですね。

1)デスモンド・デッカー「イスラエルちゃん」

歌手の名前まで憶えてるってのがすごいですな。この曲名のインパクト!
意味わからないけど、妙に卑下したような歌詞!

今回、あらためてYouTubeで検索したら当人が歌ってる映像がありました。
へ~~~。この人、黒人の歌手だったんだ。
レゲエ??? なるほど!!! レコード買ったころ、レゲエなんてジャンル周りのだれも知らなかったもんなぁ。
あらためて聞くと、確かにレゲエです。とぼけた歌だなぁ。

2)ハリー・ニルソン「ココナッツ」

こちらはですね。歌手の名前を思い出せないので検索に苦労しました。共鳴が一般名詞なので検索条件を考えないとつらい。
日本語では厳しいと思い「coconut song」として調べました。

すると見事!!一発。

しかし記憶から抜けてましたが、映画「レザボアドッグス」のテーマ?曲として採用されていたのですね。
タランティーノ監督もきっと耳に残ってたのでしょう。気が合うなぁ。

めちゃくちゃ変な曲です。歌詞に意味があるのかどうかも知りませんが、なんとなくドラッグを暗に意味しているように思えますな。

2011年10月19日水曜日

半タコ時空間

「半タコ」ってご存知でしょうか?
漢字では「半股引」って書くそうです。

おまつりの時に履く、「パンツ」といいますか、半ズボンといいますか。

普通の半ズボンですと、日本の足が入る筒状の空間が2本平行にならんでますな。
半タコも、確かに右足は右。左は左ってな「穴」状の空間になってますが、これが一筋縄でいかない。

「半タコ」のやつは、この二つの筒が「割れてまして」、相互に貫入するような、実に不思議な立体構造になっております。
「割れてる方」が後ろ側、そうでない方・・・・「割れてない方」とすっきり書けないでげすよ・・・割れてるような割れてないような方が前ですな。

まるで、「クラインの壺」のような存在なのです。
はんたこを、手に取って履き方を思案する時、「宇宙」を感じます。
ここに入る足はいったい宇宙のどこを通って、どこに出てくるのだ?

2011年10月17日月曜日

My Back Pages

幼馴染のK君の話を各所で話をしたところ、そこそこの反応でした。

「同窓会ってやつもあるね」と友人。

ですな。同窓会、卒業直後はまだしも、20周年、30周年なんてものに出かけていきますと同期の老け具合に愕然とします。

就いた職業と、オツムの状態が結構ビジュアル的には影響大かと思いますが、中には誰だか思い出せないやつもいる。

でも、不思議なもので30分くらい経つと、皆の顔が昔のものに戻っていくというのですか、時間が巻き戻りますな

----------巻き戻りません。
おそらく目が慣れるというか、まやかしに会うのでしょう。
でもね、

Ah~~, but I was so much older then, I'm younger than that now.

※追記)この歌について詳しく書きました。


2011年10月13日木曜日

秋は夕暮れ

今暮らしているところと実家は同じ都内でも少し離れてまして、たまにでかけて参ります。
いろいろね。掃除したり、あるいは物を持っていったりするわけですわ。
今回も手元においておかなくてよい本を置きに出かけました。

車を狭い私道に乗り付け荷物おろしまして、それから近隣の道。
幼馴染のK君の家の角を曲がって・・・と。

おや?めずらしく人が出てるやん。K君の家は、実家と異なりまして立派なお宅でして昔ながらの垣根があります。

禿とうのおじいちゃんが一生懸命、伸びた垣根の木を剪定してるわけです。

ん?まてよ?
・・・!!

げ~~! そのじいさんをよく見るとK君その人ではないですか!!!
ハンドルを握る手は震え冷や汗がでました(笑)

な、なんで。学校ではいつもトップクラスで運動も万能なK君。なんでお前が、じいさんになって剪定してやがんだよ。えぇ?(志ん朝調で)

そういえば、先日区役所から電話があってKさん民生委員になったって聞いたけど。

うーむ。「お前も、能書きたれてないで、まず鏡を眺めて、それから剪定でもしろよ。」ってところでしょうか。


2011年10月9日日曜日

世界は言葉でできている

世界は言葉でできている』という深夜番組が始まるという話を聴きまして。

その通りなんだよ、わかってるじゃないか、と一人で答えました。

あたしたちの世界は言葉によって認識されてまして、言葉によるイメージで作られています。
このテーマは哲学の分野の扱いでしたが「GIZMODE」に掲載された2010年の「言葉が違えば住んでる世界も違う」という記事で科学者が真剣に研究していることを知りました。

簡単な例では、ドイツ語やフランス語にある名詞の「性」の影響が述べられているのですが、興味深いのは空間認識の違い。

アボリジニの集団の中に、相対位置に関する用語を持たないグループがいて彼らの会話ではすべてに東西南北という方位をあらわして空間認識を行うのだそうです。この言語の場合、広い場所では違和感がないのですが、家の中でトイレを教える場合など非常に煩雑になります。研究者の実験では、円形の平面のホテルに配置された同じ平面の部屋がある場合。英語や日本語では、どの部屋も「同じ」という認識ですが、このグループの言語では厳密に異なる部屋としてとらえられるのだそうです。

「論語」では、最終章である尭曰二十(ぎょうえつにじゅう)の最後、オーラスですな。
ここで、「言葉を知らざるものは人を知らず」として締めくくっています。孔子も世界認識における言葉の最重要性に気がついていたのでしょうね。

2011年10月7日金曜日

One less Steven

スティーブが亡くなりました。ウォズやビルも悲しんでいるでしょうね。
6日の朝、職場に到着するなり、同僚が「聞いた?!」って教えてくれました。

でもその直後、職場に来ている一般の方に「スティーブがなくなったよ」といったら「え?どなたですか?」と聞かれました。ま、一般的にはそんなもんかと思います。

「じゃ、同じ、スティーブンでもスティーブン・キングは?」
「いえ、その人も知りません」
「うーんと、”スタンバイミー”って映画あるでしょ?あの原作者」と説明してようやくわかってくれました。

と、この段階でもミスター・ジョブスが誰だかは知らないわけですが、当然、その人はiPhoneは知っているわけですよ。

あたしらが、Apple IIは凄い、とかMacは革命だ!なんて言っているときには誰もウォズのこともジョブスのことも知らなかったのに今やトップニュースですものね。

彼らがXeroxのパロアルト研究所に見学に行ってMacのヒントを得たときの様子は、まるで自分が体験したかのようなイメージが頭の中に焼き付いています。

・・・なんて打ってたら、パソコンとの長い年月がじわ~~~とよみがえってきました。やばい。

2011年10月6日木曜日

ヒッカリコマタキ

前回、洋楽曲の歌詞について書きましたが、日本の昭和初期の歌には変な歌詞のものがありますね。

たとえば、森山加代子の「じんじろげ」の歌詞では、後半のデタラメさは秀逸で、そもそも「ジンジロゲ」がまずなんだかわからない。

「ホーレツラッパ」って?何だ? 「ヒッカリコマタキ」とは一体?
「サヨナラバス」なんてものじゃありませんね。
この意味不明な歌詞をひねり出すパワーはいったいなんだ?

他にも変な詞ですと「オッペケペー節」や「ツーレロ節」なんてのもありますな。

でも、やはりメロディーの良さに加え一番インパクトがあるのが「東京節(パイノパイノパイ)」の意味不明フレーズ。
「ラメチャン」っていったい誰(笑)なんでしょう?

この歌は、榎本健一(エノケン)のしゃがれた声で脳裏によみがえります。彼の歌声はYouTubeでも聴くことができますが、声質がボブ・ディランのようでなんとも味がある。

記憶違いかもしれませんが、確かテレビで「トムとジェリー」がオンエアされていた時、エンディングのアニメでこの曲(ただし、メロディーだけですので、原曲「ジョージア行進曲」ですね)がかかっていました。

この歌には、替え歌がありまして誰から教わったのでしょうか、それとも映画などで観たのでしょうか?
さびの直前の歌詞を部分的に覚えていますが、こんな具合です。

♪ タロージローの戦隊記。お前の頭はハゲアタマ~

2011年10月3日月曜日

洋もの楽曲の歌詞

少し前に「スウィートホーム・シカゴ」の歌詞のことを書きましたが、インターネットのおかげで洋楽曲の歌詞に関する情報が結構豊富になりましたよね。(ややこしいので権利的な話はちょっと脇におかせてください)

「なんとかlyrics」と検索するといくつかの歌詞サイトがひっかかってきます。で、不思議なのはネイティブの人が記してくれている歌詞なのにいくつもバージョンがあったりするんですよ。

変だなと思っていたら、どこかのブログで「・・・この歌は、ネイティブでもうまく聞き取れなくて・・・」みたいな書き込みがありまして、なんだか不条理な気がしました。

だって歌詞って歌を作った人がいて、その人が詞を作ったわけじゃないですか?
なんであらためて聴き取りをしなくてはならないのか?

百歩譲ってオリジナルの歌詞が失われてしまったとして、ネイティブがそんなに聞き違ったりするものなのか?

日本の歌でそこまで何歌ってるのかわからないのって桑田佳祐くらいではないでしょうか?

サニーボーイウィリアムスンの「Don't start me to talkin'」という曲の歌詞についてです。
この三番の歌詞で女房かガールフレンドが美容院に行くといって自分から金を借りて浮気に行く場面(どんな歌なんじゃい(笑))があるんですが、後半の歌詞がわけわからない。
どの歌詞をみてもバラバラ。どのサイトでもひとつひとつが違う?

(ちなみにこの歌の二番ですが、女房が町に買い物に行きますと。ジョージに出会って殴られ顔に青たん作ります。家に帰って亭主にウソをつくというご機嫌な歌詞です)

2011年9月12日月曜日

Blues With a Feeling

全世界のブルース愛好家のみなさん。
ブルースって習慣性があるんじゃないでしょうか?

あの、いつの間にか体が揺れてしまうリズムが身体の中にじわじわと染み込んでいって最後には、ブルースなしではいられない身体になっていく。
半日聴いてないと、あ~ブルースを少し分けてくれ!!みたいな。

とはいうものの落語と同じで、あたしはそんなに詳しくはないんですよ。
どこかで読んだのですが、やはりブルースは歌だと。

ブルースブラザーズは、もろにリアルタイムといいますか、実際にオンエアでコントを見てましたから馴染んではいたのですが、当時は、彼らが歌ってるのがブルースだなんて知りませんでした。

そのブルースブラザーズをはじめたくさんのシンガーたちが歌っていて有名な「Sweet Home Chicago」ですが、原曲はロバート・ジョンソンって神(アクマ?)でして、この原曲を聴くと今のと全然違う。歌詞も違うんですね。

今の歌では冒頭、「カモン!帰ろうよ!」って呼びかけるのですが、原曲は、たぶん「Home!」っていってんじゃないのかなぁ。ほとんど「オ゙ェエ~~~~~ン」に聴こえます。

今うたわれている歌も相当とぼけた歌詞なんですが、原曲はもっととぼけてまして、「なつかしい、カリフォルニアのシカゴに返ろうよ」なんて調子で、まるでバカボンのパパです。

2011年9月2日金曜日

ザリ最期の日

5年近くかわいがってきたザリガニが死んじゃいまして。

結構元気よくて、いい感じで脱皮を繰り返してきたのに。
猿江の公園に生息するバケモノみたいにでかいザリに育てたかったのに。

生き物飼っていますと重要なポイントがありますね。

たとえば、哺乳類の小動物ですと下痢は致命的ですな。ハムスターが下痢でもしようものなら、もうダメと言われたようなものでショックが大きいです。
ウサギは、下痢の場合、乳酸菌を食べさせると割と早く回復するのでまぁまだ安心ですが。

ザリは、外側にコケといいますか藻のようなものがつくといかんです。専門サイトなどで、藻がついたらハブラシで落としてやるなんて書いてありますが、そうそう落ちてくれるものではありませんしザリは関節みたいなものが多いので関節に入りこんじゃう。

さて、今回の原因は病気でなく窒息のようです。ひっくり返ったまま逝ってましたので、身体を起こすことができなかったのでしょう。

ザリの水槽の底に砂利を敷いておきますと、ひっくり返ったザリは石を利用して起き上がりますが、今回は水の量との加減で起き上がれなかったのでしょう。

とにかくビックリするやつでして、そばを通るたびに「ワっ!!!」ってんでひっくり返っちゃう。
掃除のたびに別の水槽に移すと、ジ~ジ~言って怒るんですよ……グスッ・・・。

あ~おいらの手元に残ってくれたのは鳥越神社の金魚だけか。

2011年8月22日月曜日

厩火事

「厩火事」という落語のネタは、既述のように「郷党(きょうとう)第十」という章に出てくる話題にちなんだ噺です。

あらすじをWikipediaから孫引きさせていただきますと

----------wikipediaより引用----------
髪結いで生計を立てているお崎の亭主は文字通り「髪結いの亭主」。怠け者で昼間から遊び酒ばかり呑んでいる年下の亭主とは口喧嘩が絶えないが、しんから愛想が尽き果てたわけではなく、亭主の心持ちが分からないと仲人のところに相談を持ちかける。
話を聞いた仲人は、孔子が弟子の不手際で秘蔵の白馬を火災で失ったが、そのことを咎めず弟子たちの体を心配し弟子たちの信奉を得た話と、瀬戸物を大事にするあまり家庭が壊れた武家の話をする。そして目の前で夫秘蔵の瀬戸物を割り、どのように反応するかで身の振り方を考えたらどうかとアドバイスをする。
帰った彼女は早速実施、結果夫は彼女の方を心配した。感動したお崎が「そんなにあたしのことが大事かい?」と質問すると、「当たり前だ、お前が指でも怪我したら明日から遊んで酒が呑めねえ」
----------引用終わり----------

落語ネタに登場する人気者女房でだんとつ人気なのが、このお埼さんでして。みな所帯持つなら、お埼さんとおっしゃいます。

とかなんとか、あたしも落語の話題をよく書きますが趣味と言えるほどは詳しくはありません。
以前、ほんの少しだけホール寄席関係の仕事をしたくらいです。
寄席に足を運んだ回数だって大したことはない。
それでも「厩火事」は結構な回数拝見しています。それぐらい有名な噺なのですが、原典の論語はさっぱりしたもので、

厩焼けたり、子朝よりしりぞいて曰く、人をそこなえるか?馬を問わず

これだけです。(うろ覚えで書いてますので書き下し文テキトーです)
これが落語では白馬になっちゃってますからさすがですね。

お埼さんは、仲人から聞いた「もろこしのえらい先生」という言葉がささっちゃって家に帰っても「もろこし、もろこし」。
自分の身を心配してくれた亭主に、「あんた。やっぱりもろこしだったね」と泣いて喜ぶところがけなげで可愛い。

厩火事が作られた年代は知りませんが、明治時代としますと、みな論語は共通の常識としてあった時代ですからネタ元としてうってつけだったんでしょうね。

2011年8月13日土曜日

論語

あたしの論語話は無責任です。
ただのよもやま話ですので、解釈が違ってたりしても決してムキになったりしないように。

さて、「論語」は全部で20編(章)でできてまして、章ごとの分量もまちまちです。
内容は、なんとなくかたまり毎に近い傾向のものが集められています。
各章ごとにタイトルがついてますが、章の内容とは無関係でして、たいていは中のエピソードの中の用語でできてます。

後半の16章ぐらいから、書きっぷりが変わってきてまして説教くさくなってきます。(前半では「先生がおっしゃった」なのが後半では「孔子はこういった」になってます)
かんたんに云うと、つまらない(笑)っていうんですか。
まとめられた時代が異なるのではと、何かの解説に書いてありました。

同じ「つまらない」でも第10章「郷党第十(きょうとうだいじゅう)」は、逆にカジュアルネタが満載で物足りない。って編纂した孔子の弟子たちが聞いたら怒っちゃうかもしれません。

論語は、師匠である孔子がなくなってから長い年月が経ってから編纂されたものなのだそうです。
でも、あたしは「郷党第十」好きですよ。なにしろ落語の「厩火事」の元ネタがある章ですからね。

昔は、日本でも論語を音読、暗誦していたようですが、もし時間があればぜひ、好きなパートを暗誦してみてください。
はじめは意味不明でも、繰り返し音読していく内に、ぼんやりと趣旨が伝わってきます。(気のせいかもしれないけど)

特に、「厩火事」のくだりは超短いので簡単に覚えられます。

2011年8月9日火曜日

ハンカチ検査

早稲田にあった雀荘での話。

これは、当事者から聞いたネタなのであたしはその場にはいませんでしたが、その雀荘はよく知ってます。

小さな店でジャン卓の数は、せいぜい六つくらいだったでしょうか。貸事務所かなんかを改造した風情で広間の中にそのままトイレの入り口があるんですな。中は、本当にトイレの便器だけで手洗いは小さい洗面器がトイレを出たところについている。

連中はそこで麻雀を打ってまして女が一人、後は男三人。おそらくその女が言い出したのだと思いますが、「こいつらは、用を足したあと手を洗ってないのではないだろうか!」

場が盛り上がりまして勝負はそっちのけでトイレの利用者の観察が始まりました。雀荘の客は大体が男ですな。結果は女の仮説が証明された形になりまして、ほぼ全員、早稲田の男子学生は手を洗わないということがわかりました。

その店で牌を混ぜる気も失せた連中はそのまま飲み会へ流れたとか。

さて時は流れて現代です。
最近、会社のエレベータホールに行きますとエレベータの呼び出しボタンが「濡れている」んですよ。
思うに、これは、手を洗った後、拭いてないのではないでしょうか?

ま、手を洗う分だけ早稲田の学生よりゃ数段マシでしょう。

思うに、連中。節電前までは「ジェットタオル」使ってたんでしょうな。それが止められたもんだからしかたなくてそのままにしてるのではないか?
んで、そのままエレベータホールに向かう。
これがあたしの仮説です。
いい大人なんだから手拭い持ち歩いてほしいものです。

濡れた牌をかき混ぜるのはもっとやだなぁ。


2011年8月3日水曜日

B.B.とぼく

時折、ギターの話題を書いていますが、続けてますよ。
でも進歩が非常に遅いのでこっぱずかしくてあまり書けないでいます。

その恥でもネタになるほど恥ずかしいトピックならよいかということで。

最近、B.B.キングの曲を練習してるんですよ。神をもおそれぬ所業ですよね。

スローブルースなんですが、実際に弾いてみるとですね。確かに曲はスローなんですが、演奏はまったくスローじゃなくて。スピードを60%ぐらいまで下げないと音を追えません。

B.B.キングの場合、歌とギターが交互に「対話」をする形式でして。
YouTubeなどで他のミュージシャンとの競演をみると実に楽しそうにギターで「対話」をしています。ちっさ~~くやさしく奏でたと思ったらいきなり荒々しかったり。泣いたり笑ったり。怒ったり。
スローなメロディーの中に登場する、個別の対話。単体では相当速い。

これを一個(フレーズ)ずつ。まるでカタツムリのような速度で愚直に練習するわけです。
でも不思議なのは、どんなに一所懸命にやってもその日の練習では上達しないものは上達しない。まとめてやってもダメでして。

でも、翌日、同じところをまた練習すると必ず少しだけ進歩している。こんな年でも、指が少しだけ覚えているんです。

これの繰り返しでね。もし、いつかほぼ近い形で演奏できるようになったら、この一曲だけでも果報ものだなぁと思います。

2011年7月27日水曜日

S.N.Sとピア・プレッシャ

今日は、少し堅苦しいネタかな。
月曜に、あるIT会社の社長さんたちと食事をしまして、FacebookやGoogle+の話題になりました。

社長曰く、やっぱりフォロワーやら「友達」が増えてくると「良いこと」しか書けなくなっちゃって「あれ?これってホントにオレ?」なんて気分になってきます。とのこと。(あるミュージシャンの方も同じこと言ってました)

会合に同席していた若手の方が、「だから、オレは何も書き込みしません」と言っていましたが、実は彼が一番、デジタルリテラシーが高いのではないだろうか?と帰路、同僚と話しました。
とはいえ、世界のどこかで誰かが発信してくれた情報で問題が解決したりすることもあるのでムダということはないわけですが。
でも、Facebookやtwitterは、くどいですな(笑)

ブログでも別に悪口とかじゃなくて記しておきたいなぁというネタでも同僚や知り合いに知られたくないなという心理が働いて制限します。

SNSの場合は、チェックインをしなくても内容で「居場所」も曝されるので人と人の「環境(関係性を広くしたような意味合い)」が問題ない状況だと良いのですが、状況によってはPeer Pressure(ピアプレッシャ)の対象になりかねません。

ピアプレッシャは、直訳ですと「同僚からの圧力」という意味ですが、「異端(単独行動)であることを否定するような社会的圧力」というニュアンスです。

英語ですから西洋でも存在するわけですが最近はだいぶマシになってきたとはいえ日本は特に、このピアプレッシャ傾向が強いと思います。

身近なところですと「付き合い残業」とか「会社ゴルフ」とか「連帯責任」とか。

仲間に、勤め人のセミプロのミュージシャンがいまして普段は、あいつはこんな演奏の趣味もあるんだぞぉ、なんてネタにされる程度なのですが、いったん仕事で問題が発生するや世間は、「責任あるポジションなんだから、いつまでもライブ活動にかまけてないでさ」なんて言われ方をします。

Facebookは、飲み食いやら遊びの様子を能天気にさらしますが、あれ?あいつ具合悪いって言ってたのに今日、呑んでるのかよ。みたいな状況とか、日本が大変な時に連日、居酒屋でいいご身分だね、てな感じが醸成されます。日本ですから。

2011年7月20日水曜日

救助活動

先日、社内で「救命活動」の講習を受けました。

おそらく人は人生で一度は、「人工呼吸」を習うのだろうと勝手に思ってまして。
このままだと自分は、一度も人工呼吸を習わずにあの世に行ってしまうのでは?と思い、講習会のお知らせがあったので即座に手をあげました。
真剣です。人生にかかわりますから。

広いスペースにずらっとならんだダミー人形。不気味です。
先生の指導は厳しく、マッサージで力を入れる場所を探す手順など何度もだめだしをされます。手首をグイっと持たれ「この向き!!」「おらおら、もっと力入れてぇ!」「交代!!」
30回連続して人形の胸をギコギコ押しますので結構きつくて汗ばみます。

そんな中、超キュートな新入社員(元ミス○○です)がけなげに頑張っている姿をみると、いたいけで、人命救助中にもかかわらずよこしまな妄想が頭をよぎります。
いかんいかん。

一通りマッサージを習った後、倒れている病人、けが人を比較的安全な状態にする「回復体位」の作り方を習いました。

手順が込み入っていてまして、むずかしい。パートナーと交代で病人を演じます。
幸いにもあたしのパートナーは男性でしたので作業に心置きなく集中できましたが、新入社員と組んだルイジそっくり似の同僚は、夢うつつで自分がいったい何の作業をしていたのか覚えていないと申しておりました。

救助訓練とはいえ、すっかり汗ばんだ大人の男性の首筋に触れて脈をはかったり手を握るなんてえのはいったい何年ぶりなのでしょうか?はたまた生まれて初めてのことなのでしょうか?

次回は、ぜひフォークダンスの講習会を開いてもらいたいものです。

2011年7月13日水曜日

みみずのとむらい

今年は早く上がってしまいましたが、梅雨の時期、海が近いせいかあたしの職場周辺は、一層湿気っぽいです。

人間は苦手な、そんな気候になりますってえと、すっかり上機嫌になってうかれて踊りだしちゃうのが、ミミズたちでして。
ここしばらく、歩道のありとあらゆるところで、みみずの無残な姿が見られます。

「お!雨だ雨だ! てやんでえ、こちとら江戸前のみみずだぞ。よっし、いっそ中へくりだして彼女作っちゃお!」
「だからおめえはバカだっていわれんだよ。おめえが彼女じゃねえか」
「あ!そっか!!おれ婚活しなくていいんだ。ラッキー」

なんて調子でね。ついつい土から出てきて歩道にまで繰り出して迷子になっちゃう。

とういわけで、そこら中で、「みみずのとむらい」が行われています。
この儀式のつらいところは参列者もみなそのまま、バタバタと倒れ干からびていくところでして。なんでわざわざ土の中から出てくるのだろう。
なんて気の毒に思います。土の中でせっせと栄養つくってればよいのに。

去年はどうだったかなぁ。facebookで思わずつぶやいたところ、「朝は動いていましたよ」なんてコメントがあったので雨が降った夜の間に踊りでてきちゃうのでしょうね。

さて、古風な言い回し「とむらい」といいますと思い出すのが、金子みすゞの「大漁」ですな。
NHKの『にほんごであそぼ』でも扱われていたのでおなじみかと思いますが、ご存じない方のために掲載しようと思ったら著作権の扱いがなんだかややこしいことになってるそうで、部分引用にとどめます。ご自分でGoogってください。

イワシ漁が大漁で喜びに湧く人々。
…、浜辺はまるでお祭りのようににぎやかだけど、方や、『海の中では何万のいわしのとむらいするだろう』

あたしは「山ちゃん」の手羽先食べる度に心なかで「ごめんね」とつぶやいています。

2011年7月11日月曜日

飲食店のクライテリア

あたしは、食べ物の話題をほとんど書いていませんが。
食べるのはもちろんあたしも生物なので好きなのですが、なじみの店はなるべく人に教えたくないですしね。

Facebookで食べ物の写真よく載せてますね。
ワインのボトルの写真もよく載せますな。あれなんなんでしょう。

情報探している人には便利なのかもですが、食通の国みたいでね。
しまいにはワインボトルの写真みるだけでおなか一杯になります。

あたしの好きな飲食店の原則(評価基準)を書いておきます。

・あいさつの声が生き生きしている
・店主の目が行き届く広さ
・客から調理している様子が見える
・注文を忘れない
・無駄口や能書きを並べない
・店員同志がおしゃべりをしない
・馴染みの客にこれみよがしな贔屓をしない
・店のルールが明快(例:水のセルフサービスなどがわかりやすい。ランチサービスの仕組みが複雑でない。など)
・頑固でも傲岸不遜ではない(子供が来ようが、女性客が残そうがたんたんと運営)

大好きなラーメン店の話です。
店主は、注文をすべて口頭で暗記します。覚えた注文の精算金額も諳んじています。

あるとき、食事を終えた客が店員に声をかけました。店員が金額を告げたので客が支払いました。
ラーメンの仕込みをしていた店主が店員をジロっと見ると、すかさず「金額違うよ!」といって店員の手から100円玉を取って、ニコっと客にお金を戻しました。ステキでした。

この店主の記憶の秘密ですが、注文を受けるときに一瞬、ジっと客を見つめます。
このアクションでビジュアルに客と注文と値段をリンクさせるのだと思います。
ある種の直観像記憶の持ち主なのだと信じています。

2011年6月25日土曜日

パワーポイント病

今年の5月29日のGIZMODEの記事で「PowerPointスライド世界ワースト作品...」というのがありました。

たしかに講演会などにでかけると、なんだこれはっ!!ってなスライドにお目にかかることありますよね。
ただ、あたしがこの記事で気に入ったのは書き出しのひとこと。

『パワポのスライドって全部ワーストいけちゃいそうな気もしますが、……』

あはは。どこかの学会ではパワポによるプレゼンを禁止したって話を聞いたことがあります。

あたしもパワポは、うさん臭くて好きじゃないです。特に、エージェンシーがつくるタイプのA4横書き、能書きやもっともらしいチャートがやたらと多いタイプ。さっさと、云いたいことを書けといいたくなりますな。あらまし、目的、条件、工程、金額。

あたしが出会った企画書でもっとも酷いなと思った文面をメモにとってありましたので原案に手を加えて紹介します。

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ローリスクで資源のマルチユースを実現する企業間コラボレーションを活用した新しいコンテンツビジネスのバリューを創造します。
外部の有力ベンチャーをコアにした展開を目指します。
プロジェクトの立ち上げは、LLP(有限責任事業組合)を設置、有力ファンドを通じた資本参加による実質的な運営をグリップして利益を確保します。
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2011年6月23日木曜日

1000ペグ

数字の暗記の基本となるのが、100種類の語呂合わせで作られたペグ(杭)というものだというのは前に書きましたが。
七田の教材には、1000ペグという教材があります。

こちらは、1番から1000番まで全部が異なる絵になっていまして、語呂合わせではなくてランダムに並んでいる1000個の絵に突拍子もないストーリーをあてはめてイメージで暗記していきます。

そいつは覚えるのが大変そうだ!
と思われるかと思いますが、あにはからんや円周率を1000桁まで覚えるのに比べるとグっと簡単でした。
なぜなら円周率は限られた数(100個)の絵の組み合わせで数字を暗唱するので同じイメージが繰り返し登場します。ややもするととっちらかってしまいます。

一方、1000ペグの方は同じ絵が一枚もないのでイメージさえ脳ミソに定着してしまえば覚えるのは意外と楽です。で、これまた何の役にたつのだ?と思いますな。

でも、円周率よりは実用的に活用できると思います。そもそも「ペグ」という名前がついているとおり1000個を順番も含め完全に覚えてしまえば、こんどは1000種類のアイテムと記憶を関連づけることが可能になるからです。

とはいいましたが、あたしはまだ437番目は何?と聞かれてすっとは答えが出てきません。
集中して訓練すれば達成可能だと思いますので、いずれやってみようと思っています。

しかし1000枚のイラストを描いたイラストレーターも仕事とはいえ立派だと思いました。

モラクセラ菌

少し前に、焼きとん屋さんの「金魚のジョッキ」の話を書きましたが、数日前の記事に、「花王と愛知学院大学の河村好章教授は洗濯物を部屋干しした際などに生じやすい、ぞうきんのような臭いの原因菌を突き止めた。モラクセラ菌と呼ばれ、……」とありました。

すごい発見!!と言いたいところですが、これまで不明だったのかよ!というのがオドロキ。

世の中には未解決の事件がいくらでもあるということがわかりますね。

これで、金魚のジョッキ問題も解決か!とも思いましたが、ぞうきんとは明らかにニオイが違いますよね。


さらなる研究成果を待つしかないですね。

2011年6月22日水曜日

マーケットプレースのできごと

アマゾンで中古のCDを注文した時の話。

本にしろ、CDにしろ「中古」の扱いはアマゾン当人ではなくて、「出品者」がアマゾンの決済システムを介して商売をする仕組みです。
(追記:当時は、アマゾンが販売代行をする仕組みはまだありませんでした。2024/05/23)
値段はまちまちで、ま、買い手の市場、ブツの市場性で上がったり下がったりします。

アマゾンは、日本登場以来愛用してまして、マーケットプレースという中古ショップも長年使ってます。(追記:当時は、新品を売る店はほとんどなく、いわゆる古本を扱うというイメージでした)

必要だったCDを出品者の中から一番安いものをテキトーに選びました。
どの出品者の値段もま、そこそこ近いところだったのですが、ま、わざわざ高いものを買うこともないだろうとことで。

商品を発注して数時間後。出品者から「配送方法」の変更連絡メールがいきなり来ました。はじめてのことです。
要するに、納品期限が伸びたのですね。
これまですべての中古ショップの出品者の方々からはふつう、納期は関係なく最速で納品があります。競争ですから。

なんだ?これ?と思って事前にチェックしなかった購買者による「店の評価」を開いたところビックリ。★一つ(最低)が山のようにある。

要するに品物が届かない。文句を入れるといいわけがおおくて結局来ない。みたいな。

さて、それからですよ。こないわけです。ひと月近く。といってもアマゾンが定めた公式の納期そのものは、たしかにひと月くらいなんですよね。
おんなじメにあったほかの購買者の評価をみるとアマゾンには、「クレーム申請」というのがあって発注したのに納品がなかった場合、補償してくれるシステムがあるんですね。もちろん審査がありますが。

私も、他の「被害者」と同じく「こいつは、送る気がないな」と踏んで公式納期を一日過ぎたところで「クレーム処理」を行いました。
するとどうでしょう?これまで梨のつぶてだった相手から、「クレームを取り下げてほしい」という連絡が電光石火入ったのです。
要するにクレーム処理が正式に進むと出品資格がなくなるらしいのです。

この「出品者」いわく、その会社は本社が米国にあって米国で商品を調達して日本に送るので時間がかかる。今回は品物が途中で紛失してしまったようだ。と───。
ま、個人輸入系の業者さんもいくつか使ったことがありますが、んなこたないですよね。
多少は時間かかりますが来ます。

アマゾンコムに、アッテルベリの交響曲を注文したときなんぞ、納品が遅れるたびにこまめにキャンセルするか引き続き待つか連絡がきましたし。

で結局、クレーム申請を取り下げてもらったら先方で返金処理をするというので取り下げ。一応解決しました。

以下は、あたしの推測ですが───。

この出品者は、日本にいる個人である。
手元にない商品を「ある」と称し中古ショップに商品を掲載する。値段は、市場価格より若干高めにし、利ザヤを稼ぐ。オーダーが来てから商品を探すわけですから時間がかかるにきまってる。
見つからない場合、あるいは市場価格が想定より高くなっていた場合放置する。
客がクレームつけた時は「本国」のせいにして返金するが、あわよくば、注文者が放置してしまった場合は「真水の利益」をせしめようとしている。

てなところでしょうか?

この怪しい業者の件が片付いたところで。再度、目的のCDを探しなおました。

あらためて別の出品者をみたところ!!!
前に注文した時に比べ軒並みプライスが倍くらいになっている!!(2000円が7000円くらいになってる。これでは買えませんな。コレクターじゃあるままいし)

むむむ。陰謀の香りがするぞ。
怪しい業者がアカウントをいくつももっていて、あるいは談合ネットワークが形成されていて市場価格を作り出している?とか?

Adsenseなどのネット広告の出稿管理を行うツールが開発されてるくらいだから中古市場、ネットオークションを横断して管理する仕組みくらい開発してるやつがいてもおかしくないですよね。

2011年6月21日火曜日

演奏録音とゲインミュージックスクール

自分の演奏を録音したものを聴きますと、その下手さに感動(笑)

本や先生のアドバイスによると、このヘタな音を聴くのが良いのだそうです。現実を知るということなのでしょうか?ま、これから自分が追及していく音にどれくらい近づけるのか客観的に知るということなのだと思います。

それでも練習はするもので録音されたハーモニカの音(曲じゃないですよ)を聴くと音質が前にくらべ確かに豊かになっています。多少はサマになってきたというか。

一方、ギターですが。ギターは、最近、「ゲインミュージックスクール」という通信教育の「ブルースギターマスターコース」というのを購入しました。
いきなりマスターコースですからね。無茶かと思います。初心者用のコースを一旦やってからマスターコースというのも考えたのですが、老い先短いので目的のブルースにいきなり行こうと。

全部で12巻。1巻でひと月の勘定で一年コースですが、あたしは大人買いで、まとめて12冊分購入しちゃいました。
ところが1巻目の初めの課題曲がクラプトンの「I'm tore down」ですから。2曲目はB.B.キングですよ。まじかよって感じです。

ところで、このゲインミュージックスクールの教材は市井の教則本と比べ非常によくできています。
ネットにあまり情報が出ていないので詳しく書きますと。

・すべての曲がフルバージョンで掲載。権利処理を施してあり楽曲をスクール・オリジナルの歌手、ミュージシャンでほぼ完全コピーした状態になっている。
・CDの曲の「頭出し」編集が工夫されているので頭出ししやすい。
・課題曲の部分練習を重ねていくうちに楽曲全体を学習できるようになっている。
(通常の教本ですと、いつどこでどのように使っていいのかわからない抽象化されたフレーズ練習だったりするのでモチベーションが弱くなるんですね)
・伴奏がついている部分練習もあって盛り上がる。(部分練習を二つ三つ積み重ねると、これがまとまって一個の伴奏付き部分練習になりまして、これが盛り上がる)
・もちろん、ギターレスカラオケもある。
・部分練習をはじめ、とにかくすべての楽譜に、ストローク記号、左手の指記号、ドレミ符号がついている。
特に左手の指記号とドレミはあたしのような初心者にとっては非常に大切です。一般の教則本では一部しか記されていません。
左手の指がわかると手の位置移動が判明するので演奏の手掛かりになります。たぶんベテランには不要なのでしょうが。
またドレミは、相対音感を身に着けるための基礎なので非常に助かります。
・薄くて開きやすい。

ま、そんなわけで伴奏にあわせて弾くわけなのでとても楽しいのですが、昨夜、ふと魔がさして自分のギター音だけを録音してみたのですよ。いやぁ聴くも無残。どの音の粒も力みすぎてとてもじゃないが音楽になってない。オソロシイしろものでした。

精進をつづける励みになるのか?絶望するだけか?

2011年6月16日木曜日

アドレナリンA

「アドレナリン」の話題が結構好評だったので。って誰に?

ビタミン剤で「アドレナリンA」ってのはどうだ?とか。
「だんな、おでこからアドレナリンが出てますぜ」
「お、これは失敬」
なんて言って手拭いでふく。<<汗かよ!

てなコント考えたりと。
きっとあのexプリンスも、

exプリンス「うーむ。エンドルフィンってなんだ?」
手下「新曲、エンドルフィン作る機械ってタイトルで行きましょうぜ」

なんて想像したり。

「ほかにもみんな名前はしってる古典的化学用語ってあるよ。たとえば、ストリキニーネ」
「ほほう。推理小説に必ず出てくるやつね? 日本の小説だとトリカブトだよね」

これら人気「商品」は、みな「音感」がいいですよね。
ストリキニーネなんて、いかにも毒性が強そうな頼りがいのある響きだし。
ピラニアとかタランチュラとかの言葉仲間ですな。
カラシニコフとかラングレーとか・・・。

こうした「単語」をなんと総称するか?

三文小説用専門用語?───ちょっと長いなぁ。

2011年6月12日日曜日

知ってるけど知らないものども

先日、とある社外の会議でメンバー待ちをしてますと、主催者が登場。

出席者の一人に、これこれ。といってなにやら黒い箱を見せている。
なんだ?なんだ?と思ったらこれが噂の「線量計」───俗にガイガーカウンターというやつですな。

で、このガイガーカウンターってのは、実に子供のころからその名前を知ってます。
おもに、マンガやSF映画などでしょっちゅう登場していましたから。

隕石が空から降ってきまして調査団が近づくと、ガイガーカウンターが「ガーガー」なる。ってやつ。
まさか、そんなものを一般の人間が使うハメになるとは。

子供のころ知っていた機械で態様が変わらないものってそりゃたくさんありますよね。
時計とか。鉛筆削りとか。形は変わってきたけどテレビや洗濯機なども「抽象化」したスタイルは変化がない。

逆にほとんど見かけなくなってしまったもの。8トラックの音楽カセットとか。近くはMDカセットとか。
まったく変わってしまった電話とかね。

でも、ガイガーカウンターなんてそもそも見たことなかったもの。本当にあったんだ。というのが正直なところ。

このテの見たことないけどよく知っている横文字科学(化学)単語ってありますよね?

ハードボイルド小説でよく出てくる「アドレナリン」。あれなんだ? 
主人公が自分のアドレナリンを自覚する表現があるけど、ほんとか?
汗ならわかるけど、テキトーにほかの小説家の文章を間にうけて書いてるだけじゃあないのか?

子供のころから知っている薬品で「クロロホルム」。これも名前知ってるだけ。悪者が人を誘拐する場面ではハンカチに含ませて口にガバっとかぶせると気絶しちゃう。

2011年6月9日木曜日

上手になる秘訣を教えてくれたよ

Adam Gussowレッスンの#25くらいに闇夜で語る回があって、「どうやったら上手になるのか?」がテーマになっています。
抄訳しますと。

・いいハーモニカを使うこと
・いい曲を聴くこと。(本編では有名プレーヤを数多く挙げています)
※サックスプレーヤーの音楽も参考になるというのがタメになりました。
・大きな音をのびのび出せる練習場所を作ること
※本編ではshed、denという言い方をしていました。場所がない日本ではカラオケや自家用車ということになりましょうか
・夢中になること
※本編ではobsession、「とり憑かれる」という表現でした。

こうして上手になったら、いよいよshed(小屋)から飛び出す時がくる。そうです。

セッションに参加しよう。ということなのですが、アメリカではブルースハーモニカ専用の合宿があるんですね。(http://www.gindick.com/)
きりばやしひろきさん主催の楽器挫折者合宿に雰囲気が似ています。

Gindickさんのサイトを実際に見てみました。宿泊費は別途で5日間で10万円くらい。
日本からは遠いですが、楽しそうでした。

2011年6月8日水曜日

練習量

現時点で、あたしはハーモニカが下手です。いつか上手になるかもしれませんので今の練習模様を記録しておきます。

2009年の11月1日に、御茶ノ水でメジャーボーイを買ってから、練習できる時は大体1時間/日はしていると思います。旅行にいったりお酒を飲む日は練習できないので平均化するともっと少ないかもしれません。

iPodに練習用のプレイリストを作って練習します。
最近は、スロウプレイ用のアプリを購入して活用しています。定番は、「mimiCopy」というアプリらしいですが音楽ファイルを別領域にコピーするのが面倒で「slowPlayer」というソフトを使っています。挙動がいまひとつ信頼できないのですが、フレーズを保存できたりエキスポートできるので非常に便利です。

動画をスロー再生するアプリ「SpeedUpTV」も適宜使っています。

今年に入って先生に習い始めてからはプレッシャーがあるので練習量はグっと増えていると思います。

朝、出勤前に30分。できるときは昼休みに30分。帰宅前に1時間。こんな感じです。
あまり夢中になって飽きる自分が怖いので細く続けたいと思いますが、楽器なんてまったくできなかったのに音楽が身体に入っていく感じがうれしくてハマっています。

その点、ギターはダメダメです。
一日長く取れても1時間くらいかなぁ。基礎練習だけで集中力途切れるし。

『三字経』と『十二国記』

三字経』って聞いたことありますか?
あたしは、ついこないだまで見たことも聞いたこともありませんでした。

経がついてますが、いわゆる「お経」ではありません。中国の小学校の教科書?だそうで「宋」の時代に作られたものだそうです。

四十四編の短い詩の形式になってまして全部を覚えると勉強や道徳、そして歴史の概要を覚えられます。
これによると、小学生は、まず「小学」を終わると「論語」、「孟子」、「中庸」そして「大学」を学び、次に「易」と「書」を勉強するのだそうです。

興味深いのは「易」。
これを読むと「易」には三つ種類があるそうで、その内二つの易は「失われ」てしまった。と言われていました。
ところが数年前、失われた二つの内ひとつ「帰蔵(きぞう)」という易が発見されたらしいです。興奮しますね。しないか・・・。

途中で家畜の種類について述べている下りがあります。


家で飼う動物は六種類「馬・牛・羊・鶏・犬・豚」で、六畜(りくちく)と呼ばれていまして「ばぎゅうようけいけんし」と諳んじます。

小野不由美著『十二国記』は、中国に似た異国を描いたSF長編ですが、この家畜についての記述があります。
小説の設定では、この六畜の概念を拡大するのですが三字経を知っていると味わいが深いです。

三字経四十四編をそらんじると約五分かかりますが、たったこれだけで国の歴史をたどれるのだから凄い。
日本版三字経、だれか作ってくれないかしら。子供の学力上がるかも。


関連記事こちら

ひみつ ~下ネタあり注意~

先日、社内で財布を落としまして。

上着を脱いだのがいけなかったのですね。
すぐに無くしたのに気付いたのと場所も見当がついたので事なきを得たのですが。

拾ってくれた人は、財布が誰のものか調べねばならないので中を一応あらためますな。
実は、中に「ペッパーランチ」のドリンク券が入ってまして。これがなんか決まり悪い。

ところで「ペッパーランチ」のドリンク只券てのは、一種の永久機関でして初回訪問時にもらうと次回以降、毎回もらえるので財布の中には常に一枚あるのです。共棲関係となります。

まぁ、他に見られて困るものはなかったのでまぁよいのですが、人にはだれしも秘密ってものがあるもので───。

昔々亭桃太郎師匠の枕に必ず出てくるのが、「下着泥棒」の話。
(追記2026/1/11:先日、亡くなられました。ご冥福を祈ります)

「こいつは!下着泥棒だ!!!」ってんで捕まえてみたら家の亭主が洗濯物取り込んでいただけだっていう。何百回聞いても笑っちゃいますが。(その前に、奥さんの下着と自分の下着が洗濯機で混ざるのがイヤだというネタも定番です)

幸い、自分はそのテの嗜好がないのでよかったですが、下着ドロで捕まったら面目ないでしょうな。世間に。
たまに捕まって新聞にのりますな。もう正月の親戚の集まりには顔だせないですよね。

この下着ドロ。外国にもいるのでしょうか?そういえば聞いたことありませんね。洗濯物が取れるところに干さないので環境がないというのもあるかもしれませんが。

もっと居なそうなのが、女の下着ドロね。
しかし色んな人がいますからね。ひょっとするとね。

そんな女性がドロで捕まったりしたら、これはたまりませんよ。
決まり悪いどころの話じゃあない。
想像するだけで恐ろしいですな。

2011年6月7日火曜日

パッカーリング

ハモニカの教則本では、演奏の仕方に「パッカーリング」と「タングブロック」の両方があって、たいてい「この本ではパッカーリングについて説明しています」なんて書いてあります。
ハーモニカというと普通に吹き吸いすると思っていたので、まさか舌で要らない穴をふさいで演奏する(タングブロック)なんて方法があるなんてまったく知りませんでした。

いずれ詳しく書こうと思ってますが、課題に選んだ楽曲のデモ演奏を探しているうちに、Adam Gussowの映像レッスンに行きつきました。彼のビデオは何度かつまみぐい的に見たことがあるのですが、集中してみたのは初めてでして、雑談も非常に勉強になります。

で、わかったのですがタング・ブロックは、英語でもtongue block。でもパッカーリングは、lip pursing(リップ・パーシング)って言うんですね。唇をサイフの口のようにするからなのだと思います。
彼は、とても早口ですが発音がはっきりしているので英語の学習にもいいと思います。

追記)その後、他の英語動画などを見ているとパッカリングという言葉が主流のようですね。アダム・ガッソウの造語なのかも?

2011年6月6日月曜日

Don’t eat yellow snow.

あたしが好きな他人の座右の銘は、同期入社、Yさんの「そのばしのぎ」ってやつでして。Yさんは、この銘に従う生き方においてブレがまったくありませんでした。
首尾一貫、最後まで、そのばしのぎでしのぎきりました。

英語ではなんというのでしょうか?Get byくらいしか思いつきませんが、「そのばしのぎ」のような香ばしいニュアンスは感じられませんな。

そうそう、でスタッフへ贈る言葉であたしが何を書いたかと言いますと、

Don't eat yellow snow.

慎重に生きていこう(笑)

とは、真っ赤なウソで、昔「Saturday Night Live」のレギュラーだったビル・マーレイがコントで言った名言であります。

2011年6月2日木曜日

語尾のちいさい「エ」

本当に何年も前のことですが、えのきどいちろうさんが「語尾のちいさいイ」について書いた新聞のコラムがありました。

「最近、高校生など若い女性の言葉を聞いていると、フレーズの最後に小さい”イ”とも”エ”ともつかない音が入るようになった。たとえば、携帯電話で”もしもし”と呼びかけるとき、”もしもしィェ”のように聞こえるのだ。これは彼女らの”孤独”の現れではないだろうか?」

といった内容でした。

語尾の小さいエ現象は、あたしもかねがねから気になっていたので、つい新聞読みながら、えのきど先生、本当はこうなんですよ。と独り言が出てしまいました。

”もしもしェ”以外で典型的なのが食べ物を旨い!というときに出る”おいしいェ”。 テレビでも、よく耳にするでしょ?
注意深く聞き取りますと「おいすゥいェ」という発音になっています。

あたしの説はですね。ずばり! 関東&東北アクセントです。
この語尾感は、北関東のアクセントにとてもよく似ています。

埼京線に代表される交通が便利になって近距離各県から気軽に渋谷などの盛り場に出てこられるようになったので、言葉の混じり具合が進んだのでは?と思っています。

特に渋谷あたりは、町の風情が荒れだしてから地場の人があまり行かなくなって、たまにでかける地場連中が外来の言葉を吸収していったと考えています。

あたしたちもうつってしまったので使ってしまいますが語尾上がりの言葉についてもいろいろ言われていますよね。
「ジャァージ↑」、「デザイナァー↑」、「モデル↑」はモロに北関東アクセントが定着したのだと思います。

なので「孤独」なんじゃないですよ。たぶん。

追記2026/1/11:そういえば、この小さい”ェ”最近聞かなくなりました。いっときの流行だったのかもしれません。

2011年5月30日月曜日

続・好みの声

会議やミーティングでうたたねする人っているでしょ?
ステキですよね。

先日、とある社外のそれも結構重要な会議で堂々と寝ている、関係各社の代表がいる中て猛者だと思いました。
あたしはMCの正面だったので瞬きすらできませんで、きつかったです。

年のいったサラリーマンなんかが会議でうつらうつらするのを見ると、やさぐれ感がイーハン上がりまして一瞬、ここが会議室ではなくて新木場の居酒屋だったのでは?と思うことありです。

その点、あたしの上司なんて大したもんです。会議で眠そうにしたところを見たことがありません。

偉そうに書いている自分はどうなのか?
基本的には寝ませんが、「好みの声」の人がしゃべってると辛抱たまらなくなる時があります。

MNさんという人が進行する会議はたまりません。
眠らないやつはゆるせん!というくらいの単調さとマイルドな声質で他者の追随を許さない。
あ~、以前のように彼の進行する会議に出たい。

また、月に一回部門内で予算の報告会みたいなのがあるのですが、そこで発表するとある最近であった管理職。彼女の声は大好きです。数字を語るリズムのミニマルさがまるで子守唄です。

「頭うつばりにかけ、錐(きり)ももを刺す」くらいでないと目を開けてられなくなりそうです。

2011年5月26日木曜日

好みの声

先だっては、長い間、香りというか匂いの話を続けました。

そんな話を先日、知り合いの若い女性に話したところ、「あたしは実家の排水口の匂いでリラックスします」と来まして、上には上がいるものだと思いました。

さて、今日は声の話。声にも好みが、ありますな。

こんどは男性(実はま、そこそこの著名人)との会話。その男性がある女性を可愛いと思うと、いうわけです。ま、自由ですから。

もちろんあたしも異論はありませんが、実はその女性の声、その人が昔好きだった人(かなり著名人)にそっくりなんですな。傷をえぐると気の毒なので指摘しませんでしたけど。

好きになっちゃえば、相手の声もファッションもクセまでも、みな好きになるのかもしれませんが、先にそうした部品やらパラメーターが「好き」の感情を引き起こしているのかもしれないし。

ひじょ~~に細かい話ですが、「いきものがかり」の「かげぼうし」という歌のサビの部分でヴォーカルの女性が声をわ~~んと伸ばすんですな。

で、最後にちょっとだけカスれる。このカスれであたしは萌えますな。シェリル・クロウの声も良いです。松田聖子も上手にカスれさせますな。

このネタ少しだけ続きます。

2011年5月24日火曜日

『浅草紅団』

吉原の話が出たので、場所を浅草に移します。

表題の『浅草紅団』。
川端康成の小説です。

あたしは、中公文庫から出ているものを図書館で借りて読みました。ながらく絶版だったようですが最近復刊しているようです。

浅草で暮らす人々の人間模様を描いた青春小説。といってしまえば身もふたもないですが、永井荷風の「墨東奇譚」(”ぼく”は、さんずいに墨)、高見順の「如何なる星の下に」とならぶダウンタウン文学の最高峰のひとつです。

「紅」に限らず、「墨東」も「如何なる」も今は書店では手に入りずらい作品になってしまいました。
大正期の大衆小説が失われつつあるような気がして残念です。

「紅団」は新聞の連載小説だったそうです。読めば、さすがノーベル賞。素晴らしいフレーズがてんこもりです。

「浅草は東京の心臓。」
「浅草は、人間の市場。」
「……私はなんて可哀相な女でしょうって、いいえ、いいの。それね、男ってなんていいものでしょうというのと、私には同じことなの」


しびれますね~鳥肌ものです。
引用続けますよ。

「恋をしていると、夜涙が出るものよ。別れると、朝涙が出るものよ。この朝の涙が出なくなれば、まず女として一人前だわ。」

参った。
次の引用は長いです。

「私は浅草に生まれも育ちもせぬ。故郷という言葉の意味がちがう。だが、1日に20万も70万も浅草公園に流れ込んでくる人達のうちには、ここを故郷ならぬ故郷と思う人間がどんなに多いことか。失業者や家出人や犯罪者は、なぜ必ず浅草に足を向けるのか。自分というものをその中に隠したり、忘れたりするのに、一番具合いい雑沓が、なぜここにあるか。一口にいえば、浅草公園は恵まれぬ大衆がここに棄てる、生活の重みと苦しみとがもうもうと渦巻いて、虚無の静けさに淀み、だから、どんなにぎやかな騒ぎも寂しく聞え、どんな喜びも悲しげに見え、どんな新しさも古ぼけて現れるのだ。

加賀まりこの自伝『とんがって本気』の中に、川端康成との対談のくだりがあります。

ノーベルのくせに、加賀まりこに向かって、スカートをもう少し上にあげれば?というとんでもないセクハラを言ったのだそうです。
でも、加賀さんもすごくて、そんな川端翁に官能を感じてしまったのだそうです。
文学者ですもの、おそらく相対する女性の、その場のココロの具合を巧みに察することができるのでしょうね。
でなければ、上に引用したような台詞は思いつかないでしょう。

長文の引用の最後に「浅草が古びている」と書いてありますが、この小説がかかれたのは昭和初期です。その頃から古びていたというのが深いです。

ずっとふるめかしいからこそ浅草なのでしょう。

2011年5月23日月曜日

吉原

ブログサービスには、必ず「アクセス解析機能」がついています。

で、アクセスは検索サイトでひっかかるかどうか?どれだけ検索されるか?というのが肝なわけですが、今日のような表題にしますと、あからさまにアクセスが上がります(笑)。

この地域近辺の名称なども適宜入れておくとまた隠し味が効いてきます───「見返り柳」、とかね。

検索したあげくこのブログ記事を開いて舌打ちしている人も多いのではないかと推察します。

さて、本題は、オススメの本の話。

吉原はこんな所でございました』(福田利子著)


この本は、非常に有名なので説明はいらないかもしれません。

ハトバスの東京観光でも立ち寄っていた松葉屋の女将だった福田利子さんの昔話を聞き書きしたもので、昔の人々の暮らしがていねいに描かれています。

一時期、絶版になってまして手に入らなかったのですが再度検索してみると文庫本が復活しているようです。

2011年5月19日木曜日

暗唱、付録のCD

百人一首の暗唱用テキストは、「奇跡の百人一首」ですが、「音」としても耳に入れておきたいので音源を別途用意しました。

といっても、もともと何故か?持っていたカルタの百人一首に付属していたCDをiPodに入れて利用しましていました、ただ読み方がゆっくりして日が暮れちゃう。下の句を二回読むし。

なんかいい素材はないだろうか?と思っていたところ、例の七田式から新作の「百人一首」のテキストが発売になりました。
こちらは暗唱用に作られたものなのできびきびしてますよ。しかも音源が子供の朗読ですから耳に残りやすい。同じ、七田のCDでも大人のプロが読んだものは、はっきり言ってイマイチです。上手すぎるというか印象が薄いんですな。(七田の「暗唱 達人編」も子供の朗読でして、出来が素晴らしいです)

ひとつだけ欠点は、「曲」が四首ずつの区切りになってまして自分が脳みそにいれた五つ区切りと、どうも間尺が合わない。でもたまに流して耳で復習をすることにしています。

追記)「百人一首」教材の扱いについて追記しました

2011年5月18日水曜日

暗唱ネタ「百人一首」好みの歌、イヤな歌

あたしの場合、百人一首自体は趣味ではなく暗唱の対象であって無意味な?暗唱そのものが趣味なわけです。(笑)
ですが、暗唱しますとだんだんと詳しくなりまして、やはり好みの歌というのが出てきます。
たとえば、嫌いな(笑)歌をあげてみますと

○小倉山峯のもみぢ葉心あらば 今ひとたびのみゆき待たなむ(貞信公)

詠まれたいきさつなどを調べるといろいろあるようですが、”ヒラメ”っぽい内容がとにかく鼻につく。
と勝手に思い込んでおります。

※ヒラメっていうのは、故横澤彪さん発明の言葉でしてサラリーマンで上ばかりみている追従者をいいます。

一番好きなのは、祐子内親王家紀伊(ゆうしないしんのうけのきい) というお嬢さん(たぶん)の、

○音にきく 高師の浜の あだ波は かけじや袖の 濡れもこそすれ

ま、恋心の歌なのですが、とにかくリズム感がよくて耳に残る。
それと短歌に限らず「時空、時のうつろい」について詠ったものが好きなので、たとえば、

○み吉野の山の秋風さ夜ふけてふるさと寒く衣うつなり(参議雅経)

なぞは、お気に入りです。「衣うつ」ってなんだ?ってとこですが、きっと打ってるのだろうと(笑)
なんだかしらないが叩いているのでしょう。きっと秋の夕暮、カーン、カーンという音が里に響いているんですよ。ホっとしますよね。

それに引き替え、

○おほけなくうき世の民におほふかなわがたつ杣(そま)に墨染の袖(前大僧正慈円)

坊主のくせになんだか俗っぽいなぁといやになっちゃいます(笑)
解釈知りませんから勝手な解釈ですよ。
ちなみに、墨染めの袖というのはお坊さんの着物のことなのですが、家の近所の植物園で「墨染め」という桜があることを知りました。
で、あたしのイメージは油ぎった坊さんが「墨染め」満開の丘の上にすっくと立ち、世の中を眺めている。花びらがダァ~~~っと雪のように舞っている。
こんなイメージです。

クリスティーナの世界

誰も聞いてないよ、なんて言われそうですが、あたしがこの世で一番好きな絵は、アンドリュー・ワイエスの「クリスティーナの世界」であります。

70年代に建築家、ロバート・ヴェンチューリの著書ですっかりおなじみになった絵です。
アメリカ人にとっての「家」の原風景なのだろうと思いますが、日本人のあたしが見ても、とにかく懐かしい。

何年も行っていませんがニューヨークに行く機会があると必ずMoMAで展示されている、この絵を見に行くことにしています。

さて、昔の話。画集「クリスティーナの世界」という図書がありまして、とうの昔に絶版になっています。しかたないので図書館で借りては返しの繰り返しをしていましたが、しまいにはどうしてもほしくなりました。

神田の古書店街を歩いても見つかるべくもなく、結局アマゾンの中古本で発見。原書版を手に入れることができました。この時ほどアマゾンが便利だと思ったことはありません。

ワイエスの描く空間には人の世のあまねくうつろいが凝縮されています。
カーテンの皺のひとつひとつに、置き捨てられたバケツの影に、胸がしめつけられるような感動を覚えます。

無名に生まれて無名に育ち、無名のまま死んでいく美しさ。
ワイエスが描いたオルソン姉弟はワイエスのせいで結局無名のままの人生では済まされなくなってしまいます。

でも、「クリスティーナの世界」で記されているワイエス一家との交流の様子をみると、彼らはあくまでも謙虚で誇り高い。
アメニモマケズ。

手に入れた画集は日本円で二万円。ちょっとした値段ですが、出費にみあう充足感。

2011年5月16日月曜日

暗証のグルーヴ感

百人一首の高速暗証でノリ切れないのは、おそらくネタのリズムの問題だと思います。もちろん一首一首はどれもノリがいいのですが、細切れなので「グルーヴ感」がない。
もしかすると作者の名前も一緒に暗証するのがリズム感を阻害しているのかもしれません。

暗証のグルーヴ感でいいますと。
たとえば、平家物語のような古文系の短文は非常にノリがよいです。
あ、教科書は、七田の『暗唱文集』を使います。詳しくはいずれ。

近代の小説はやはり古文に比べるとリズム感が若干落ちますが、ひとつだけ中島敦の「山月記」だけは、別格。
暗証するなら山月記。山月記といえば暗証。
くちずさんでいるだけで文章の風格にしびれちゃいます。できれば「発狂して」家を飛び出す場面まで覚えたいところですが、ちょっとだけ手前でストップしています。

追記)七田の教材について追記しました。(2013/1/22)

赤いネコ(2)

赤いネコ』は、アトムのエピソードの中でも一風変わっています。

マンガの導入部とエピローグの部分に「ヒゲオヤジ」が登場して読者に武蔵野の自然について語りかけます。

大切な武蔵野の自然が失われつつあるなぁ。という独白なのですが、ここで国木田独歩の『武蔵野』を引用しています。

のんびりと武蔵野を歩くヒゲオヤジの姿は小学生だった自分でも逍遥を誘われるエピソードで忘れられません。

ところで国木田独歩の語る武蔵野は「渋谷」近辺だったりするので現在は完全に自然は崩壊しちゃってますな。

もし今、武蔵野の面影が残っているとすれば埼玉の平林寺近辺~野火止~清瀬エリア。南に下りましてそれこそ現武蔵野市ってところでしょうか。
東京にはもう武蔵野は残ってませんな。(武蔵野市も一応東京ですが)

「赤いネコ」では、ヒゲオヤジが読者の子供を想定して原文をかみくだいて話してくれてますが、下記は原文のママ引用します。

武蔵野に散歩する人は、道に迷うことを苦にしてはならない。どの路でも足の向く方ゆけば必ず其処に見るべく、聞くべく、感ずべき獲物がある。(中略)
されば君若し、一の小径を往き、忽ち三条に分かる処に出たなら困るに及ばない。君の杖を立ててその倒れた方に往きたまえ。或はその路が君を小さな林に導く。林の中ごろに到て又た二つに分かれたら、その小さな路を撰んで見たまえ。あるいはその路が君を妙な処に導く。

その後、あたしは、ヒゲオヤジの薦めに従い「武蔵野」を読んだわけでして。マンガなんて読んではいかんなんて昔から言われてましたが、よい影響もたくさんあったのですよ。



2011年5月12日木曜日

赤いネコ(1)

学生時代、学校に要請がきてNHKの番組に呼ばれました。
内容は、手塚治虫を囲んでマンガについて語り合うみたいな内容だったと思います。

収録が終わって手塚治虫とスタジオの片隅で二人で話すチャンスがありました。
何を話したのか覚えていません。

話の後、巨匠が色紙にマジックでさっさっとブラックジャックを描いてくれました。
うまい!!うますぎる!!!!!!!神だ!!!

この時、いきなりあぁ~オレは今、「て・づ・か・お・さ・む」と一緒にいるのだ!と実感しました。(まさか”ブラックジャック”読んだことありませんとは言えませんでしたが…(笑))

熱烈なファンというのではありませんが、小学生の時には「アトムクラブ」いうファンクラブにも入っていましたし、(毎月、オマケにアニメのセル画がついていまして、もしきちんと保存していたら・・・・今頃は?総資産が増えていたかもしれません)、先生の会社を危うくしたアニメ『千夜一夜物語』のサントラ盤も持っています。(これは今も持ってる)

とはいえ、やはり手塚治虫と言えば、やはり『鉄腕アトム』でしょ。

そのアトムのエピソードの中で最も好きなのが『赤いネコ』というエピソードであります。

(つづく)

2011年5月11日水曜日

暗証ネタ「百人一首」

今、覚え中の暗証ネタもあるのですが、挫折する可能性もあるので済ませた暗証ネタについて記しておこうと思います。
「百人一首」については、以前も触れましたが「奇跡の百人一首」というテキストを使いました。

一ページ一首になっていて、10首ごとに紙の色が変わっています。とにかく暗証のために作られた本なので使いやすいです。
この暗証は、覚えにくい部分だけ適当に考えた語呂合わせ以外のテクニックは特に用いず順番にひたすら覚えていきました。

競技かるたをやるつもりはないので、暗証する際に作者の名前も一緒に覚えてしまいました。

このブログを書くのでアマゾンで再度チェックしたら文庫にもなっていました。そこに
教師をされている読者の方が感想を寄せていまして高速暗証について触れていました。

いわれてみると高速もポイントだというのをすっかり忘れていました。円周率1000ケタは、調子にもよりますが3分以内でできますが百人一首は、反復を手抜きしていまして今でも10分以上かかってしまいます。途中で気が散っちゃうのですね。それと暗証ネタとしていまいちノリが良くない(笑)。暗証にノリもヘチマもあるかと思いますが。やはり好みってのがあるのでしょうね。


2011年5月10日火曜日

利己的な遺伝子(3)

香りフェチの彼女に、きっと彼女もあたしも、犬族出身なんだよとあたしの「進化論」の話を披露したところ妙に感心されちゃいました。

そういえばある管理職ですが、彼が隣の席にいた時分、女性スタッフが入れ替わり立ち代わり彼のもとを訪れてきていました。

癪に障るので(笑)、目を閉じて香で誰が来ているのかトレーニングをしたものです。

ま、好みの香りとそうじゃないのがあって、これはキツイなぁなんて種類の香もあるのですが、Dさんのつけているものは非常に香がよくて、あ~この香水の銘柄知りたいなぁなんて思ってたものです。

しかし、さすがにこの図々しいあたしも、さして親しい間柄でもない人に何つけてるの?なんて聞けるはずもなくそのまま月日が流れています。

女性が女性に聞くならまだしもね。と思ってネットで検索してみたところ回答例によっては、一向に構いませんよ、なんてのもあったりして。

ま、いつかチャンスがあれば教えてもらうかなぁなどと思っている初夏のオフィスなのでした。

2011年5月8日日曜日

利己的な遺伝子(2)

さて、その理解ある同僚に、嗅覚の話をした続きです。

すると彼女曰く、
「あら。私もつかさんと同じ香りフェチですよ。」だって。

あたしは、俺は別にフェチじゃないけどなとは思いましたが、せっかく話を聞いてくれた貴重な方なので逆にエピソードを披露してもらったところ町で通りすがりの人を追いかけて行って、つけてる香水の銘柄を尋ねたことがあるそうです。ま、女同士だから大丈夫かと思いますが、つわものです。

彼女の話の続きを書きましょう。

「で、その人の後をおっかけていって銘柄を尋ねたんですよ。というか、私が想像したブランドかな?と思ったら全然違っていて。匂いってむずかしいですよね。組み合わせて使っている人も多いし。それと、その人自身の体臭とブレンドされて、それが新しい香を作りだすというか奥が深いです。」
と来ました。

うーむ。さすがフェチというだけのことはある。


2011年5月6日金曜日

日本劣等

小学校やら中学校で英語を習うとき、生徒が「本格的」に発音をすると冷やかされるので、わざとカタカナっぽい発音をしてしまい学習の妨げになっちゃうなんて話を最近読みました。帰国子女ですらそうだというので。

からかう方の心理はなんなんでしょうな。
韓国人も中国人もみな英語が達者ですよね。知らないので推測ですがきっと韓国の小学校とかでは上手に英語話しても誰もからかったりしないのでは?なんて思います。

歌なんかでもそうですな。歌習っている生徒が、本格的に歌ったりするとからかわれたりする。
音楽にノってるとからだが自然と動いてきますが、なかなかのりきれない日本人に通じるような気がします。

さらに飛躍しますが、お許しを。
日本人の男性がオフクロを大切にしたりするとマザコンとか言って揶揄したりしますが、白人男性がMomなんていって母親孝行するのは感心したりしますな。

英語の発音も、音楽のノリも、母親孝行も外国人ならオーケーなのでしょうかね~。

利己的な遺伝子

あたしはリチャード・ドーキンスの本が好きですので生き物の進化(適応)については異論はありません。

でも、ほんとのことを教えましょうか?

人は猿から進化したのじゃあございませんよ。いえ、正確に言いますと猿だけじゃあございません。猿以外にも、猫から進化したヒト。犬から進化したヒトなど、実は各種動物から別系列で進化したんでげすよ。

顔つきやら嗜好などから、こいつはどうみてもネコから進化したな!なんてタイプやら、こいつはキツネだよね。なんて雰囲気の人がいる。
おそらく、あたしの祖先は犬です。

用事をすませまして、職場の入り口をくぐると節電前はそこで新しいアプリのデモなぞをやってた小さな展示スペースになってます。誰もいなかったのですが、ほのかなパフュームの香りが。直前にここをだれか通ったのだ!

む!! この香りはDさんに違いない!
自分の嗅覚を確認したく、あたしは脱兎のごとくオフィスに走りこみました。
すると、あたしの想定通りDさんがパントリーでお茶を入れていました。

嗅覚の勝利をだれかと分かちたくなり、あたしの与太話を聞いてくれそうな同僚に報告をしました。
取られ方によっては変態ともとられない話題ですので、その相手にはていねいに前提から説明をします。


2011年5月5日木曜日

いつもポケットに

最近は、歩いているときもエレベーターに乗っている時も、手持無沙汰なのか寂しいのか手に携帯電話を持ってる人が多いですよね。
用もないのにしょっちゅう画面をチェックしちゃう。

会社の中でも携帯開いて読みながら歩いている。エレベータを待っている時なんかでも携帯の画面を読んでいるフリをすれば苦手な社交辞令のあいさつもしなくて済むし。なんてうがち過ぎですかね。

かくいうあたしも携帯が手から離れなくなってましたが、ここのところ携帯の代わりにハーモニカを握っていることが多いです。いえね、吹くわけじゃあないんですよ。ただ握ってる。
この凡庸なあたしがそうなんだからハーモニカ吹いている人って結構こんな感じなんじゃないかななんて想像してます。

2011年5月4日水曜日

ひとりメシの話~こわい事例~(3/3)

そんな、ひとりメシができない男性社員が一人いました。

社内の引っ越しで席が大幅に変わり、彼のそばになったわけです。
引っ越しのあいさつがわりが、「お昼、一緒に行きましょうね」でした。
いい歳したオヤジがハナから昼飯の心配してるのかよ~。

ソゾっとなりまして。でも、目上の人だったので一回付き合ったら以降結構誘ってくるんですよ。
面倒になりまして、それから誘われる前、少し早めに出ちゃうようにしたところ、しばらくして

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A氏「つかさん、って今日も昼前にスルっと居なくなりましたよね」
(あたし。ぞぞっ~~~~。)
A氏お昼に誘おうかなぁなんて思ったらもういなくなってたので」
あたし「あ、あ、そういえば今日は、別館で用事があったので」
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単純に一人のお昼が好きだってのもあるけど、人と合わせていると出遅れて店が混んじゃってるっていう現実もあるじゃないですか。その点一人だと時間をずらして空いている時に入れるし。
ジャンクフード食べたい時も気兼ねしなくていいし。
おしゃべりもしないので余った時間で買い物もできるしね。

2011年5月3日火曜日

金魚のジョッキ

前回、霜降りジョッキのことを書きましたが本来はこちらがメインのネタでして、霜降りネタが長くなっちゃったので分けました。

さて、件の焼き鳥屋。みなさんジョッキでがんがん行くわけですが、その店ではジョッキに当たりとハズれがある。
ま、あたしの命名ですが、ハズレは「金魚のジョッキ」といいまして金魚の匂いがするジョッキでございます。

ジョッキを大量に洗って、よく乾かさずにしまうもんだからある種「部屋干し」状態になって良くないにおいがついちゃうんだろうなと思います。カビとかなんでしょうか?
大衆居酒屋なのでうるさいことはいいません。

万一(もっと頻度高いですが)「金魚ジョッキ」に当たってしまった時は自分の運命を素直に受け入れることにしています。

金魚にしてもいいがかりつけられたようなもんで気の毒ですが、どうしても金魚のイメージになっちゃうんでね。

スイカやキュウリが嫌いな人がよく「カブトムシの匂いがするからキライ」なんていいますがカブトムシもいい迷惑でして不憫な連中です。

ひとりメシの話~ひとり飯は暗いか?~(2/3)

同僚のハチ公が、ある日あたしに言いました。

「ねぇ。つかさん。こないださ。Iさんたら一人で新福菜館で昼飯食べてたんだよ。暗いね」

ふーむ。一人で飯を食べるののどこが暗いんだ?と思ったのですがハチ公と無駄な議論はしませんでそのまま流しました。
そのことが気になったので、その後ハチ公の様子を見ますと、絶対に一人では昼飯を食べにいけない。誘い合わないとダメなんですな。ひどいときには、遠くのオフィスにいるあたしにまで電話かけてきて誘う。むりやり仕事の要件にかこつけて昼飯を誘う口実にするなんてこともあります。

さらに職場を子細に観察しますと、この手の新人OL系の男性中年社員がフロアには山ほどいるということがわかりました。ひとりなぞは、昼時になるとそわそわしちゃって、誰かが声をかけるまでとにかく落ち着かないやつもいる。

あたしと同じように「ひとり飯」がすきな友達にこのことを話したら、ひとりで行くのが寂しいわけじゃなくて、ひとり飯は暗いと思っているわけだから自分も暗いやつと思われたら嫌だと思ってるわけだよ。と言われました。「ひとり飯って最高に楽しいのにね~」だって。

他の連中と昼飯にいくと昼の時間がまるまるとられちゃいますよね。こちとら、本屋や銀行や郵便局やダイソーへ行ったり、すきを見つけちゃハーモニカ吹いたりしなくちゃいけないのでそんなヒマからきしないわけです(笑)

2011年5月2日月曜日

ひとりメシの話~おやじメシ~(1/3)

「おやじメシ」。検索するとずいぶんとひっかかる単語で一般化しているようですが、あたしはこの用語については独自に開発していました。25年前くらいの話ですが。
あたしの定義する「おやじメシ」とは、「おやじと一緒に食べる飯」でして広い意味では、「なりゆきで食べる飯」のことです。なので、状況によっては一人で食べる飯でもあります。

勤め先の女性社員やスタッフを見ていると昼飯の「連れ」での悩みが絶えないようで、ひどいことになると朝から誰と食べるかが気になって仕事も手につかないみたいな時があるそうです。

そんな女性社員がその後、飯を食べる相手に頓着しなくなる時が訪れます。
それは、仕事が本当に忙しくなってきた時でして、仕事を真剣にやってるものですからいちいちメシを食べる相手なんて気にしてられなくなる。腹が減ったら食べないと、食べられる時に食べておかないとってんで、その場にいたいたオヤジに誘われて間が合えば一緒に行くし、自分だけしか都合がつかなければ一人で済ませてしまう。

あたしの言うところのオヤジ飯が食えるようになれば社会人としても一人前だなと。
ま、そんなところです。(続く)

霜降りジョッキ獲得技法

中学生の時、友達数名と近所の私塾に行ってたことがあります。
授業が終わってから帰り道の「下駄ばきアパート」沿いにあった焼き鳥屋で「シロ」をおやつ代わりに買うのが楽しみでした。
シロってのは鳥じゃないので正確にいうと焼き鳥屋ではなくて焼き鳥&焼きとん屋ってことでしょうか。

さて、あたしとハチ公がたまに行く焼きとん屋さんがありまして。ここのシロもうまくて、焼き物に限らず料理は結構いけます。

焼き鳥と言えばビール。
ビールを頼むとキンキンに冷えて霜のついたジョッキに注がれてくる。
おいおい、ビールはそんなに冷やして飲むもんじゃあないだろという通の人もいるかもしれませんが、いいじゃないですか。好きなんだから。

この霜振りジョッキ。カーっと飲みきって「お代わりください!」ってやるとお兄さん、そのジョッキを持っていて注いできちゃう。

二杯目も、霜降りジョッキでいきたいよねてのが、下衆の発想でして、一杯目に2センチくらい残ってる状況でお変わりを注文する。
するとお兄さん新しいジョッキで持ってくるんですな。
ま、このテクニックも夜が更けて店が混んでくると霜降りジョッキはすべて出払ってしまいますのでもう効きません。

なんて陽気がよくなってきたのでついビールに頭がいきますが今年の夏は節電だし、中国みたいに生ぬるいビールってことでいくかな、などと殊勝なことを考えたりします。

2011年4月30日土曜日

ギックリ予防法?

王先生の話で想起。

その後、 自分の「ギックリ歴」を深く調べると梅雨明け時期と秋祭りの時期の二回が危ないということが判明。
 以降、その季節特に9月17日周辺では「ひょい」っとした動き(例:振り向く。疲労。手を伸ばして物をとる)を極力さけるようにしたところ発生を防げるようになりました。

要するに季節の変わり目で腰が冷えるのがいけないのと蓄積疲労でしょうな。
そうそう。ジーンズも良くないね。あと、座敷の飲みも。きついジーンズで座敷飲みなんてギックリ招いているようなものだし。

やりぁあできるんじゃないか。

2011年4月29日金曜日

続・王診療所

遅まきながら、王診療所の王先生が一昨年、亡くなられていたことを知りました。
聞けば、亡くなる前日まで治療をしていたそうで。
 
20代からのかかりつけだったのでかなり悲しい。
かかりつけなら何で一年以上も知らないんだ?とくるところですが「通う必要がないお医者さん」ですので ギックリになったら行く。注射打ってもらったら終わり。なんで頻度が少ないんですね。
今は、おそらく御嬢さんなのでしょう。後を継がれてまして。父上の決断力(笑)に富んだ注射の技を継承していって欲しいものです。

グリース

あたしがバイクに乗っているというのを知った人間からこんなことを言われました。

「イメージのギャップが・・・・。インナーという感じが強いので(失礼)。まさか髪型やファッションまで以前は?」

上記からその知人が二輪未経験者だということが読み取れます。(コナンばりの推理)

まず、ファッションですがバイクに乗ってる連中がみんなグリース(※注)みたいな恰好してると思ってる(笑)

つぎにインナーな印象とのギャップですが、実はオートバイに乗ってる連中の多くはたいがいあらかたおおむね「インナー」であります。
内向的なんですな。孤独でね。本質的にはサラリーマン向きじゃない。

だから観察しますと太ってる連中がけっこう多い。普段はインナーなんでしょう。あたしみたいに。
で、おまけにブルースや落語を中途半端に好きだったりする。

なんといっても35年間乗ってましたからね。最近の連中は不格好なスクーターにしか乗りませんけど、やはし二輪はオートバイでしょ。タンクを股で挟まないと怖くて乗れません。

あたしのかかりつけのバイク屋さんは、神田神保町にありまして国内でも珍しいロシアのサイドカーオートバイ「ドニエプル」(中身はBMW)を売ってるお店でした。

一台仕込んでから納品するまですごく時間がかかるので完成までの工程を昼休みに見学するのが楽しみだった。

あのあたりも再開発で見る影もなくなっちまいましたなぁ。


※アメリカのコメディの主人公。いつでもリーゼントに革ジャン。波乗りしてるときも革ジャン着てる。(トラボルタの映画とは違います)

2011年4月28日木曜日

暗証方法<ペグと組み合わせた文章暗証>

先に、文章はガッツで覚えるのみと書きましたが、プレスリリース(記者発表)などの発表台本などは、前述のペグを使って段取りを組みます。

発表会では、スライド(パワーポイント)を使うことが多いのでスライド番号をペグに結び付けます。

二枚目のスライドは、2で(あたしのオリジナルペグでは)「アヒル」です。

たとえば「読み原稿」が「私どもは、長年インターネットの画像検索技術の開発に取り組んで参りました。このたび、安価でご利用いただける新たなサービスをご紹介いたします。」
だとします。
このくらい普通に暗記しろよてなものですが、例だということで。

読み原は、名文の暗証と違って一言一句一致する必要はありません。細かいところはアドリブでよくて肝心のポイントだけ言い忘れなければよいのです。いや、むしろ原稿通りに読むと固くなってしまい逆に来場者に伝わりにくくなります。

記憶の手掛かりとなるイメージは、

・「アヒル」の画像検索結果。安価なサービス。

くらいにしておきます。

本番の時に、しゃべりが「わが社では、長いこと画像検索の開発に取り組んできました。今回、非常にお安く提供するサービスをご用意いたしましたのでご紹介させていただきたいと存じます。」

ぐらい変わっちゃっててよいのです。スライドを使わないしゃべりでも、話の順序の手掛かりにペグを使うと安心です。

2011年4月27日水曜日

暗証方法<文章暗証>

長文の暗証は、どうやるのか?
これは、ひたすら順番に覚えていきます。

最近は、ほかの人たちがどのように覚えるのだろうか?という興味もわいてきました。
記憶力日本選手権チャンピオンが明かす 図解 スーパー[実用]記憶術  という本では、夏目漱石の「坊ちゃん」が例文として紹介されていました。
あたしも覚えています。(冒頭だけです、もちろん)

著者の藤本さんによりますと文章を、いくつかのパーツに区切って、あらかじめ覚えているてがかり(前述のペグのこと)に紐つけて覚えていくとよいと書いてあります。

たとえば、出だしの「親譲りの無鉄砲で」を一番目とし、仮に一番目のてがかり(ペグ)と組み合わせた印象深いシナリオを頭の中で作ります。たとえば、自分自身の「ペグ」ですと1は、「煙突」ですから、

「僕の煙突は、本当は『親譲りの無鉄砲で』ある」みたいな荒唐無稽なものを考えます。
藤本さんのペグは、別の方法なのですが試してみたところかえって面倒だった(笑)

ということで、自分自身の方法は冒頭に書いた通り、こうしたテクニックは使わずに順番に少しずつ量を増やして覚えていくという芸のないものです。

一日目は、

○親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。

二日目は、

○親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。
○小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かした事がある。

てな感じで少しずつ。
テクニックを使おうが、あたしのように闇雲に覚えようが、助詞の「て・に・を・は」や上記の例でいうと、

ん??待てよ、子供の「時」から、だったかな?
それとも、子供の「頃」からだったかな?

という状況が頻繁におこります。これはもうひたすら繰り返して音の印象を脳みそに叩き込むしかありません。
もっとも作家には文体の癖があるので、たとえば、

○そんなら君の指を切ってみろと注文したから、

という文章は、夏目漱石の場合、

○そんなら君の指を切ってみろと注文したので、

ということはまずありえません。漱石は、やたらと「~~だから」という言い回しを使います。
・・・という「作家の癖をつかむ」という”技法”も暗証を重ねた後に身につく知識ですので覚える際のテクニックとしては使えませんが(笑)

2011年4月26日火曜日

暗証方法<ペグ強化?>

※追記あり

ペグは、二ケタの数字で一組なので弱点があります。
たとえば銀行の契約コードが9ケタとしましょう。

012345678

二個ずつに分解すると、

01 23 45 67 8

のようにあまり(8)がでる。
このような場合には、「80」を充てるという人もいますが、契約コードが9ケタだったってことを忘れちゃうのでこれではやはり困る。

そこで、あたしは2010年になってから単数字のペグを自分で考案しました。
これはオリジナル(笑)なので公開しますと

1:煙突
2:アヒル
3:ネジ ※なぜ「耳」じゃないのか?というのは33とかぶるからです
4:ヨット
5:コーヒーサーバ
6:クリップ
7:タイタニックみたいなでかい船の舳
8:ダルマ
9:おたまじゃくし ※6との違いがくるしいところ
0:ドーナツ

このペグを使ってある活用例に挑戦しています。
なかなか進まず苦しんでいますが、もし成し遂げたときは発表したいな。(挫折するときまりわるいので成功してから)

追記)2012年11月
結局、今までこの単数字ペグは定着していません。さらに、新活用例も途中で挫折してしまいました。何だったかというと、二けたの掛け算の暗記です。リベンジは思っているのですが・・・。

勤め人の墓場<完全版>

前に「勤め人の墓場」を掲載しました。

そのあと図に乗って「続・勤め人の墓場」という新作をしたためましたが、いったん公開を待ちました。
と言いますのも前篇を後編につなげて作り直した方がよいかなぁという次第でして。
ということで今日は、前篇後編書き直しも含めた「完全版」ってやつをおとどけします。

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(出囃子の後、よっこらしょと座って、いきなり話し出します)

象が墓場に行くときは、象は、「オレもそろそろ潮時だな」と思って墓場に出向きます。
滝の裏側に墓場がある、なんてぇ話も、子供の時読んだことある人がいらっしゃるんではないかと思います

あたしは象と付き合ってたことがあるので知ってんですが、象は、かなり頭が良いですよ。
でもね、いくらなんでも先輩の象が、現場を去るときに、後輩たちに墓場のありかを教えているとも思えませんな。
その日の客筋をみて「墓場はここだぞう」とか適宜挟んでもよい)

漠然と、仲間内で知っております。

猫もおんなじですな。
「猫の将(まさ)に死せんとするとき、その姿消すや悲し」と中国のえらい先生もおっしゃっております。うそですけどね。

それで、サラリーマンも仕事で通用しなくなると、ある日、ふと、デスクなりからスッと立ち上がります。
そして、おもむろに、ネクタイをはずしますてぇと、椅子の背もたれに、無造作にかけますな。

周囲のみんなも、先輩がどこへ赴くか察しているので、たずねたりはぁしません。

墓場は、オフィスのどこかにあります。
職場の大きさによっては、その階全体が墓場のこともありますな。

例えは悪いですが、十三号地のとある商業ビルの七階には、誰にも知られていないレストランがあります。
あたしの知り合いが、うっかりまぎれこんでパニックになったことがあるそうでして。
なんとか生きて戻ってきましたけどね。もうあんな怖い思いはしたくないって申してました。
あるいは、ご覧になった方々もいるかもしれませんが映画『マルコビッチの穴』に登場する『7と1/2階』のような感じですな。

あたしだって、もちろん自分が赴く場所はしってますが、これは誰から聞いたわけでもありません。
みんな象や猫のように、おのずと知るようになります。
これまでだれも大きな声で語ることがなかったてぇのもありますな
ま、これからも語られることはないでしょう。

さて、そんなわけで、大概の連中は、本能的に赴く場所を知っているわけですが、中には気がつかない。
あるいは、知っていても頑として拒む、認めたがらない人もいますな。

そこが象や猫と違って人間様の悲しいところでして。

(ここで本題に入るので羽織を脱ぎます)

「やいやいやい。ハチ公。てめえ、いつまでえばりくさってんだよ」
「うるせえ!おめえはだまってろ。おれのことはおれが一番よくわかってる。人にとやかくいわれたかねえやい。だいたいおめえ、おいらがいなかったら会社はどうなるってんだ。えぇ?」

(声をひそめてハチ公の耳元でささやきます)
「おめえはいつまでたってもそれだ。だから、てめえは馬鹿だって言われるんだよ。俺たちにゃ逝くところがあるんだって言ってんだよ。みわさんだって、たっつぁんだってみな行っちまったの知ってんだろ?えぇ?」
「知ってたまるかってんだ!なら、おめえ、いくとこがどこだか知ってるのか?え?どこなんだよ!!言ってみろよ。さあ、云えってんだ!!」

(静かな声で)
「わかった…。そこまで言うなら教えてやらぁ。ここだよ!おめえの座ってるここがそうなんだよ」(佐野史郎の顔で)

おあとがよろしいようで。

(完)

勤め人の墓場<オリジナル>:大元のネタです。
勤め人の墓場<解題>  :この話の由来です。

2011年4月25日月曜日

暗証方法<ペグ>

暗証方法の「技術」では、ペグ(英語で杭)というものを使うことが多いです。

杭ですから、記憶にグサリと印象つけるわけですね。アンカー(錨)でもよかったのかと思いますが、なぜペグなのか? きっと錨だと一個という感じだけど杭は、えんえんといくつも地面に刺さっている感じだからかな?

さて、あたしのペグですが、「七田教育研究所」の100ペグを使っています。(1000ペグというものがありますが、これはいずれ紹介。)
七田式は、2ちゃんねるとかではボロカスに書かれたりしてますが、あたし自身の「成長」(45歳過ぎてからだけど(笑))には非常に役立ちました。(創設者の七田眞さんが亡くなってから方向性が変わってしまったのが残念です。世の常ですが……)

どのようなものなのかは、七田さんのノウハウですので非公開にしておきますが、ようするに数字二つを一組にして、それにマッチするイメージを記憶するというやつです。
01から00(=100) まであって、ひとつだけ教えますと、23なら「兄さん」ということで「お兄さん」のビジュアルをイメージします。
この100というか50種を覚えるわけですが、これを歌で覚えます。
一通り覚えこむにはあたしの場合は1週間くらいだったでしょうか。

しかし、ペグを覚えることが目的ではありませんので、これを使って(脳みそに定着させて)ほかのものを実践的に覚えられるようには、1年くらいかかったかなと思います。
この1年の間に、円周率1000ケタを覚えましたのでこれの効果が大きかったと思います。

円周率は一連の数字ですから、「ペグ」を並べて既述の「イメージ」法でストーリーを組み立てるわけです。ただイメージは50種で全部なので同じ「絵」がたびたび登場します。そのため記憶が混乱しないような面白いお話を作る必要がでてきます。

2011年4月24日日曜日

暗証方法<イメージ>

アメリカで暮らしていたときルームメートのJ.A.がどこかで記憶術を仕込んできました。
彼は、当時大失恋した直後で、気を紛らわすために色々やってたのでその一環だったのかもしれません。

夜、二人で問題を出し合いっこしました。
かんたんです。適当に覚えるものを言っていきます。出題者が忘れちゃうといけないのでメモしてたのかな?どうしてたか忘れてしまいました。

ま、それはともかく、

例)うさぎ→テーブル→テレビ→キャベツ→コーヒー→ジェット機→電話→ワッパー(ハンバーガーね)→・・・・・

という具合にものごとを覚え、あとから順番に披露するというやつでして。
「記憶法」の本に載っている一番シンプルなやりかたで覚えます。

要するに、頭の中で突拍子もないイメージを想像して記憶に焼きつけていくのですね。ビジュアル的に印象が強いほど忘れないのであえて残酷な場面などもイメージします。

 例ですと、
うさぎがテーブルにぴょんととびのるとテレビが上から落ちてきてうさぎをぐしゃっとつぶす・・・

みたいな感じで続けていきます。滞米が済んで帰国後も1年くらいはJ. A. とやった問題が頭の中に残っていました。
この方法の弱点は抽象的な概念はイメージしにくいというものです。たとえば、「努力」とか「嫉妬」とか。努力=人が一生懸命がんばっている姿とかを想像するしかないのでしょうが物体と比べてワンクッション遠くなるため覚えにくいです。何かよい方法があればよいのですが。

2011年4月23日土曜日

習い事

ハーモニカについてのいくつかのエントリーで、「習っている」という記述があります。はい。先生に習いました。稽古つけてもっらってます。で、先生のことを詳しく書こうかと思ったのですが、本当にオレには弟子になる資格があるのか?って思いまして。

稽古を最低でも1年以上続けられたら書けるかなということで当面濁しときます。破門されるかもしれないし(笑)
習い事ってのは、なかなか続かないもので。
そうですね~、一番長く続いたのが太極拳でしょうか。これは以前のエントリーにありますが10年続きました。
英会話も続いたかな。それでも数えてみると5年くらい。習い事じゃないですがサラリーマンぐらいですね。続いたのは。

だからハーモニカやギターだってわかったもんじゃないし。それと一気に夢中になるっていうか急激にハマりすぎるとだめだななんて思いまして。太極拳の場合は、ちょっとハマりすぎた感があります。
うす~くうす~く、でも長く続けたいななんてね。

余談ですが、お稽古事ってのは人と誘い合ってはじめちゃ絶対だめですな。これは鉄則。絶対に続かない。

少女のバレエなんて大概友達同士で入門するからぜんぜん続かない。
たとえ子供でも、ひとりぼっちで決心して、ひとりぼっちで入門する。このモチベーションがないとダメだと思う。

2011年4月22日金曜日

くちびるを大切に

昨日、紀尾井町に用事で向かう時、ひさびさに喘息的咳に見舞われまして、カバンに潜ましていた吸入で難を逃れました。年に一度使うかどうかですが助かります。

さて、昨日のインチキベンドをやってますと音を下げやすいせいか、ちょいっとハーモニカを下に傾けちゃうんですね。教本によっては、少し下げてもいいと書いてあるのでダメってわけではないのでしょうが、この方法だと結構くちびるに接します。しかもメロディーの中で普通の音からベンドするときにどうしても「つっかかる」感じになるので音楽がずっこける。ま、とにかくヘタなわけです。やはりベンド音の調整を訓練して正しい吹き方に矯正していかなければいけないのですね。
 
ま、いずれにせよ量の多寡は別にしてハーモニカはくちびる使うので食事で怪我とかしてると練習に差し障ります。

数日前、保温タンブラーでコーヒーを飲んだ際に下唇をやけど。これのせいで練習に集中できませんでした。 このタンブラー飲み、いきなりグビってやるとやけど必至ですな。それとカップ麺。このスチロール製のどんぶりのフチについている汁は、冷えていて、そこでズルっとそばをすすると熱チっとかならず下唇をやけどしちゃう。あの見せかけの冷たさが罠ですな。

2011年4月21日木曜日

ベンドの悩み

ベンド(チョーキング)というのはギターでもありますが、やはりベンドというとハーモニカなのかな。どうかしら。
もちろんベンドという単語を知ったのもここ一年半くらいの話。

音を低くできるようになったのが2~3週間でしょうか。でもね。そのあとですよ。長~いのは。今も・・たぶんこれからも・・・。
とにかくはじめは根性で低くしたりね。「The Real Book Blues‐Harmonica」という本に著名なプレーヤーの方々のベンド修行のコラムがあるのですが非常にためになります。
なんとか演奏の中で鳴らせるようになったのが1年すぎてから。んで1年半くらいたったところで先生にみてもらったら・・・実は根本的に出し方が違っているってことがわかって愕然。

いろいろな教本に書いてあるようにきちんとハナからチューナーを使えばよかったわけです。
先生方が本に書かれていることで無駄なことはないですね、ほんと。独学だとスルーしてたりするわけ。

ようするに低音部なんぞは普通に吹いても下がっちゃうわけですが、本当の下げ方って非常に軽く吸ってもひょいっと下がるってことが判明。口の中の舌やらの形が根本的に違うんですわ。
で、今度は本当の吸い方でやってみると、いとも簡単に下がりすぎて、いきなりガクっと下がりすぎたりして音がでかくなりすぎたりと七転八倒・・・。でメロディーの中で使うためには、わかっちゃいるけど、また元のインチキベンドに戻したりね。でも、インチキベンドはやはり所詮はインチキなんですよ。(つづく)
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※ 「ベンドの最新状況」を追記ポストしました。

2011年4月20日水曜日

すきさえあれば

2009年の11月から練習をはじめたハーモニカですが、なんだかんだいってお酒のある日や家族と終日一緒にいる日をのぞいて大体毎日かかさず吹いています。楽器はとにかく毎日触れることが大切だということを信じて、たとえ10分でも。

たとえば、歯医者の予約がある時はいつもと同じ時間に家をでると30分は余裕があるので一旦車にのって近くのパーキングメータに移動。そこで練習。すきさえあれば(笑)

先輩たちのブログなどをみても練習場所には苦労しているようですが、いつでもどこでも練習をしているみたいですね。ポケットにひょいっと入れておけるのでその気になれば歩きながらでも吹いたりできます。いつでも音楽と一緒にいられる喜びというか。ヘタでもヘタなりにね。

2011年4月17日日曜日

scent of the past <解題>

『勤め人の墓場』を公開したので、ついでに『scent of the past』もアップしました。

どちらもネタとして、何年も前から寝かしておいたものです。
都内のマンション組合のルールがちょいとリアリティが薄いですが、ま、そこはおはなしということで。
「香り」については結構ネタがあるのでいずれ。

scent of the past <元ネタ>

2011年4月16日土曜日

scent of the past

男は、当時東京の郊外で一人暮らしをしていた。
つきあっていた女性がいて彼女は都内に住まいがあった。

男の職場は都内だったので仕事帰りに、女性の家を訪れることが多かった。
彼女のマンション組合のルールでは、ゴミは「まとめ出し」だった。
つまりゴミは、バケツにたまってからでないと一階にあるゴミ置き場に出せないのだった。

一方、男が暮らしていたマンションは近郊だったのでゴミ処理場もパワフルだったからだろう、小袋に入れたゴミを毎日出しても大丈夫だった。
男は彼女には言わなかったが女性の部屋に上がるたびに、ためている、というかためておかなければならないゴミの臭気が気になっていた。

彼女ももちろん臭気には気を遣っていたのだが、そこで暮らしている本人にはわからなくなっていてもゲストには気になるものだ。
時が流れ、そんな二人にも別れが訪れた。

数年後、男は都内の小さなマンションに引っ越した。
暮らしはじめて一カ月。
残業を終えて帰宅。誰も待ってくれていないドアを開けたらゴミの臭気を感じた。

ゴミの臭いなのに、懐かしくて泣けてきたそうな。

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scent of the past <解題>

2011年4月15日金曜日

ハーモニカの練習場所

追記)
練習場所の話題が分散していましたので「練習場所まとめ」をポストしました。 (2013/1/22)

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ギターは、アンプではなくヘッドフォンで家でちまちまやれますが、ハーモニカはむずかしいです。
プワっとでちゃいますからね。

タオルでくるむと大分音が小さくなりますが、 家人は、あたしの趣味にまったく理解をしめしてくれませんので文句をいうこと必至です。

ということで、練習場所の代表的な場所は、「車の中」です。
音も出し放題ですし伴奏をカーステレオで流したり、教本を読んだり、ノートをつけたり自由です。

昔友達がかみさんと喧嘩してしばらく車の中でくらしていましたが、車は男の悲しい砦ですな。

2011年4月14日木曜日

勤め人の墓場 <解題>

昨日、アップした『勤め人の墓場』という短編小説(笑)は、6,7年前に記しておいたものです。

会社で背広を椅子にかけ、スっと立ち上がる男たちをみて「このまま戻ってこなかったら?」との妄想が膨らんで書いたものです。

アップする前にちょこっと『マルコビッチの穴』をつけたしたり、商業ビルの名前を伏せたり(笑)。

商業ビルの方のまぼろしのレストランの方はその後、たどり着き方がわかったので一度だけ訪れました。

勤め人の墓場<オリジナル>:大元のネタです。
勤め人の墓場<完全版> : 落語の噺に仕上げたものです。

2011年4月13日水曜日

初心者なりにな(ハーモニカ機種選び)

追記)2015年1月

その後、Special20だけになってから、さらに他の機種ももったいないので使うようになっています。

さらに追記)2016年12月

上記他の機種を詳しく書きますと、

マリンバンドデラックスC、ホーナーのロケットAです。

マリンバンドデラックスやブルースハープは、口のあたるところにブレードのようなものがあってスペシャル20やハープマスターのようなヌメっとした口当たりに慣れていると異物感を感じるので敬遠していました。

ただ上記のように「もったいないので」、スペシャル20のCが壊れたとき、せっかくだから使おうと引っ張りだしたのがマリンバンドデラックスですが、慣れですね。
例のブレードのような口当たりも気にならなくなってしまいました。

また別項目でも書きましたが、この機種、高いだけあって丈夫です。音もドシンと大きいし頼れる一品かと思います。

ザイデルのAも持っていますが、これも現在のAが壊れたら引っ張りだすつもりです。
とはいうものの、やはり一番扱いやすいのはスペシャル20だと思っています。

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吹き始めたころ、って今だに吹き始めたころなんですが、2009年の暮れから数か月。
楽しいというのもあって、いろいろハーモニカを買いました。それもC調のばかり。

要するに先生方の吹いてる音と自分の音があまりにも違うのでハーモニカが違うんじゃあないかと。
ま、だれもがそんなことを思ったりするわけですわ。結論は、吹き方がダメなだけなんですけどね。
また、値段も手軽なのでついつい買っちゃうわけです。これがヴァイオリンだったらどうなるだろうなんて。

とはいえ、初心者は初心者なりに吹きやすかったりむずかしかったりを感じまして。
自分の場合は、結局、ホーナーのSpecial20という普及タイプとSuzukiハーモニカのHarp Masterというのに落ち着いています。初心者用なので息漏れがすくなくヘタクソなベンドを多少なりとも助けてくれる。特にSuzukiのものは気密性が高くて、まるで唇に吸い付くような感じがします。

勤め人の墓場

象が墓場に行くときは、象は、「俺も潮時だな」と思って墓場に出向く。
滝の裏側に墓場がある、なんて話も、子供の時読んだ。

あたしは象と付き合ってたことがあるので知ってるが、象は、かなり頭が良い。
しかし、いくらなんでも先輩象が、現場を去るときに、後輩たちに墓場のありかを教えているとも思えない。

漠然と、仲間内で知っている。

猫もしかり。
子曰く「猫の将に死せんとするとき、その姿消すや、悲し」と。

サラリーマンも、仕事で通用しなくなると、ある日、ふと、デスクなりから、スッと立ち上がる。
そして、おもむろに、ネクタイをはずすと、椅子の背もたれに、無造作にかける。

周囲のみんなも、先輩がどこへ赴くか察しているので、たずねたりしない。

墓場は、オフィスのどこかにある。職場の規模によっては、フロアー全体が墓場のこともある。
○□区にある、◎△×という商業ビルの七階には、誰にも知られていないレストランがある。
知人が、うっかりまぎれこんでパニックになったことがあるそうだ。
あるいは、映画『マルコビッチの穴』に登場する7と1/2階のような。そんな感じだ。

あたしも、もちろん自分が赴く場所はしっているが、誰から聞いたわけでもない。
みんなも象のように、おのずと知っているが、これまで誰も語ることがなかったし、これからも語ることはないだろう。

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勤め人の墓場<解題>  :この話の由来です。
勤め人の墓場<完全版> : 落語の噺に仕上げたものです。

2011年4月12日火曜日

暗唱の対象

趣味の暗唱といっても何を暗唱するのか?というので途方にくれますよね。
ってこんな趣味酔狂にやる人間なんてあまりいないと思いますが。

円周率は、とにかくなんだか凄いというのはありますが実用的な面はまったくありません。
先に書いたように自信がつくというだけでして、ま、それが大きいといえば大きいのですが。

どうせ覚えるなら「名文」がいいなというのでいきおい古典系や明治時代の文豪の文章などが候補に挙がります。
やってみるとわかるのですが古文などは暗唱を数百回も繰り返す内に、ほんのりと意味が頭に染み渡ってきます。「伊勢物語」などは文章と歌の組み合わせなので脳みそ的に「お得」(笑)です。

2011年4月11日月曜日

飛ぶ鳥を落とす

四月七日の夜遅くに大きな余震がありました。

大層大きかったので、緊急地震速報ももちろん流れた。それで、速報の少し前、飼っている金魚が飛び跳ねて暴れたんです。
なに跳ねてんだろう?なんてそのままスルーしたんですが、ほどなく速報が。
ナマズとはいいませんが、魚の仲間だけに、地面の下の動きには人間よりもはるかに敏感なんでしょうね。

この金魚は7年前に鳥越さんの夜店ですくったやつでして夜店の金魚にありがちな飼い始めてすぐに調子が悪くなったので「メチレンブルー」(金魚ではおなじみの薬です)を水にいれたらケロっと元気になりましてぐんぐんぐんぐん育って、いまじゃちょっとした鯵の開きぐらいの大きさになっています。

週一度の掃除の際、水に手を突っ込むと頭をすり寄せてきます。犬みたいでかわいいっすよ。名前はつけてないですが。

さて、その余震の揺れがおさまってほどなく風が猛烈に強くなりました。これは朝まで続きまして。天変地異とはよくいったものです。

さて、5年前くらいの話。その日は土曜だったのであたしも記憶しているのですが、知り合いが車で横浜の「みなとみらい」に用事で高速にのっていました。

大き目の地震がありました。発生したとき、空を飛んでいる鳥が落ちるのをみたそうです。
カラスだと勝手に思い込んでいたのですが再度当人に確認したところ小さな鳥だったそうで、落ちたあとすぐにまた飛び去ったそうです。
でも空にいったい何がおきるのだろう?

このエントリーを書くにあたりネットで検索してみるとあたしと同じような疑問をもった人が質問サイトに投稿しているようですが、実際に見た人は回答を寄せていないようです。
前述の知人については、また聞きではなく一次情報です。

2011年4月10日日曜日

ボブとサニーボーイ

昨日、『風に吹かれて』というタイトルを書いて思い出しました。

ボブ・ディラン自伝』の中で、ボブがパーティかなんかで出会ったサニーボーイにハーモニカの吹き方を指導されるシーンが出てきます。

うろおぼえですが「ぼうやは、ちょっと吹き方が早すぎるんだよ」と言われたとボブが書いています。

2011年4月9日土曜日

風に吹かれて

昨晩(ってすでに一昨日ですが)、大きな余震があった後、風が強くなりました。
強風は翌朝も強くて、半分造成中の錦糸町公園は土埃がぶわって舞っています。

歯科へいく道すがら、歩きながら習ったシャッフルの練習をしようとハーモニカをくわえました。

すると吹かなくても音が鳴っている。


強い風がハーモニカを鳴らしているのです。ほわ~~~とね。
サニーボーイは、歌の時もハーモニカを通して声を出していたという話をどこかで読みました。

今回は、まさに風が歌っているという。

2011年4月8日金曜日

ヌカーブド・アンド・アノニマス

前に、「Masked and Anonymous」という映画について書いたことがありますが、マスク姿の人が増えましたよね。
花粉症の時期になるともちろん前からけっこう居たのですが、女性のマスク姿が昨年あたりからぐっと増えた。

おそらく以前は、マスク姿はね~ってんで女性は敬遠していたものが一般化するにつれ見た目について気にしなくなったというか慣れたというか、みんなもしているしってんでmasked women増殖中。

で、思うに、マスクド女性は目だけ強調されるので結構、美しく見えたりしますな。

他の造作が隠れているだけに謎めいているし昨今、目を加工する技術も進化しているのでチャーミングに映る。

これは、ほらアラブ諸国の女性が被る「頭巾」───「ヌカーブ」っていうんだそうです───と同じ効力がありますな。

あの頭巾は、うそかまことか男性を刺激しないためにつけるという話を聞いたことがありますが、その目的だとしたら逆効果でしょ。

暗唱生活

ここのところヘタな楽器がメインの趣味ですが、他に「暗唱」が趣味になって6年くらいになります。
きっかけは円周率。半年かけて1000桁まで覚えたのを皮切りに色々な文章やらなにやらを覚えています。

はじめに、そんなのムリだよなぁって思ったのに達成できたのが自信になりました。
実用性はまったくないけど45歳(当時)でもやりゃあできるんじゃないってキモチをもてたのが大きくて。この経験があったので次に楽器もやってみようという気になったってところがあります。
・・・もっと早く気がつけばよかったのですが。人生なんて毎度後の祭りですな。

さて、例えば百人一首。
取り組み始めはまったく不可能に思えました。週一首覚えようというぐらいでしたがノってくると進みが速くなり数ヶ月で一通り暗唱できるようになりました。歌と歌人の名前の両方を唱えるので競技カルタ的な実力は低いと思います。

教材も重要ですね。
こと暗唱に限ってはコンピュータゲーム系の教材はダメですね。役に立たない。
不思議なもので頭にまったく入らないんです。紙のものがいい。

あたしは「奇跡の百人一首」というどこかの小学校で使っている暗唱専用の本を使いました。
余計な情報がなくてさっぱりした本ですがめちゃくちゃ使いやすい。

2011年4月7日木曜日

ハーモニカ→ブルース→ブルースギター

ギターの練習はそんなわけで、こつこつと「ロック」をやろうというわけですな。

一方、ハーモニカもせっかく買ったんだしやってみようかなと練習を始めました。

こちらも教本を買うところから。

アマゾンで検索してみると浅見安二郎さんの教本が一番はじめに出てきました。あいにく中古品しかないのですがギターと比べても知識が金輪際まったくないのでアマゾンの勧めるままに購入しました。
付録のCDをかけてみると・・・本当にはじめてきくハーモニカCDの響きに心が打ちふるえました。むせびなくような。優しい。懐かしい。

10穴のハーモニカは、通称ブルースハープといわれているくらいでブルースの演奏に情報も嗜好も次第に傾いていきました。
その内、熱意がハーモニカ>>ギターになってきて。

そんで、ギターもブルースをやりたくなってきたと。興味が一巡してしまいました。

2011年4月6日水曜日

かくもファンタジーは

あたしのいる部門はなにしろ急激に大きくなった部門でしてスペースもぎゅうづめです。
出社したときにコートやカバンなどをしまうロッカーもだんだんと小さくなり、コートもまるめないと入らないようなものになりました。ま、あるだけマシですが。

それはそうと、女子だけは女子ロッカー室というのがありまして、女子更衣室なのでしょうか?
ここもついに満杯になったそうです。

最近、女子が廊下にあるロッカーをあけて支度をしている姿をみかけるようになったのでアレ?とは思っていたのですが、あたしの職場は別に制服や白衣に着替えたりする仕事ではないので別に部屋を用意する必要はないやってんで遂に女子ロッカーも廊下に外出しするようになったのだそうです。

先にも書きましたが、要するに着替えはしないのですよ。コートをぬいだりするだけ。
なのにですよ。たまたまこれまで女子ロッカー室があったっていうイメージが焼き付いているので、妙な萌え心理が働くのですよ。
バカでしょ? あくまでフェティッシュなイメージなんですよね。幻想でしかない。

ってな話を男どもにしたら素直なやつは大うけ同意してくれるんですが、きどった連中は必死になって笑いを抑えてる。
あれ?わが社ってこんな上品な会社だったっけ?



上達の秘訣

※追記あり

ギターの練習は、夜。ヘッドフォンをつけて練習します。ヤマハのサイレントギターと、エレキギターの「静寂さ」は同じようなものですね。
アンプにはつなげずにTASCAMのGB-10というギタートレーナーを使っています。
曲のスピードを変えたり、繰り返したりと便利です。
もちろん不満なところもありますが中学時代にやっていた練習環境とは雲泥の差。
教本も進歩してて、これで上達しなきゃ嘘と思うのですが、これだけは今も昔も変わらずうまくならない。

ただ自分の中でひとつだけ変わったことがあります。
それは、子供のピアノの練習方法を見たこと。これまで楽器の先生についたことがないので練習方法についてまったく知らなかったのですね。で、子供の練習をみて目からウロコというか。ま、あたりまえといっちゃ当たり前ですが。ようするに、毎日コツコツと練習する。そうすると少しずつ上達するんですな。
しかも焦らずに決めた課題曲を半年くらいかけてやっていく。はじめはポツリ、ポツリとしていた音が数か月たつと(素人耳には)見事な演奏に育ってる。

なので、自分もとにかく毎日触る。たとえ10分であっても。
子供のように上達は速くないですが、きっと何年かたつと少しは上手くなっているだろうと。

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追記)2012年11月

・その後、TASCAMは使わなくなり、iPhoneアプリのSlowPlayerがとって変わりましたので、TASCAMの画像は落としました。

2011年4月5日火曜日

ロックとそれ以外

追記2)2015年1月
ギターの肘の怪我が長引き休んでいます。
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追記)2012年11月
さらにギターは、その後、腕の怪我を経てピグノーズに変わりました。
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11月に買ったメジャーボーイというハーモニカは、10穴のハーモニカでブルースの演奏に適しているそうです。

あたしは日本で洋楽が一番ブームだった頃、中高生だったので馴染んでいるといえば馴染んでいるのですが、なにがブルースでなにがファンクなのか、まったくわかりませんでした。

というか学生時代アメリカにいたとき、音楽は「ロック」と「ディスコ」という感じでして、わざわざ「ディスコ」と滑稽なジャンルで定義するくらいあたしが住んでいた地方では「ディスコ」蔑視の文化が根付いていました。
彼らのいうところの「ロック」にはカントリー&ウェスタンや上記のブルースも全部含まれてまして、よーするに「ディスコ」以外はみんなロックなわけです。もちろんジョン・ベルーシ現役世代でもありますのでリアルタイムでブルース・ブラザースも見ていました。

ふーん。ブルースねぇ、ってことで教本を買いまして勉強すると、こんな曲って説明がある。そしてどんどんどんどんどんどん興味がわいてきまして。
その後、2010年の6月に廉価なエレキギターを購入。

サイレントギターもある種のエレキギターなのでは悪くないのですが、エレキギターでブルースをやりたくなってきたのです。

ハーモニカを買ったせいです。

2011年4月4日月曜日

リプレイ ~君といた未来のために~

前回、「みらい」について記したので連想的に。

「君といた未来のために 〜I'll be back〜」というのは日本テレビが99年の1月クールでオンエアした連続ドラマです。
出演は、堂本剛、遠藤久美子、そして仲間由紀恵。という面子。

ある時点になると自分の人生が必ず終わりになり、そして過去のある時点で目が覚めるという主人公の謎解きを描いたSFファンタジードラマです。(今は「タイムループ」物と言われるようになりました。追記:2024/05/20)


この作品の原作(というよりヒントを得た元ネタ)が表題の『リプレイ』(ケン・グリムウッド著)という小説。
原作の方の主人公はビジネスマンで付き合う人たちもみな大人という設定ですが、テレビドラマは学生たちの純愛ドラマになっていて、せつなく美しい。

あたしはテレビドラマの方が原作よりもずっとよいと思います。

当時、あたしはこのドラマが大好きで毎週見ていました。

残念ながらこの作品はDVD化されていませんが、今回、「みらい」からのメッセージを受け取ったのを機に、また観ました。

堂本剛と遠藤久美子が幼馴染。堂本の秘密を知る謎の女、仲間由紀恵も、ひそかに堂本に想いを寄せるようになります。他にも関わる女性がいましてモテまくりです。なんつってもジョニー・デップに似てますから。

遠藤久美子可愛いです。彼女が演じるキャラは、あたしのいうところの「キスしてもいいのよ系」で大層世話の焼ける人物なのですが、これくらい可愛ければ多少手間がかかってもよいかな(笑)。

遠藤久美子のストレートな思慕と仲間由紀恵の気丈な風情が対照的に描かれ男としては目移りしてしまいます。

そしてアコーディオンのcobaが担当していた音楽が全体の雰囲気に超マッチしていました。
音楽の印象があまりにも強烈だったので、数年後サウンドトラックCDまで購入してしまったくらいです。

----------人生をあの時点まで巻き戻せたら?どうする?
人間だったら誰しもが一度は思う幻想。
イマを大切にせねばならぬこの時に原作の「リプレイ」を読んでみるのはいかがでしょうか?

ギター復活とハーモニカ

追記2)2015年1月
・その後、肘の怪我が長引きギターを休んでいます。
・メジャーボーイは、「千の風チューニング」で復活しています。
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追記)2012年11月
・その後、エレキギターに変わりました。
・メジャーボーイは、使わなくなりました。
・カザルスホールも無くなってしまいました。
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2009年10月にギターを再開しました。

中学生のときに始めて高校生になってからはほとんど触ってないので何年になるのだろう。

今回は、友人のアドバイスを受けてヤマハのサイレントギターのアコースティックタイプを購入。家の事情で音を出して練習ができないのでこれにしました。
へたくそな音が外にもれないので正解ですな。

久々に教本を買うと(大)昔と違ってCDやDVDがついている。
教本をパラパラとめくっていると付録めいたコーナーにハーモニカの吹き方が書いてあります。
ふ~ん。なるほど、そういえばハーモニカを吹いている人たち多いなぁ。今、ギターを始めるひとはハーモニカもはじめるんだぁ、なんて納得。
自分的には、ボブ・ディランやスティーヴィ・ワンダーぐらいしか思いつかないけど。

ともだちにギター始めたんだぁなんて楽器の話題を振った時にも、ついでのようにハーモニカの話題が出たりして心のどこかに残っていたようで。

カザルスホールで知り合いのピアノリサイタルがありまして御茶ノ水にでかけました。時間が早かったので入場後、何かの用事で一旦会場を出ました。会場に戻りがてら駿河台の坂を歩きながらふと入った楽器屋。
ギターをはじめたばかりだから興味あるわけ。

弦やらストラップやら音楽グッズにまじってハーモニカが売られていました。
衝動的に「C調」を手に取って購入していました。
トンボ製の「メジャーボーイ」というやつです。
後で知ったのですが、ミック・ジャガーもこれだそうですな。(詳細は、こちら

2009年の11月1日のことです。

2011年4月1日金曜日

み・ら・い

いきさつを説明するとややこしいので適当にはしょりますと。

定期的に実家のメンテナンスにでかけてまして。
せまい家なのですが、ちょっとだけ庭がある。

春夏は、ちょっと放っておくと草ぼうぼうになります。蘇鉄なんて植えた覚えもないのに生えてます。(蘇鉄ってのは結構、拡散するものだそうです)
草に加えて風が強い日の後など、結構どこから来たのかいろいろなモノが舞い込んできたりするので片付けます。

たとえばコンビニの袋とかタバコの空き袋とか、発泡スチロールとかいろいろ。
で、庭の片隅に大きめの紙くずがあってそれをつまみ上げたら・・・・



ごらんのような紙くず。
ひらがなで大きな太い字。

なんか、四十超えたあたりから「みらい」なんてナマに考えたことないので、なんだか妙なセンセーションを覚えました。
ゴミのくせによ~、ジンとさせやがって(鼻をすする)

でも、なんなんだろう。だれかからの伝言かな。
その内に頭の中で、

"if you build, it he will come......"

なんて聞こえてきたりして。誰がくるのかな?
あたしの場合は、野球選手じゃなくて手塚治虫かな。

本当に小さな庭なのですが、なぜか超子供のころの記憶がありまして。
子供用のブランコがおいてあったんですよ。
そこで揺られながらお菓子を食べてるんですわ。なんだか、いじけながらね。
子供なりに、いじけてるわけ。

んで、大人になってもね。
昼休みに公園歩いているオレと同じじゃないか(笑)

2011年3月31日木曜日

涼州の詞

(震災後)計画停電がスタートして間もないある晩、東京がいきなり寒くなったのでもしかすると予期せぬ大停電もありうるという発表があり、とにかく仕事を終えられる人は帰宅してほしいということになりました。
同僚の一部は、そうも言ってられず最小限の員数が残った日の帰路。
新木場の駅に着きました。

町は全体的に暗めでしんとした感じ、例の飲食街もきっと灯を落としているに違いないと思いきや。
なんと何軒かは営業していました。
外からのぞいてみると、数組のサラリーマンたちが酌み交わしている。

この日は余震も多く停電の恐れもあり、被災地のこと考えると、とても寄り道なんてしてる場合じゃあないのに。
なんて一瞬思ったのですが、酔客の背中を見て「涼州の詞」が浮かんできたのです。


涼州の詞 王翰(おうかん)
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萄美酒夜光杯
欲飲琵琶馬上催
醉臥沙場君莫笑
古來征戰幾人囘

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葡萄の美酒、夜光の杯。飲まんと欲すれば、琵琶馬上に催す。
酔いて砂上に臥す。君、笑うことなかれ。古来征戦幾人か帰る。

2011年3月28日月曜日

そのことに候

さて「高名の木登り」と言えば、高校の古文の授業で必ず習いますな。

たいていは、吉田兼好の書き出し「つれづれなるままにひぐらし…」ってところとペアになって教科書に載っている。

吉田兼好のエッセイですね。ブログやfacebookみたいなもんです。

この「木登り」さんは植木職人の頭(かしら)でして弟子に木の手入れをさせているんですな。筆者(吉田さん)は、その作業を見ている。
枝を剪定しているのですが、すごく高いところを世話しているときは声もかけないのに、低いところにとりかかったら、
「おいおい。気を付けて作業しろよ!」
と声をかけたと。

そのやりとりを見た吉田さんが「かしらぁ。もう飛び降りても大丈夫なくらいなところなのになんでわざわざ注意したの?」と聞いたら、頭のカッコいいこと。

「そのことにそうろう」(そのことでございます)※注
「うんと高いところは注意しなくても自分が怖いので慎重にします。低いところほど事故がおきやすいのですよ」と答えたと。

プロの答えはいつも「そのことにそうろう」といきたいものですよね。

逆に、この返答を聞いた吉田さんの感想が実に情けないなと、前から思ってまして。

「毬(けまり)もむずかしいところを蹴るときより、簡単に思えるとついとりこぼしてしまうものです」と。
自分の身の回りのことで喩えたのですが「けまり」くらいしか思いつかない。
所詮は、エリートのコメントなわけです。言っても詮無いことですが。


※注:文中で「そのことでございますね」と書いた方がわかりやすいと思いますが「そのことでございます」の方が一層、カッコいいでしょ?

2011年3月10日木曜日

ダニエル・タメット最新刊

以前、「円周率の暗証」の項目で触れたダニエル・タメットさんの新著が出ていました。

天才が語る サヴァン、アスペルガー、共感覚の世界」(講談社)

以前の記事であたしは、「ダニエルさんのような天才も、わざわざ努力して「覚える」んだ!と変な感動をしたものです」と書きましたが、この本で彼はその答えを出しています。

手元に本がないのでうろ覚えですが、

「一説にサヴァンは、”写真”のように記憶すると言われているが、あれは神話だ」
と言っています。

タメットさんは、「僕(ダニエル)から言うと人の顔を覚えていられるみんなが天才に思える」。
ふーむ。さすがホンモノの言葉ですよね。重みが違う。

同著の中では、このテの本の草分け「妻を帽子とまちがえた男」(オリバー・サックス著)の記述の信ぴょう性についてもズバっと切り込んでいます。
どうやらサックス博士は、ウケねらいで大げさに書いちゃったのかもしれませんね。

でも、じゃあ、あの有名な「直観像記憶(上記の写真のように記憶するという能力)」ってなんなの?
「ブレインマン」(BBCのダニエルさんを追ったドキュメンタリー)には、直観像記憶を持つ画家が確かに登場するし。

こちらは、絶版になっていますが『なぜかれらは天才的能力を示すのか―サヴァン症候群の驚異』を読みますと実に様々な能力を持っている人たちがいるようで、まだまだ謎はつきないですな。



追記)2016年6月3日

その後、『ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由』ジョシュア・フォア著という本が出ました。

これはごく普通の記憶力を持っている著者(ライター)が記憶力チャンピオンの大会を取材している内に自分も興味を持ってしまいチャンピオンに弟子入りして見事、アメリカのチャンピオンになるという凄いドキュメントの本です。

この本の中にタメットさんに関する記述が数か所出てきていて彼のサヴァンに関して問題提起をしています。タメットさんファンにとってみると結構ショッキングな内容です。

2011年2月26日土曜日

サイモン・シン

タイガー・ジェット・シンじゃありませんよ。(もう誰も知らないって)

先日、歓送迎会がありまして。
場所が虎の門だったので、まっつぐ銀座線で帰宅しました。

途中の駅で向かいに座った、おねえちゃん。
ま、こちらは犬と同じですので、おねえちゃんであればとりあえず顔を上げるわけです。
しかも、ちょっと気を引くファッションだったりすると、一層目が行くわけです。

そんなよこしまなあたしの目がとらえたのが彼女がおもむろに開いた文庫本。
カバーをしていないのでモロに見えるのですが『フェルマーの最終定理』───ガーン!って何がガーンだよって感じで。
派手なおねえちゃんは、電車の中で『フェルマーの最終定理』読んじゃだめなのかよ(笑)。


まぁ、人は見かけによらないとはよく言ったもので。
もちろん、この本、フェルマーの定理を解く本ではなくて17世紀に出された究極の定理に挑戦した人たちの姿を描いた科学ドキュメンタリーでして、このテの本の中でも手に汗握るというかめちゃくちゃ知的興奮を覚える名著なのであります。
著者はサイモン・シンという科学専門のライターでして、ほかにも『宇宙創成』や『暗号解読』といったベストセラー作家でもあります。(追記2026/1/8 怪しげな政党が跋扈する今は、『代替医療解剖』もおすすめです)

ハードカバー本で出たとき買いましてあまりにも面白かったので、会社の先輩に貸したらそれきり戻ってきませんでした。

本に対する思い入れって一人ひとりまったく異なっていて、これは別の人ですが、これまたある科学読み物を貸したところ、返してくれる代わりに会社の「公共文庫」においてありました。価値観があまりに異なるので、彼らに真意をただす勇気がありませんでしたが、ショックでした。
結局、『フェルマーの…』は、おねえちゃんのと同じ文庫版を買いなおしました。

あたしは家に置ききれない本は『図書キープサービス』というのを利用しています。
どこか埼玉あたりにある倉庫に本を保管してもらう仕組みです。
本という物体が好きなんですね。電子書籍、ほんとはイヤだなぁ~。

追記)この下の根がすっかり変わった数年後、電子書籍やら自炊やらにすっかり手を出してしまいました・・・・。

2011年2月24日木曜日

世代摩擦

自分が子供の頃。
たとえば、ロックバンドの新曲でも聞いていたとしましょうか?
そこへ通りかかった父親。

父「お!これがいま流行りのアンヴィルか?」
子「…あ。う、うん。まぁね。」

とこんなことだけですっかり白けちゃうってことありません?この心理はなんなんでしょう。
(ふん。わかりもしないくせに。おもねりやがって)
といった感情なのでしょうか?

不思議なものでこれが他人、たとえば学校の先生だったりすると全然反応が違ったりして。ってその先生にもよると思いますが。
これは音楽に限らずファッション全般におけるジェネレーション・コンフリクトかなぁと思います。

ネットでいいますと、facebookとかね。
若手IT社長の口から出るとカッコよかったりするのが身近のおじさんたちが口にしだすともうダメ(笑)で。
自分も超オヤジだというのを棚にあげて、なんだか経済誌とかで特集とかされだすと、もう金輪際触るのもイヤになっちゃう。
え?facebookはファッションじゃないって?(笑)
ま、見てなさいって。

2011年2月17日木曜日

デュー・デート ~ネタばれあり~

飛行機の中といいますとやることがないので寝るか、映画でも見るかなのですが国際線ですと日本公開前の作品を見られるというのがありがたい。

昔は、乗っている間に全員が同じ映画を見るという、とてもゆったりしたシステムでしたが、今は自分が観たい作品を好きなときに好きなだけみられるという、とても便利な仕組みですが、着陸間際になると、途中でサービスが終了しちゃいますな。
以前の国際線の帰路「KARATE KID」が途中で切れちゃいまして。今回のアムステルダム行きの便で続きから見ちゃいました。

で、本題はそこで鑑賞した「デュー・デート」。男二人のロード・ムービーですな。
ザック・ガリフィアナキス演じるイーサンは父親の葬儀でアトランタに来ていて、それからハリウッドで役者のオーディションを受けにいくために車を借りるわけです。主役のピーター(ロバート・ダウニー・Jr.)とひょんなことで一緒に旅をすることになるのですが、イーサンが「コーヒーの粉の空き缶」に父親の遺灰を入れて持ち歩いているのです。

「コーヒーの空き缶」に「遺灰」ですよ!しかも、後半には遺灰をグランド・キャニオンで撒きます。撒くのです。ぱぁ~~っとね。

これは由々しきことです。
「ビッグ・リボウスキ」のまんまじゃないですか。
しかも、オリジナルの道具立てと比べて、この作品のヒネリの物足りないことったら……。

わざとでしょうか?
はたまた、これは、アメリカのジョークとしては一般的なものなのでしょうか?



2011年2月12日土曜日

昼休みの冒険 ~ベルリンの楽器店~

ドイツのベルリンにでかけていました。

長い会議の連続で、最後の日だし、このままではまったく自由時間がなく、さすがにベルリンに失礼だということを思いまして。

昼休みを利用して街に出ました。といっても1.5時間しかありませんので、もう必死です。

前の晩から距離を念入りに調べまして往復できっちり戻ってこられる地域のあたりをつけました。
目的地は、「Musikalienhandlung Riedel」という楽器店です。もともと知っていたのではなくネットでの事前調査。口コミが重要なのですが、そこはそれドイツ語の口コミなのでさっぱりわからない。

幸いにも一件英語のコメントがあってベタ褒めでした。何が凄いって、ありとあらゆるクラシックの楽譜が揃っているそうでプロのミュージシャンたちも、ここを訪れて掘り出し物を探すと書いてありました。

ここまで書かれると何がなんでもでかけねばということで到着しますと、確かに。楽器も売ってますが、メインは楽譜。奥の方は「中古」と書いてありましていかにも年代者の楽譜がずらっと並んでいる。荘厳な感じ。
来ているお客もドイツ人なので風格がある。

楽譜は買ってもしかたがないので、ドイツといえばHOHNERだし、小型(どれも小型なのですが)の製品を記念に買いました。

お店の人にシャッターを押してもらったりして図々しいことこのうえない。
おぉ!そうだ店の写真も欲しいなってんで店を出てから通りすがりの老婦人にお願いしたら、なんとプロのカメラマンだそうで「いま、個展会場からの帰りなのよ。高いわよ」と来ました。得した気分。
行き当たりばったりでそこらの店に入って軽食をかきこみ息せき切って会場に戻りました。

旅行って人とまとまって行動しているとなぜか記憶に残らないですよね。タクシーでぱぁっと移動したりして。
逆に一人でレストランに入ったり、自力で活動すると脳みそがフル活動するので深い思い出になります。
なので、どこに行っても、こんな具合に、必ずちょこっとでも単独行を加えています。

ミュンヘンの話、入荷しました。