記事のタイトルになっている”Who cut your hair?"というのはアメリカの漫才コンビ、Cheech and Chongのもちネタ。
学校の教室で女性教師が麻薬についてゲストを招いて授業を始めようとします。
生徒たちがざわざわ騒いでいて、先生が「静かに~」と言ってもやまない。
ときおり生徒(Cheech)がゲストに向かって「Hey! ”Who cut your hair?」とやる。
これがわけもなく可笑しくて腹がよじれてしまいます。
一向に静かにならない教室に最後の最後、というか定期的にこの先生が切れます。
これがまたたまらない。
そうね~笑いの種類としては、日本のコメディアンで言いますとボンボンブラザーズに近いかな。(寄席に出演している曲芸のグループですが、何度みても表情だけで吹き出してしまう。ライブでないと伝わらないので一度寄席へどうぞ)
みんなこのネタが大好きなようで、Googleで「Who cut your hair」と入れたら出るわ出るわ。中にはブログの看板タイトルにしているやつもおります。
そういえばネットが盛んになってからCheech and Chongのこと気にしてなかったなと更に検索してみると彼ら今は70代になっていて、なんと活動を再開するらしい。
YouTubeはいろいろ言われるけど、こんな調べものするときには本当に助かるなぁ。
あたしが最初にCheech and Chongを知ったのはTimの家で聞かされたLPレコードで、いったいどんな連中なのか見当もつかなかった。LPは、出演者が多いので二人組だって知ったのも何年も後のこと。コンビのスペルもわからなくて”チーチャンチョン”という中国人グループだと思っていた。
聞かされた当日は、おまけにジョン・ケイジ(現代音楽家)の「サイレンス」のレコードも聴かされたので頭がふらふらになってしまいCheech and Chongの正体を確かめる元気もなかったのも一因です。
ジョン・ケイジのサイレンスは、『
サイレンス
』という単行本で翻訳がでております。
さて、しばらくしたら日本で「スネークマンショウ」という-----なんだろう、コメディアルバムといえばいいのかな?が大ブームになっているというので聴いてみたらCheech and Chongのコントとそっくりなんですな。
いやぁ似てる。なんて思っても今度は日本ではCheech and Chongを知っている人間がほとんどいないので確かめるすべもなく今日(2010年6月6日)に至ったわけです。
ふと思い立って検索してみるとAmazonのユーザー評に、なんとスネークマンショウとCheech and Chongの関係について記載しているエントリーを発見。自分の好奇心の行き着くところってだけですがインターネットのありがたみを噛みしめましたわ。