2013年10月10日木曜日

リー・オスカー・ナイツ

先日、あたしが参加していたセッションに、世界的ハーモニカプレーヤのリー・オスカーという人が飛び入りしまして、びっくりしました。
年配の方ならご存知かもしれませんが、昔、資生堂のCMのBGMで流れていたプレイヤーです。

もの凄いパフォーマンスでして、その場でバンドメンバーに演奏しながらリズムと曲の進行を教えつつ、それ自体をエンターテイメントにして会場全体を盛り上げていくという驚くべき現場を見ました。

流れの中で他のハーモニカプレーヤーも含め各パートに振っていくときリー本人はバッキングに回るのですが、その時のサウンドが恐ろしいくらいの音で超クール。

おそらくその晩、リー・オスカーが来店するというのを知っていたのでしょう、もう一人日本人のプロハーモニカプレーヤーの仲村哲也さんも来ていて、もうセッションというよりは彼らのライブのようになりました。

仲村さんのハーモニカプレイのアドバイスが効いています。
女性客に謝りながら吹くとき「玉を膨らせる感じでやること」だそうです。

帰り際、握手してもらったら「いいですね。玉ですよ(笑)」だって。
実は、仲村さんはWarというバンドのハーモニカ担当ですが、前任者がリー・オスカーだったという関係です。
あたしの年代ですと、もちろんウォーは知っていますがこのような背景を知ると面白いですね。

帰路、混乱している頭を整理してみますと、リーは演奏だけで歌わないのですが、ハーププレーヤーとうのは演奏のみでも”歌手”なんだと認識しました。

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