韓国の連続ドラマ『秘密の森』を見てから俳優のペ・ドウナの大ファンになりました。
これまで特定の作家のファンや作品、ミュージシャンを気に入ることがあっても、芸能人の熱烈なファンになるという経験がありませんでした。
早い話がペ・ドゥナに恋してしまったのです。
とはいえ、彼女のファンがみな口を揃えて言うように、彼女の場合、不思議なことに”邪な”妄想(笑)が生じません。ただ純粋に好きなだけです。
演技力の凄さに。見た目の可愛いさと美しさに。
例えば、彼女の初期の出演作『プライベートレッスン 青い体験』は、青春ドラマとは言え一種のアダルト作品です。ペ・ドゥナの裸やセックスの場面を見せられますが、なぜか心に思うのはナムオク(ペ・ドゥナ)に幸せになってほしいという気持ちになってしまうのは、エロス作品にペ・ドゥナを起用した製作者の失策でしょう(笑)
彼女の可愛さを一番よく伝えてくれているのが『空気人形』の是枝裕和監督と『リンダリンダリンダ』の山下敦弘監督のお二人の対談です。
是枝「普段も可愛いですからね。みんな好きになると思うよ、本当に(笑)。現場にいたおじさんからおばさんからおじいちゃんから子どもまで、みんな嘘偽りなくペ・ドゥナのファンという感じ。僕もですけど。面白いし、本当にチャーミングなんですよ。」
山下「可愛いですよね(笑)。」
(ユリイカ2009年10月臨時増刊号 総特集=ペ・ドゥナ 『空気人形』を生きて、対談 是枝裕和 山下敦弘『ペ・ドゥナ、おそるべき女優魂』より)
このあと、山下監督が『リンダリンダリンダ』を撮り終わってから夢にペ・ドゥナたちが出てきてからというものドキドキして以前のようにペ・ドゥナに接することができなくなってしまうというエピソードが続きます。
映画監督など製作者たちにしか見られない「普段の可愛いペ・ドゥナ」を見たいと思っていたところ、YouTubeに『私の少女』のメイキング映像がありました。
差し入れを配っている様子にペ・ドゥナの人柄がうかがえます。
ペ・ドゥナにお菓子もらいたい(笑)