2013年11月27日水曜日

中国再訪(2)~出入国~

日本から深センに行くには、まず香港に入国してから移動するのだそうです。
香港はもちろん初めてでした。

ご存じのように香港は1997年にイギリスから中国に返還されたので既に中国なのですが実質上はまだ外国扱いでして、以下のような按配で出入国を繰り返します。

日本出国

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香港入国(香港出入国カード一枚目で入国時に入国分が一枚はがされる、残りは続く出国まで大切に保管)

※以下のあたしの行動(香港⇒中国⇒香港)ですと、あらかじめ香港の出入国分カードを二枚準備しておくと楽です。中国分は一枚だけ。

香港出国(上記の”残り”の出入国カードを使います。一枚目は出国時に香港が回収)
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あたしの場合は後述のように徒歩で国境を越えました。

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中国入国(中国出入国カードの半分=入国分の半券がちぎられて中国が回収。残りの半分は出国用なので大切に保管)

仕事

中国出国(中国出入国カードの残りが回収されます)
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あたしの場合はまたまた徒歩で国境を越えます。

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香港入国(香港出入国カード一枚目で入国時に入国分が一枚はがされる、残りは日本帰国時の出国まで大切に保管)

香港出国(二枚目の残りの出入国カードが回収されます)
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日本入国(おなじみの日本入国カードを使います)

続く記事で上記の行程をブレークダウンします。

2013年11月26日火曜日

中国再訪(1)

というわけで中国の深センに行ってきました。実に中国には太極拳を習いにいった20代の時以来ですので30年ぶりということになります。

昔は、中国旅行は旅行グループに通訳とガイドを兼ねた現地の人間(本当の役目はわかりますよね?)が随行しますので全体的に金額も高く敷居も高く感じました。
二回訪れた両方とも上海をベースに目的地に出向きました。

上海はヨーロッパの香りのする落ちついた国際的な雰囲気の大都市で夜の黄浦江をそぞろ歩いていると日本語や英語で話しかけられて驚いたこともあります。

今はどうなっているのでしょう?
今回は、地方がまったく違う場所でしかも一旦、香港に入ってから国境越えをするのだそうです。

あたしの用事はインセンティブ旅行の視察ではないので、まるで大阪出張するような感じの一人の現地集合です。しかも中国本土では英語はまったく通じないと言われています。
日中関係もかつての時代のようにおおらかな感じでもなく都市化が進んだ街での治安も気になります。

昔の日本人の出張といいますと視察でなくても皆で集まってワイワイ行くようなところがありましたが今はそういうことも(少なくともあたしの周りでは)なくなって前述のように場所と現地の次第だけ連絡されて勝手に集合という感じになってきました。

それでなくても現地で四六時中顔を合わせる連中ですので少しでもフリーにということもあるのだと思います。

飛行機に乗っても昔の様に四六時中、フライトアテンダント(スチュワーデス)を呼んでアルコールを飲み続ける人もいなくなりましたし、食事を制限して休んでいる人が多くなってきたような気がします。

現地集合といっても慣れている場所ならいいのですが今回のように初めての場所ですとさすがに情報の準備が必要でした。
そんな不安な状況ですので出かけるにあたり人様のブログに大いに助けていただきましたのでお礼をかねてフォローアップしたいと思います。


2013年11月22日金曜日

英語の映画を英語字幕で

少し前、仕事の用事で飛行機に乗った時、いつものように映画を見ました。

ヘッドフォンで集中して聴けるので英語学習にはピッタリの環境ですが無理して字幕なしで見ますと結構つらいものがあります。

後半まで辛抱しますと耳が慣れてくるのと文脈になじむせいか英語が入ってくるようになりますが、でも前半のストレスは負担です。

今回、ふと魔?が差して、英語の映画に英語の字幕をつけてみたところこれが実に塩梅がいい。
映画は、前述のように導入部で状況説明やら登場人物の背景、関係性などを駆け足で描くためか難解ですし、うっかりすると大事な伏線を聞きのがしてしまいます。(日本語の映画ですらありますよね(笑))

字幕があると目が追い付かない部分も多々ありますが、かなり耳の補助になることがわかりました。
これはハンディキャップのある方々用に英語のサブタイトル(字幕)がついているのでしょうか。ありがたいサービスです。

ちなみに鑑賞した作品は、
往路が、おそまきながらパシフィックリム。
復路は、ウルヴァリン。X-menの日本が舞台の作品。

なお、今回の出張については後日、普通のブロガーのような旅のメモ風記事もポストする予定です。

以下、蛇足。

上記、2作品ですが、期待をしていたわけではないですが、案の定面白くありませんでした。

前者のような作品は、ボスを倒す「決め手」の合理性や解決方法に至る必然性の演出が巧みでないとお話に入り込めませんよね。簡単にご都合主義の現実に引き戻されてしまいます。

スターウォーズのデススター破壊ミッションは良い例で、敵の弱点を突き止める過程が自然だし主人公たちが活躍する戦いの必然性やハンソロの再訪やフォースを伴った成功に至る過程も観客がご都合主義を気にるすヒマもなく実にすんなりと受け止めることができます。
(アメリカ公開時にはハンソロ再訪の場面では観客から大歓声が上がっていました。余談ですが、二作目ではダースベイダーが登場した時にも拍手と歓声で劇場が沸きました)

後者も、ウルヴァリンが陥る危機の回避方法が安易過ぎるし、何よりもまず敵が犯す犯罪?の動機が弱いですよね。また日本語で芝居をする場面が結構ありますが、真田広之以外の役者の日本語のセリフが棒読みで日本人にはつらいものがありました。エンドロールで示された次回作に期待?

2013年11月8日金曜日

伴奏者との楽しみ

先日、二曲ブルースをやらせていただいた歌の会で思ったことがあります。
いや、ブルースってほんとにいいなと思ったというだけなのですが。

カラオケではなくて伴奏をプロの方につけていただいて皆で歌を披露する場なのですが、通常の歌と伴奏といいますととにかく歌が完全に主役でして伴奏は本当に伴奏といいますか表に出てくることがありません。

ところがブルースを歌いますとこの会に限ったことではないのですが伴奏の方にソロをお願いするということもあるのかもしれませんし、伴奏者の方々とえらい一体感を抱くことができまして演奏が終わって思わず握手しちゃったりとか、途中で伴奏の方が合いの手の掛け声を入れてくれたりとか、一緒にやってる感満載になるのでです。

一般の歌ですともちろん歌っている本人は気持ちいいし、客席で聴いている人も楽しいのでそれでよいのですが、更に喜びがイーハン加わるという感じがしまして。
ブルースが民謡の一種だというのもあるかもしれませんね。

2013年11月7日木曜日

"Let it be" ~奇妙な附合~

パソコンを新しいのに変えたら古いのが翌日壊れたという、「意味のありそうな附合(synchronicity)」について書きましたが、似たような現象が続くもので。

少し前に、「Let it be」の歌い方を研究しましたが、先日、とある会で曲名指定で歌うことになりました。

びっくりです。まるで知って準備をしていたかのような感じで主催者から連絡がきたときは本当に驚きました。
別に僕が歌が上手だと思って連絡してきたのではなくて「プロに頼めばうまいにきまってるから素人くさくても英語の歌が好きなつかさん(私のこと)にお願いできないかなと思いまして」という流れです。

「研究段階」ではあくまでもシャドウイングだったので実際に歌詞をみないで歌えるかどうか不安です。
そこで「本番」までの数日はひたすらカラオケやiRealbの伴奏で歌いまくり。
しばらくはletitbeのフレーズが頭から離れませんでした。

同じ歌ですがハーモニカを持ってブルースを歌うのと、いわゆる「歌」を歌うのでは「恥ずかしさ」の次元が異なりまして(笑)。
不思議と楽器を持つと歌う勇気がわいてきますが、僕だけでしょうか?
たぶん、楽器が仲間のような感じで勇気づけられるのでは?と想像しています。

本番では、やはり裏声の部分が多いので力が弱くなってしまう部分や声が掠れてしまう部分があって思うようにはいきませんでしたが、ミドルボイスの練習曲としては最適だと思いました。

ちなみに、市井のカラオケではキーが原曲より1音(-2)低い設定になっています。
それだけ男には高めの歌だということなのでしょうね。(女性には原曲キーでもえらい低いです。)

2013年11月5日火曜日

公園でのひと幕

あたしは、近所の公園の入口に面するお宅の駐車場を借りています。

週末、母のホームに行くので車を出すと、公園事務所のガラスドアに自分の姿を映してしきり体を動かしている初老の男性を発見。

その様子、中でも掌の先の動きを見たとたん僕の体に電撃のような感動が走りました。
腕を小さく回して体の正中線にそって捩じって突き上げる。これはまごうことなき洪均生老師の手つきだ!!
後先考えずに車を歩道脇に止めてエンジンを切り、その人に声をかけました。

「す、すいません!!」
男性いきなり車をとめて降りてきた男に声をかけられてビビってる様子。
「あのぉ。もしかして陳式をやられているのでしょうか?」
この一言で男性の表情が和らぎました。

これは何かというと太極拳の流派の一つで陳式太極拳(陳家太極拳)というものでコマーシャルやテレビでよく見る太極拳と様子が相当違います。

件の公園でもお年寄りがやっているのをたまに見かけますが、彼らがやっているのを見ると24式(太極拳)という誰もがやさしくできるように近代になって開発された運動なので、いつもがっかりしていたのです。

ところが、あろうことか近所に陳式太極拳をたしなむ人がいたなんて!!
それからあたしが太極拳を習っていた時の諸先生方の話をしたところもちろん話が全部通じて大いに盛り上がりました。
しかも彼は長年やっているらしく、その公園で教えているのだそうです。
定年になったら再開しようと思っていたのに老師も亡くなってしまい、ほとんどあきらめていたのに。

車に戻って定年用の名刺(肩書きなど一切なくした名前と連絡先だけのものです)を引っ張り出して押し付けちゃいました。

車に戻っても、しばらく興奮がひかずなかなか落ち着きませんでした。

2013年11月2日土曜日

伴奏を頼むときの心得を勉強しました

先日、とある歌の会に出てハープを二曲演奏させてもらいました。
演奏は録音して後で脂汗たらしながら聴きますが、少しは上達しているのか進歩がないのか?

一曲目が"Juke"(インスト)で二曲目が"Blues with a Feeling"。
二曲ともネタおろしです。
伴奏はピアノとカホン。あらかじめ曲をお伝えしてあるのでジャムセッションのような曲説明やテンポ合わせの苦労はありません。

録音を聴いてみるとベンドが下がり切っていない(特にJuke)のが気になります。
やはり緊張していて力んでいるからなのでしょうね。
ライブの現場では実際の腕前よりも上手に聞こえるのとお客さんがハーモニカを知らない一般の方々なのでコケおどしが効くということで少しは助かりました。

想定外だったのは、恰好つけて曲の間にMCを挟んだのですが下手なせいか一曲目の余韻で息が上がっていておしゃべりが苦しくなってしまったことです。

プロの方々って平気でやりますものね。これも課題だなぁ。←そんなにたくさん演奏する機会があるつもりなのか?(笑)
このままで二曲目が歌えなかったらどうしようと心配になりましたがなぜか歌になったら息苦しさがなくなりました。

ライブが終わった後日。打ち上げを兼ねたカジュアル歌会がありましてそちらにも呼んでいただけました。
ま、カジュアルだしと気軽に言ったのですが歌を歌う人たちは譜面を持ってきているんですね。
あたしは、主にブルースというジャンルだけなのでその場でテキトーに伴奏つけてもらえばいいやなんてんでハーモニカと身ひとつででかけました。

今回も伴奏はピアノですが前回とは異なる方でして、曲をエントリーする時に「あの、あたしはブルースなんですが。普通の12小節のブルース進行でお願いできますか?」
と話したところ「あ、いやすいません。あたしはそういうジャズとかはだめなんです」と断られてしまいました。

実は、別の同じような店で何回か練習をしたときには上記の説明で「あ、いいっすよ」という感じだったのでピアニストは誰でも大丈夫なのだろうとタカをくくっていたのがいけませんでした。

「ジャズとか・・」という反応を見てもわかりますようにまったく異なるものでもおそらくひとくくりのイメージでとらえて知らないジャンルという扱いになってしまうのでしょう。あたしだってハープ始めるまでは同じようなもんだと思ってましたから。

ただ、あたしは素人だけど、たぶん音楽家はみな知っているだろうと思っていたのが間違いで、次回、同じようなチャンスがあったときは簡単なコード進行表でももっていくようにしたいと思います。

たまたまギターを弾ける方がいたので「3コードですよね」とバッキングを買って出てくれまして何とか急場をしのぐことができました。

それと、こんな時のために伴奏なしでもやれる曲やアカペラの歌も用意しておいた方がいいと思いました。 ←そんなにたくさん演奏する機会があるつもりなのか?

2013年11月1日金曜日

PCの引っ越し ~オマケ~

PCのデータを新品に引っ越し終えたら古いマシンが動かなくなった不思議な事件について書きました。
詳しく書くと、電源が入らなくなったのです。

さらに詳しく書くと、ACアダプターにつないでも「充電ランプ」すらつかない。

古いACアダプターをかばいかばい使っていたので遂に断線したか?と思い、別のアダプターを差し込んでもうんともすんともいいません。
(Thinkpadは、古い物を他に二台持ってまして機種によらずACアダプターが同じなので使いまわせるのです)

実に不思議です。