2010年2月9日火曜日

ボブ・ディランの頭のなか(マスクド・アンド・アノニマス)

「ビッグ・リボウスキ」のウォルターが好きで、演じるジョン・グッドマンが好きになりました。

ジョン・グッドマンというと、『ボブ・ディランの頭のなか』で演じるイベンター、アンクル・スウィートハート役の彼もステキです。

この映画は、ボブが脚本・主演した近未来音楽SF(?)で、コーエン兄弟はじめ有名どころが多数協力&出演しています。

この映画の音楽も世界中のディランマニア?たちによる作品で成り立っていて、なんとオープニングは、真心ブラザーズによる「マイ・バック・ページズ」!

何もしらずにDVDを見始めると、あれ?言語環境を変えてたっけ?とビックリ。
すばらしいカバーで、オープニングから感動ものです。

ディラン演じるところの伝説のシンガー「ジャック・フェイト」が牢獄から解放されて町に帰ってきてバーでいきなり演奏をはじめます。

曲は『ダウン・イン・ザ・フラッド(堤防決壊)』。ジョン・グッドマンがみんなに「みんな。ジャック・フェイト!!」と紹介して軽く踊りながら席に戻っていく姿のカッコいいのなんのって。

で、いきなりジジイ(ディラン)のあのしわがれた声。情けないんだかかっこいいんだかわからない老け方。しびれちゃう。
サウンドトラックも買ってしまったあたしは、日に一度は、この「ダウン・イン・ザ・フラッド」を聴いちゃうのでした。