2010年12月26日日曜日

TRON

OSってのは、何でこんなに楽しいんでしょうね。
ってオレだけ?

誰も興味ないだろうけど、あたしの好きな?OSベスト5作ってみます。

1.VAX/VMS ―――これを創った人は神だと思った。Aplix社に昔スタジオハードの高橋君とお邪魔したときコンソールが神々しく飾ってあったのを見て、あぁ、みんなVAXが好きなんだ。と感動した。
2.FreeBSD ―――何のソフトなのか知らずにデーモン君の絵に引かれて買った。後でOSだと知った。ここからインストール天国が始まった。
3.Linux(銘柄は特になし)―――実際は、BSDよりLinuxの方ばっかり使っていた。MkLinuxをPowerPCのマックに入れて遊んでいた頃は楽しかった。
4.MacOS(もちろん昔の)―――init/CDEVだよね。
5.OS/2 OS/2warp―――これほどわかりにくいマニュアルって作れるのか?(笑)と感動した。「導入(インストール)」を何回かしただけ。

もっとも嫌いなOSは、ナニカ?
もちろん、TSOですよ。

これは、メインフレームコンピュータのOSでして、あらゆる操作はコンピュータセンターで管理されている。うーん。どこか今のクラウドのサービスに似てるのですよね。ウォズやジョブズは、TSOから自由になるためのパソコンを発明したはずなのに。だんだん元の集中管理に近づいてきている気がする。

―――集中管理された世界。トロンですか。

あたしは、ジェフ・ブリッジスのファンですから。
あいにく過去作品を見ていないので比べようがなかったけど、あんな可愛いプログラム(クオラやジェムのことね)ってどんなプログラムなんだろう?なんて思っちゃいます。
そうね~。lsとかかな(笑)

トロンOSで動いていると言われている自動車に長年乗っています。さすがに直接触ったことないですが、一度、工場でチェックしてもらった際、「走行ログ」が取られているを知ったときはさすがに感動?しました。一度も「フリーズ」したことありません。(笑)

2010年12月24日金曜日

バンドムービー

少し前に、スカーレット・ヨハンソン映画2連発の話を書きましたが、実は先週も意外な二連発がありまして自分でも驚いています。

ひとつは友人の勧めで予約していたストーンズのライブ「シャイン・ア・ライト」。(正式タイトルは「「ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト」)
監督は『ディパーテッド』のマーティン・スコセッシ。

あたしは年齢的にはビートルズもストーンズも現役マイナス2~3年という年代。ですが、リアルタイムではどちらもさらっと流していたなぁと思います。

周囲では兄貴がいる連中は結構影響を受けていたと思います。友達の家に遊びに行ってそいつの兄貴のエレキギターを触ったりしていましたから。
ところが大人になってコンサートに足を運ぶようになったりして惚れちゃいました。

この作品では、メンバーの若い頃のインタビュー映像が随所に出てくるのですが。なんだか、じじいになってからの方がカッコいい。
キースのバケモンみたいな(失礼)しわくちゃの顔がニヤっと笑うと、もうたまりませんな。
ドラムスのワッツも最高。他のメンバーが装飾ファッションなのに醒めた表情でジーンズとTシャツでひたすら叩く。

もう一つの作品は、新聞の映画評に載っていたタイトルだけを見て予約していた作品「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」。
これが同名のバンドのメンバーを追ったドキュメンタリーと知ったのはDVDプレーヤーにかけてからでした。

要するに届いたのが両方とも30年以上続いている「おっさんバンド」のドキュメンタリーだったという話。
ディスカスの予約リストって時々順番を入れ替えたりするので二つが同系コンテンツだったのは、まったくの偶然。不思議だ~。

「アンヴィル」は80年代のバンドだし、あたしは名前も知りませんでした。(っつーか全部知らない)
メンバーは、給食配達やら解体工やりながら、いまでも「スター」を目指す50代のバンド(笑)。
ジャンルがへヴィメタなので彼らの音楽にはまったく興味ないのですが、それでも泣いちゃいます。このドキュメンタリー見て、日本人を少し好きになっちゃいました。いいとこあるじゃない(笑)。

「アイデン&ティティ」といい「ザ・コミットメンツ」(アイルランドの素人バンドのドラマ)といい、バンドのドラマは捨てがたいですね~。

2010年12月22日水曜日

キスしてもいいのよ

今日は、松本隆について。

―――そういえば、あたしの持っていたCDのボックスなんていったっけ?」と思って検索してみたら、別のCDがひっかかりました。

『松本隆に捧ぐ-風街DNA-』というトリビュートアルバムでして、ジャケットがなんと「今日マチ子」さんでした。

あたしが持っているCDのボックスの方は『風街図鑑』という大セットなのですが、これを買ったのは他でもない、コイデヒロカズさんが薦めてくれたからなのです。(※追記参照)

当時、彼は『テクノ歌謡マニアクス』という単行本をてがけていまして松本隆さんや細野晴臣さんにインタビューした関係で『風街図鑑 』いいっすよ。
なんて教えてくれたのです。

めぐりめぐって今日マチ子さんだもの。不思議な縁を感じます。

奇しくも当時NHKで松本隆特集があって、アグネスチャンの曲「ひなげしの花」を手がけた頃の葛藤と昇華についてのインタビューが泣けるほど印象的でした。

このインタビューが神田の甘もの屋「竹むら」の二階で撮られているのも良かったなぁ。
「竹むら」の階段は、普段客で訪れるとまるで舞台美術のように「見てる」だけなのに、本当に二階に上がらせてもらえるんだ!なんて変な感心をしたものです。

さて表題の「キスしてもいいのよ」は、ご存知、松本隆作詞『渚のバルコニー』の一節ですが、このフレーズを昔聞いたとき「上手い!!」って思ったものです。

だって「キスしてもいいのよ」ですよ。ウソつけって感じですよね。
お前がキスしたいんだろ!なんて突っ込みたくなるほど松本隆は女性を描くのが上手い。このようなじらし方がカワイイなんて思う男性もたくさんいると思いますが、七面倒だなぁなんて思っている連中もやまほどいるのでは?

「あのとき、本当はひきとめてほしかった・・・・」 ハナからそういえよ。みたいな。(笑)

追記)コイデさんは、フリーの編集者で、いろいろ一緒に企画をやらせていただきました。2006年に再発したガンで亡くなりました。今でもたまに夢に出てきます。雑談、楽しかったなぁ。

2010年12月18日土曜日

バイカルの鉄

少し前に、山田洋次監督の「馬鹿まるだし 」について触れたので早速、DVDを借りてみました。
ハナ肇演じるヤスさんは、「ちょっと足りなくて粗野だけど、善良で、お人よし、おだてにのりやすく、失敗もするが、憎めない」。

すなわち、寅さんタイプのキャラなんですね。
山田監督は落語も作るので、落語に登場する粗忽な熊さん系のキャラクターが好きなのでしょうか。

実際の生活で親戚や職場にいたら、これはハタ迷惑ですが、映画のキャラほどではなくても周囲には少なからず似たようなタイプの人間っていますよね。

もちろん、寅さんシリーズは、あたしも大好きですが、山田監督が創造したキャラでは特に『バイカルの鉄』ってのが好きです。
「馬鹿まるだし」のヤスさんもシベリア帰りですが、この鉄も「バイカル」帰りです。

丹波哲郎が演じる「バイカルの鉄」は、映画『十五才 学校IV 』に登場する老人です。
この映画は、少年が旅を通して成長する姿を描くロードムービーで、バイカルの鉄との出会いは特に重要なエピソードです。
鉄は、負けん気の強い老人で、ある種、グラントリノのイーストウッドに通じるような偏屈もので家族とも離れた一人暮らし。

少年は、たまたま鉄の家に厄介になりますが、よる年波に勝てず・・・・。
息子役の前田吟と少年のやりとりは、映画のクライマックス。
ネットですっかり頭が呆けてしまった人々にはぜひとも観てもらいたい一品です。

山田監督がシナリオを作る過程を記した貴重な本があります。

シナリオをつくる 』( 山田 洋次 朝間 義隆) 筑摩書房 (1994/01)

山田監督と脚本家の浅間義隆のお二人が神楽坂にある旅館「和可菜」に篭って「寅さん」の脚本を練る様子をテープにとって本に起こした内容です。

あたしもこの「和可菜」には、なんどか厄介になっています。山田監督とちがっていいアイデアはさっぱりでしたが。

二人がこまかくこまかく話し合いをしながらストーリーを煮詰めていく様子は、想像していたシナリオ製作のプロセスとまったく違っていて非常に勉強になりました。

2010年12月16日木曜日

師走と「半誕生日」

本日は、年末ということもあり、コネタスタイルで。

手帳を新しくする時期になりました。
あたしは、「ほぼ日手帳カズン」の「皮革製カバー」に「陰山手帳」を入れて使っています。陰山手帳は、手帳としては最高ですが、ヒモの栞がしょぼいので、ほぼ日の悪魔の尻尾のような栞二本はとても役に立ちます。
「ほぼ日カバン」とか開発してくれないかな。

自分の年齢は、よく忘れるのですが、さすがに誕生日は忘れませんな。
小学生は「半成人の日」という催しをしていますが、あたしは、「半誕生日」というイベントを作っています。
あたしは12月生まれですので、「半誕生日」は、6月の同じ日になります。
「半誕生日」には、電動ハブラシのブラシを交換し、耳鼻科で健康診断します。耳鼻科関係で持病はないのですが、ないだけに半年に一度検査をしてもらいます。変ですか?

実写版「ヤマト」見ました。小屋から出てきたら、人に、あんた愁嘆場焼けしてるよ。って言われました。
子供の頃、「空飛ぶ軍艦」だか戦艦(帆船なんですが)だかって映画を父親に連れられて池袋の映画館でみた記憶があります。ディズニーだったと思うのだけどネットでも突き止められません。記憶違いかな。―――その後、ネットで調べたら「空飛ぶ戦闘艦」というタイトルでした。

「火星人地球大襲撃」見ました。これは、昔テレビで「Five Million Years to Earth 」というタイトルでモノクロで見たときの印象が残っていて、いつかまた見たいと思っていた映画。日本語のタイトルがわからなくて長年放置していたのですが思い立ったが吉日。ネットでまじめに検索すればサクっと出てくるものですな。なぜかこのタイトルを紹介してくれている人みんなモノクロで見ている。プロットがアメリカ映画にしては珍しく「伝奇物語」になっていまして、諸星大二郎が監修しているのかと思っちゃいます。

2010年12月14日火曜日

デンタルライフ(7)~歯磨き入門~

人の育成が上手なN歯科ですが、長い間あたしを担当してくれていたT先生も、ついに独立することになりました。

営業が上手な院長にくらべて、歯鬼であるT先生が商売なんてできるのだろうか?なんてちょっと心配になりました。
さて、いよいよ独立の段になり、衛生士のCさんに聞かれました。
T先生にこのままかかるのなら、カルテ含めT先生のところに移しますが、どうしますか?

ようするに、院長は、独立するT先生に暖簾分けというか、自分の顧客をゆずるつもりなんですね。
どの病院でも、このようにするのか?人それぞれなのか?

T先生の腕前はあたしが一番よく知ってますので、T先生についていくことも検討しました。ただ、開業する場所がちょっと遠かったのと、Cさんと別れるのが、さびしいので(笑)N先生のところで引き続き面倒を見てもらうことになりました。

さて、N歯科に復帰してからというものずっとT先生だったので、久々に院長に診てもらうことになりましたが、歯の磨き方について絶賛されました。

「実に、見事な磨き方だ。ほれぼれする」

ひとえに衛生士さんの指導の賜物です。
ここで、あたしの歯磨き方法を紹介。

1)歯間ブラシを使う。
※歯間ブラシは、全部で4種類使います。
2)電動歯ブラシを使う。
※長年、ソニッケアを使ってましたが、今年からプリニアスリムを使っています。特に大きな理由はなく、歯科医専門という言葉にちょっとひかれただけ。
プリニアは、通常のブラシと、とんがったブラシの二種類を使います。
前は、歯科医専門というとインタープラークでした。これはブラシの束が回転するという凄いシロモノで長年使っていました。
3)歯間ブラシが入らない部分は、フロスを使います。
4)コンクールかリステリンで口を洗う。

さらに、オプションとして、以下の二つのアクションが加わることがあります。

5)リボン状のガーゼをタオルで背中を洗う感じで奥歯の奥をごしごしやる掃除をする。
6)MIペーストという歯を強くするペーストを塗る。(MIペーストをつけたら30分は、飲み食いできない)

あっさり済ませている人から見たら、うぇ~なんて面倒なって思うでしょうが、長年のデンタルライフの原因を作った合わないブリッジで受けた被害を思い出すととにかく歯と歯茎については、とにかく大切にしなければという思いが強いということで。

電動ハブラシの「プリニア」は、ドルツという別の電動ハブラシと実際は同じものだそうです。電動ハブラシは、交換ブラシが高価なので、「年度予算」(笑)と耐久性や交換時期を考えて選ぶとよいと思います。グァ~~っと鬼のごとく磨きたい気分なら、やはしソニッケアでしょうか。

電動歯ブラシは、「歯磨き粉」をつけなくてもよいといわれていますが、あたしは、GUMの電動ハブラシ専用ペーストを使っています。あまりお店で売っていないので通販でまとめ買いしています。



2010年12月12日日曜日

中野本町の家

『世界文化賞』というアート関連の賞に建築(デザイン)部門があります。

だれがノミネートしているのかは知りませんが、渋い線をついてくることがあります。
そんな中、2010年の建築部門の受賞者は(渋くはなかったですが)、伊東豊雄に決まったそうです。なるほど。
受賞記念の講演会が催されるというので誘われました。

しかし、もはや自分は、デザイン業界を離れて四半世紀となる身。
もはや最新のトレンドなど皆目わからない状態だし、いまさら建築の話もないだろう、ルーザーだし。
なぁんて思っていたのですが、どのような心境の変化なのかB型の能天気さなのか、万難を排して出席してしまいました。

ご本人の子供の頃の話から、芦原義信の「外部空間の設計」の話。日本建築家が起こしたムーブメント「メタボリズム」の思い出。菊竹事務所時代の話。

そして「中野本町の家」あたりでサイコーにノスタルジックな気分。胸の奥がキュンとね。
スライドを先に進めるときの「はい。次。」の声が、いかにも建築学科の先生らしかった。
昔は、コダックのカルーセルを使っていたよね。

先週末、実家を訪れまして。誰も使わなくなった二階の自分の部屋に上がりました。

どよ~んと黴臭い空気の中。書架には、昔読んでいた「新建築」(建築専門誌)のバックナンバーが少し残っていて、その場では開きませんでしたが、たぶん「住宅特集」には中野本町の家の写真が眠っていると思います。

ベッドの下には、図面をしまう引き出しがありまして、中には図面がそのままになっています。
いつか、この家を取り壊すときには、この図面もろとも消えいくわけだなぁなんて、いわば、朝顔の露にことならず。気分は鴨長明でした。

※追記2017年12月:その後、本当に取り壊しました。

2010年12月10日金曜日

せき喘息

ある知人の昨今の「つぶやき」を拝見してますと、どうやらあたしがわずらっている「咳喘息」とまったく同じ症状に見舞われていることを知り、非常に驚いています。きっかけから、その後の展開に至るまで非常によく似ているのです。

ということは、他にも似た状況で悩んでいる人がたくさんいるのでは?と思い以下、記しておきます。

まず、きっかけは、マイコプラズマ肺炎です。

長く続く咳が止まらない。時折熱も出る。はじめは風邪かと思って普通の抗生剤を処方してもらうことになるのですがまったく効力がない。
僕の場合は、最終的に近所の小児科の先生が診断を下し「ジスロマック」というマイコプラズマに効く抗生剤を出してもらい見事に一発退治しました。

これが、5年前くらいです。ところが一旦おさまったと思った咳が寒い時期になると復活するようになった。

そうそう度々マイコに罹るわけもなし、ただひたすら咳が続く。さまざまな検査をしても原因不明。アレルギーも特に反応なし。
毎年、秋口から咳がではじめ、みんなが花粉症で苦しみだす春になると徐々に治る。
ひどい時は、咳で寝られないときもありまして各所病院にもでかけ、咳止めシロップもらったり、喘息用の家庭用ネブライザーを購入したこともあります。

民間対症療法としては、コマーシャルでおなじみの「ヴェポラブ」を熱湯で溶かして吸入します。これは、あのメンタムを蒸気にして吸い込むような感じですのできついですが、急場はすごく楽になります。

結局、誰がどのように診断を下したのか定かではないですが、なりゆきで要するに喘息のようなものだ。ということで、ここ三年ほど喘息の薬をもらっています。

以前は、「フルタイド」と「セレベント」という吸入薬を二種使ってましたが、昨年から「キュバール」と「セレベント」の組み合わせになりました。
そして、この「キュバール」になってから症状が見事に改善されています。

追記)今は「レルベア」になっています。声もかすれず楽になっています。(2022年)

ヨハンソン

TSUTAYAのディスカスは、事前に見たいDVDの予約リストを作っておきます、結構大量に。
あたしの場合は100くらいかな。

お店でみかけたタイトルとか、町山君とか、みうらじゅんや友人の評論を師匠とあおいで、あらかじめ入れておく。
すると、忘れた頃に、送られてきます。

中には、文字通り、なんでこのタイトルを予約したのだろう?といきさつをすっかり忘れているケースがあります。
ディスカスは、一度に二枚送られてきます。
先日送られてきたのは、二枚ともなぜ?いつ?だれの推薦で?って状態でした。

二枚を観る順番は、その時の気分で、あ~軽そうなほうからいくかな~とか、重そうだから先に済ませようかなぁ。とか、日本のタイトルから先にみるかな?とか折々で決めます。

まずは、「真珠の耳飾の少女」を見ました。
本編がはじまって、このタイトルを選んだ理由がわかりました―――主役が、スカーレット・ヨハンソンだったからです。下世話な男のわしは、結局ヨハンソンみたさに予約したにきまってます。

やったぁ、ヨハンソンだ!なんて喜びもつかの間、見事な映像美にぐいぐい引き込まれていきました。
プロットは、他のサイトにゆずるとしてフェルメールとタイトルのモデルとなった女性の物語なのですが、映画のすべてがフェルメールの絵そのもの。
話の運びもリズミカルで、ヨハンソンは実際の絵よりも美しいくらい。
きっと興行的にには厳しかったのだろうなぁなどとまたまた下世話なことを思いつつ、だからみずしらずの映像との出会いはやめられないなぁなんて思いました。

さて、二枚目でも見るかなんて機械にかけてみてビックリ!またまたヨハンソンだったのです。
いやぁ、わしのヨハンソン好きにも困ったものだね。ほんと。(ちなみに、ウッディ・アレンが監督した「マッチ・ポイント」のヨハンソンがお気に入り)

こちらのタイトルは、「理想の女」。イタリアのアマルフィにたどり着いた、いわくつきの中年女性と新婚1年目のヨハンソン夫婦の関係を描いたドラマですが、ヘレン・ハントの演技がすごくて終盤のヨハンソンとの絡みで泣いちゃいました。(泣くとか吐く~失礼~ってのはある種カタルシスだよな。)

いやぁ「ギャンブル借り」で二枚とも大当たりってのは、珍しいなぁ。しかもヨハンソンだし。

2010年12月5日日曜日

デンタルライフ(6)~バベル~

今回の記事、サブタイを見て、ニヤっとした方も多いのではないでしょうか?

歯科医の診察台というのは、いろいろな器具がついていてネタになる。
ミスタービーンズの歯科医コントも傑作でしたよね。

さて、映画「バベル」では、菊地凛子演ずるところの高校生が、診察台で歯科医を誘惑しますな。
あのシーンを見たとき、あぁ。女も同じように妄想をするのだなぁ、なんて変な感心をしたものですが、よくよく考えてみれば、あの映画は監督も脚本家も男。
所詮は、男が考えた妄想なのかと思ってしまいますが、あたしの長年の調査によりますと妄想において男女の差はありません。

でね、これはあたしじゃぁないですよ。知り合いに聞いた話。
ご他聞にもれず、その人が通っている歯科医でも衛生士さんがカワイイのだそうです。

口をずっとあけていると、次第に疲れてきて口が閉じてくる。そうすると衛生士さんに注意される。
「はい。お口をあ~~んしてくださいね。」
で、考えたそうです。
「そうだ!!もういちど口をわざと閉じれば、また”あ~~んしてくださいね”って言ってもらえる!」

男って可哀想でしょ?(こちらは、映画「お葬式」参照のこと)


2010年12月3日金曜日

『緑の石』(クライン・ユーベルシュタイン著)

なにしろ、日本時間の朝4時ですからね。どうしようかと思いました。
 (※2010年12月頃の話です)

でも、寝る前に、目覚ましを3時58分にセット。パソコンは立ち上げたまま、画面は、もちろんNASAのサイトのNASA TV。右脇には、twitterクライアントのSAEZURIを立ち上げ、一旦就寝しました。

最悪起きれなくてもいいかななんて感じでね。

でもね。ネタがネタですから、飛び起きましたよ。
いざ、本番が始まると! おや?なんか会見の様子が妙に和やか。司会も出演者の科学者陣もニコニコしてる。とても世界的発見のプレス会場とは思えない。

ま、結果はみなさんご存知ですよね?
ギズモードさんの要約がまとまってるので参考にしてさらに要約しますと、

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今回、NASAの宇宙生物学者がモノ湖で発見した微生物。その生物のDNAは、リンではなくヒ素を使っても生きられることがわかった!※1

地球上の全ての生物は、リン、炭素、水素、窒素、酸素、硫黄からできており、極小の微生物から地上最大の生物まで、全ての生き物がこの点では共通しているハズだった。

今回の発見により生命というものの定義が覆された。宇宙の生き物探しの範囲を広げなければ!
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※1:研究室でヒ素対応で生存可能だということが判明した

ということなのだそうです。質疑応答のコーナーのUSA Todayの「宇宙人を期待してたんだけど」に救われました。
中央のリーダーの科学者も「ご期待に添えなくてごめんなさいね。」と笑ってましたが。

で、この会見を見ながら頭をよぎったのは、これまでSFに登場していた特殊な生物―主に異星人ですが―は、実在するかも?ということです。
twitterでも、どこかの国の人が「ヴァンパイアっているかも?」と書いていました。

あたしがその場ですぐに思ったのは、昔出版された風変わりなSF『緑の石』(クライン・ユーベルシュタイン著)です。
小説としては文章が素人っぽくていまひとつですが、テーマが面白いので当時結構読まれたように記憶しています。

この著者は、日本人のペンネームです。発刊当時は現役科学者の偽名といわれていましたが、今、Wikipediaを見ると詳しいプロフィールが明らかになっていますね。(正体はあかされていませんが、今回、Googleの探索で判明しました。だからってどうだってことではありませんが、ネットの力は凄いですね)

人間を構成する物質は、前記の通りですが、この小説には、珪素生物というものが登場します。
今回は、DNAの構成要素が違うという発見でしたが、そもそもDNAじゃない仕組みで生きているモノも宇宙には沢山いるのかもしれませんね~。

会社へ出てきても、この話題でもちきり、でもライブでプレス発表をみたのは、あたしとサブかるマニアのYさんだけでした。

2010年12月2日木曜日

じゃがいもの森

夢でみたことを書きます。

友人に話したところ「うーむ。それは、”ノルウェイの森”見すぎ病だな」といわれました。


あたしは、素敵な女性と駅前の商店街のようなところにいる。

信用金庫の広場みたいなところに仮設の店舗が出ている。運動会テントの下に、飲み物のどぶ漬けのケースがある。
中には、食べ物が浮いていて。多くは「じゃがいもを茹でたもの」だ。

あたしは、「あれ?いつもはデニッシュ(パン)がたくさんあるのに。しょうがないな、じゃがいもを切るか」と女性に言うと、もうじゃがいもは食べたくないと言う。

あたしはそれもそうだね。といって、自分のもっているカートにしまってあった買いおきのじゃがいもを取り出し、「どぶ漬け」の中に戻してしまう。カートから取り出した、じゃがいもは、「切ってある」ものなのでじゃがいもの一面は切り口になっているため真っ平になっているが、カートの中に入っていたごはんがこびりついてしまっている。

どぶ漬けの中に戻すとき、ごはんつぶがついているのが気になったが、いいや構わないと考えて、ドブンと中に投げ入れた。
連れの女性は、どぶ漬けの食べ物の種類が少ないのを嘆き「お店ってこういうところを気をつけないとダメなのよね。」と言った。

僕たちはしかたないので、別のパン屋に入って朝食をとることにした。

ここで目が覚めました。

※別の「夢」記事はこちら