2013年10月31日木曜日

PCの引っ越し

要するにPCも整理しておこうという話が脱線してしまいました。

長年使い続けたThinkpadもアプリの肥大化に伴い対応速度が日増しにとろくなり。
トレンドマイクロのウィルスバスターが「落ち着く」まで5分もかかるようになってきました。
XPのサポートが来年の4月8日に終了することもあり、思い切ってWindows8のマシンに引っ越すことにしました。
ネットで調べて一番安いLenovoの3万円強のノートパソコンを注文しました。

新規PCへの引っ越しでは長年膨大な労力がかかっているので今回は楽したいなと思い
「ファイナルパソコン引っ越し」というアプリも合わせて購入しました。

特にアプリの引っ越しはうんざりしますよね。インストールCDどこにあったかなぁとか。プロダクトキーってどこに書いてあったっけ?とか。インストールしてから最新版にパッチあてたりとか。データとの紐付したり。

「ファイナルパソコン引っ越し」は普通の使い方なら初心者でも問題なくいけます。いいソフトじゃないでしょうか。
一般のファイル、(特に)アプリ、設定など十分楽させてもらえます。

一点大きな問題が……。

「外部HDDドライブ」にインストールした「アプリ」の引っ越し(というかレジストリのお任せ書き換え)ができないのです。
これはドライブ番号が新規PCと旧PCでユーザーのマシンごとにまったく異なるハズなので求める方が無理なのかもしれません。

ただ、古いマシンのHD容量が足らずに増築、その果てでの新規PC購入、引っ越しというのはありがちなユースケースだと思います。

自分の場合は、あらかじめ新規PCのドライブ割り当て名を変更して旧機種の外部ドライブ名と新規割り当て名が同じになるようにして急場をしのぎましたが、今度は新規PCの方のDVDドライブの動作に影響が生じているのでどのように運用したものかなと思案中です。

それにしてもiTunesの引っ越しにはいつもやり方を忘れてしまうので苦労させられます。前に引っ越ししたやり方をすっかり忘れていてすっかりどうどうめぐりをしてしまいました。

余談ですが、引っ越し作業が済んだ翌日旧マシンが動かなくなってしまいました。
すっかり機嫌を損ねたのか?
ギリギリまで頑張ってくれていたのか?

2013年10月30日水曜日

きまり悪い話 ~脱線編~

というわけで自分の持ち物の整理はきちんとしておきましょう、ということですがパソコンなんてのも管理をきっちりとしておきたいですよね。

先日、同僚が自分が使っているNexus7で使い方を教えてくれってというので見たのはいいですがブラウザを立ち上げたらタブがいくつも開いていてタブにページのタイトルが表示されるじゃないですか。

三つ四つタブが立ち上がっているのですが、どれも検索結果のページのようで「エロ画像」、「アダルト」とかばっかり検索してるのを見ちゃったんですよ。

こっちが恥ずかしくなってしまいパっとみなかったようにアプリを切り替えました。
(実は嘘ではなくこのテの検索なりサイトは、ネットを使いだして以来閲覧したことがありません。興味が無いのではなくフィッシングや詐欺、ウィルス感染、パケット抜きなどを警戒してのことです)

同じく、ある女性のパソコンでやはり操作がわからないというので代わりに座って操作、再起動が必要になったのでリブートして立ち上がったログイン画面。

ひとり者のはずなのに、二人分のユーザーアカウントが切られていて、一つは「ダーリン」となっておりました。

これもきまりが悪くなってすぐに彼女に「ログインして」とパスワードを盗み見ない様子でそっぽを向き気が付かないふりをしました。

興が乗った(笑)ので全然関係ないけど類似の向こうが恥ずかしいのにこっちが決まり悪い話。

こちらは一人で帰宅するところ地下鉄を降りて地上に上がりました。
上がったらすぐ横のビルの前に同僚の男がいるのに気が付きました。

親しくなくもない間柄なのに彼はあたしに気づかれる前に自分が先に気づいたとでも思ったのでしょうか、まるで頭隠して尻隠さずを絵に描いたようにクルっと後ろ向きにビルとビルの間の隙間に自分を埋め込むようにあたしに背を向けたのです。

待ち合わせでしょうか?連れが神谷バーから出てくるのを待っていたのでしょうか?
もちろん気づかないフリしましたとも。



2013年10月29日火曜日

父の喪服

亡くなる前に自分の物や情報は整理整頓しておいた方がいいのは自分の精神衛生上も大きいですがやはり後に残された連中の負担を軽くしてやるという、いいかえると「引き継ぎ資料・作業」のようなものですよね。

このブログのURLがhandovermemosになっているはそんな理由があるからです。

昔、祖母が亡くなってから数か月後に訪ねましたら物であふれていた二階がまぁ、ものの見事に綺麗に片付いている。

同居していた独身の叔母、あたしの父の姉がニヤっと笑っていいました。

「この片付けをするのが楽しみだったんだよねぇ」

その叔母もすでに鬼籍に入りました。

彼女の弟である父が亡くなった時はまだ母も相当達者でして、そのまま暮らしていくわけなので片付けはあまりしませんでしたが父の服だけはもう要らないので整理することになりました。

そんな中に喪服がありまして。好みの分かれる背広と違い喪服はあたしも着られるので譲りうけました。

喪服は各所に小さなポケットがありまして。その中のひとつに何か残っていました。
引っ張り出してみたらコンドームの箱でした。

堅物中の堅物、酒も飲まず博打もしない、これといった趣味もない、毎日必ず7時には帰宅してナイターだけを楽しみにしていた父が文字通り墓場まで持って行った秘密です。

追記)これを発見したときのあたしの感想を述べておきますと、「うれしかった」です。子供のあたしからみると堅物で母からいつも「退屈でつまらない」などとからかわれていた父のささやか?な反抗にニヤっとしたわけです。

※類似の話こちらw

2013年10月28日月曜日

フィルムスキャナー

あたしの「自炊」はもちろん蔵書の整理整頓なのですが、自分の死ぬ準備の一環でもあります。

※追記) その後、こうした活動は「終活」と呼ばれるようになりました(2016年6月)

陰気な話ではなくていつかはくる死の前にできるだけ整理整頓をしておきたいなというのが根底にあります。もちろん自分が死んだ後のことなんて知ったことではないのですが、死ぬ少し前に心残りがあると死に際に余分なこと考えてゆったりできないのではなんて思ったりします。

一人でつましく暮らしでいた女性が亡くなって。

後片付けをしたら部屋がきれいになっていて残っていたのは、「つづら」が一つだけだったという話をどこかで読んだことがあります。
なんだか羨ましい話です。物なんて持てば持つほど心配事が増えるわけですから。

『親の家をかたづけながら』はフランスの作家が自分の親が亡くなった家に行って残された荷物を片付ける話ですが、親が長年集めたコースターやレストランの紙ナプキンに呆れる姿など読みながらこりゃこの作業は万国共通なんだなと妙な感心をしてしまいました。

あたしは自分自身の準備を進めながら親の家も片付けています。
母親は存命ですが、今の内に準備を進めています。
そんな中、やはり写真は大切な物なので家の中でバラバラに保管されているものを見つける度に一か所に集めています。

実家の本棚の整理が、スキャニングと一緒に少しずつ進んでいくうちに本棚に一緒に入っていファイルやフォルダー類が気になってきました。
学生時代のスケッチやらが入っているスクラップやらも捨てがたいですが、膨大なる量のスライドがあります。

当 時は、パワポがなかったので建築の学生は作品を撮影してポジ(スライド)にしてプレゼンするのが主流だったのです。先生たちも自分のスライドのコレクショ ンを持っていて自分が所有している秘蔵のスライド(貴重な建築写真とか)は絶対に人に貸さない、みたいなこともありました。

建築資料をスライドにするので普通の写真もネガではなくてポジにすることが多く、家には分厚いスライドフォルダが何冊も溜まりました。

そうだ!これらもデジタル化しておこう!と思い立ちました。

そのためにはフィルムスキャナーという機械が必要なのですが、すごく高価なものだったと記憶していました。ところが今ネットで調べてみると夢のように安価なものが出回っていたので買っておきました。

本の処理がまだまだなので本格作業にかかるのは先のことですが、一冊だけスライドファイルを持ち帰ってきて古いスライドを取り出してみました。

現れたのは大学二年の時に作った作品です。
いわゆる「作品」ですが、いやはや甘酸っぱいものがこみあげてくるですよ。

立方体をテーマに好きな発想で作品を作り、次にそれを絵で描写するという課題でした。

背景は、当時の壁紙ですね。
壁に貼り付けて撮影したのかなぁ。
カメラは、ニコンのニコマートってやつでした。

2013年10月24日木曜日

楽器の練習 ~学校と違う~

先生について行う楽器のレッスンを通じて学んだとても重要な点を書いておきます。

(子供のピアノのレッスンなどを見ても同じなので)
おそらくどの先生も「前回、指摘した注意点については忘れているかも」ということです。
つまりアバウト?

この感じは、医者でも多いですが特に整体とか民間療法の先生とパターンが似てますな(笑)
患者(生徒)別に細かなカルテなぞつけちゃぁいません。

その場の臨機応変対応です。前回、「単音」だったのが今回は、「ベンド」だったりする。
でも、いいんです。師匠ですから。

もちろん直ってなければ同じ注意を受けるのはもちろんですが、要するに「この点をよく練習してきてください」と言われたものだけやってくるのではいけないということだと思いました。

一生懸命、そこを練習してきて次回、先生やってきやした!と言っても指示出した方はすっかり忘れてる可能性があります。

つまり日常の練習は、注意点も踏まえ自分で考え、次回までに自分のゴールまで仕上げるつもりでやっていかねばならぬ。ということです。

ま、趣味ですからあまり深刻になることはないと思いますが、あたしの師匠のように「音を追及する」先生は、子供の音楽の先生方を見てても思いますが、とても良い教師です。

どちらかといいますと月謝を払って習うというよりは、やはり弟子入りするって感じでしょうか。
結果的に。

そして練習の合間合間に、他でも書いているような「口伝」があります。ちょっとしたことなんですよ。

オートバイの短制動のコツのように
先生は、口伝のつもりではいってないと思います。また生徒によっても刺さるツボも違うと思います。学習レベルにもよると思うし。

でも休憩のおしゃべり時間のちょっとした対話で問題が解決したりしますので、これこそがリアルレッスンの醍醐味なのでしょうね。

2013年10月23日水曜日

楽器の練習方法私案 能書き3

最後は、パート3です。

○仕上がった課題曲は、人前で披露する

録音して後で聞くと恥ずかしくて脂汗が出ます。
でもきっと自分がそうならば、きっとみんな同じなんだろうなと思い、冷静になって分析、悪いところは対策を検討してPDCAを励行したいと思います。

○人前で演奏した曲は「持ち曲」とし、さらに磨きをかけていく

人前で「完奏」できないととにかく持ち曲とはみなされない(『ライブ上達100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集 いちむら まさき著 』)ので逆に一度でも人前で通しで演奏できたものは大切に定着させて自分の財産にしていければと思います。

○練習メニューは定期的に棚卸をし改定を行い、永遠に続ける。

「練習メニュー」を作り出してからもうずいぶんと経ちますが、初期のものと比べるとずいぶんと変わってきています。難易度を上げるものもあればやめたもの、新たに取り入れたものさまざまです。

成功する練習の法則―最高の成果を引き出す42のルール 』に記されているように「練習は永遠に終わらない」ものとして切磋琢磨していくと・・・。できるかしら(笑)


2013年10月22日火曜日

楽器の練習方法私案 能書き2

続いてパート2の部分です

○練習ノートを作る
○基礎練習、楽曲練習の毎日の練習メニューを作る

時間を有効に使うには毎日の練習メニューを決めて片寄りがなくなるように&取組んでいるテーマを浮き彫りにするなど、したらよいと感じています。

耳コピーの記録などにもノートを活かせます。ま、すべてを記録するのがいいのかどうか迷いどころですし、耳コピーは聴き取っている間に「暗譜」してしまうこともあり自分のノートのあり方については考えどころですね。
また、片寄りなく練習するため、あたしは「HabbitKeeper」というiPhoneアプリを利用しています。

○課題曲を決める
○課題曲は、3か月から半年、あるいは1年かけて「仕上げる」

これは子供のピアノレッスンから学びました。ゆっくりとあわてずこつこつと。

○目標となる「音」のイメージを明確に持つ
○演奏曲が始まる最初の音に細心の注意を払い、イメージしたそのままの音が再現できるまで練習を重ねる

これは例の「頭を使え!」の孫引きです。しっかりやってみようと思います。
目標となる音というか憧れる音が定まるとモチベーションも高くなりますしね。

○メトロノームを使う

スピード感の訓練にもなるし暗譜の訓練にもなります。

○自分の演奏を録音して反省会を行う。そして、改善点、いい点を検証。対策を講じる。(PDCA)
○チューナーを活用する(ロングトーンなど)

日常の練習では、これまであまり取り組んでいなかったので励行しようと決心しました。

○練習は段階的に発展させる

少しずつむずかしくしたりね。

○力んでいる部分に注目し力を抜く習慣を作る

歌も力を抜くと声がでるので努力します。

○フレーズ毎に少しずつ練習する場合、5回繰り返しを1セッションとする

ま、何回でもいいのですが繰り返せばいいってものでもないので。

○曲を通して弾くのは、優先順位を低くし、不得意な部分練習を中心に繰り返し練習を行う

これは、『ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由』(ジョシュア・フォア著)に書いてあってなるほどと思いました。
この本は、記憶力の訓練について書かれた本ですが訓練や練習一般についても非常に示唆に富む内容になっています。

○オリジナルのシャドウイングの次は、無伴奏、メトロノームだけで演奏する

シャドウイングだけで練習すると本番の時には絶対に失敗します。



2013年10月21日月曜日

楽器の練習方法私案 能書き1

先に公開した私案は3つのパートに分かれています
はじめの部分が、回数や時間といった内容ではなく「方式」についての部分。
次が具体的な練習内容。最後が「練習結果を定着させる」方法関連です。

自分のメモランダムをかねて能書き・補足を記して適宜修正加筆していこうと思います。

■パート1

○毎日必ず10分でもいいので必ず楽器に触れる

いわずもがなですがハーモニカの場合、他の楽器より楽だと思います。
いつでも触ってられますから(笑)
仕事中でもポケットに手をつっこめば入ってるし。
練習できない日は「握るだけでもいい」と名人が言ってました。
ハーモニカ握りしめるとなんだか勇気湧いてきます。

○基礎練習と、楽曲練習を1:1の割合で行う

基礎練習が重要だなと思っています。

○長時間やらない。無理しない。だれたら即刻やめる

量より質だろうと。

○一回の練習時間は最大90分とする

大学の講義時間が集中力の最大長ということで。

○練習は、一回にたくさんやらずに一日の中で分散する(朝、昼、晩)

とても勤め人には無理ですが90分のセッションを三回やれば大したもんですよね。

○食事は、練習の後にする

眠くなるし。トイレに行きたくなったりするので集中がとぎれますよね。

○練習時間がとても短い時は、基礎練習を優先し楽曲練習は行わない

前述のとおりです。

○練習できない日はきっぱり諦め、イメージトレーニングを行う

ピアノの練習でこうしたトレーニングをするらしいですがハーモニカはどうでしょう?
一応加えておきました。



2013年10月18日金曜日

ふつつかなる歴史 ~ジャムセッションに加わるまで~

まだ短いですが、忘れない内に自分のブルースハープとのつきあいの歴史を記しておこうと思います。

まったくの100%初心者が0から学び始めて(まだ数えるほどですが)なんと人前で演奏、歌を歌うなんてことになったわけですから、ここまで費やしてきた時間のスケール感はきっとこれから始める人に少しは役に立つのでは?と思ったわけです。

まったくのブルースハープ初心者ががはじめてブルースセッションに立つまでいったいどれくらいかかるのか??
----------
・洋楽曲は好き、詳しくはない
・でも、楽器経験はほとんどゼロ
・カラオケもあまり嗜まない
・舞台の上で歌ったことはない
・自分が演者というよりは裏方向き
・人見知りではないがどちらかというと引っ込み思案で内向的
・英語と暗唱は好き
----------
てな50代の男が・・・・、

●2009年11月:トンボのメジャーボーイ(C調)を買う。10ホールズを生まれて初めて手に。
○2010年 5月:初めてプロハーピストの演奏を鑑賞する。
●2011年 2月:師匠に習い始める。

ハーモニカを手にしてから15か月間独学です。浅見安二郎さんの本からはじまり各種教本、ネット情報などを漁りつつ。
結論から言うと一刻も早く先生に習った方がよかったと思います。

○2011年 6月:六本木のクラブで初めて人前で演奏する。
  ※いわゆる昔ながらのクラブですが知り合いの店でして。
     ピアノとドラムスの方がいて合わせてくれました。
○2011年 9月:初めてブルースセッションのステージに上がり、ちょっとだけ吹く。
  ※これはセッション主催者の計らいで初心者に体験させたものなのでカウントに入りません
●2011年10月:師匠の指導の下、ライブハウスで一曲通しで演奏
  ※あらかじめ決まっている曲に伴奏が合わせてくれました。
●2011年11月:市ヶ谷のシャンソニエで一曲通しで演奏する。
  ※ピアノ伴奏で曲はあらかじめ渡してあるタイプです。
   ここでは歌も歌いました。

ここまでの先生に習い始めてからの11か月生演奏環境に少しずつ慣れてきているのがわかります。
飛び入りのセッションではなくお膳立てされた環境だったり身内が観客だったりなど条件的にやや緩めの場での試し演奏などで少しずつ。
この過程で本やウェブなどで予習したセッションの作法みたいなものを実地で観察しているわけです。
たとえば曲の打ち合わせ、カウントの仕方、ブレーク合図の出し方やソロ回しの様子など。
見ている分にはなるほどぉなんてもんですが、実際に自分でやれなんていわれてもね、といった状態。


○2012年 5月:本格的なブルースセッション初見学

 参加する勇気なし……。

●2012年 7月:上記の店で初めてセッション参加
  ※3曲体験しましたがボロボロでした。

ここで一つ橋を渡りました。よちよちと。
度胸を「しごく」為にひとりぼっちで出向きました。知り合いもいません。
ここに至るまで最初から2年9か月かかっています。(先生に習ってからは1年半

途中、実際に人前で通しで曲演奏を二度経験しての流れです。
その二度は自分がメインで曲も決まっていてバックバンドも心得た人たちですが、今回は見知らぬ人々。
度胸もないこともありフロントをとらず(要するにボーカルをやらなかった)、ソロ回しとバッキングだけです。

○2012年 8月:一曲通しで演奏(これもあらかじめ曲は決まっているタイプ)
○2012年 9月:知り合いにバンドを結成してもらいました。あたし以外はみな上手です。
○2012年 9月:ライブハウスのハウスバンドとのセッションで一曲
○2012年11月:バンド練習、初スタジオ(以降月一回ベースで)

バンド結成は、またひとつの契機です。ギター好きの友人に趣味を打ち明けたところ彼もブルース好きと判明。彼を通じて残りのメンバーを集めてもらいました。
彼らは長年演奏をしてきているのでとにかく何から何まで勉強になります。
またカラオケボックスではなくスタジオを使うので機材の勉強もできます。

○2012年11月:ライブハウスのハウスバンドとのセッションで一曲
●2012年11月:早稲田近辺のシャンソニエで一曲演奏。(ピアノ伴奏で歌付き)
○2013年 1月:ライブハウスのハウスバンドとのセッションで一曲
○2013年 5月:ライブハウスのハウスバンドとのセッションで一曲
●2013年 8月:師匠の指導の下、ライブハウスで一曲
○2013年 9月:ライブハウスのハウスバンドとのセッションで一曲

上記、わざわざ「ライブハウスのハウスバンド」と明示したのは、やはり見ず知らずの方たちではなく多少甘えていいプロのバンドの方たちにお世話になっているという意味です。
また「シャンソニエ」というのは耳慣れない言葉かと思いますがシャンソンを演奏するライブハウスのことです。 あたしはシャンソンは嗜みませんで、たまたま会場がシャンソニエだったというだけです。

●2013年 9月:異なる店で本格的なブルースセッション参加

前回の本格セッション参加からまた1年2か月も経っています。

これだけ間遠いのは、前回の体験がいろいろな意味でいまひとつだったのもありますが仕事の関係で早めの時間になかなか出向けないという制約が大きかったと思います。
(本当に行きたかったら万難を排するのでしょうけど、心理的にあれこれ理由をつけてでかけなかったというのが真実かも)

この日は二曲やらせていただきました。今回は二回ともフロント。
これは、バッキングですと知らない曲の場合演奏できないかもしれない恐怖があります(笑)のでフロントだったら自分の知ってる曲ですからなんとかなるだろうという小物根性でございます。
このあたりの失敗談やら反省点などもいずれ書きたいと思います。

この日は友人に介添えしてもらいました。腰抜けです。
また年月を少し重ねたせいかお店で知り合いに遭遇しました。
この辺りのリラックス感には大分すくわれました。
この年月で多少顔もできてきた? というよりマーケットがめちゃくちゃ小さいのでしょうね(笑)

こうしてみますと2012年から13年にかけて人前で演奏や歌の機会がグっと増えているのがわかりますね。

この時点で学び始めてから足掛け4年目に入っています。
この辺りをようやくセッションに参加できると仮置きさせていただきますと丸めて

約3年半でジャムセッションに細々、さびさび、こわごわ下手なりに参加できるようになる。
でいかがでしょうか?
長い?意外と早い?
あたしの感覚的には早いというか、気が付いたら経っていたという感じです。
「今、今日」という日から愚直にスタートしストイックな日々をすごすとアっという間という・・・。

○2013年10月:近所に練習スタジオを見つけたので会員になって個人練習実施。

一人で音楽スタジオですよ。不良っていうんですか。
マイクは既に四本。何本買ったって上手にならないってのにね(笑)
エフェクターも3個ですよ。
衣装の方は特にないですがハット(つば付き帽子)をいくつか購入しました。

今月、あるお店でインストと歌曲の二曲やらせてもらうことになっています。事前に曲を提出、ピアノ伴奏なので既述の「甘い」環境ですがお客さんの数は多いので度胸訓練にはよいです。
一方、ハーモニカやブルースに詳しくない方々なので当方の緊張感はその分、割引されます。

先生やアダムの教えにある『ある段階になったら巣から出て街に繰り出せ』との言葉通りですね。

2013年10月17日木曜日

楽器の練習方法私案のまとめ

楽器の練習は悩みます。特に少し演奏できるようになってくると伸び悩むといいますか、次にどうすればいいのかわからなくなります。
これまで間欠的に記してきた楽器練習のルールを一か所にまとめて整理しました。
特に、今回『「頭を使え!」名門音楽大学教授による効率よく能力を高める練習法とは?』という素晴らしい内容のサイトがありますのでそこからいくつかアイテムを加えています。
ただし、あたしは音楽や楽器のプロでなくただの初心者ですので保証なしです。

各項目個別の御託については別のページとして分けることにしますので、今回はひとまず項目のみにて。

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■パート1

○毎日10分でもいいので必ず楽器に触れる
○基礎練習と、楽曲練習を1:1の割合で行う
○長時間やらない。無理しない。だれたら即刻やめる
○一回の練習時間は最大90分とする
○練習は、一回にたくさんやらずに一日の中で分散する(朝、昼、晩)
○食事は、練習の後にする
○練習時間がとても短い時は、基礎練習を優先し楽曲練習は行わない
○練習できない日はきっぱり諦め、イメージトレーニングを行う

■パート2

○練習ノートを作る
○基礎練習、楽曲練習の毎日の練習メニューを作る
○課題曲を決める
○課題曲は、3か月から半年、あるいは1年かけて「仕上げる」
○目標となる「音」のイメージを明確に持つ
○演奏曲が始まる最初の音に細心の注意を払い、イメージしたそのままの音が再現できるまで練習を重ねる
○メトロノームを使う
○自分の演奏を録音して反省会を行う。そして、改善点、いい点を検証。対策を講じる。(PDCA)
○チューナーを活用する(ロングトーンなど)
○練習は段階的に発展させる
○力んでいる部分に注目し力を抜く習慣を作る
○フレーズ毎に少しずつ練習する場合、5回繰り返しを1セッションとする
○曲を通して弾くのは、優先順位を低くし、不得意な部分練習を中心に繰り返し練習を行う
○オリジナルのシャドウイングの次は、無伴奏、メトロノームだけで演奏する

■パート3

○仕上がった課題曲は、人前で披露する
○人前で演奏した曲は「持ち曲」とし、さらに磨きをかけていく
○練習メニューは定期的に棚卸をし改定を行い、永遠に続ける。
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2013年10月16日水曜日

カシドラル

高校の英語の授業で使ていた教科書に「ガリレオ・ガリレイ」の話がありました。

ガリレオとコペルニクスの話が出てまして、コペルニクスは英語で「コパーニクス」っていうのかぁ。なんて感心した覚えがあります。

その中で、詳細は忘れましたが、「But Galileo」という先生の音読と「Cathedral」という単語が耳について未だ離れません。

日本人は、「th」の発音が不得意といわれてますが考えてみれば変な音ですよね。
実際に、「then」という単語など「ネン」という風に発音する人たちがいるってことはネイティブも発音しずらいのではないか?(笑)と。

「Sweet Home Chicago」を練習している時に、歌い手の人が「Chicago」を「スィカゴ~」と発音してしまう現象に気が付きました。この「シ」ははっきりと「シ」と擦れる音でないと変なのですが、どうも日本人のあたしたちは流れの中でうっかり「スィ」と発語してしまいがちなんですよね。

これに類するもので、あたしが英語学習で特に注意している単語のアクセントと発音があります。

・サクシード
・エコノミカル、テクニカル
・マガジン

中でも最後の「マガジン」は、「シカゴ」と逆で日本人ははっきりとした「ジ」で発音してしまいまして、自分がうっかりその発音に陥った時はなんだかしらないけど偉い呂律が回らなくなったような決まりの悪い感じになります。
実際には、「マガジィ~ン」ですよね。
このエラーは発語のストレスの置き方に原因があるようで注意して練習すると治りますが、あわてるとすぐに陥ります。

「エノミー」、「エコミカル」のアクセントの置き方もつい間違えちゃいますよね。
相手は気にしちゃいないと思いますが、自分の発語のリズムが狂うのでなるべく犯したくないエラーです。

2013年10月11日金曜日

Whammer Jammer! (3)

そして人前でやる機会が訪れました。

ただし問題があります。
これまでの練習は、すべて原曲のマジック・ディックが「一緒に吹いて」(シャドウイング)くれていたのです。
なので吹けてるような気がしちゃう。

かといって、こんなマニアックな曲のカラオケなんてあるわけもない。大体「歌」は、雄叫びだけですから。
自分で作るしかないわけです。(普通のブルース進行なのですが・・・)

結局、「Band-in-a-Box」を購入して自作しました。このソフトは、大昔Mac版をもっていたのですがとうの昔にどこかにいってしまいました。

再会した、Band-in-a-Boxはすっかり肥大化してまして、まるでマイクロソフトのアプリケーションのように複雑ですが、要するに似たようなリズムでEの12小節ブルースを曲と同じ長さ繰り返すだけです。

出だしの「ピュイ~~~」は、省略して「無伴奏」のところはドラムスだけにしてなんとか作り上げ、これと原曲を交互に練習しました。

この曲は今でも一日一回は必ず吹きます。

後半の9番ブロウベンドでノリノリのところにくると日頃の憂さを晴らせます。
もし独学だったら怖気づいて絶対に覚える気も起きない曲ですから自分としては無形の宝物だといえます。

下記、盛り上がりにも欠け役にも立たない音源ですが何かの足しにでもなれば。


2013年10月10日木曜日

Whammer Jammer! (2)

ある程度、曲を追えるようになってきた次の課題が、タングブロック。

途中の道程でタングブロックでリズムとりながらいい調子になっていくところがあります。
アダムも、この曲はタングが前提なのでこれできなければやめろと言ってます。

ここはもういっそのことタングの基礎練習はすっとばして、適当にマネしました。
教本を見るといろんな奏法がありますが、もう舌で中央抑えて両側の音をザっザっと鳴らすだけ。
・・・いまでもよくわかりません。

追記)いまでも。2016年11月。

原曲は、いろいろなテイクがあります。特に、YouTubeでアダムが紹介している「Harp Legend」に収録されているスタジオテイクのものは特にゆっくりです。ただ、ライブと相当違うのであくまで参考。
あたしがコピーしたのは、「Harpin' World」(直前のポスト参照)に収録されているライブです。

これをSlowPlayerで速度を落として少しずつ進めます。ノートに記号や符丁を書いてね。

そして、なんとなくスケジュールを作ります。
朝、通し3回。夜3回とか。部分練習はどうこうとか。
部分練習の場合、一回5回演奏。最低の50%速度から終わるたびに1%~5%くらいずつ上げていきます。5%ごととすると50からスタートして100%で55回演奏することになりますね。

この曲は相当速いので、原曲を通しで100%で演奏できるのには大分かかりました。
特に出だしのシャッフルの部分のリズムが非常にむずかしい。90%の壁が高いです。

繰り返しあるのみです。
マジック・ディックの独特のアタック息継ぎはまだとてもマネできません。

追記)いまだ。2016年11月。

2013年10月9日水曜日

Whammer Jammer! (1)

この曲のタイトルって意味はなんなのでしょうか?

「ハチャメチャ?]

ご存じない方は、とにかくYouTubeなどでマジック・ディックの演奏を聴いてみていただくとしまして。
あたしもハーモニカを始めるまではまったく知りませんでした。
Whammer Jammerが収録されてる

師匠からこれやったらと言われた時のあたしは、え?それ何?ブルース? って感じでした。
何回も推すので、じゃ、やってみますなんて安請け合いして、家帰ってYouTubeみてびっくり!!

なんじゃ! 何をやっているのかさっぱりわからない。
ライブ音源だし。異様に速吹きだし。

追記)2016年11月。時が経ち、他の曲をいろいろやってみますと、特別速い曲ではないということがわかりました。もちろん難曲であることにはかわりありませんが、迫力とノリのせいで初見のスピード感に気おされてしまうのでしょうね。

まずはCDを買おうと調べたら、お!「ジェイ・ガイルズ・バンド」か!
あたしの年代は洋もの楽曲全盛時代ですので名前くらいならわかりますが、縁もゆかりもない曲です。

途方にくれて、あたしは思いました。
これは、シゴキだ(笑)
どうせやるなら難曲をということなのでしょうが、課題曲に決めてからは結構ヘビーでした。

ひと月後のレッスンまでにどのように耳コピーをするか?
どうみても自力では無理と早くも降参しかけてネットで情報を検索しましたが、これといったバイパス~つまり楽譜とかタブ譜情報の類のカンニング手段が見つかりませんでした。

ひとつだけ。このブログでも書いているアダム・ガッソウのYouTubeレッスンで4回。途中でアダムが、「この曲を教えること自体ムリ、もうやめよう(笑)」と投げ出すまでのものがありました。

このビデオにかなり救われました。ただし出だしを4番「吹き・吸い」と教えていますが、実際は、4番の「 ベンド・吸い」が正解ですのでご注意。(ちなみにAのハープです

ここからですよ。手掛かりを得てから、少しずつ死ぬ思いで耳コピーしました。
部分練習に分けて。

こまったのが途中の「雄叫び」。

基本的に、あたしは大人しくて雄叫ぶキャラではありません。
まず自分を捨てるところから始めないといけない(笑)雄叫びだけかなり練習しました。

追記2019年4月「雄叫び」のコツを見つけました。

後半の盛り上がりと9番、10番のブロウベンド、雄叫び。このあたりは、とにかく自分が変身しないとやってられない。

「ピー!!!!!ピ、ピ、ピ、ピ~もうどうなっても構わない!!!
気ィくるって踊りくるっちゃおっと」みたいな気分の曲なので、そうなんですよね。

2013年10月3日木曜日

Let it be ~知恵か?答えか?~

ボイトレを続けてきたおかげで表題の「Let it be」が気持ちよく歌えるようになってきました。
まだ、シャドウイングの段階なのでなんとも言えませんが、問題は歌詞です。

似たような繰り返しやこぶし回しが多いのでわからなくなります。
人前で歌うことがあるとは思いませんが、ま、何事も準備(笑)が大切で。

当たり前ですが、間奏を中央に前半・後半に分かれています。
前半は比較的静かに、後半でぐいぐい盛り上げています。


○知恵か答えか?

この歌を覚えるので特にこんがらかるのが、WisdomなのかAnswerなのか?(笑)ですが、整理しますと、
後半のTomorrowの登場だけイレギュラーで下記のような構成になっています。

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Wisdom:3回連続(ヴァース2+リフレイン1):マザー・メアリについて
Answer:3回連続(ヴァース2+リフレイン1):世界の状況について

Wisdom:中締めリフレインは、ウィズダム
(間奏)
Wisdom:間奏後リフレインは、ウィズダム

Tomorrow⇒夜と光について
Wisdom ⇒音楽とマザー・メアリ

Answer:締めのリフレイン
Wisdom:締めのリフレイン2、オーラスは、ウィズダム
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マザー・メアリーの場合は、「スピーク」、リフレインのWisdomは、「ウィスパー」という法則もあります。


○裏声

後半は、ヴァース、リフレイン共、Let it be~の「~」の部分で裏声を入れています。
後半で「~」が無いのは、ヴァース3の前半のみで、他はすべて裏声が入ります。

前半には、「~」(裏声)は一か所もありません。

○YEAH

Yeahの合いの手は、前半のAnswer部の最後のリフレインで一か所。
後半のリフレインでAnswer部で2回。
最終のWisdom部で1回入ります。

別にYeahなんてどうでもいいかと思いますが、当人のノリを学ぶにはまずはコピーからですよね。

バカと言われそうですが、歌解析表を掲載しておきます。

後日談を記しました。