2019年7月9日火曜日

続・促音便。小さい「つ」(”っ”)が消えている

少し前に、「促音便。小さい「つ」(”っ”)が消えている」という話をポストしましたが、その後「促音省略」というキーワードで検索してみますとやはり気にしている方々があたしの他にもいるということがわかりました。

たとえば、
いってきます→いてきます:促音省略の動き

以前の記事で、ポッドキャストのホストの(促音便省略の)日本語が気になるということを書きましたが、そのひとつが、これ。

解説!1日5分ビジネス英語
マット竹内さんという方が配信されている素晴らしいコンテンツなのですが、かなり頻繁に促音便を省略されます。とくに「いったい(ぜんたい)?」というフレーズは必ず「いたい」になります。

もうひとつ、

勝手にENGLISH JOURNAL!
これは、ホストの小泉純さんとゲストのネイティブの対話形式のコンテンツです。
ほかに「オマケ」というコンテンツがありまして、純さんと『ENGLISH JOURNAL』の編集長、水島さんが対話をするのですが、水島さんがかなり促音便を省略します。純さんも、水島さんほどではないですが、ぽつぽつ飛ばします。

この「オマケ」に別のゲストが登場することがあります。
【オマケ配信】高校生の新たな青春...!! 模擬国連入門』の回のゲストは、模擬国連の推進者、関孝平先生という方がお話されてまして、関先生の促音便飛ばしがすごいです。聴いてみてください。

この「オマケ」では以前、翻訳者の関根マイクさんをゲストにトークをされたことがあります。この関根さんも促音便を「飛ばし」ます。

【トークイベント】2019/2/23(土) 今夜明かされる、通訳者の生態!(1)

そこでハタと気が付きました。この方たちに共通項。
「英語」です。もしかして日常的に英語に接する人々が促音便省略症に陥りやすいのでは?と考えました。

で、また検索してみるとありました。

あなたの英語学習を邪魔するのは“小さいツ”-英語に小さい“ツ”(促音)は存在しない!

音引きと促音をやめるとジャパニーズ・イングリッシュ臭さが抜ける

とはいえ、日本語で促音便が抜けると微妙に気持ち悪い違和感はいなめませんな。