2019年8月30日金曜日

ZOOM A1 FOUR ~ハーモニカ対応エフェクター~

今年の7月くらいに、ボーカルの師匠から、ZOOMから新しくハモニカ用のエフェクターが出るという話を聞きまして。(実際には、アコースティック楽器用の製品で、ハモニカ用のエフェクトも含まれているということでした)

8月になってZOOMのサイトを見たら「ZOOM A1 FOUR」という製品で8月中旬発売となっていました。

それなら少し待つかと思って、ふと検索したらある方のブログで、楽器屋に行ったら未発表のエフェクターが店頭にならんでいたという記事で、この製品が詳しく紹介されていました。

これは、もしかしてもう売ってるのかもと思ってアマゾンで検索したら、扱いが無い!
うーむ、耳の速い楽器屋さんだけがいち早く仕入れているのか、と思いましてダメ元で楽天を検索したら・・ありました!ので即購入しました。

あたしは、これまでいくつかエフェクターを買ったのですが、音作りの知識がなくパラメーター設定がちんぷんかんでまったくわからないし、こうした製品は「モード」操作が多くインターフェースがよくなくて面倒になり使うのを諦めていました。

ところが、この製品ですと、いきなり「Juke」なんて名前のセット(パッチリストというらしい)が登録されてましてアンプに接続して使ってみたところ、Little Walterの音がいきなり出てまるで自分が上手になったような気がしました。

先の方のブログに詳しいですが、付属するマイクに接続する専用の機器がミソみたいです。

参考までに、マニュアルに載っているハーモニカ用のプリセットと説明を記しておきます。
※マークは、あたしの速報的感想です。
(写真のように、マイクは、Fire Ball、アンプは、Lunch Box Jrで試しました)

1)Hm Juke:
Little WalterをイメージしたHm Bulletを使った王道アンプリファイドハープサウンド。
もろです(笑)
ザザッ!という音を吸うと、まるで自分がリトル・ウォルターになったような気分に。

2)Hm FuncHrp:Hm BulletとHm A.Wahを使ったファンキーハープサウンド。ダイアトニックハーモニカにもクロマチックハーモニカにも両方使える。
ハーモニカの定番曲向きだと思いました。

3)Hm StevieW:Stevie Wonderの分厚く煌びやかなサウンドをイメージ。Hm GEQ、Hm ChorusにExciterとDelayによる広がりのあるゴージャスなクロマチックハーモニカサウンド。
これだけは妙にリバーブが効きすぎているので自分で少し抑えたものに調整した方がいいかなと思っています。

4)Hm Vintage:Hm BulletとHm Chorus、そしてドライブ系、空間系の組み合わせによるヴィンテージハープサウンド。
ハーモニカの定番インスト曲でたとえばMercy MercyとかChicken Shackみたいな曲をやると自己陶酔できます。

5)Hm Modern:Hm Bulletに少しハイゲインなセッティングを施したロックハープサウンド。
Bulletって書いてあるように、確かにBulletマイクみたいなイメージで、ポール・バターフィールドみたいな感じの音が出せます。渋い!

他の楽器では、ギターの他にバイオリン、トランペット、サキソフォーン用のセットがあります。

実は、もう一機種面白いエフェクター(ハーモニカ用ではないけど)の発売が予定されているそうで、そちらもリリースを待っているところです。