2020年4月20日月曜日

東大に入るコツはあるのか?

子供が東京の区立中学、都立高校経由、予備校・塾に通わずに現役で東大に入ったので、お子さんをお持ちでご興味のある方のために「関連するかもしれない要素(巷で言われている受かるための資質形成条件)」を参考までにリストしておきます。

・子供部屋がなく居間で勉強している
 (家が狭くて子供部屋を用意できなかった)
・家人は専業主婦である(パートタイムはしていた)
・小学校低学年まで七田式に通っていた
・ピアノを幼稚園から継続して習っている(受験期間中も毎日弾いていた)
  ※親は音楽の素養なし
・水泳を習っていた
・小学校低学年まで公文式の書写教室に通っていた
  ※親(あたし)が超悪筆なので子供に代筆を頼んでいます。
・公文式の国語・数学・英語をやっていた(英語だけ最終教材まで終えた)
・そろばんを習っていた(一級まで取得した)
・高校までラボパーティーに通っていた
 (この活動の一環で中学時代に1ヵ月だけホームステイをした)
・小学校からバイオリンをはじめて今も継続している
・欲しがる参考書は速攻で購入した
・英検準一級を高一で取得した
・高校入試までは親が一部勉強のサポートをした(父親は英語学習が好きである)
・スマホは高校まで持たなかった
・高校入学と同時にスマホとPCを持たせた
(それまで本人が欲しいと言ったことはない)
・小中高と進学塾・予備校は行かなかった(公開模試は適宜受けていた)
・スタディサプリを高校3年の夏から観ていて、とても気に入っていた
(というかまるでエンターテイメントのように夢中になっていた)
・ビデオゲームはまったくしない(させなかったのではなく本人の興味が薄かった)
・テレビはあまり見ない(見させなかったのではなく本人の興味が薄かった)
・スポーツはしない(させなかったのではなく本人の興味が薄かった)
  ※スポーツについてはあたしがまったく興味が無いので影響あると思います
・(音楽系)部活や文化祭活動は普通に行っていた
・小説は読まない(⇒国語は苦手である)
・映画を観ない(⇒国語は苦手である)
・小中高通じてインフルエンザ以外で休んだことがない
・本人曰く、そろばんは特に受験で役にたった
・本人曰く、ラボパーティーは、受験より大学入学後に役に立っている
・上記の各種「習い事」はすべてある程度ケリがつくまで長期間継続している。

本人の性格にもよると思いますが、あたしの見立てでは、勉強をしない自由時間にピアノを演奏する楽しみがあったためにゲームなどに入らなかったのではないかと思います。

傍でみてますと並外れた暗記能力が備わっているようで、それはラボパーティーと七田で後天的に身に着けたように思います。
(受験中のある日、あたしが一冊の参考書を手にとって眺めていたら「それは”全部終わった”」と言われました。あたし自身の経験で参考書を「終えた」という経験が皆無なので驚きました)

七田、ピアノ、そろばん、公文式はとりわけ優れたアイテムだと思います。なかでもそろばんは計算能力がずばぬけて速くなりますので数学の問題では有利に働いたと本人が言っています。

予備校に行ってないので一般的(お得?)な受験情報や受験テクニック情報に乏しく親も知識がないので受験したのは、そもそも本命だった早稲田の(先進)理工学部と東京大学の二つだけでした。(一応、これもダメ元で二期で東工大の受験申込はしました)

英才教育を施そうなどというつもりはありませんでした。
ピアノをやりたいか?と聞けばやりたいというのでセットし、バイオリンも本人からやりたいと申し出がありました。七田は、前にも書きましたが実はあたし自身がやりたかったので子供をダシにしたという経緯があります。

巷ではピアノ、公文、水泳の3要素が合格のための要素となっているようですが、そのような話は知らず、成り行きです。

そろばんと書写(習字)は家人が子供の頃やっていたのでなんとなくやらせたのが続いたようです。

あたしもピアノやそろばんをやっておけばよかった。