2011年4月30日土曜日

ギックリ予防法?

王先生の話で想起。

その後、 自分の「ギックリ歴」を深く調べると梅雨明け時期と秋祭りの時期の二回が危ないということが判明。
 以降、その季節特に9月17日周辺では「ひょい」っとした動き(例:振り向く。疲労。手を伸ばして物をとる)を極力さけるようにしたところ発生を防げるようになった。

要するに季節の変わり目で腰が冷えるのがいけないのと蓄積疲労でしょうな。
そうそう。ジーンズも良くないね。あと、座敷の飲みも。きついジーンズで座敷飲みなんてギックリ招いているようなものだし。

やりぁあできるんじゃないか。

一姫二太郎三つ心

今日、先輩とお昼にハンバーガ食べた後、なぜか話題が「一盗二婢」に展開(笑)。

先輩は、上品な方なので初めて聞く「ことわざ(?)」だったそうで、下世話なあたしから詳しく教えて差し上げました。正式には、「一盗・二婢・三妓・四妾・五妻」といいまして。
ネットで調べても由来はよくわかりません。

こんな具合に調子のよい慣用句ってのがあるもので、タイトルに書いた「一姫二太郎」なんてのもありますな。
筒井康隆先生が「一姫二太郎三なすび」という慣用句作られたのを思い出します。

のっけから下品な話題でしたので口直しを記します。

江戸しぐさ」ってしってますか?

ま、本が出てますので詳しくはそちらをご覧いただきたいのですが、要するに江戸時代町場のひとたちの間で行われていたある種のエチケットのことだそうです。路地行き交う人の道の譲り合いとか、あいさつとかいったものですが範疇を広げると子供の教育なんかでもためになるものがあります。

「三つ心(みつごころ)、六つ躾(しつけ)、九つ言葉、十二文(ふみ)、十五理(ことわり)で末決まる」

三歳までに素直な心を育て、六歳になるとその振る舞いに節度をもたせ、九歳では人様の前でも恥ずかしくない言葉遣いを覚えさせ、十二歳ではきちんとした文章が書けるようにさせ、十五歳にもなると物の道理がわかるようにしなければならない。ここで本人の行く末が決まる。(商人道「江戸しぐさ」の知恵袋 (講談社プラスアルファ新書) より引用

そうです。大したもんでしょ?
それに引き替えこちとら「一盗二婢」ですからね。
だらしないったらありゃしない。


追記)2016年6月3日
江戸しぐさの正体

その後、「江戸しぐさ」に関しては批判があつまり一時の勢いがなくなってきているようです。
学問的には問題があるのでしょうが、あまり目くじら立てるようなテーマでもないかなと思いますが。ま、おまかせします。



2011年4月29日金曜日

続・王診療所

遅まきながら、王診療所の王先生が一昨年、亡くなられていたことを知りました。
聞けば、亡くなる前日まで治療をしていたそうで。
 
20代からのかかりつけだったのでかなり悲しい。
かかりつけなら何で一年以上も知らないんだ?とくるところですが「通う必要がないお医者さん」ですので ギックリになったら行く。注射打ってもらったら終わり。なんで頻度が少ないんですね。
今は、おそらく御嬢さんなのでしょう。後を継がれてまして。父上の決断力(笑)に富んだ注射の技を継承していって欲しいものです。

グリース

あたしがバイクに乗っているというのを知った人間からこんなことを言われました。

「イメージのギャップが・・・・。インナーという感じが強いので(失礼)。まさか髪型やファッションまで以前は?」

上記からその知人が二輪未経験者だということが読み取れます。(コナンばりの推理)

まず、ファッションですがバイクに乗ってる連中がみんなグリース(※注)みたいな恰好してると思ってる(笑)

つぎにインナーな印象とのギャップですが、実はオートバイに乗ってる連中の多くはたいがいあらかたおおむね「インナー」であります。
内向的なんですな。孤独でね。本質的にはサラリーマン向きじゃない。

だから観察しますと太ってる連中がけっこう多い。普段はインナーなんでしょう。あたしみたいに。
で、おまけにブルースや落語を中途半端に好きだったりする。

なんといっても35年間乗ってましたからね。最近の連中は不格好なスクーターにしか乗りませんけど、やはし二輪はオートバイでしょ。タンク股で挟まないと怖くて乗れません。

あたしのかかりつけのバイク屋さんは、神田神保町にありまして国内でも珍しいロシアのサイドカーオートバイ「ドニエプル」(中身はBMW)を売ってるお店でした。

一台仕込んでから納品するまですごく時間がかかるので完成までの工程を昼休みに見学するのが楽しみだった。

あのあたりも再開発で見る影もなくなっちまいましたなぁ。



※アメリカのコメディの主人公。いつでもリーゼントに革ジャン。波乗りしてるときも革ジャン着てる。(トラボルタの映画とは違います)

2011年4月28日木曜日

暗証方法<ペグと組み合わせた文章暗証>

先に、文章はガッツで覚えるのみと書きましたが、プレスリリース(記者発表)などの発表台本などは、前述のペグを使って段取りを組みます。

発表会では、スライド(パワーポイント)を使うことが多いのでスライド番号をペグに結び付けます。

二枚目のスライドは、2で(あたしのオリジナルペグでは)「アヒル」です。

たとえば「読み原稿」が「私どもは、長年インターネットの画像検索技術の開発に取り組んで参りました。このたび、安価でご利用いただける新たなサービスをご紹介いたします。」
だとします。
このくらい普通に暗記しろよてなものですが、例だということで。

読み原は、名文の暗証と違って一言一句一致する必要はありません。細かいところはアドリブでよくて肝心のポイントだけ言い忘れなければよいのです。いや、むしろ原稿通りに読むと固くなってしまい逆に来場者に伝わりにくくなります。

記憶の手掛かりとなるイメージは、

・「アヒル」の画像検索結果。安価なサービス。

くらいにしておきます。

本番の時に、しゃべりが「わが社では、長いこと画像検索の開発に取り組んできました。今回、非常にお安く提供するサービスをご用意いたしましたのでご紹介させていただきたいと存じます。」

ぐらい変わっちゃっててよいのです。スライドを使わないしゃべりでも、話の順序の手掛かりにペグを使うと安心です。

2011年4月27日水曜日

暗証方法<文章暗証>

長文の暗証は、どうやるのか?
これは、ひたすら順番に覚えていきます。

最近は、ほかの人たちがどのように覚えるのだろうか?という興味もわいてきました。
記憶力日本選手権チャンピオンが明かす 図解 スーパー[実用]記憶術  という本では、夏目漱石の「坊ちゃん」が例文として紹介されていました。
もちろんあたしも覚えています。(冒頭だけです、もちろん)

著者の藤本さんによりますと文章を、いくつかのパーツに区切って、あらかじめ覚えているてがかり(前述のペグのこと)に紐つけて覚えていくとよいと書いてあります。

たとえば、出だしの「親譲りの無鉄砲で」を一番目とし、仮に一番目のてがかり(ペグ)と組み合わせた印象深いシナリオを頭の中で作ります。たとえば、自分自身の「ペグ」ですと1は、「煙突」ですから、

「僕の煙突は、本当は『親譲りの無鉄砲で』ある」みたいな荒唐無稽なものを考えます。
藤本さんのペグは、別の方法なのですが試してみたところかえって面倒だった(笑)

ということで、自分自身の方法は冒頭に書いた通り、こうしたテクニックは使わずに順番に少しずつ量を増やして覚えていくという芸のないものです。

一日目は、

○親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。

二日目は、

○親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。
○小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かした事がある。

てな感じで少しずつ。
テクニックを使おうが、あたしのように闇雲に覚えようが、助詞の「て・に・を・は」や上記の例でいうと、

ん??待てよ、子供の「時」から、だったかな?
それとも、子供の「頃」からだったかな?

という状況が頻繁におこります。これはもうひたすら繰り返して音の印象を脳みそに叩き込むしかありません。
もっとも作家には文体の癖があるので、たとえば、

○そんなら君の指を切ってみろと注文したから、

という文章は、夏目漱石の場合、

○そんなら君の指を切ってみろと注文したので、

ということはまずありえません。漱石は、やたらと「~~だから」という言い回しを使います。
・・・という「作家の癖をつかむ」という”技法”も暗証を重ねた後に身につく知識ですので覚える際のテクニックとしては使えませんが(笑)

2011年4月26日火曜日

暗証方法<ペグ強化?>

※追記あり

ペグは、二ケタの数字で一組なので弱点があります。
たとえば銀行の契約コードが9ケタとしましょう。

012345678

二個ずつに分解すると、

01 23 45 67 8

のようにあまり(8)がでる。
このような場合には、「80」を充てるという人もいますが、契約コードが9ケタだったってことを忘れちゃうのでこれではやはり困る。

そこで、あたしは2010年になってから単数字のペグを自分で考案しました。
これはオリジナル(笑)なので公開しますと

1:煙突
2:アヒル
3:ネジ ※なぜ「耳」じゃないのか?というのは33とかぶるからです
4:ヨット
5:コーヒーサーバ
6:クリップ
7:タイタニックみたいなでかい船の舳
8:ダルマ
9:おたまじゃくし ※6との違いがくるしいところ
0:ドーナツ

このペグを使ってある活用例に挑戦しています。
なかなか進まず苦しんでいますが、もし成し遂げたときは発表したいな。(挫折するときまりわるいので成功してから)

追記)2012年11月
結局、今までこの単数字ペグは定着していません。さらに、新活用例も途中で挫折してしまいました。何だったかというと、二けたの掛け算の暗記です。リベンジは思っているのですが・・・。

勤め人の墓場<完全版>

前に「勤め人の墓場」を掲載しました。

そのあと図に乗って「続・勤め人の墓場」という新作をしたためましたが、いったん公開を待ちました。
と言いますのも前篇を後編につなげて作り直した方がよいかなぁという次第でして。
ということで今日は、前篇後編書き直しも含めた「完全版」ってやつをおとどけします。

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(出囃子の後、よっこらしょと座って、いきなり話し出します)

象が墓場に行くときは、象は、「オレもそろそろ潮時だな」と思って墓場に出向きます。
滝の裏側に墓場がある、なんてぇ話も、子供の時読んだことある人がいらっしゃるんではないかと思います

あたしは象と付き合ってたことがあるので知ってんですが、象は、かなり頭が良いですよ。
でもね、いくらなんでも先輩の象が、現場を去るときに、後輩たちに墓場のありかを教えているとも思えませんな。
その日の客筋をみて「墓場はここだぞう」とか適宜挟んでもよい)

漠然と、仲間内で知っております。

猫もおんなじですな。
「猫の将(まさ)に死せんとするとき、その姿消すや悲し」と中国のえらい先生もおっしゃっております。うそですけどね。

それで、サラリーマンも仕事で通用しなくなると、ある日、ふと、デスクなりからスッと立ち上がります。
そして、おもむろに、ネクタイをはずしますてぇと、椅子の背もたれに、無造作にかけますな。

周囲のみんなも、先輩がどこへ赴くか察しているので、たずねたりはぁしません。

墓場は、オフィスのどこかにあります。
職場の大きさによっては、その階全体が墓場のこともありますな。

例えは悪いですが、十三号地のとある商業ビルの七階には、誰にも知られていないレストランがあります。
あたしの知り合いが、うっかりまぎれこんでパニックになったことがあるそうでして。
なんとか生きて戻ってきましたけどね。もうあんな怖い思いはしたくないって申してました。
あるいは、ご覧になった方々もいるかもしれませんが映画『マルコビッチの穴』に登場する『7と1/2階』のような感じですな。

あたしだって、もちろん自分が赴く場所はしってますが、これは誰から聞いたわけでもありません。
みんな象や猫のように、おのずと知るようになります。
これまでだれも大きな声で語ることがなかったてぇのもありますな
ま、これからも語られることはないでしょう。

さて、そんなわけで、大概の連中は、本能的に赴く場所を知っているわけですが、中には気がつかない。
あるいは、知っていても頑として拒む、認めたがらない人もいますな。

そこが象や猫と違って人間様の悲しいところでして。

(ここで本題に入るので羽織を脱ぎます)

「やいやいやい。ハチ公。てめえ、いつまでえばりくさってんだよ」
「うるせえ!おめえはだまってろ。おれのことはおれが一番よくわかってる。人にとやかくいわれたかねえやい。だいたいおめえ、おいらがいなかったら会社はどうなるってんだ。えぇ?」

(声をひそめてハチ公の耳元でささやきます)
「おめえはいつまでたってもそれだ。だから、てめえは馬鹿だって言われるんだよ。俺たちにゃ逝くところがあるんだって言ってんだよ。みわさんだって、たっつぁんだってみな行っちまったの知ってんだろ?えぇ?」
「知ってたまるかってんだ!なら、おめえ、いくとこがどこだか知ってるのか?え?どこなんだよ!!言ってみろよ。さあ、云えってんだ!!」

(静かな声で)
「わかった…。そこまで言うなら教えてやらぁ。ここだよ!おめえの座ってるここがそうなんだよ」(佐野史郎の顔で)

おあとがよろしいようで。

(完)

勤め人の墓場<オリジナル>:大元のネタです。
勤め人の墓場<解題>  :この話の由来です。

2011年4月25日月曜日

暗証方法<ペグ>

暗証方法の「技術」では、ペグ(英語で杭)というものを使うことが多いです。

杭ですから、記憶にグサリと印象つけるわけですね。アンカー(錨)でもよかったのかと思いますが、なぜペグなのか? きっと錨だと一個という感じだけど杭は、えんえんといくつも地面に刺さっている感じだからかな?

さて、あたしのペグですが、「七田教育研究所」の100ペグを使っています。(1000ペグというものがありますが、これはいずれ紹介。)
七田式は、2ちゃんねるとかではボロカスに書かれたりしてますが、あたし自身の「成長」(45歳過ぎてからだけど(笑))には非常に役立ちました。(創設者の七田眞さんが亡くなってから方向性が変わってしまったのが残念です。世の常ですが……)

どのようなものなのかは、七田さんのノウハウですので非公開にしておきますが、ようするに数字二つを一組にして、それにマッチするイメージを記憶するというやつです。
01から00(=100) まであって、ひとつだけ教えますと、23なら「兄さん」ということで「お兄さん」のビジュアルをイメージします。
この100というか50種を覚えるわけですが、これを歌で覚えます。
一通り覚えこむにはあたしの場合は1週間くらいだったでしょうか。

しかし、ペグを覚えることが目的ではありませんので、これを使って(脳みそに定着させて)ほかのものを実践的に覚えられるようには、1年くらいかかったかなと思います。
この1年の間に、円周率1000ケタを覚えましたのでこれの効果が大きかったと思います。

円周率は一連の数字ですから、「ペグ」を並べて既述の「イメージ」法でストーリーを組み立てるわけです。ただイメージは50種で全部なので同じ「絵」がたびたび登場します。そのため記憶が混乱しないような面白いお話を作る必要がでてきます。

2011年4月24日日曜日

暗証方法<イメージ>

アメリカで暮らしていたときルームメートのJ.A.がどこかで記憶術を仕込んできました。
彼は、当時大失恋した直後で、気を紛らわすために色々やってたのでその一環だったのかもしれません。

夜、二人で問題を出し合いっこしました。
かんたんです。適当に覚えるものを言っていきます。出題者が忘れちゃうといけないのでメモしてたのかな?どうしてたか忘れてしまいました。

ま、それはともかく、

例)うさぎ→テーブル→テレビ→キャベツ→コーヒー→ジェット機→電話→ワッパー(ハンバーガーね)→・・・・・

という具合にものごとを覚え、あとから順番に披露するというやつでして。
「記憶法」の本に載っている一番シンプルなやりかたで覚えます。

要するに、頭の中で突拍子もないイメージを想像して記憶に焼きつけていくのですね。ビジュアル的に印象が強いほど忘れないのであえて残酷な場面などもイメージします。

 例ですと、
うさぎがテーブルにぴょんととびのるとテレビが上から落ちてきてうさぎをぐしゃっとつぶす・・・

みたいな感じで続けていきます。滞米が済んで帰国後も1年くらいはJAとやった問題が頭の中に残っていました。
この方法の弱点は抽象的な概念はイメージしにくいというものです。たとえば、「努力」とか「嫉妬」とか。努力=人が一生懸命がんばっている姿とかを想像するしかないのでしょうが物体と比べてワンクッション遠くなるため覚えにくいです。何かよい方法があればよいのですが。

2011年4月23日土曜日

習い事

ハーモニカについてのいくつかのエントリーで、「習っている」という記述があります。はい。先生に習いました。稽古つけてもっらってます。で、先生のことを詳しく書こうかと思ったのですが、本当にオレには弟子になる資格があるのか?って思いまして。

稽古を最低でも1年以上続けられたら書けるかなということで当面濁しときます。破門されるかもしれないし(笑)
習い事ってのは、なかなか続かないもので。
そうですね~、一番長く続いたのが太極拳でしょうか。これは以前のエントリーにありますが10年続きました。
英会話も続いたかな。それでも数えてみると5年くらい。習い事じゃないですがサラリーマンぐらいですね。続いたのは。

だからハーモニカやギターだってわかったもんじゃないし。それと一気に夢中になるっていうか急激にハマりすぎるとだめだななんて思いまして。太極拳の場合は、ちょっとハマりすぎた感があります。
うす~くうす~く、でも長く続けたいななんてね。

余談ですが、お稽古事ってのは人と誘い合ってはじめちゃ絶対だめですな。これは鉄則。絶対に続かない。

少女のバレエなんて大概友達同士で入門するからぜんぜん続かない。
たとえ子供でも、ひとりぼっちで決心して、ひとりぼっちで入門する。このモチベーションがないとダメだと思う。

2011年4月22日金曜日

くちびるを大切に

昨日、紀尾井町に用事で向かう時、ひさびさに喘息的咳に見舞われまして、カバンに潜ましていた吸入で難を逃れました。年に一度使うかどうかですが助かります。

さて、昨日のインチキベンドをやってますと音を下げやすいせいか、ちょいっとハーモニカを下に傾けちゃうんですね。教本によっては、少し下げてもいいと書いてあるのでダメってわけではないのでしょうが、この方法だと結構くちびるに接します。しかもメロディーの中で普通の音からベンドするときにどうしても「つっかかる」感じになるので音楽がずっこける。ま、とにかくヘタなわけです。やはりベンド音の調整を訓練して正しい吹き方に矯正していかなければいけないのですね。
 
ま、いずれにせよ量の多寡は別にしてハーモニカはくちびる使うので食事で怪我とかしてると練習に差し障ります。

数日前、保温タンブラーでコーヒーを飲んだ際に下唇をやけど。これのせいで練習に集中できませんでした。 このタンブラー飲み、いきなりグビってやるとやけど必至ですな。それとカップ麺。このスチロール製のどんぶりのフチについている汁は、冷えていて、そこでズルっとそばをすすると熱チっとかならず下唇をやけどしちゃう。あの見せかけの冷たさが罠ですな。

2011年4月21日木曜日

ベンドの悩み

ベンド(チョーキング)というのはギターでもありますが、やはりベンドというとハーモニカなのかな。どうかしら。
もちろんベンドという単語をしったのもここ一年半くらいの話。

音を低くできるようになったのが2~3週間でしょうか。でもね。そのあとですよ。長~いのは。今も・・たぶんこれからも・・・。
とにかくはじめは根性で低くしたりね。「The Real Book Blues‐Harmonica」という本に著名なプレーヤーの方々のベンド修行のコラムがあるのですが非常にためになります。
なんとか演奏の中で鳴らせるようになったのが1年すぎてから。んで1年半くらいたったところで先生にみてもらったら・・・実は根本的に出し方が違っているってことがわかって愕然。

いろいろな教本に書いてあるようにきちんとハナからチューナーを使えばよかったわけです。
先生方が本に書かれていることで無駄なことはないですね、ほんと。独学だとスルーしてたりするわけ。

ようするに低音部なんぞは普通に吹いても下がっちゃうわけですが、本当の下げ方って非常に軽く吸ってもひょいっと下がるってことが判明。口の中の舌やらの形が根本的に違うんですわ。
で、今度は本当の吸い方でやってみると、いとも簡単に下がりすぎて、いきなりガクっと下がりすぎたりして音がでかくなりすぎたりと七転八倒・・・。でメロディーの中で使うためには、わかっちゃいるけど、また元のインチキベンドに戻したりね。でも、インチキベンドはやはり所詮はインチキなんですよ。(つづく)
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※ 「ベンドの最新状況」を追記ポストしました。

2011年4月20日水曜日

すきさえあれば

2009年の11月から練習をはじめたハーモニカですが、なんだかんだいってお酒のある日や家族と終日一緒にいる日をのぞいて大体毎日かかさず吹いています。楽器はとにかく毎日触れることが大切だということを信じて、たとえ10分でも。

たとえば、歯医者の予約がある時はいつもと同じ時間に家をでると30分は余裕があるので一旦車にのって近くのパーキングメータに移動。そこで練習。すきさえあれば(笑)

先輩たちのブログなどをみても練習場所には苦労しているようですが、いつでもどこでも練習をしているみたいですね。ポケットにひょいっと入れておけるのでその気になれば歩きながらでも吹いたりできます。いつでも音楽と一緒にいられる喜びというか。ヘタでもヘタなりにね。

2011年4月17日日曜日

scent of the past <解題>

『勤め人の墓場』を公開したので、ついでに『scent of the past』もアップしました。

どちらもネタとして、何年も前から寝かしておいたものです。
都内のマンション組合のルールがちょいとリアリティが薄いですが、ま、そこはおはなしということで。
「香り」については結構ネタがあるのでいずれ。

scent of the past <元ネタ>

体調崩すパターン

週に夜の予定が3日以上あると必ず体調崩すなぁ。
なんて弱いんでしょ。
要因は酒?
それともタバコの煙?

先週はお酒自体は回数少なかったし量はさしてないけど、たしかにタバコの煙は常にあったものなぁ。

2011年4月16日土曜日

scent of the past

男は、当時東京の郊外で一人暮らしをしていた。
つきあっていた女性がいて彼女は都内に住まいがあった。

男の職場は都内だったので仕事帰りに、女性の家を訪れることが多かった。
彼女のマンション組合のルールでは、ゴミは「まとめ出し」だった。
つまりゴミは、バケツにたまってからでないと一階にあるゴミ置き場に出せないのだった。

一方、男が暮らしていたマンションは近郊だったのでゴミ処理場もパワフルだったからだろう、小袋に入れたゴミを毎日出しても大丈夫だった。
男は彼女には言わなかったが女性の部屋に上がるたびに、ためている、というかためておかなければならないゴミの臭気が気になっていた。

彼女ももちろん臭気には気を遣っていたのだが、そこで暮らしている本人にはわからなくなっていてもゲストには気になるものだ。
時が流れ、そんな二人にも別れが訪れた。

数年後、男は都内の小さなマンションに引っ越した。
暮らしはじめて一カ月。
残業を終えて帰宅。誰も待ってくれていないドアを開けたらゴミの臭気を感じた。

ゴミの臭いなのに、懐かしくて泣けてきたそうな。

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scent of the past <解題>

2011年4月15日金曜日

ハーモニカの練習場所

追記)
練習場所の話題が分散していましたので「練習場所まとめ」をポストしました。 (2013/1/22)

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ギターは、アンプではなくヘッドフォンで家でちまちまやれますが、ハーモニカはむずかしいです。
プワっとでちゃいますからね。

タオルでくるむと大分音が小さくなりますが、 家人は、あたしの趣味にまったく理解をしめしてくれませんので文句をいうこと必至です。

ということで、練習場所の代表的な場所は、「車の中」です。
音も出し放題ですし伴奏をカーステレオで流したり、教本を読んだり、ノートをつけたり自由です。

昔友達がかみさんと喧嘩してしばらく車の中でくらしていましたが、車は男の悲しい砦ですな。


2011年4月14日木曜日

勤め人の墓場 <解題>

昨日、アップした『勤め人の墓場』という短編小説(笑)は、6,7年前に記しておいたものでして。

会社で背広を椅子にかけ、スっと立ち上がる男たちをみて「このまま戻ってこなかったら?」との妄想が膨らんで書いたものです。

アップする前にちょこっと『マルコビッチの穴』をつけたしたり、商業ビルの名前を伏せたり(笑)。

商業ビルの方のまぼろしのレストランの方はその後、たどり着き方がわかったので一度だけ訪れました。

勤め人の墓場<オリジナル>:大元のネタです。
勤め人の墓場<完全版> : 落語の噺に仕上げたものです。

2011年4月13日水曜日

初心者なりにな(ハーモニカ機種選び)

追記)2015年1月

その後、Special20だけになってから、さらに他の機種ももったいないので使うようになっています。

さらに追記)2016年12月

上記他の機種を詳しく書きますと、

マリンバンドデラックスC、ホーナーのロケットAです。

マリンバンドデラックスやブルースハープは、口のあたるところにブレードのようなものがあってスペシャル20やハープマスターのようなヌメっとした口当たりに慣れていると異物感を感じるので敬遠していました。

ただ上記のように「もったいないので」、スペシャル20のCが壊れたとき、せっかくだから使おうと引っ張りだしたのがマリンバンドデラックスですが、慣れですね。
例のブレードのような口当たりも気にならなくなってしまいました。

また別項目でも書きましたが、この機種、高いだけあって丈夫です。音もドシンと大きいし頼れる一品かと思います。

ザイデルのAも持っていますが、これも現在のAが壊れたら引っ張りだすつもりです。

とはいうものの、やはり一番扱いやすいのはスペシャル20だと思っています。


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吹き始めたころ、って今だに吹き始めたころなんですが、2009年の暮れから数か月。
楽しいというのもあって、いろいろハーモニカを買いました。それもC調のばかり。

要するに先生方の吹いてる音と自分の音があまりにも違うのでハーモニカが違うんじゃあないかと。
ま、だれもがそんなことを思ったりするわけですわ。結論は、吹き方がダメなだけなんですけどね。
また、値段も手軽なのでついつい買っちゃうわけです。これがヴァイオリンだったらどうなるだろうなんて。

とはいえ、初心者は初心者なりに吹きやすかったりむずかしかったりを感じまして。
自分の場合は、結局、ホーナーのSpecial20という普及タイプとSuzukiハーモニカのHarp Masterというのに落ち着いています。初心者用なので息漏れがすくなくヘタクソなベンドを多少なりとも助けてくれる。特にSuzukiのものは気密性が高くて、まるで唇に吸い付くような感じがします。

勤め人の墓場

象が墓場に行くときは、象は、「俺も潮時だな」と思って墓場に出向く。
滝の裏側に墓場がある、なんて話も、子供の時読んだ。

あたしは象と付き合ってたことがあるので知ってるが、象は、かなり頭が良い。
しかし、いくらなんでも先輩象が、現場を去るときに、後輩たちに墓場のありかを教えているとも思えない。

漠然と、仲間内で知っている。

猫もしかり。
子曰く「猫の将に死せんとするとき、その姿消すや、悲し」と。
の言葉(ウソ)のとおり。

サラリーマンも、仕事で通用しなくなると、ある日、ふと、デスクなりから、スッと立ち上がる。
そして、おもむろに、ネクタイをはずすと、椅子の背もたれに、無造作にかける。

周囲のみんなも、先輩がどこへ赴くか察しているので、たずねたりしない。

墓場は、オフィスのどこかにある。職場の規模によっては、フロアー全体が墓場のこともある。
○□区にある、◎△×という商業ビルの七階には、誰にも知られていないレストランがある。
知人が、うっかりまぎれこんでパニックになったことがあるそうだ。
あるいは、映画『マルコビッチの穴』に登場する7と1/2階のような。そんな感じだ。

あたしも、もちろん自分が赴く場所はしっているが、誰から聞いたわけでもない。
みんなも象のように、おのずと知っているが、これまで誰も語ることがなかったし、これからも語ることはないだろう。

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勤め人の墓場<解題>  :この話の由来です。
勤め人の墓場<完全版> : 落語の噺に仕上げたものです。

2011年4月12日火曜日

暗唱の対象

趣味の暗唱といっても何を暗唱するのか?というので途方にくれますよね。
ってこんな趣味酔狂にやる人間なんてあまりいないと思いますが。

円周率は、とにかくなんだか凄いというのはありますが実用的な面はまったくありません。
先に書いたように自信がつくというだけでして、ま、それが大きいといえば大きいのですが。

どうせ覚えるなら「名文」がいいなというのでいきおい古典系や明治時代の文豪の文章などが候補に挙がります。
やってみるとわかるのですが古文などは暗唱を数百回も繰り返す内に、ほんのりと意味が頭に染み渡ってきます。「伊勢物語」などは文章と歌の組み合わせなので脳みそ的に「お得」(笑)です。

2011年4月11日月曜日

飛ぶ鳥を落とす

四月七日の夜遅くに大きな余震がありました。

大層大きかったので、緊急地震速報ももちろん流れた。それで、速報の少し前、飼っている金魚が飛び跳ねて暴れたんです。
なに跳ねてんだろう?なんてそのままスルーしたんですが、ほどなく速報が。
ナマズとはいいませんが、魚の仲間だけに、地面の下の動きには人間よりもはるかに敏感なんでしょうね。

この金魚は7年前に鳥越さんの夜店ですくったやつでして夜店の金魚にありがちな飼い始めてすぐに調子が悪くなったので「メチレンブルー」(金魚ではおなじみの薬です)を水にいれたらケロっと元気になりましてぐんぐんぐんぐん育って、いまじゃちょっとした鯵の開きぐらいの大きさになっています。

週一度の掃除の際、水に手を突っ込むと頭をすり寄せてきます。犬みたいでかわいいっすよ。名前はつけてないですが。

さて、その余震の揺れがおさまってほどなく風が猛烈に強くなりました。これは朝まで続きまして。天変地異とはよくいったものです。

さて、5年前くらいの話。その日は土曜だったのであたしも記憶しているのですが、知り合いが車で横浜の「みなとみらい」に用事で高速にのっていました。

大き目の地震がありました。発生したとき、空を飛んでいる鳥が落ちるのをみたそうです。
カラスだと勝手に思い込んでいたのですが再度当人に確認したところ小さな鳥だったそうで、落ちたあとすぐにまた飛び去ったそうです。
でも空にいったい何がおきるのだろう?

このエントリーを書くにあたりネットで検索してみるとあたしと同じような疑問をもった人が質問サイトに投稿しているようですが、実際に見た人は回答を寄せていないようです。
前述の知人については文中特定していませんが、また聞きではなく一次情報です。


2011年4月10日日曜日

ボブとサニーボーイ

昨日、『風に吹かれて』というタイトルを書いて思い出しました。


ボブ・ディラン自伝 』の中で、ボブがパーティかなんかで出会ったサニーボーイにハーモニカの吹き方を指導されるシーンが出てきます。



うろおぼえですが「ぼうやは、ちょっと吹き方が早すぎるんだよ」と言われたとボブが書いています。

2011年4月9日土曜日

風に吹かれて

昨晩(ってすでに一昨日ですが)、大きな余震があった後、風が強くなりました。
強風は翌朝も強くて、半分造成中の錦糸町公園は土埃がぶわって舞っています。

歯科へいく道すがら、歩きながら習ったシャッフルの練習をしようとハーモニカをくわえました。

すると吹かなくても音が鳴っている。


強い風がハーモニカを鳴らしているのです。ほわ~~~とね。
サニーボーイは、歌の時もハーモニカを通して声を出していたという話をどこかで読みました。

今回は、まさに風が歌っているという。


2011年4月8日金曜日

ヌカーブド・アンド・アノニマス

前に、「Masked and Anonymous」という映画について書いたことがありますが、マスク姿の人が増えましたよね。
花粉症の時期になるともちろん前からけっこう居たのですが、女性のマスク姿が昨年あたりからぐっと増えた。

おそらく以前は、マスク姿はね~ってんで女性は敬遠していたものが一般化するにつれ見た目について気にしなくなったというか慣れたというか、みんなもしているしってんでmasked women増殖中。

で、思うに、マスクド女性は目だけ強調されるので結構、美しく見えたりしますな。

他の造作が隠れているだけに謎めいているし昨今、目を加工する技術も進化しているのでチャーミングに映る。

これは、ほらアラブ諸国の女性が被る「頭巾」───「ヌカーブ」っていうんだそうです───と同じ効力がありますな。

あの頭巾は、うそかまことか男性を刺激しないためにつけるという話を聞いたことがありますが、その目的だとしたら逆効果でしょ。

暗唱生活

ここのところヘタな楽器がメインの趣味ですが、他に「暗唱」が趣味になって6年くらいになります。
きっかけは円周率。半年かけて1000桁まで覚えたのを皮切りに色々な文章やらなにやらを覚えています。

はじめに、そんなのムリだよなぁって思ったのに達成できたのが自信になりました。
実用性はまったくないけど45歳(当時)でもやりゃあできるんじゃないってキモチをもてたのが大きくて。この経験があったので次に楽器もやってみようという気になったってところがあります。
・・・もっと早く気がつけばよかったのですが。人生なんて毎度後の祭りですな。

さて、例えば百人一首。
取り組み始めはまったく不可能に思えました。週一首覚えようというぐらいでしたがノってくると進みが速くなり数ヶ月で一通り暗唱できるようになりました。歌と歌人の名前の両方を唱えるので競技カルタ的な実力は低いと思います。

教材も重要ですね。
こと暗唱に限ってはコンピュータゲーム系の教材はダメですね。役に立たない。
不思議なもので頭にまったく入らないんです。紙のものがいい。

あたしは「奇跡の百人一首」というどこかの小学校で使っている暗唱専用の本を使いました。
余計な情報がなくてさっぱりした本ですがめちゃくちゃ使いやすい。

2011年4月7日木曜日

ハーモニカ→ブルース→ブルースギター

ギターの練習はそんなわけで、こつこつと「ロック」をやろうというわけですな。

一方、ハーモニカもせっかく買ったんだしやってみようかなと練習を始めました。
こちらも教本を買うところから。

アマゾンで検索してみると浅見安二郎さんの教本が一番はじめに出てきました。あいにく中古品しかないのですがギターと比べても知識が金輪際まったくないのでアマゾンの勧めるままに購入しました。
付録のCDをかけてみると・・・本当にはじめてきくハーモニカCDの響きに心が打ちふるえました。
むせびなくような。優しい。懐かしい。

10穴のハーモニカは、通称ブルースハープといわれているくらいでブルースの演奏に情報も嗜好も次第に傾いていきました。
その内、熱意がハーモニカ>>ギターになってきて。

そんで、ギターもブルースをやりたくなってきたと。興味が一巡してしまいました。

2011年4月6日水曜日

かくもファンタジーは

あたしのいる部門はなにしろ急激に大きくなった部門でしてスペースもぎゅうづめです。

出社したときにコートやカバンなどをしまうロッカーもだんだんと小さくなり、コートもまるめないと入らないようなものになりました。ま、あるだけマシですが。

それはそうと、女子だけは女子ロッカー室というのがありまして、女子更衣室なのでしょうか?
ここもついに満杯になったそうです。

最近、女子が廊下にあるロッカーをあけて支度をしている姿をみかけるようになったのでアレ?とは思っていたのですが、あたしの職場は別に制服や白衣に着替えたりする仕事ではないので別に部屋を用意する必要はないやってんで遂に女子ロッカーも外出しするようになったのだそうです。

先にも書きましたが、要するに着替えはしないのですよ。コートをぬいだりするだけ。
なのにですよ。たまたまこれまで女子ロッカー室があったっていうイメージが焼き付いているので、妙な萌え心理が働くのですよ。
バカでしょ? あくまでフェティッシュなイメージなんですよね。幻想でしかない。

ってな話を男どもにしたら素直なやつは大うけ同意してくれるんですが、きどった連中は必死になって笑いを抑えてる。
あれ?わが社ってこんな上品な会社だったっけ?



上達の秘訣

※追記あり

ギターの練習は、夜。ヘッドフォンをつけて練習します。ヤマハのサイレントギターと、エレキギターの「静寂さ」は同じようなものですね。
アンプにはつなげずにTASCAMのGB-10というギタートレーナーを使っています。
曲のスピードを変えたり、繰り返したりと便利です。
もちろん不満なところもありますが中学時代にやっていた練習環境とは雲泥の差。
教本も進歩してて、これで上達しなきゃ嘘と思うのですが、これだけは今も昔も変わらずうまくならない。

ただ自分の中でひとつだけ変わったことがあります。
それは、子供のピアノの練習方法を見たこと。これまで楽器の先生についたことがないので練習方法についてまったく知らなかったのですね。で、子供の練習をみて目からウロコというか。ま、あたりまえといっちゃ当たり前ですが。ようするに、毎日コツコツと練習する。そうすると少しずつ上達するんですな。
しかも焦らずに決めた課題曲を半年くらいかけてやっていく。はじめはポツリ、ポツリとしていた音が数か月たつと(素人耳には)見事な演奏に育ってる。

なので、自分もとにかく毎日触る。たとえ10分であっても。
子供のように上達は速くないですが、きっと何年かたつと少しは上手くなっているだろうと。

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追記)2012年11月

・その後、TASCAMは使わなくなり、iPhoneアプリのSlowPlayerがとって変わりましたので、TASCAMの画像は落としました。

2011年4月5日火曜日

ロックとそれ以外

追記2)2015年1月
ギターの肘の怪我が長引き休んでいます。
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追記)2012年11月
さらにギターは、その後、腕の怪我を経てピグノーズに変わりました。
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11月に買ったメジャーボーイというハーモニカは、10穴のハーモニカでブルースの演奏に適しているそうです。

あたしは日本で洋楽が一番ブームだった頃、中高生だったので馴染んでいるといえば馴染んでいるのですが、なにがブルースでなにがファンクなのか、まったくわかりませんでした。

というか学生時代アメリカにいたとき、音楽は「ロック」と「ディスコ」という感じでして、わざわざ「ディスコ」と滑稽なジャンルで定義するくらいあたしが住んでいた地方では「ディスコ」蔑視の文化が根付いていました。彼らのいうところの「ロック」にはカントリー&ウェスタンや上記のブルースも全部含まれてまして、よーするに「ディスコ」以外はみんなロックなわけです。もちろんジョン・ベルーシ現役世代でもありますのでリアルタイムでブルース・ブラザースも見ていました。

ふーん。ブルースねぇ、ってことで教本を買いまして勉強すると、こんな曲って説明がある。そしてどんどんどんどんどんどん興味がわいてきまして。
その後、2010年の6月に廉価なエレキギターを購入。

サイレントギターもある種のエレキギターなのでは悪くないのですが、エレキギターでブルースをやりたくなってきたのです。

ハーモニカを買ったせいです。


2011年4月4日月曜日

リプレイ ~君といた未来のために~

前回、「みらい」について記したので連想的に。

「君といた未来のために 〜I'll be back〜」というのは日本テレビが99年の1月クールでオンエアした連続ドラマです。
出演は、堂本剛、遠藤久美子、そして仲間由紀恵。という面子。

ある時点になると自分の人生が必ず終わりになり、そして過去のある時点で目が覚めるという主人公の謎解きを描いたSFファンタジードラマです。


この作品の原作が表題の『リプレイ 』(ケン・グリムウッド著)という小説。
原作の方の主人公はビジネスマンで付き合う人たちもみな大人という設定ですが、テレビドラマは学生たちの純愛ドラマになっていて、せつなく美しい。

あたしはテレビドラマの方が原作よりもずっとよいと思います。

当時、あたしはこのドラマが大好きで毎週見ていました。

残念ながらこの作品はDVD化されていませんが、今回、「みらい」からのメッセージを受け取ったのを機に、また観ました。

堂本剛と遠藤久美子が幼馴染。堂本の秘密を知る謎の女、仲間由紀恵も、ひそかに堂本に想いを寄せるようになります。他にも関わる女性がいましてモテまくりです。なんつってもジョニー・デップに似てますから。

遠藤久美子可愛いです。彼女が演じるキャラは、あたしのいうところの「キスしてもいいのよ系」で大層世話の焼ける人物なのですが、これくらい可愛ければ多少手間がかかってもよいかな(笑)。

遠藤久美子のストレートな思慕と仲間由紀恵の気丈な風情が対照的に描かれ男としては目移りしてしまいます。
サウンドトラック

そしてアコーディオンのcobaが担当していた音楽が全体の雰囲気に超マッチしていました。
音楽の印象があまりにも強烈だったので、数年後サウンドトラックCDまで購入してしまったくらいです。

----------人生をあの時点まで巻き戻せたら?どうする?
人間だったら誰しもが一度は思う幻想。
イマを大切にせねばならぬこの時に原作の「リプレイ」を読んでみるのはいかがでしょうか?



ギター復活とハーモニカ

追記2)2015年1月
・その後、肘の怪我が長引きギターを休んでいます。
・メジャーボーイは、「千の風チューニング」で復活しています。
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追記)2012年11月
・その後、エレキギターに変わりました。
・メジャーボーイは、使わなくなりました。
・カザルスホールも無くなってしまいました。
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2009年10月にギターを再開しました。

中学生のときに始めて高校生になってからはほとんど触ってないので何年になるのだろう。

今回は、友人のアドバイスを受けてヤマハのサイレントギターのアコースティックタイプを購入。家の事情で音を出して練習ができないのでこれにしました。
へたくそな音が外にもれないので正解ですな。

久々に教本を買うと(大)昔と違ってCDやDVDがついている。
教本をパラパラとめくっていると付録めいたコーナーにハーモニカの吹き方が書いてあります。
ふ~ん。なるほど、そういえばハーモニカを吹いている人たち多いなぁ。今、ギターを始めるひとはハーモニカもはじめるんだぁ、なんて納得。
自分的には、ボブ・ディランやスティーヴィ・ワンダーぐらいしか思いつかないけど。

ともだちにギター始めたんだぁなんて楽器の話題を振った時にも、ついでのようにハーモニカの話題が出たりして心のどこかに残っていたようで。

カザルスホールで知り合いのピアノリサイタルがありまして御茶ノ水にでかけました。時間が早かったので入場後、何かの用事で一旦会場を出ました。会場に戻りがてら駿河台の坂を歩きながらふと入った楽器屋。
ギターをはじめたばかりだから興味あるわけ。

弦やらストラップやら音楽グッズにまじってハーモニカが売られていました。
衝動的に「C調」を手に取って購入していました。
トンボ製の「メジャーボーイ」というやつです。
後で知ったのですが、ミック・ジャガーもこれだそうですな。

2009年の11月1日のことです。



2011年4月1日金曜日

み・ら・い

いきさつを説明するとややこしいので適当にはしょりますと。

定期的に実家のメンテナンスにでかけてまして。
せまい家なのですが、ちょっとだけ庭がある。

春夏は、ちょっと放っておくと草ぼうぼうになります。蘇鉄なんて植えた覚えもないのに生えてます。(蘇鉄ってのは結構、拡散するものだそうです)
草に加えて風が強い日の後など、結構どこから来たのかいろいろなモノが舞い込んできたりするので片付けます。

たとえばコンビニの袋とかタバコの空き袋とか、発泡スチロールとかいろいろ。
で、庭の片隅に大きめの紙くずがあってそれをつまみ上げたら・・・・



ごらんのような紙くず。
ひらがなで大きな太い字。

なんか、四十超えたあたりから「みらい」なんてナマに考えたことないので、なんだか妙なセンセーションを覚えました。
ゴミのくせによ~、ジンとさせやがって(鼻をすする)

でも、なんなんだろう。だれかからの伝言かな。
その内に頭の中で、

"if you build, it he will come......"

なんて聞こえてきたりして。誰がくるのかな?
あたしの場合は、野球選手じゃなくて手塚治虫かな。

本当に小さな庭なのですが、なぜか超子供のころの記憶がありまして。
子供用のブランコがおいてあったんですよ。
そこで揺られながらお菓子を食べてるんですわ。なんだか、いじけながらね。子供なりに、いじけてるわけ。

んで、大人になってもね。
昼休みに公園歩いているオレと同じじゃないか(笑)