2012年8月6日月曜日

図書館貸出リスト 2

図書館のネタが続きます。

みなさん、ためしにgoogleで「図書館」の画像検索してみてください。凄いですよ。
本好きにはたまらないグラフィックがメジロ押しです。
下ネタですが、図書館の絵みただけでトイレ行きたくなっちゃう人いるんじゃないかと思います。

アスプルンドの図書館なんて学生時代に馴染んでいたものの、あらためて見ますと圧巻です。

・・・そういえば、自分の卒業制作って「立川市立図書館」でした。今思い出した。
立川ってのはまったく縁もゆかりもない土地でしたが、たまたま架空のプロジェクト向きの敷地があったもので決めました。

パースの絵を描くのを手伝ってくれていたのが、漫画『 』の作者ラズウェル細木氏です。
ラズウェル細木の作品
彼はペンによる精細画が得意でしたのでモノクロの背景にタッチをいれてもらっていたかと思います。記憶が定かではありませんが。

さて、図書館の貸し出しリストを整理してみますと、その中では2008年がこれまでの最多借り出し年でしてCDも含め七百数十件でした。

貸出期間を過ぎても読み終わらず再度借りている本もあるので実数としては減ると思います。読むのを途中でやめちゃったのもあるし。
タイトルを見ても中身を思い出せない本も多数。

でも、それだけあっても、こいつは一押しだ!ってな本は、それほどはありませんね。
(サトクリフやピアスは別格ですよ。もちろん)

2012年8月4日土曜日

ボイトレ最新状況<補足>

ということで、「ミドルボイス」について確証を得たという話を披露させていただきましたが、だからって歌が上手になったってことではないので(笑)、そのあたりはしっかりとお伝えしておかねば。

「ハリウッド」で「課題曲」として出されている曲が三曲。

1.Christine Aguiliera "Beautiful"
2.Usher "U Got It Bad"
3.Norah Jones Don't Know Why

恥ずかしながらノラ・ジョーンズ以外、聞いたこともない人たちでしたが、レベル高過ぎ。
とてもじゃないが生まれ変わらないと歌えません。

ただ、前にも書いたように以前は歌えなかった曲がマシになったりキーを上げた方が歌いやすくなったりしています。

もっとも大きな違いは声量が格段に違ってきたということでしょうか。

カラオケボックスでハーモニカの休憩中に歌うときにはマイクを使いませんが、前にくらべ通りがよくとても大きな声が出て、マイクが要らないくらいです。
また、そのあたりの自信がつきますので歌い始めのピッチもずれることが少なくなってきています。

「ハリウッド」の著者ロジャーは、こぅした課題曲を細かに分析した独特の「歌用TAB譜」を考案していますが、この分析は西村入道さんの著書でも同様のアドバイスがされています。
聴きこんで細かに分析する。ようするに歌の「耳コピー」とでもいいますかが重要なんだそうです。

また副次効果といいますか、ハーモニカを学習していたおかげで自然と身についてきた腹式呼吸、喉の開け方などが歌にもいい効果を及ぼしていると思います。
なかでもヴィブラートについては、ハーモニカの方でも多用しますのでまだまだ修行中ではありますが、歌の方でも応用が効いて一挙両得です。

2012年8月2日木曜日

ボイトレ最新状況(3)

「ハリウッド」では、ファルセット(裏声)から学ぶことを禁じています。

逆に「奇跡の」では、ファルセットを入り口にしています。また、ファルセットを「強化」することが重要とDAISKAU本はいいます。ファルセットについては日本勢は協調路線です。

「ハリウッド」付属のCDは著者の解説、合いの手、きっかけ含め全部米語です。それもかなり早口ですが、そこはボイスのトレーナー。超早口ですが非常に分かりやすいですし、難解な言い回しは一切ありません。

とにかく「合いの手」が素晴らしい。
こんな具合です。

「グググググ(歌のつもり)~~さ、次の真ん中あたりでミドルボイス来るよ!!」
「もう一回、ミドルボイスだよ~~~今チェストに戻った~」

実はここなんですよ。感動したのは。
一緒に歌ってみましたよ。要するに自分が歌えたのは、まごうことなきミドルボイスだったということがこの本で判明したのです。

弓場本では、練習方法がやりやすく継続性も良いですが、ミドルボイスの仕組み出し方については一切教えてくれません。

DAISAKU本では、ミドルボイスの正体を教えてくれますが、なにがミドルボイスなのかまだわからない。
そして、この本の著者の歌を聴いて同じように歌ったところ、ロジャーが「ミドルだ!」といった発声がまさに自分が「練習の中で工夫して作った」ものだったということです。

そしてこのミドルボイスは、ロジャーが否定するファルセットから始めたメソッドの基礎練習のおかげで出せたものです。YUBAメソッドの基礎練習のおかげですが、YUBAが否定するDAISAKU本の「ニェイニェイ鼻腔共鳴」の練習がなければ達成できなかったものです。

さらに、「ハリウッド本」の基礎練習には、まさしく「ニェイニェイ」と同じ練習が含まれていたのです。五行の相克関係のようですが、実際は相生関係だったのです。

アマゾンの書評では弓場本の値段を「高い」と評している人がいますが、CD一枚の値段なので決して高くないと思います。
またあらゆる教則本と同じで後から先生が示した重要ポイントが浮き上がってくるものでうすっぺらい本の中にも歌い方についての重要な口伝が入っています。

ハリウッド本のCDが英語なので評価を低くつけている人も多いですが、あの楽しげなノリは英語だからよいわけでして映像DVDに日本語のサブタイトルでもつければよいのでしょうがコストはグッとあがってしまうと思います。

ローマは一夜にしてならず。いずれの本の読者評にも「ミドルボイスが、わからない!」というのが散見します。

でも、とにかく四の五のいわずにまずは継続練習しろよ、というところかと思います。

2012年8月1日水曜日

ボイトレ最新状況(2)

新しく買った二冊を再掲しておきます。

 ・『改訂版 プログラムCDつき 奇跡のハイトーンボイストレーニングBOOK 』(弓場徹著)

・『“歌う力"をグングン引き出す ハリウッド・スタイル 実力派ヴォーカリスト養成術(CD付き)』(ロジャー・ラヴ著)


「ハイトーン」は、旧作の練習をしばらく継続したらいずれ買おうと思っていたので自然な成り行きです。

先の投稿で書いたように「奇跡の」の練習の継続力はなかなかのものです。
やはり練習時間がコンパクトでまとまっている。というのと「ブレークポイント解消」の効果がわかりやすいということで続いているのだと思います。

ただし、ミドルボイスの「正体」というか仕掛けについてはDAISAKU本を読むまではまったくわからなかったのでこの二冊については併読必須ということになります。

YUBAメソッドの新作「ハイトーン」では鼻腔共鳴について否定しています。
一方、DAISAKUでは全面的に肯定というか必須としていて、強化するための「ニェイニェイエクササイズ」という人には絶対聴かれたくない練習もあります。

修行中の身ではありますが、ミドルボイス習得には効果がなかったとしても「ニェイニェイ」は練習した方がいいと思いました。
「ニェイニェイ」を経由したおかげで「奇跡の」の練習効果が明らかに向上したからです。
ただ、DAISAKU本の練習は結構キツイので原理を学習した後、マイルドなYUBAに絞っていたというところ。

さて今月からYUBAの「ハイトーン」の練習を「奇跡の」に加えました。「ハイトーン」のBクラスとCクラスからのスタートです。
「奇跡の」に比べると練習セッションは短めですが、DAISAKU本にある、あたしにはとてもむずかしい「サイレン」という練習が入っています。(DAISAKU本版では一旦ギブアップしています)

音がはずれやすく一朝一夕には手本のようにはできませんが、要するにこれをやるのが重要なんだということが判明したわけです。

さて次が「ハリウッド」です。

(また分けます。)