2012年12月30日日曜日

SNS言いっ放し(2)

そんな体たらくな中、Facebookについても、日本法人が立ち上がる一年前くらいにアカウントを取得しました。こちらは、完全に仕事上の勉強の一環です。

日本法人立ち上げ時に、まだ日本ではそれほど知られていなかったマーク・ザッカーバーグが来日して発表を行いましたが、のどかなものでした。

ってことでこの文章を打っている現在もアカウントは生きていますが、ほとんどアクセスしていません。スマホやタブレットからアプリは全部落としてしまいました。

なんか、いけすかない(笑)んですよね。
利用者たちのインテリぶってる感じが。
(本国でもそうだそうです。映画を見ての感想ですがFacebookの出自自体が選民思想系の企画ですからね)

メセナっぽいっつ~か、CSRっぽいというか、中小企業につとめる高学歴の幹部が集まる交流会ぽいというか、見栄と教養のぶつけあいというか?

「育児関係」の投稿を非表示にするアプリがあるらしいですが、消しても消して他のユーザーからわいてくる。
「飯」やパーティーの写真もうんざりですし、ランニングや自転車関係のトピックも見たくない。

昔、独立している建築家たちが集まる新年パーティに招かれたことがあるのですが、見栄の張りあい系ハイソ風会話にくたびれて本当に吐き気がしてきまして、以降二度と参加しませんでした。なんか野暮なんですよね。

なんてったってこっちはブルース(笑)ですからね。
もちろん旧友と連絡がつくという便利さもありますが、同僚や上司からも友達申請がくるじゃないですか。 勝手に人の写真アップするし。

その点、ツイッターはいいですよね。自分からは何も投稿しませんが、必要なニュースが必要な時にきますので。脱毛中にまでツィートしているうっとうしい奴もいますが(笑)


2012年12月28日金曜日

SNS言いっ放し

mixiのアカウントを作ったのは、いつだったのか?

なんで登録することになったのかも忘れてしまいました。流行ってたから?
その時点ではすでにネットでの多人数コミュニケーションには飽きていましたので、自分の意思ではなくて仕事なり勉強の一環だったのだと思います。

それから数年後、あるきっかけで昔の友人たちが利用しはじめました。彼らの中にはIT関係者もいますがあらかたはそれ以外の分野の連中です。彼らはそれまでのネットでのコミュニケーションについては(パソコン通信を体験していない)初心でしたのですっかり夢中になったようです。

あたしも連中に誘われたので久々にログインしようと思ったところIDとして登録したメールアドレス自体を解約していたことに気づきました。
(そのアドレスは、忘れもしない95年12月。オープン初日に取得した記念すべきリムネットのアドレスだったのですが経済的に整理するため後ろ髪を引かれながらも見切りをつけたのです。)

それなら再度アカウントをとればいいやと登録を進めたら、mixiの仕組みが変わっていました。
携帯メールアドレスも登録に必要となっていたのです。あたしは、キャリアから発行される携帯アドレスは使用しない主義なので困りました。

どんどん脱線します。

携帯アドレスを使っている人たちはネットやメール利用の素人が多く、彼らはメールを「同期型通信」と勘違いしているから敬遠しているのです。
要するに、すぐに返事がもらえると思っている人たちです。(中高生が友人関係でノイローゼになる原因ですね。メールを使うからそういうことになるのです(笑))

結局どうしたかといいますと登録しませんでした。旧友とのコミュニティにも加わりませんでした。
それほど携帯アドレス登録したくなかったんですね(笑)

実はいまでも自分の携帯アドレスには人間からのメールは一切来ません。来るのは「メールけいしちょう」と自分が作ったスケジュールアプリからのリマインダーメールだけです。
スマホになってGmailが「同期型」っぽくなってしまったので、もう防ぎようはないのですが、「こいつはメールの返事がない。あるいは遅いやつだ」というレッテルさえ流布してしまえばこっちのものです。
メールの返事をわざと電話ですることも多いです。

当初登録した際もほとんど利用していないのでmixiの中で何ができて何が行われているのか知らずじまいです。同僚たちが「マイミク」がどうだとかいっていた頃も意味不明で、マイページみたいなものなのかなといった程度でした。

(つづく)

2012年12月26日水曜日

Like a rolling stone ~オマケの2~

くどいですね。このネタ。

これから一年かけて、この曲を練習しようと書きましたが、ギターをやろうと決めた時に一度、歌を練習し始めています。

その時点では、カラオケBOXで伴奏があるので、ボブ・ディランの原曲で行こうと考えていました。
そして一度、歌詞は全部覚えましたが、ギブアップしてしまい、しばらく演っていなかったので忘れかけてしまいました。
Dr.Johnのライク・ア・ローリング・ストーン
が収録されている

再チャレンジですから、何年もかかっていることになります。
さまざまなプロの歌手もチャレンジして討ち死にしている難曲ですから途中で挫折するかもです。

ただカラオケの伴奏という意味ではDr.John版があることを最近知りましたので少し事情が変わっています。Dr.John版は、ストーンズ版と感じがよくにていますので、こちらを利用してストーンズ版を練習することができそうです。

最終的には、iRealbなり、Band-in-a-Boxで伴奏カラオケを作ってそこで練習することになります。

前回ギブアップの理由のひとつにディランのキー(ストーンズ版も同じ)が少し高くて歌いにくかったのもあります。
今回は、ボイトレでしばらく鍛錬した後のおかげでしょう、先日カラオケであらためて歌ってみたところかなり大丈夫になっていましたので状態は改善しています。
ただ、キーが高めですと「上がった」場合に歌えなくなるリスクがありますね。

余談ですが、Dr.John版は、日産のファミリーワゴン、セレナのCMで使われていたそうです。
曲が良いのはわかりますが、ファミリーカーにこの歌詞はどうなんでしょうか?
ファミリーカーに「落ちぶれた気分はどうだい?」はないだろう? (笑)

CMに使われる洋楽曲は、メロディーだけで選んでいるようなところがあって奇妙な感じを受けるときがあります。

2012年12月24日月曜日

Like a rolling stone ~オマケ~

蛇足です。
この歌の各番の最終行は、下記のように、すべて"eal"で韻が踏まれています。

1番
About having to be scrounging for your next meal.
2番
And say do you want to make a deal?
3番
After he took from you everything he could steal
4番
You're invisible now, you got no secrets to conceal.

そして、それら最後の単語の発音を不思議な歌い方していますよね?

meal:ミヨ~ル
deal:ディヨ~ル
steal:スティヨール
conceal:コンシヨール

いったいどういう了見なのでしょう?
もちろん、音的に続くサビの部分に至る期待感をあおっているというのはわかります。

はたして、ネイティブは、この発音でもフレーズを理解できるのでしょうか?
カバーしている人たちもディランの発音を真似て歌ってますが、 どう聞いても他の単語に聞こえますよね。

ここは、やはりミヨールと歌うしかないのかな・・・。

途中経過を報告するほどのネタにはなるとは思いませんが、今から約1年かけて、この曲にチャレンジしていきます。 

2012年12月22日土曜日

Like a rolling stone (7)

ストーンズの工夫のおかげで相当歌いやすくなったこの曲ですが、それでも難曲には変わりありません。

ディランの「怒り」?をどのように受け止めたらよいのか?
いや、そもそもディランは、怒っているのでしょうか?

それとも実は単純で、「ざまぁみろ」と言っているだけなのかもしれません。
でも、それなら、なぜあたしたちは、この歌に勇気づけられるのでしょうか?

ここが肝心かと。

この歌の主役は、「あなた」であるところの「Miss.Lonely」ですが、この「あなた」ってのが自分だったらどうでしょうか?

When you ain't got nothing, you got nothing to lose
(何も所有していなければ、何も失うことはない。)

根無し草(Rolling Stone)でよかったじゃないか。

さる名家での話。
企業経営をめぐる政争に敗れた父親が、自宅に戻るや寝室に籠って泣き出したそうです。
それを見ていた家族は、ケっと思ってしまったとか。
その父親のおかげでいい暮らししているわけなんですけどね、Miss.Lonely。

一方、これは本で読んだ話。

定年退職者対象に開かれた職業訓練校で、植木職人の頭の指導。
ちょっとしたことで頭に注意された男性が、「ふざけるな。俺には何十人も部下がいたんだぞ」
静かに聞いていた頭がぽつりと。「それがどうかしたか?」

(このネタひとまず終わり)

2012年12月20日木曜日

Like a rolling stone (6)

サビの部分を確認するための表を作りました。(バカです)
他の方々のバージョンも作ったら面白いかもしれません。

(図は、クリックすると拡大されます)

原曲のキーは、Cですが、Dr.Johnは、全音下げてBb。この方が歌いやすいですね。
使用しているハーモニカは、いまさらですがディランはC。ミックは、F。
Dr.John版のハーモニカはだれが演奏しているのかは知りませんがEbです。

ちなみに、ボブの三番のサビ、To have your on your ownは、このように聞こえるのですが本当のところはわかりません。巷の歌詞サイトでは記載されていませんが、当人は確かに違うフレーズで歌っています。

(つづく)

2012年12月18日火曜日

Like a rolling stone (5)

さて、工夫に工夫がなされているストーンズ版ですが、さらに重要でありがたい成果があります。

それはサビの部分です。
例の、「How does it feel?」からのところですね。
ここは、同じメロディーのところを歌詞違いで数回繰り返すところです。

しかし、原曲は歌の1番~4番の後に必ずつくのですが、繰り返しの回数も違うし、組合せやバリエーションが多く英語が聞き取りずらいところもあって暗唱するのが非常に困難です。

ストーンズも、これは厄介だな、と思ったのでしょう。
サビのフレーズ・パターンを一つに絞ってくれました。

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How does it feel?
How does it feel?
To be on your own
With no direction home
A complete unknown
Just like a rolling stone
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すべてのサビがこの6回に統一されています。
最後の行の冒頭、Just likeは、ストーンズに特有で、やはり歌の調子を整えてノリをよくするために加えた「合いの手」だと思います。


(づつく)

音楽最後の日

少し前に、地球(人類)の未来について書きましたよね。

同じように、子供の頃から気になっていたのが音楽というか楽曲といいますか、いつか新曲というものが生まれなくなっちゃうのでは?!
誰がどう作ろうが、前に誰かが作った曲と同じものができちゃう。音の組み合わせの限界に達してしまう状況です。

・・・「そのころ、人類はいないでしょう

なんてことなのかもしれませんが、さしずめ星新一ならば・・・・

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人々は人類最後の曲が作り出されるのを固唾を飲んで見守っています。
そうです。今日は、音楽の組み合わせが尽きる日なのです。
作曲するための音の組み合わせの限界が近づいているのが公にされたのは、50年前のことです。
先週、「最新曲」が発表され──────。
そして、ついに今日、宇宙最後の曲が放送で流されることになったのです。
実は、曲数が100万曲を切った時点で全ての曲のメロディーはすでに明らかになっていたのですが、音楽管理省の意向で少しずつ公開するようにしてきたのです。
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なんて具合に話が進んで最後は全人類で、ウィーアーザワールドを歌う・・・ってこれでは小松左京か(笑)。

てなことを長年考えていたら先日、GIZMODEにこんな記事が出ていました。

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音楽にネタ切れはくるのか? 数学的に検証
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やはり、誰もが同じことを心配しているのですね。
この記事によると、確かに「音楽は有限!」だそうです。

でも、大丈夫。
そのころ、人類はいないでしょう。


2012年12月16日日曜日

Like a rolling stone (4)

軽いネタのつもりで書き出しのですが、意外と長尺になってしまいました。

覚えにくく歌いにくいディランの歌ですがプロのシンガーたちも憧れる(?)曲らしく数多くの人たちがカバーしていますが、フレーズの区切りでは結構苦労しているようです。

例に出した2番をまた引き合いに出します。
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You've gone to the finest school all right, Miss Lonely
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これは1行目です。

ミック・ジャガー版では、下のようになっています。
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Yeah, you went to the finest school all right, Miss Lonely
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まず、調子を整えるために歌い始めに「Yeah!」を入れて休みの代わりにしてノリを作っています。
また「いい学校出てんだよな」の部分は、原曲が「現在完了形」であったのを過去形にしています。
実際に歌ってみますと、wentの方がはるかに歌いやすくまた覚えやすいです。

他にも随所に歌詞の工夫がありますので興味のある方は研究してみてください。
ミックが工夫したのか、彼らがディランの歌をうたうために非常に知的な活動をした後がうかがわれます。

また、ストーンズ版、Dr.John版では、3番を省略してハーモニカのソロを入れています。
3番(召使に運転させて高級車に乗っていたよね)、4番(社交界に出入りしていい気になっていたよね)は、歌詞がこんがらかっていて特に歌いにくく、一個減らしてくれたストーンズの英断に感謝です。

(つづく)

2012年12月14日金曜日

Like a rolling stone (3)

ストーンズ版選択のもっとも重要な理由に「歌詞」が整理されていることを挙げました。

ディランは、歌手ですが詩人として広く知られています。
それだけに歌詞が凝っていて覚えるのが非常に大変なのです。

追記)2016/10/15
そりゃ、大変なわけですよね。ノーベル賞ですから・・・・。

また、詩が先にあるので(想像です)メロディーにあわせて歌う時に、文節やらシラブルをリズムに合わせて工夫しなくてはならず覚えるのも、歌い上げるのも非常に困難です。

YouTubeに桑田佳祐が「Like a rolling stone」を歌っている映像がアップされていますが、途中で歌詞がわからなくなってテキトーにごまかす場面がありまして、その状況がよ~くわかります。

また、文節、シラブルと曲が独立して存在するような歌なので、ある部分は非常に早口で歌わねばなりません。

たとえば、同曲の2番は、、
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You've gone to the finest school all right, Miss Lonely
But you know you only used to get juiced in it
And nobody has ever taught you how to live on the street
And now you find out you're gonna have to get used to it 
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ですが、実際に歌う際には、
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You've gone to the finest school all right,
Miss Lonely But you know you only used to get
juicedinit!!!

And nobody has ever taught you how to live on the street
And now you find out you're gonna have to get

usedtoit!!!  
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赤字の部分をめちゃくちゃ高速で歌わなくてはなりません。
バタバタバタっと早口終了後、少し休んで最後に大声で怒りをぶつけて太字部分の言葉を投げかけます。

(つづく)

2012年12月12日水曜日

Like a rolling stone (2)

・・・前回のポストは前フリでして。要するにあらためて「ライク・ア・ローリング・ストーン」を演じたいなと思ったと。

ボブの原曲も、もちろん良いのですが、あたしがすきなのはローリング・ストーンズ版です。
グルーヴ感が良くて、ミックの声を聴いているとなんだか勇気が湧いてきます。

ストーンズもリアルタイムなわけですが、これまた当時はまったく興味がありませんでした。サティスファクションやら各種ヒット曲はもちろん耳にしていましたよ。なんなんでしょうね。あまのじゃくってやつかもしれません。親譲りのあまのじゃくで・・・って坊ちゃんじゃありませんが。

ですっかり大人になってから東京ドームの公演に出かけました。ステージのセットを建築デザイナーが手がけたってんでそちらにも興味があったのもきっかけでした。
そして彼らのパフォーマンスに触れて惚れちゃったんです。

ローリング・ストーンズとライク・ア・ローリング・ストーンとマディ・ウォーターズのローリング・ストーンは由来やらファンとアーティスト関係が微妙に絡まっていて面白いです。
YouTubeに、マディが「Mojo Workin'」歌っているところにストーンズの面々がやってくる映像がありますが愉快ですね。

ストーンズ版は、勢いもグルーヴ感もよいというのも理由ですが、ミックのハーモニカが良いというのもあります。

それと最も重要なこと。
「歌詞」が整理されている(笑)

(つづく)

2012年12月11日火曜日

Like a rolling stone

"Like a rolling stone"を演りたいなと思ったのは、かれこれ四年前。
ギターを始めようと思ってすぐです。

(まるで、すでに演じることができてるような書き方ですが違います)

昔、フォークギターを手にしたのは、ギターが一大ブームだった中学生の頃でしてスリー・フィンガー奏法などを一生懸命やっておりました。スリーフィンガーだけは得意だったなぁ。

CDは存在していませんでしたので、通信教育でない普通の教則本には音源はついていませんでした。(広義の)ロック洋楽しか聴いていませんでしたが、でもアコギでした。

そうそう!今突然思い出しましたが通信教育でクラシックギターのコースを取りました。音源としてシングル(ドーナツ盤)のレコードがたくさんついていました。当時としては豪華なものだったと思います。

もちろん、挫折したのですが、高校生になってからそのことを同級生に告げたところ、「使わないなら貸してよ」ということになり、あたしも未練がなかったのであげてしまうつもりで貸しました。

ところが!貸した相手はよほどのど根性があったようで、割と短期間に「お前の教材で練習したよ」とみなの前で「禁じられた遊び」を友人の家に集まったときに披露してくれました。
今思えば凄いことだったのですが、あまり感心した記憶がないので本当に興味を失っていたのだと思います。

さて話を戻しますと、そんな地味な一般の教則本の最初に出てくるのが「漕げよマイケル」などのトラディショナルフォークに加えPPMやらボブ・ディランの曲でした。「花はどこへいった」とか「風に吹かれて」とかですな。

"Don't think twice, it's all right"なんて原曲も知りもせずなんだか弾いていた記憶があります。
ま、ディランはそんなこんなでたいして聴かなかったのですが、でもそこはそれリアルタイムですから原点といえば原点なんですよね。不義理な原点。

(つづく)

2012年12月10日月曜日

男のミドルボイステスト曲

ボイストレーニング関係のポストでは、「ミドルボイス(ミックス?)」が課題として、たびたび登場してきますが、ロジャーの著書「ハリウッド・スタイル」のCDを聞くまでは正直謎の存在でした。

この本のおかげで、ミドルボイスがどのような状態の声なのかがはっきりとしたわけですが、あくまで独学ですので先生に直接習ったら勘違いだった、なんてこともあるかもしれません。そのあたりはご容赦いただくとしまして、裏声だろうが、ミドルボイスだろうが、声変わり後の男は、カン高い声は、なんだかこっ恥ずかしくて、なかなか出しずらいものかと思います。

そんな恥ずかしがり屋の成人男性のみなさんが、もっと恥ずかしくなれるミドルボイスの練習に最適な曲を記しておきます。


1.ラジオ体操の歌

新しい朝が来た 希望の

 歌のはじまりの「朝」の「」の部分からいきなりミドルに入りまして、歌いずらいものですからオクターブ下げてぶつぶつ歌ってる男性とかおります。

2.君が代

千代に千代にさざれの~~

この二箇所が男にはきついですよね。だから、斉唱するとき口パクの男性が多い。


とまぁ、かく言うあたしも、上記二つの歌が歌いずらい方でしたが、最近は苦にならなくなってきました。

パンダカー

先日、同僚とバスで移動中の話です。

わし 「最近さぁ。パンダみたいな車多くない?」
くま 「え? なにそれ?」
わし 「顔ンところがさ、パンダみたいなんだよ」
くま 「わかんないなぁ」
わし 「たくさん走ってるから。対抗車線見ててみ。すぐ現れるから」
くま 「………」
わし 「………こないなぁ」
くま 「どんな車なの」
わし 「だからさ黒いのよ。目の周りが」
くま 「うーん。そんな車あるかなぁ。気のせいじゃないの?最近、疲れてるんだよ。」
わし 「そうかもね。ノイローゼ(死語)かもしれないね。」
くま 「だよ。普通にテレビのんびり見たいよ」
わし 「……でも来ないなぁ」

都内を短い間ですがたしかに見かけない。
なぜ、こんな話題をフったかというと、なんだか知らないけど好きなんですよね。
その車。なんだかすっとぼけた感じで。

で、週末、自分で車を運転してると、パンダカーと次々すれ違うのです。
うーむ、ひょっとすると、あいつらは異星人で、あたしが見ているときだけパンダカーに変身しているのでは?


2012年12月7日金曜日

町の風景

さて、先日歯医者さんに久しぶりに行ったときのこと。
道中、近所の小学校の前を通ります。

折しも登校時間が終った時刻。
生徒はみな校舎におさまり、校庭もひっそりとしています。

ふと見ますと、学校の裏門のところにたたずむ二人。
一人は、この学校の生徒でしょうか。年の頃、4~6年生くらい。
そばに出勤前の父親とおぼしき男性が少年に話しかけています。

内容はもちろん聞き取れませんが、様子から察するに登校したくない子供を父親が送ってきたのでしょう。

ようやく門のところに着いたのはよいけれども、ここで子供が、やっぱり行きたくないと言い出した。って風景です。

優しそうな男性が一生懸命話しかけています。説得してるのでしょうね。
あたしが見ていたのはほんの通り過ぎるわずかな間ですが、気づくと父親がポーズを変えていました。

子供と並んでガードレールに寄り掛かったのです。
うつむく校帽。
並んで斜め上から語りかける父。




写真をとるわけにはいきませんので。

2012年12月3日月曜日

カウント恐怖症

このところ、何度か人前で演奏する機会に恵まれました。
ところが、表題のカウントがうまく行きません。

ある時は、遅すぎ。また、ある時は速過ぎ。
みんなが知ってる曲ならドラムスの人が助けてくれたりもありますが、バックの人たちも手掛かりのない場合や、あたしの演奏ペースに合わせてもらう場合には自分でカウントを出すしかありません。

ちょっと脱線しますが、自分がヘタな場合、速い方がまだマシで、とちってゆっくりになった場合は目もあてられません。ゆっくりだとヘタクソなのがもろにばれちゃうんです。(笑)

ジャンルは異なりますが先日、クラシックピアノの寸評会を見学しました。
寸評をくれる先生いわく「ゆっくり弾く練習を重ねると、意外と速い演奏ができたりするものですよ」とおっしゃっていました。

そこで思い出したのが太極拳です。ご存じのように超スローモーですよね。ただあれが瞬間的に体を自動的に動かす訓練になるのだそうです。
トモ藤田さんの著書でも、超スローな運指練習を勧めています。

さて、すっかりカウント恐怖症になったあたしは、日本語サイトだけですが、ネットで「カウントの出し方」を血眼になって検索しました。
・・・これが見つからないんですよ(泣)
うーん。みんなこれで悩まないのだろうか???

次の演奏会が迫っている!

切羽詰まったあたしは、あるライブ会場で主役のカウントの出し方を必死で観察しました。
といいますのも、フロント(ブルースハープ)の方は、そのバンドとの演奏は初めてだったのです。
いかにプロとはいえ、慣れないバンド相手では慎重にカウントを出すだろうと思ったのです。

見ると、カウントを始める前に、自分が歌う曲を小さく口ずさんでいました。何度も。

それから足で落ち着いてリズムを確認したり、腿を手のひらでたたいたり短い間ですがきちんとおちついて自分が歌いたいリズムがとれるまでカウントを始めませんでした。

そうか。まず、口ずさむのか。それからその方式で練習を継続、そして「次の機会」に試してみたところまぁまぁうまくいきました。ホっ。(ほかにうまくいかないテーマは数あれど(笑))

鍛錬と研究あるのみですね。

小樽鍋

駆け落ちするなら、小樽ですな・・・と意味不明なことをつぶやきつつ。

久々に歯科医の定期検診に行って参りました。
さんざん、衛生士のCさんのこと書き連ねていたあたしですが、彼女が出産を控えて退職したのを機にすっかり書く気が失せていた歯科医ネタです。

Cさん退職時に、「後任のTです。お見知りおきを」と紹介されたTさんの検診作業初回だったわけです。
なにしろ、Cさんだけに十数年世話になっていたわけですから彼女のやり方しか知らないわけです。

で、相手が変わりますとね。こうも違うのか!!と。
もちろん声も顔も違う人なので。力の入れ具合。サクションのタイミング。メモの取り方。対応のディテール。
ブラインドの締め方。院長の呼び方。
もちろん新しいTさんはあたしとCさんの日々を知りませんのでたんたんとチェックとクリーニングをしています。

もちろん、あたしは、Cさんの時はこうだったとかは口がさけてもいいません。
あ~、別の人との結婚生活がスタートするとこんな感じなんだろうな~~~と。

さる飲み会である男性が、鍋つつきながら、いきなりボソっと切り出しました。
「ま。ね。今の女房には言えないんだけど。子供がね。育っていくでしょ?節目節目にイベントがあるじゃない?その度に、”あ~、これって前にも同じことしてるよなぁ~~~~人生繰り返してる。”ってココロの中で思うんだよ」とため息。
他の男性が。「俺も・・・」。

どんな飲み会なんだい!

カラオケじゃなくて・・・

先日、素人の歌会を見学しました。

伴奏はピアノのプロの先生が弾いてくれます。
その参加者の歌なのですが、一様に感動系の歌っていうんですか?ゆったりとしたバラード調?というか、なんといいますか。歌い上げる系といいますか、感極まり系といいますか、自分の世界に入っちゃう系といいますか、どういったらいいのでしょう。もう少し他の感じの歌を歌ってくれてもいいのではないかと(笑)

カラオケに通じるような、歌の割には意外と淡白な感じといいますか。
もちろん、それらのオリジナル曲はみな良いのですよ。

スピードがゆっくりなので、それらの方が歌い易いと感じるのかもしれませんが・・・。

ひょっとすると歌の種類ではなくて、伴奏の先生や観客というか、「場」とのコミュニケーション醸成の問題なのかもしれません。

もちろん、素人なのでプロのような歌を期待しているわけではなくて・・・。

ほら、あるじゃないですか田舎のおじいさんやおばあさんが地元の歌を、しゃがれ声で淡々と歌うようなそれでいてこちらの心が動くような素人ならではの歌っていうんですか。

そんな歌を聴きたいです。