2018年2月23日金曜日

ビーポーレンのはなし ~慢性前立腺炎対策で~

追記2019/11/19)現況追記しました。

その後、あたしの慢性前立腺炎の症状は、あまり好転もせず少し悪化したり楽になったりの繰り返しです。

きちんと日誌をつけていてもなかなか対応策の絞り込みができない日々が続いています。
いろんなサプリなり対策を並行して行っているのでどれが効きそうというのが分かりにくいのもありますし、実は調子の良し悪しは、あたしの基本的な体調が上下してるだけで何にも効くものなんてないのかもしれません。

そんな中、なんとなく直感的に良さそうな気がしているのが表題のビーポーレンです。
ビーポーレン(ミツバチが集めた花粉)は、うそかまことか慢性前立腺で処方される定番セルニルトンの原料だと聞きましてしばらく前から摂るようにしています。

ビーポーレンは、丸美屋のふりかけ「のりたま」に入っているツブツブの「タマゴ」のような感じの物質で、色はのりたまと異なり、茶色と黄色の様々な彩度のものがビンに入っています。口に入れるとジワっと薄甘い味で溶けていきます。旨くはないですが、不味くもないです。

たまたまですが、以前から近所にハチミツの店があるのを知ってまして、店頭においてあったので買い求めることにしました。小さい瓶なのになかなかの値段です。

店の人も、年配の男性がこじゃれたはちみつの店に入って迷いもせずビーポーレンを買うのを見て興味をもったのか、何度かリピートするうちにすっかり顔なじみになってしまいました。

彼はあたしがどうやって「食べているのか」知りたかったようです。
尋ねられて、あたしが「いえ、直にです。そのまま口に入れて」って答えたらなんだか満足そうな顔してました。それがミツバチに対する礼儀だというような顔つきです。

あたしは、ティースプーンで軽くすくった程度の量を午前と午後、おやつタイムに食べています。(食べるというより粉薬のようにぬるま湯で飲みます)

これがね。スプーンにすくって口に入れるときにこぼれるんですよ。ポロっと。一粒二粒。

机の上にこぼれるなら拾って口に入れちゃうのですが、床に落ちてしまうとダメでしょ?

実は、床にうっかりこぼしたときの「罪悪感」がすごいんですよ。

何かって言うとね。ビーポーレンってミツバチが一生懸命に集めた花粉を横取りしたものじゃないですか。
あの小さな体でせっせと。それでなくても世界中で人口が激減している連中だし。
それを思うと一粒たりとも無駄にできないという気がしてくるんですよ。

他の食べ方をあまり試してないですが、一度ヨーグルトにかけてハチミツと合わせたらめちゃくちゃ旨かったです。そりゃ、ハチミツとは相性がいいはずですよね。

2018年2月16日金曜日

カラオケ店でブルートゥース・スピーカー

久々に、ハーモニカの話です。

別に飽きたわけじゃなくて、もう生活の一部になっているのでブログのネタになってないだけでして。

とはいうもののガンと慢性前立腺炎のおかげで生活のリズムが崩れた影響も否めません。
まず、前立腺をいじめたくないので車内での練習を少なくしています。
耳コピーはなぜかカラオケ店ではやる気がおきないので車でやっていたのですが結果的に新曲を仕込む機会がなくなっています。

もっともこれまで覚えた曲には不満なディテールが鬼のようにあるので曲数を増やさずに「深く」やっていきたいと思い始めているココロもあります。
(自分で勝手に持ち曲としているのが、なんだかんだで30曲くらいになっているので浅くなってる感があるのです)

金銭的にも影響が出てまして、相対的にライブに行く頻度を減らしています。
また、以前書きましたようにいきつけのカラオケが閉店してしまったため別の店を見つけたところまではいいですが値段が高めな店なのでこちらも回数を減らしています。

さて、そんなカラオケ店での練習では、長年DAMのマイク入力にピンケーブルでiPhoneをつないで楽曲を流してきたのですが、どうも音源のチャンネルのせいかケーブル端子のせいか楽器によって聞こえが悪くリズムがとらえにくいことに気が付きました。

そこでアマゾンで3000円程度の小型のブルートゥース・スピーカーを買って練習してみたところバンドの楽器の音が綺麗に聞こえるようになったせいか格段にリズムにのれるようになりました。
(どこがどうだと説明できませんが、毎日リズム練習を行ってきたせいか最近、リズムの感覚、ノれる感じがかなり向上してきているように思っています)

ほんのちょっとの工夫でこんなにも違うのだと驚いています。

2018年2月11日日曜日

海外出張報告

前項で書いた海外出張から戻りました。

以前書きましたように現役時代の終盤に、いきなり英語を使う仕事が増えてさび付いていた英語をここ何年か楽しみながらブラッシュアップしてきていたわけですが、今回の出張でいくつか確認したことがありますので記しておきます。

実感を言いますと、こんな感じです。

●ヒヤリング能力、語彙力は圧倒的にパワーアップした。
●リーディングとライティングは、かなりアップした。(億劫でなくなっている)
●スピーキングは、増えた語彙力の力で多少表現が豊かになってきているが、あまり代り映えしない。

こんな感じです。

そしてこの結果は想定通りです。
近年の国際会議出席で痛切に感じたのは、まずは言っていることがわからなければ何も対応できないので、とにかくヒヤリングが大切だと感じていたからです。

今回、同行した連中が現地の人たちに当方の仕事を説明している様子をみていますと、英語が苦手と言ってはいたものの自分の仕事はよくわかってますから片言でもけっこう頑張っています。これでいいのだと思います。あたしが同じ内容を説明する時も彼らの英語に毛が生えた程度です。

ところが同行した人たち、いったん相手が詳しい自己紹介を始めたり自社の説明をしたり、つっこんだ質問をしたりするとお手上げです。

しかし相手の言っていることが理解できると、とにかくイエスかノウと答えられるし、質問を返すこともできるわけですからコミュニケーションはぐっと豊かになってきます。

スピーキングについては、相手と現場を通じて仕事をするとお互いに文脈や内輪のネタが増えてきますのでやがて格段に滑らかに通じるようになってきます。

今回のように、まだ親しくない相手との社交辞令段階の会話は、なかなか難しく会話も途切れがちになってしまいます。自分の元々の性格にもよりますが、これは外国語に限らず日本語でもそうですよね。

2015年末に退職していますので定年後も続いているとは言えますが、現役終盤からの海外出張ラッシュというのは具体的には2011年の2月からはじまり2014年をピークに2016年まで間歇的に続いてきました。

以下にこれまでの英語自主補習のおさらいを書いておきます。
これまで多読と多聴についてはたまに書いてきましたが、実は英語の日記も続けてきています。

〇2013年4月から2015年12月まで多読セット。
多読、100万ワードへの道』参照。

〇2013年5月13日から。日記。
自分で開発(笑)した日記アプリケーション(Perl(!)のCGI)をずっと使っています。

〇2014年1月30日からヒヤリング。
多聴の果て』参照。

〇iKnowとANKI へ
現在DMMが運営をしている「iKnow」という暗記学習システムをしばらくやっていましたが、この仕組みだけでは記憶が定着しないと思いました。
現在では、ANKIというアプリを使ってiKnowで覚えた単語やフレーズの繰り返し学習による記憶定着を行っています。

ANKI

ANKIについては日本語の解説サイトがたくさんありますので参照してみてください。
これは豊富なカスタマイズ機能が備わっていてちょっととっつきにくいところがありますがあたしが使っているのは本当にシンプルな暗記カード機能だけです。
iPhoneアプリは多少高めですが、アンドロイドは、無料のAnkidoroidというアプリがあります。オリジナルの暗記カードを作ったり編集するのはPC版のアプリが便利です。

このANKIに独自のフレーズ帳を作って次々と登録しては学習を進めています。

〇Real英会話とANKI

Real英会話』もDMMのiKnowとよく似たiPhoneアプリの英語学習システムです。有料アプリですが値段と内容を鑑みますと安いと思います。
ただやはりiKnowと同じで記憶定着という意味では厳しくないので、なかなか定着しません。
そこでReal英会話を使いつつ、実際にはANKIで記憶定着を進めています。
ANKIは、正解を覚えるのが厳しいですし、登場頻度も絶妙のバランスです。

今回実感した語彙力・フレーズ力のパワーアップは、間違いなくANKIによるものです。
リーディングは、多読以降、ライティングは、日記のおかげです。

スピーキングを捨てているわけではないですが、留学時の経験(いつの間にか自分が英語を話しているのを忘れている状態や英語の夢を見る状態)や前述の理由から後からついてくるとおもっています。

またスピーキングの際の発音ですが、今回からわざと荒っぽいブロークン発音をするようにしてみました。

日本人訛りと言われるほどの日本人英語というものがまだ確立されていないので自分としては日本人英語とはこういうものだ、というものを目指してみたいと思うようになったからです。

またヒヤリング能力が強化されていると書いたものの、最近少し能力がプラトー状態(一定に達したあと変わらない)になってきていると感じています。

苦手な「スタンダップコメディ」、「ネイティブ同士の政治対談」、初見の「アクション映画」など一向に上達が進まないように思います。

その原因はどこか?そのそもそこで話されている背景知識がないのか?句動詞やスラングなど知らない用語・表現が多発するからなのか?探っていきたいと思っています。

2018年2月2日金曜日

海外出張は、インセンティブなのか?

急遽、職場の他部門の同僚からある遠い外国へ出張を頼まれました。

あたしは、前述のように慢性前立腺を患ってますので長時間飛行機に乗るのは避けたいところ。それと既報のように生活のリズムが非常にストイックになっていますので国内・国外ともに出張は生活パターンが崩れるのでとても苦手です。

もともとその部門とは一緒にやっていた仕事なので関係はあるのですが、あたしは継続して働いているとはいえ定年退職してますから現役社員が行くべきでは?と言ったのですがダメでした。

はじめ、他部門からの出張依頼は、あたしの他に若手の同僚の二名をリクエストしてきました。

思うに、あたしの部門の若手が、あたしを巻き込めば自分も行けると思ってマッチポンプをしたようなのです。それを知ってか知らずか上層部は、予算を理由にあたし一人だけに絞ったようです。

こっそりあたし一人に結果を伝えた上司(今や全員が上司なんですが(笑))は、こう言いました。

「彼にはまた別のチャンスもあると思うので・・・」

おいおい。”チャンス”なのかよ。
まさに昭和がここに息づいている!

さすがに海外出張に万歳をして見送ったり餞別を送ることはなくなりましたが、いまだに海外出張は「ご褒美」(インセンティブ)扱いなんですよね。
だから出張に行くと、「いい思いをしてきたから」という贖罪なのか(世間から)お土産を買わされますよね。
そんな出費の要素もあり出張の日当なんてわずかですから、出張は、時差地獄を耐えた上必ず赤字ですな。

これはインセンティブツアーという言葉もあるように、日本社会に限ったことではないのですが、なんとかならないのでしょうか。

あたしから上司には、「・・うーん。みなさんには(今だに)そうかもですが、あたしに限ってはインセンティブということはないので彼に行ってもらうわけにはいかないでしょうか?」と言いつのりましたが押し切られてしまいました。

出張が日常の商社の人々なんて違うのかもしれませんね~

追記)出張から戻りました。収支を計算してますと、3万5000円の赤字でした。
費用の多くは食事とお土産。会食系で支払っていない食費もありますので全食個人払いだったらコストはもっと大きくなります。
セコいかと思われますが、これだけあれば10ホールズを5本買えます。
行きたい人たちと行きたい「旅行」だったら安いくらいの出費ですが。