2012年7月31日火曜日

ボイトレ最新状況(1)

ここのところ、久々に&立て続けに二冊、ボイストレーニング本を新たに買いました。

・『改訂版 プログラムCDつき 奇跡のハイトーンボイストレーニングBOOK 』(弓場徹著)

・『“歌う力"をグングン引き出す ハリウッド・スタイル 実力派ヴォーカリスト養成術(CD付き)』(ロジャー・ラヴ著)

「ハイトーン」は、ご存知「弓場式奇跡の」の続編ですね。「ハリウッド」は、前からアマゾンの推薦エンジンで表示されていたところ改めて評判のよさを確認して購入しました。

ちょっとこれまでを時間軸に逆順でおさらいしますと、

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・2011年10月『レッスンCD付 ボーカリストのための 高い声の出し方~ミックスボイス・ホイッスルボイスをマスター!!』(DAISAKU著)
・2011年7月『声美人・歌上手になる奇跡のボイストレーニングBOOK 』(弓場徹著)
・2010年5月『1週間で3オクターブの声が出せるようになる本 無理な力を入れずに声域を拡げる驚きのボイス・トレーニング 』(石川芳著)
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実際には、他にも何冊かボイトレ本を購入していますが、本当に練習を実施しているといえる本だけをリストアップしました。

「石川本」を約2ヶ月連続して練習。歌では実際に使えるレベルではないですが、3オクターブ発声できることを確認しました。

続いて、「YUBA奇跡」のを並行して練習。「石川本」から重要な「練習」をピックアップして練習を10月に「DAISAKU本」を手に入れるまで継続しました。
この時点で「石川本」はお休みし、「YUBA奇跡」と「DAISAKU本」の並行練習にしました。
その後、仕事が忙しく時間が思うようにとれないのと、「DAISAKU本」の練習が少々キツク感じたのもあり、「YUBA奇跡」単独の練習を続けました。

この間、ボイトレは今日まで毎日×80%位の割合で継続しています。
すなわちボイトレ独学をはじめて丸二年を経過したことになります。
その内、、「YUBA奇跡」の継続が長く、丁度二年になりました。

長くなったので投稿をわけます。

図書館貸出リスト

図書館で本を借りますと、返却日などを記したレシート状の紙をもらいます。

コンピュータで管理してまして期限を過ぎますと登録したメールに催促がきたりします。
便利なユーザーアカウントなので、だったらアマゾンの購入履歴のように貸出履歴がみられるといいなと思うのですが、なぜかその機能がないときてます。

図書館に問い合わせたら、今のことろそのサービスを開始する予定はないとのこと。個人情報絡みの機能ではありますが、自分が自分の記録を閲覧できるのはごく ベーシックな機能だと思うのですが、何しろ相手は役所ですし、こちらも無料で借りてるわけで無理をいってはいけません。

代わりに手元には、これまで借りるたびにうけとった「レシート」が山のようにあります。
数か月前に一念発起しまして、この紙からエクセルにリスト起こしをはじめました。
自分に課したのは「毎日5枚」。初めは気が遠くなるなぁなんて印象だったのですが、そこは石コロの上にも数か月。無事完了しました。

残念ながら、朝霞市の図書館に通っていた時代は、コンピュータ貸出でなかったので記録が残っていません。当時の方が古典的児童文学をたくさん読んでいたのですが後の祭りです。

何度も書いてますが、掃除でも、片付けでも、スポーツでも楽器でもとにかく少しずつやるってことが肝要なんですな。

この宇宙の大原則を小学生の時に理解していれば、もう少しマシな人間になれたものを。
後悔先に立たずの典型であります。

2012年7月23日月曜日

太陽系のなれの果て(2)

「そのころ人類はいないでしょう。」

このフレーズは、以前にも何回もお目にかかっています。記憶に間違いがなければ、このフレーズに最初に出会ったのは、自分が子供の時に愛読していた「なぜだろう?なぜかしら?」という児童向け科学解説本だったと思います。

遥か未来のことなんていまから気にしてもはじまりませんが、当時も、そしてまた今回も気になって仕方がありません。

じゃ?どうなってんのよ?

ここで「いない」ってのは、要するにとっくに滅亡しているってことですよね。
ま、大体そんなところかと思いますが、それにしてもいきなりっていうよりは、徐々に滅亡していくわけでしょ?

少しずつ減っていって・・・。

最後の人間ってのはいったいどんな状態でどんな心境で最期を迎えるのでしょう?
さすがに映画A,I.に登場する少年のロボットのように惑星にたったいひとりぼっちってことはないでしょうが、世界各地に点在するどこかに残った一握りの人間たちが種の週末を迎えるわけですよね。

これまた小学生の時に読んだH.G.ウェルズの小説「タイムマシン」では、主人公が一瞬だけそんな終末を迎えた超未来の地球を訪れる場面があります。

くら~くてシーンと静まった地表にしんしんと雪が降り続けている。そんなシーンだったと思います。

その時も、子供心に「あ~。人類ってめつぼ~しちゃうんだ~」と知りたくない事実をつきつけられた気分になりました。

なんとかなんないものなのでしょうかね。

追記)2016年6月3日
こんな記事を見つけました。

人類滅亡後の地球では何が起こる?』 

   あたしたちいない方がいいのでしょうか?

2012年7月18日水曜日

太陽系のなれの果て(1)

宇宙ができたのは137億年前に起きたビッグバンだそうです。
じゃ、その前はどうなってたの?
って昔見たBBCの番組レポーターがホーキング博士に尋ねました。
博士ってば、「あなたはそんなこと考えなくていい」
だって(笑)

さて、こちらも子供向けの本です。
図書館の新刊コーナーにあったのをひょいっと手にとりました。

「なぜ?どうして?宇宙のお話」(監修 国立天文台教授 渡部潤一)

ビッグバンの影響は今も続いていて宇宙はふくらみ続けているそうで最後(?)は止まるのか。止まった後、どうなるのか?逆に縮むのか?
とかいろいろ言われているそうですが、

いずれにせよ、遠い遠い未来の話なので「わたしたちは考えなくていい」のでしょう。
それよりも先に心配しなくてはいけないことが二つあるそうです。

今から50億年後といわれていますので割とすぐ(笑)ですね。
太陽が高齢になって大きく膨らみ地球を呑み込んでしまうかもしれないそうです。

はたまた、30~50億年後に、アンドロメダ銀河と我々の銀河系(天の川銀河)
が衝突するとも。
直近では心配するとしたらこの二つだそうですが、その章は、こう締めくくられていました。

・・・ですが、それもはるか遠い未来のことです。そのころ人類はいないでしょう。

(つづく)

2012年7月6日金曜日

山んばと空とぶ白い馬

一時期、埼玉に暮らしていたことがあります。

図書館が充実していたこともあってとにかく定期的にでかけては、子供向け図書のコーナーにある本を片端から借りていました。

トムは真夜中の庭で 』をはじめとするピアスの作品、有名どころではサトクリフの歴史物などは代表的なものです。
今の場所に越してきてからも冊数は減ってはいるものの習慣は続いてます。
適当に目についたものを借りるので古かったり新刊だったり。駄作だったり思わぬ佳作だったり。

表題の『山んばと空とぶ白い馬 』(いぬいとみこ著)は、76年の発行ですから古いといえば古いですな。今では書けないような身体的特徴をあらわす言葉も頻繁に登場します。

山に別荘を建てた新人作家の生活を描いたファンタジー作品です。
雑誌に連載していた作品だそうで、連載物にありがちなだらだら感がありますが、あたし的には非常に興味深く読んだので記しておきます。

タイトルに登場する白い馬が自然の「象徴的」存在であるのに対し、山んばは、非常に現実的な存在として描かれています。
超常的能力を持ちながらきわめて日常的な存在でもあり、山村の人々と適宜交流を持ったりしています。

読み進めるうちに、山んばがうーむ、誰かに似ている。山の生活初心者の作家も誰かに似ている!
そして、はた!!と思い至りました。
カルロス・カスタネダです。もちろん、作家がカスタネダ。山んばは、ドン・フアンです。
作家は、山の生き物の導きで「キノコ」を食べて空を飛びます。
ドン・フアンのシリーズでも「抽象的」に空を飛ぶ状況が描かれています。もちろん、キノコやサボテンの力を借りています。

小説のなかほどの山の風景の描写に「ホビットのすみかのような」という記述があります。
ホ ビットは、ドワーフやトロルと異なり、トールキンの創作したメタ人類です。「山んば・・」の著者は、誰もがしってる「小人」のつもりでホビットを引用して いますが、トールキンの著作を気に入っていたのでしょう。ホビットもカスタネダの作品にも共通している世界観はアニミズムです。下世話な言い方ではエコ? ニューエイジ?

「山んば・・・」も人間対自然という大テーマについて主人公が真正面から向き合います。
The Hobbitは、1937年の発刊ですが、カスタネダの「ドン・フアンの教え」が出たのは1968年。
Wikipediaで調べたところ著者のいぬいとみこさんは残念ながら故人です。お話を伺ってみたかったなぁ。