2013年1月25日金曜日

烏賊浜(「大王イカ人生」あらため」)

昨日のネタ、通勤途上でふくらませたくなりまして。未来の山田洋次監督をめざして(もう先ないってば>>自分)、マクラをつけた改訂版書きます。

(出囃子『梅は咲いたか』)

え~、今日は生き物のお噂で。

みなさんご覧になったかたいますか? え?何のことかって?
イカですよ。イカのテレビ。

イカたって普通のイカじゃないですよ。「大王イカ」。ものすごいでかいやつで船とかしずめちゃうやつ。

ディズニーシーでノーチラス号にのると襲われるでしょ?あいつですよ。おそろしいですね。長年、居るってぇことはわかっていたんですけど死んだやつしかいなくて生態ってんですか?生きているところが目撃されたことがなかったんだそうで。

それが、ついに実現したそうで、しかも日本の科学者の偉業だってんでそりゃぁツイッターやらフェースブックやらくだらないネットでも大騒ぎだそうで。

なんでも、その科学者の博士、なんと大王イカ一筋、追い続けて40年だそうです。すごいですねぇ。

あたしだって最初のサラリーマン6年しかつづきませんでしたからね。

家に帰ってもきっとイカしか食べないんでしょうね。
丸焼きはもちろん塩辛、刺身とね。大根と煮たりね。うまいんだ。これが。
さばくときスミの袋やぶらないように気を付けないとね。スポっとね、抜かないと。

丸焼きもね。流れ出すミソと混ぜてね。パクっと。あちちちち、なんて。
でも、博士の生活ですが、どんなご家庭なんでしょうね?

(羽織を脱いで、電話をかけているしぐさ)

博士「あ、もしもし?あ、ぼくだけど。すまないね。今日はゲソの解剖で帰れなさそうなんだ。」
妻 「あなた。”今日は”って40年間毎日じゃない。今日が何の日か知ってるの!?」
博士「ごめん。わかってる。でも、今日中に処理をしないとゲソの組織が痛んじゃうんだ。」
妻 「あたしとイカとどっちが大事なの!!!」
博士「そんなのきまってるじゃな いか」
妻 「だからどっちなの!?って聞いているのよ!!」
(妻、しばらく考えて、ハっ!とした顔)妻 「わかったわ!!もういいっ!!」(ガチャ)
博士「あ!待ってよ!・・・・・・」
(しばらく考え事)
博士「まっ、い いか」

へへ~
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まえのはなしつづき

2013年1月24日木曜日

大王イカ人生

ここは、イカ一筋。イカを追い続けて40年の博士のご家庭です。

博士「すまない。今日はゲソの解剖で帰れなさそうなんだ。」
妻 「あなた。今日が何の日か知ってるの!?」
博士「わかってる。でも、今日中に処理をしないとゲソの組織が痛んじゃうんだ。」
妻 「あたしとイカとどっちが大事なの!!!」
博士「そんなのきまってるじゃな いか」

このネタの前ネタこのネタつづきます

初めてのハーモニカ修理

先日、初めてハーモニカの修理をしました。

Special20のキーCのハーモニカですが4番の吸いが低くなったので、教本などに書いてあるリードを削って音を上げるというのに挑戦しました。
これでますます深みにはまり出した感があります。

修理めいたことといいますと、これまでは、スズキのハープマスターのリードプレートを新品に交換したり、 フタをあけて掃除程度はしていましたが、本格的?なのは初です。(注記参照)

Cハープの4番の吸いは、レ(D)ですが、なんか音が変になりC#つまり半音下がってしまいました。
こんな場合には、リードの先を削る、と物の本に書いてありまして、もちろん知ってはいたのですがなんとなく億劫で手を出したことがありませんでした。

要するにその度に新品を買い足していたということですが、さすがに安いとはいえ3000円近くするものですからここはなおせるものはやった方がよかろうと。
道具立てとしては、

・壊れたハープ
・ドライバーセット
・音を測るチューナー
・リードの隙間に差し込んで削り台がわりにするNTカッター
・掃除、ふき取り用にウェットティッシュ
・バラした部品を置くための適当なトレイ

これらと、今回意を決して購入した安い(セットで1000円)電動ヤスリです。


でも「削る」っていったい?
実は、最初このようにリードプレートを「短く」するのか?!と思っていました。
図の○はリベットです。



 そりゃ大変そうだと思って敬遠していたのですが、どうやら先っぽを適当に薄く削ることで低くなった音を上げることができるのだそうです。
少し傷をつけていくような。
少し傷つけたらチューナーで音をチェックして、それを繰り返す。
今回は4回くらい繰り返して通常のレ(D)の音まで持って行けました。


音を低くする場合には「反対側」を削ると本にありますが、こっちはどうなんでしょう?
図のリベットの側を「薄く」するのかしら?
これも体験あるのみでしょうね。


注記)ハープマスターは、リードプレート単体で購入できるのでとても経済的で便利です。
東京では御茶ノ水の谷口楽器さんが扱っているので電話で在庫を確認してからでかけるとよいです。
はじめハープマスターは普及タイプのハーモニカなのでリードプレート単体で売ってるかどうかよくわからなかったのでスズキ楽器さんに電話したところとても親切に対応していただけました。顧客レスポンスって重要ですよね。

2013年1月23日水曜日

ハーモニカの練習場所まとめ

アクセス数がとても少ないこのブログではありますが、相対的に「ハーモニカの練習場所」を検索している方が少なからずおられるようなのでいったん整理しておきます。何かの足しになるかもしれませんので。

●車の中
記事の中で「ハーモニカの練習場所」でも書きましたが。なんといってもここがベストですね。

欠点としては、姿勢といいますか、当たり前ですが立ったままの練習ができないこと。トイレがないこと。
スズキ自動車とかが、立ったまま運転できる自動車開発してくれないかしら。

トイレについては、公園など公衆便所がある近くを選ぶというのが重要ですね。タクシーやトラックが休憩をしているようなところはそんな場所が多いようです。

余談ですが、トラックの運転手さんの中にはトイレが目の前にあるにも関わらず、自分の車の陰で用を足す人が結構いましてどうかと思います。

追記)2017年のこのブログでは、前立腺についての悩みを書き始めています。
もしかすると、車の中に居すぎたのかも?と思っています。何事もほどほどに。

●カラオケBOX
いくつかカラオケ生活については記事をポストしていますが、やはり「歌広場」がベストのようです。でもなぜどこも床がベタベタしているのでしょう?

追記)「お金払ったんだから曲やらなくちゃ」的な気分の問題かもしれませんが、カラオケの中ですと、ついつい曲を通して練習していしまいがちです。上記の車の中では耳コピやら部分練習に集中できて上達感が高まるのですが、上記のように前立腺への影響が心配されるのでカラオケBOX内で細かな練習をするようにしようと思っています。

●公園
これは慣れるまでなかなか大変ですが、いったん場所の候補が決まってくると意外と大丈夫なものです。ただ冬場はなかなか厳しいですよね。

●河川敷
公園の亜流ですが、数回練習したことがあります。近くに中・大型の河川がないと成立しませんので候補のひとつ程度かなと思います。
海が近い人は海岸でも演奏しているのかと想像できますが、自分は未経験です。
ハーモニカが塩でやられるという記事をどこかで読んだ記憶があります。

●貸しスタジオ
数人で借りるとカラオケBOXより経済的だったりしますが、個人練習の場合コストが厳しいかと思います。また施設の数も限られているので自分の生活圏に合ったお店があるかどうかってのもありますよね。カラオケBOXのロケーションと合わせてレパートリーに入れておくという感じでしょうか。

ほかにはどうでしょう?水辺の派生形で貸しボートの上とか?

2013年1月22日火曜日

尭(ぎょう)と蓂莢(めいきょう)

いきなりですが、タイトルの「尭」について書きます。

「十八史略」に登場する中国の古代の帝王です。
中国古代の帝王といいますと「伏義」なんかは目にしたことがあるのでは?と思います。

この「伏義」は、前に書いた「三字教」の歴史パートに登場する「義農より黄帝に至る、三皇と号す」に登場する皇帝の最初の一人です。

尭(帝尭陶唐氏)は、この三皇の次の「五帝」の一人でして、非常に優れたリーダーだったそうです。続く賢帝と合わせて「尭舜時代」なんて言い方もされますね。

「その仁は、天のごとく、その知は神のごとく、これにつくこと日のごとく、これを望むこと雲のごとし」と書かれています。

平陽という町を都にしていて、帝王なのに住まいはかやぶきの質素な住まいだったそうです。

そして面白いのが次。尭の家の庭に、不思議な草が生えてきたそうで。毎月15日までは一日に一枚葉が生えて、過ぎるとその葉が一枚ずつ落ちて行ったそうです。
その月が「小の月」の場合には、最後に残った葉は落ちずにそのまま乾いていったとあります。
その草は「蓂莢(めいきょう)」という名前で、蓂莢で暦を知ったそうです。

ミステリアスな草、「蓂莢」は、その後失われてしまったのでしょうか?いまでも中国のどこかに生育して続けているかもしれません。

失われていた三易のうち「帰蔵」が再発見されたりしてますので、もしかすると・・・・。

2013年1月21日月曜日

ブラボー!クラーケン

大王イカ」です。
大王!感動して鳥肌たっちゃいましたよ。生きててよかった。

ほんとにあの博士でなくてもこのわれわれが生きているうちに、生大王イカを見られるとは思ってもみませんでした。

最初に、仕掛けカメラを仕込んだ女性の研究者のモノクロ映像だけでもすごいのにまさか、博士の肉眼で実物を間近に見られるなんて。
博士、目がうるんで茫然自失という感じでしたよね。執念です。

ほかにも失敗に終わりはしましたがクジラにカメラつけてイカとの戦い撮影しようとか夢があるなぁ。
博士が帰還したときのみんなのはしゃぎようも感動的でしたね。
科学者たちの活躍を描いたホーガンの小説「星を継ぐもの」を思い出しました。

黄金に輝く身体、恐ろしい口、テンタクルズ。
そしてなんといってもあの知的な!!!

覚えていますか?
あたしがイカの目にこだわっているのを。ありゃ、間違いなく地球にきて環境適応した宇宙人ですわ。

米国人研究者たち、イカのことを「イカくん(squidy)って呼んでましたが。
8メートルとのことですが、大型のワニが「竜」と間違えられたという話もあるように対面したら実際のサイズよりも、ものすごくでかく感じられると思います。恐ろしい生き物です。

このネタつづきます

2013年1月19日土曜日

暗唱教材の高速化など

七田の教材付属のCDは、標準速度に加えて二倍速、三倍速など高速暗唱用の曲も入っています。

自分の暗唱速度自体が速くなっていますので、おさらいに「標準速度」を使うとじれったく感じます。
そこで高速版を使おうということなのですが、なぜだか高速は速度別の数種類が一曲単位になっていましてこれを流したのでは標準版を流したのと同じくらいの時間がかかってしまいます。

そこで、楽器練習に利用しているSlowPlayerの再登場ということでデフォルトの高速楽曲は使わずに自分で標準のものから倍速のファイルを「自炊」してiPhone Touchに組み込むようにします。

特殊なのが「百人一首」です。これまた前に書きましたが、曲の単位が4首ずつになっていまして自分が覚えた単位の5ずつとリズムが異なっているのです。

以前から何とかしたいなと思っていたのですがSlowPlayerでちまちま別ファイルに切り出して別のツールでファイルを合成する適当なツールを探すのが億劫で何年も先送りにしてきました。

で、ようやく最近重い腰を上げて5首単位のファイルにする作業を行いましたので記しておきます。

・原曲をRealPlayerを使ってトリミングする。

例)1曲目は4首。冗長な曲のイントロ部分と終わりの部分をカット。2曲目は、1首目(aファイル)と 残りの3種の二つのファイルに書き出す。

・MergeMP3というアプリを使い、5首が1曲になるように合体(merge)させる。

いずれもフリーソフトでとても使いやすく、想像していたより簡単に作業を行うことができました。
BGMの連続性はなくなりますが暗唱おさらいの効率化を優先ということで。


2013年1月18日金曜日

暗唱一週間

ストイックついでにあたしの一週間の暗唱習慣について書いておきます。

ただし、ハーモニカの練習とのかねあいやら酒席に伴う通勤事情などにより、このようにできないことも多く書いているほどは厳格ではありません。

教材は、前にも書いたように七田教育研究所の教材を使いますがオリジナルを汚したくないので手元用に一部コピーをとって二つ折りにして背張りし外側にレザック(化粧紙の名前です)を貼って補強しています。
手作りで控えの教科書を作る作業自体がなんだか儀式めいていて暗唱習慣を後押ししてくれます。


てな感じで

月曜:論語
火曜:達人編
水曜:漢文編
木曜:百人一首
金曜:三字経

(いずれもネットで購入可能だと思います) 

としています。円周率は別途夜行います。
水曜の漢文編と金曜の三字経は、割合短時間で終わりますので、小ネタの暗唱を加えています。
それらは、「いろは歌、昔の月の名前、十二支、般若心経、じゅげむ」の他にちょっとだけ英詩も。
面白いところでは、キリスト教の「主の祈り(日本語の現代語版)」も詠みます。般若心経と並べるとさすがにバチがあたりそうなので(笑)、連続して唱えることはしません。

長年暗唱しつづけているので頭には焼き付いてはいますがちょっと惰性になっているところもありさび付いたなと感じるときがあります。
そんな際には、教材に付録のCDを流しておさらいをします。

(つづく)

2013年1月15日火曜日

ストア化

タイトルのストアは、ストイックのストアです。
はじめ「ストイッカイズ」にしようと思ったのですが語呂がよくないのでストア化(ストイックになること)にしました。

いろんな状況で自分がここ二年くらいでどんどんストイックになっているなぁと。
実際には、「記憶・暗唱」に興味をもちはじめたあたりからなんでしょうね。

もともとゴルフのような「男のつきあい」が嫌いだったので素質はあったのだと思います。
(ストイックにゴルフを追及している方々も多いと思いますが、一般的な酒席やら前日泊り麻雀付きとかの社交ゴルフの意味です)

記憶法も暗唱も楽器の練習も、まず酒が鬼門なのでとにかく酒席を敬遠するようになったので一気に加速。あわせてNHKのラジオ体操を励行しているという。これでストイックにならなかったらどうだというくらい規則正しい(笑)

社交性のない奴だというレッテルは貼られますが、それで得られるメリットは大きいと思います。
第一、健康ですよね。仕事の前に楽器練習したいから早起きするし。

時間を効率的に使うようになりますし友人が減るくらいでしょうか。
でも、先日、友達と「友達ってなんだ?」という永久ループのような会話をしたとき、「頑張って思い出しても今は一人だけかなぁ」なんて話になりまして、じゃ今あなたとおしゃべりしているオレはどうなのよ(笑)ってことになりますが。お互いさまですな。


Kindle Fire HD その3

端末そのものとは、直接関係ありませんがデジタル書店について記しておきます。
「陳列方法」がなんとかならないだろうか? というのがトピックです。

数年前、サービスの名前すら忘れてしまいましたがノートPCで手塚治虫の未読の長編マンガを読んだのが本格的デジタル読書の初体験でした。

ノートPCを横に立てて読んでまして、重いには重いのですが、内容が面白くて入り込んでしまうと自分がPCで見ていることを忘れていることがありましたので、(デジタル出版が)「無い話」ではないな」と思っていました。

これはワンセグテレビでも同じでして、内容に夢中になってしまうと小っちゃな画面で見ているのを忘れていることがあります。
要するに中身次第ですね。

さて、当時は陳列されている作品数も限られていましたし自分が読みたいものも限られていたので「書店」についてどうこう考えるということがありませんでした。

今も作品数が少ない状況は変わりませんが前に比べれば数量はだいぶ増えました。
自分が読みたい本を探すとき、デジタル書店もリアル書店のような感じのブラウジングを提供できないものだろうか?と。

デジタル書店でもリアル書店の入り口近辺のベストセラーが並んでいたり、ユーザーレビューのようなリアル書店にはない特徴もありますが、本って偶然の「出会い」があるじゃないですか?
購買記録をデータマイニングしたセマンティックなオススメとかじゃなくて。


例えば、よりリッチな条件付きフィルタリングでもいいかもしれませんね。

例) 
・ひたすらランダム。
・コミックスを除く。アダルトを除く。自己啓発書を除く。ビジネス書を除く。
・ネビュラ賞だけ。
・出版社でランダム。
・絶版本。

それと、お気に入りのリアル書店の場合は自分が向かうコーナーが決まっていますよね。
それは、実際ジャンルであったりするのですが、あるジャンルとジャンルが接するコーナーだったり。
その書店独特のポリシーだったり、「(売り物なのに)コレクション」だったり。

たとえば、あたしは「書源」という本屋さんが大好きなのですが、並べている本の好みがやけに濃い。
すっげーレアな「習字本」とかおいてあったりするけど町場の本屋さんで、港区近辺にあるようなスノブさが鼻につく店じゃなくて適度にマニアック。

自分的なフィルタリングのセットを複数持てる、という感じで。
データベース任せじゃなくて自分好みの売り場が出現するようなインターフェースがあるとうれしいなと思います。

2013年1月10日木曜日

サーフィンのはなし

誰もが、仕事の顔とプライベートの顔を持ってますが、仕事のタイプ、本人のポリシーなどで、「仕事が生きがい」の人と「仕事は”私生活”を支えるためのツールという両極端がありまして人のキモチは、その間をフラフラ動いているのかと思います。

前に書きましたが映画「おくりびと」では主人公が生活ためにしかたなく始めた仕事にだんだんとココロが惹かれていく様子を描いています。

仕事と「私」の切り替えがしやすいタイプの仕事はワーキングアワーがきっちり決まっているタイプの業種ではないでしょうか。
不規則で休出や残業が多い業種ですと、「私」の部分はついつい後回しになってしまいますよね。

あたしも今の会社に入る前に長年続けていた太極拳ですが、仕事どっぷりでついに沙汰やみになってしまいました。
ま、本気でやる気があれば続いたのかもしれませんが。

彼女(あ。水を配る人のことね)の仕事はどうなんでしょうか?さほど不規則ではないハズです。
だから週末の波乗り(勝手に決めている(笑))は、いまが盛りの冬場でも毎週きっちり通えているのだろうと信じます。
家が千葉(勝手に決めている)ですので海からは離れていますが、そこはそれ継続は力ですわ。

話が変わりますが、あたしの腰の治療にあたっている整体の先生方は全員男前でして女性患者が多いのもうなずけます。

その中に一人、際立って日焼けしている先生がいます。カッコイイ上にサーファーです。スキーも抜群にうまくて、大型バイクに乗っています。聞けばスノボも長いことやってるそうです。

サーフィンにハマると(あたしも親戚にそんな人がいましたが)いつもやりたいので海に家を借りちゃったりするんですね。
日焼けの先生にいわせると、それが意外とよくないんだそうです。

(続く)

2013年1月9日水曜日

Kindle Fire HD その2

Kindle Fire HDは、Kindleというよりも小型のアマゾン流にカスタマイズされたアンドロイド・タブレットでして、あたしのまわりでもそれならiPad miniでいいじゃないのという声が多かったようですが、ここはオタク魂ということであえてFireにしたわけです。

・・・以前ならオタクならAppleと行くところなのですが、すっかり一般的なブランドになっちゃいましたので。

メール、ウェブブラウズはじめ基本的な機能はカバーされています。
アプリで面白い?のは、DropBoxでして、KindleのアプリストアにはおいてないのでDropBoxのサイトから独自に入手します。

手順が開発中のためしアプリを入れるのとおんなじなので奇妙なハック感です。
タスクの止め方が通常のアンドロイド端末と違うのでちょっと悩みました。

Bluetoothのキーボードも試しました。
あたしのはちょっと前の機種でELECOM TK-FBM023というやつでして自分のスマホ、Medias N-06C用に買ったら使えなくて(笑)、死蔵していたものを引っ張り出しました。

日本語入力への切り替えは、「ウィンドウズキー」+「スペース」で行います。これはキーボードのマニュアルには書いてありませんで、ネット情報で知りました。

ところが、Kindle Fire HDの場合、このキーを押すと、ホーム画面へのショートカットになっていまして(笑)、メール書こうと思うとホームになってしまいます。
ここはもう仕様とあきらめて再度メールに戻って使うという「運用対応」で行くことにしました。

操作感は、主観的ですがいい感じです。

意外と面倒なのが、スワイプ操作。ってiPadやら各種スマホやらですっかりおなじみの「定番」インターフェースなのですが、この端末、「本屋さ ん」をブラブラうろついたり、ページをめくったりする操作がやたらと多いので指でスクロールするのに疲れちゃうんですよね。飽きちゃうというか(笑)
あたしの旧型ですとページめくりは専用ボタンがついていますのでページめくりについては快適です。

さて、次回は肝心のその「本屋さん」の話。

2013年1月8日火曜日

練習できない日々

お盆と正月は、家にいることが多いのでハーモニカに触れることがあまりできません。
ハーモニカは、前に書きましたように中毒性がありますので、 だんだんと欲求不満が高まってきます。
ギターの方は、ピグノーズのミニエレキギターに、voxのamplugを接続してヘッドフォンで弾いていますので正月休み中も練習を続けられます。

ということで所感ですが、 「練習ができない日があっても焦らない」と書きましたが、やはり一週間も吹けないとすぐに劣化するなと。
特に、師匠から教えてもらった独特の基礎練習をしてみますと休み前に上達していたものが、上達以前の数週間前くらいの状況に後退しているのがわかります。

バイクもそうなのですが、一日乗らないと腕前が鈍ります。もちろん数日で回復するのですが、このような後天的な能力というのは、「評判」ににていて(笑)、落ちるのはすぐ。成長と回復には非常に時間がかかるということがわかります。

ギターの方は、一回の練習時間が短いので上達は遅々としていますが、この冬休みたゆまず続けたせいで5ミリくらいうまくなった気がします。

また、ケガの前に行っていた状態に比べ不思議なことですが半年前にできなかったものができるようになったりしています。(でも5ミリですよ)
とはいえ、実に不思議です。何らかのフィードバックか刷りこみがなされているのかと想像しています。

ケガの前と現在との練習次第の違いですが、ゆっくりでもいいから「暗譜」の状態までフレーズなりを覚えているか?というのが上達の「敷居(threshold)」の目安になるのでは?

という発見(思い込み)です。
暗譜することで個別の練習速度が速まり効率が高まるのではないかと思っています。

あらためて自分のココロを内省して、練習できなくて欲求不満に感じる対象がハーモニカやギターだけでなくて「歌」にも及んでいることが判明しました。
いつの間にか、この数年で「歌を歌いたい自分」が育っていたのだと。高校生以来、想像もしなかった自分に本当に驚いています。

2013年1月7日月曜日

Kindle Fire HD

あたしは旧型のkindle(kindle keyboardと後に命名されました)を持っておりますが、amazon.com対応のみでしたのでさしてつかってはいませんでした。

Kindle Fire
kindleは、機種毎にオリジナルのメールアドレスが発行されていまして、そのアドレスに書類を送信しますと自分のkindleで書類を読むことができ ましてこれが結構オタク心をくすぐるサービスで、そんなこんなを試し使いみたいなものでした。有料で購入した本も一冊だけですし。

さて、今回のFire HDは、日本のアマゾンで買いましたので晴れて日本語のコンテンツが買えます。
まず行ったのが米国のアカウントと日本のアカウントを統合(consolidate)する作業でして、これを行うことでこれまで米国で購入した本を国内アカウントで読めたり、日米ショップの切り替えを国内アカウントでできたりします。

旧型kindleは、もはや米国版でしか使えないので専用機となります。
懐かしいキーボード付き
OSのアップデートなどでアカウント切り替え可能になる日がくるかも?しれませんが、現状ではハックする術がありません。カーネルレベルで解決?する方法なども情報はあるようですが、さすがに以前のようにソースコードからビルドする根気も時間もありません。

アカウント統合に先立ち念のために、日米アカウントのIDとパスワードを完全に別物にして作業しましたが、ネットにも情報がたくさんあるようにオンラインでの統合はうまくいかずに結局、アマゾンのカスタマーサービスにお願いすることになりました。

それにしても開業当時からアマゾンの顧客対応は素晴らしいですね。レスポンスが何しろ早い。難しい問題になると意地になって調べてくれたりしますからね(笑)


2013年1月6日日曜日

筆王2003 ~年賀状やめました~

WordやExcelなど商用のそれも一般ユーザー向けのアプリってわれわれコンピュータマニアは、なかなか使わないものです。

にもかかわらず、昔「筆王」を買いました。とにかく年賀状が面倒だったのです。
「筆王2003」とあるのでたぶん2002年の暮れだと思います。
それをバージョンアップせずに、この10年ずっと使い続けています。そして使い勝手は、いまだにほぼ完璧です。

よくもまぁ一般利用者向けにこんなにわかりやすいインターフェースを作ったものだと感心します。それに引き換え、MSのアプリは・・・。

職場での年賀状のやりとりは、一念発起して2005年に中止しました。人事異動やら組織改編などで毎年事前に失礼する言い訳を言わなければならないのが面倒ですが、年末年始の7日程度でまた会う相手に挨拶状も無いだろうと言って賛同した何人かでまず決行しました。
その後、この習慣はだいぶ普及してきています。

他にもやめたワケがありまして、あたしと同じく勤め人だった父の退職後の年賀状の減り具合の見事さを見まして、退職直後はいざしらずその後年数がかさむにつれ減るわ減るわ。
義理付き合いの無駄さといいますか、仕事上の年賀状のやりとりはその最たるものですな。
それをみたら、意味ないなと思ったわけです。(ミもフタもないですが)

さて退職もあと数年の自分ですが、会社関係を切った後でも100枚程度のやりとりがあります。
しかもきわめて薄情な対応でして、フェードアウトを期待して正月に来たものだけをリストにしてパパっと印刷して2日に出しています。

ざざっと眺めますに、その中でココロが動く相手というのは4,5人がいいところでしょうか。その4,5人はみな男ですが、毎年ホロっと懐かしい甘酸っぱい気持ちがします。

そういえば年賀状が絶えていた相手でも海外赴任になるとカードをよこしたりしますな。
どのような心理でしょうか。

追記)2017年の正月ですが、いまだに『筆王2003』使ってます。偉大なソフトです。
ちなみにデザインは干支を一回りしたところで、まったく同じデザインを周回で使っています。

2013年1月3日木曜日

かまこあぶり(承前)

そんな車いす散歩をしていますと、近所にホームが多い地区のせいか地域の人たちが挨拶をしてくれます。
大人もそうですが小学生までが知らないあたしたちに会釈や挨拶の言葉をかけてくれるのです。下町だからかもしれませんが東京も捨てたものじゃないなと思います。

椅子にゆられて母がぽつりと。
「いろんな人に会いたいなと思うけど。本当に会いたいのは、”とうちゃん”と”かあちゃん”だよ」

一瞬、脳みそ逝ったか?と耳を疑いましたが、

「・・・もう生きちゃあいないけど、あいたいなってね」

両親が健在の頃はあんなに憎まれ口を利いていたのに。
94にもなってもやはり親が恋しいのか。

母は秋田出身で、若い頃、秋田の生活のことをよく話してくれました。「鍛冶屋」だったと言っていました。
寒い日は、朝起きると。「火鉢」の火を家の人が起こしておいてくれているので火鉢に抱きついてあたたまりながら着替えをしたそうです。
火鉢やストーブに抱きついてあたたまることを「かまこあぶり」というのだそうです。

実際には子供の頃からほとんどが東京暮らしの母ですが、東京の生活でもあたしが子供のころ、冬の朝は「かまこあぶり」をしよう!とストーブで暖めてくれました。

※補足
この「かまこあぶり」については以前、別のブログシステムで簡単な記事を書いたことがあります。
この言葉がネット上に他にあるのだろうか?と試しに検索してみるとゼロでした。
記事アップ後、Googleの検索がどう扱うのか興味もあってたびたび検索すると数日であたしのポストがひっかかるようになりましたが、後にも先にもこの一件だけでした。
この用語は母の造語だったのか?本当に秋田に伝わる一般用語なのか?今でも謎です。

追記2017年5月25日この母も今年亡くなりました

2013年1月2日水曜日

かまこあぶり

ホームにいる母は、無理だとわかっていても家に帰りたいと駄々をこねます。
入居前の家では、敷居があるのでつたい歩きであっても非常に危険ですし、ヘルパーたちに助けてもらうにも、もう限界でした。

「ここは、牢獄だよ」とも言います。
家にいても自由がきかなかったのですから、どこにいても牢獄なわけですが気持ちはよくわかります。
母のようにさほど認知が進んでいない人間はまだよいのですが、もっと若い認知症の入居者の「脱獄」対策として外部に出るドアには番号によるキーロックがかけられています。しかもボタンの上にはさらに木製のカバーがかぶせてありとがった細い棒状のものでつつかないと押せないようになっています。

父がまだ生きていた頃、ある病院から他へ転院する必要が生じ一旦、タクシーにのって帰宅したことがあります。父は無口な方だったので何もいいませんでしたがタクシーの窓越の景色を見る目は生き生きとしていました。

だから母には外の世界に触れて自由を感じてもらうように晴れた日には、車いすに乗って近所をひとまわりします。

「あ~。娑婆の空気はいいね」

と、完全なる牢獄扱いです。

つづく

追記2017年5月25日この母も今年亡くなりました

2013年1月1日火曜日

曲を覚える

"Like a rolling stone"について長々と書きましたが、歌詞を覚えて歌うということについて記しておこうと思います。ギターの弾き語り、ハーモニカの吹き語り(?)は、楽器演奏と歌をあわせて行うので難易度はアップしますね。

歌詞の暗唱については、前に少し「歌詞を覚える努力」というポストで軽く触れていますが、英語に限らず、カラオケではなく本当の歌手やミュージシャンのように人前で歌詞を見ずに歌ってみますと、上がってなくても、上がっていればなおさら歌詞がスポっとまるで脳みそに空白が生じたかのように失われてしまうことがあります。

歌でなく楽器演奏中は、ソロを忘れてしまうとか何処を演奏しているのかわからなくなっちゃうみたいな。

ブルースのソロ演奏中なら、「わざと」(笑)のフリしてもう1コーラス続けて復旧するというテもありますが一般の楽曲の場合はつらいですよね。

それでも、「あ!」てな感じで歌詞を忘れて歌が止まってしまうよりはマシかもです。

この症状は、プロの歌手にも起きます。あたしも実際に現場で目撃したことがあります。

プロの方たちは、歌詞を適当にごまかしたりあるいは同じ番手を二度歌ったり、あるいは笑いをとってごまかしたりと逃げのテクニックを駆使できますが、わたしたち素人はそのような対処法を心得ていません。そのまま立ち尽くしたり、同じ箇所を繰り返したり、あれ?あれ?とか言って狼狽するのみです。

プロの持ち歌ですら起きることですので歌詞のすっぽ抜けを完全に防ぐ方法はなさそうです。
ただ、努力を重ねることで起きる可能性をとことん低くすることはできると思います。

自分のつたない体験から私見を述べたいと思います。

まず、先生のお手本や原曲などに合わせた(シャドウイング的な)練習を徹底して行いますが、これだけでは、どれだけ完璧にお手本と演奏できても本番(っていつだ?(笑))の時に間違いなく曲を忘れます。
100%(キッパリ)!・・・って自分の経験だけなのですが。

※追記)2016年6月
この練習は、リズム感育成のためにもデメリットがあると思います。
先生なりお手本の「声・音」が自分の耳に聞こえている限りはズレているからです。

お手本で大丈夫となった後に、必ず自分のパート(歌、楽器なんでも)レスのカラオケで練習するのが肝心です。

ヒット曲でしたらカラオケBOXでも練習可能ですが、カラオケ化されていない曲の場合は、自分でカラオケを用意するしかありません。

あたしは、マイカラオケ制作には、iRealbかBand-in-a-boxを活用しています。
どちらでも繰り返し符号の使い方がわからず、力技でコード進行を入力して利用しています。

そして、お手本なしのカラオケで、よし!!万全だ!!というところまでやってはじめて、本番で・・・良くても6割くらいの出来なんですね。とほほ。

先日、演った曲なんてやはり一年くらいかけてるんです。それでもダメなんですものね。