2009年12月27日日曜日

エド・ウッド行(ぎょう)~グレンとグレンダ~ ※

”くだらね~”というのは関根勤の最大の褒め言葉だそうです。

くだらないといえば、 「死霊の盆踊り」。これに勝るものは存在しませんな。(ただし「デビルマン」をのぞく)

エド・ウッドの映画は、「鑑賞」というよりは、「苦行」、「修練」に近いですな。全作品を見続けることで、悟りがえられるといったような。
ま、白状しますと、「…盆踊り」は、「各踊り」の度に、早送りするというマニアから言わせると邪道に陥ってしまいましたが。

ジョニー・デップ主演の「エド・ウッド」をあらかじめ見ておくとシーン毎に楽しめ(?)ますが、あたしは、「グレンとグレンダ」でいろいろ勉強させていただきました。

トランスベスタイト(transvestite)という単語もはじめて知ったし、途中で挿入される意味不明(深)なSM風のシーンとBGMとして流れる、マザーグースの歌「Puppy Dog Tail」の引用に、それはそれは感銘を受けました。
なぜ女装をするのか?少しわかったような気がしました。と

以下、ご存知ない方々に、「Puppy Dog Tails」を引用しておきます。「グレンとグレンダ」と合わせて生命の不思議を味わってください―――エドに言わせると、なにが、シュガー&スパイスだってところでしょう。

----------
Puppy Dog Tails

What are little boys made of?
"Snips and snails, and puppy dog tails
That's what little boys are made of!

What are little girls made of?
"Sugar and spice and all things nice
That's what little girls are made of!"
----------

0 件のコメント: