2017年7月26日水曜日

カラオケ閉店の憂鬱

楽器の練習場所については、みなさん悩みのタネのようで、このアクセスがほとんどないブログでも、みなさんトピックに辿り着いて関連記事を読んでいる方がいらっしゃるようです。

これまで、車が一番落ち着くという話をしてきていますが、車の欠点は、立って練習ができない。アイドリング状態で使うと環境に良くない。この二点です。(それと前立腺に負荷がかかる?)

車は部分練習や細かい音のニュアンスを繰り返し行ったり録音したりという練習には最適で、カラオケは曲の通し練習や基礎練習に向いています。

ボーカルを習うようになってから「立って練習できない」のがかなり問題なので、なるべくカラオケを使うようにしてきました。

また、最近は前立腺生体検査の後遺症が続いているため、車での練習がちょっと辛くなっています。そういう意味ではボーカルの精進には好都合なのかもしれません。

カラオケは出費の点から、毎日毎日使うわけにもいきませんので、自動車とカラオケとうまく按配するようにしてきました。

がんの治療をしているのに趣味なんかしてる場合かよというところですが、気分転換は必要ですからね。

そんな練習生活の中、長年愛用してきたカラオケ店が閉店することになってしまいました。

そこはかなり大型の店でして、駐車場もありゲームセンターやらフードコートやらが併設されています。

これだけ通ってますと、お店のスタッフとも顔なじみになってまして、閉店が近づくにつれ寂しさも募ってきて思い出にお店の写真をとったりしちゃっています。

さて、いよいよ閉店もあと数日になったとき、駐車場で車に乗ろうとしてますと青いつなぎを着た一人の男性が近づいてきました。馴染の店のスタッフで、特によく気がついてくれた中年の男性です。
彼はマシン類が専門みたいでよくゲーム機器の整備をしていました。

あたしが、車で通っていたのを知らなかったみたいでしたが、いよいよお別れという話になりました。

お互い「長い間お世話になりました」てな話になったところで彼が「あ、(機械の修理などで)手がよごれちゃってるけど」と言いながら手を差し出してきました。

もちろん汚れていようがなんだろうがあたしは嬉しくて泣きそうになっちゃいました。

でも新しいカラオケ探さなくちゃ。

追記2017年1月)その後、二か所、近隣のカラオケ店を試しまして駐車場環境がよい、立派な場末感あふれるあたしにピッタリの店をみつけました。外から見ると誰がきてるんだろう?みたいなお店ですが、とても落ち着きます。

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