全体的にディスプレイがおしゃれで、展示物の物量もすごくて手抜きしてないなと思いました。
音楽コンテンツなので展示でどうだ?というのはありますが、ロン・ウッドのカラフルなセット・リスト(ライブで演奏する曲目リスト(香盤表))や几帳面なメモ・書簡など彼らの仕事ぶりを伺いしることができるアイテムも多く楽しめました。(最後のライブ映像は無理に3Dにしなくても良かったのではと思いました)
あたしが超気に入っているストーンズがマディ・ウォーターズのライブに飛び入りする映像やバディ・ガイのインタビューも嬉しかったです。
そんな展示の中に、ミックが使っているハーモニカ(70年代と書かれていました)が陳列されていました。
むかしネットの質問箱で「トンボ・ハーモニカ」を使っているという記事があってそのまま鵜呑みにしていました。
【OKWAVE】ミックジャガーのハーモニカのメーカー
実際に、トンボ楽器のフェイスブックにも、「ミックジャガーが何のハーモニカを使っているか、分かりますか?」というポストがあります。
このポストは、彼らの「The Spider and the Fly」というレイドバックしたEキーのブルーズ映像へのリンクとなってます。
おそらく「ほらね。ご覧の通りトンボのハーモニカでしょ?」という意味かと思います。
(この曲は、ミックのハーモニカの間奏とエンディングがすばらしい逸品です。しかしながら、あたしがこの映像を見る限りは何のメーカーかはわかりませんでした)
別に英語の質問箱サイトでは、「そりゃ、マリンバンドだろ?ミュージシャンはみんな使ってるし」なんて答えが寄せられていました。
Midnight Rambler - What Kind of Harmonica Does Mick Use?
今回の展覧会の展示で、ついにその謎が解明されました。
写真にありますようにホーナーの「マリンバンド」と「Echo Super Vamper」というハーモニカです。
2022/02/26追記:西村ヒロさんのブログにこのハーモニカについての話がありました。
後者は、聞いたことがないハーモニカだったので検索してみると素晴らしいサイトがありました。((おそらくアメリカ人の)ハーモニカ演奏家・研究家の方のサイトで他にも貴重な情報が満載です)
「Echo Super Vamperってどうなの?」(What about the Echo Super Vamper?)
この記事によると、「1970年代までヨーロッパとオーストラリアではマリンバンドが売られていなかった。その変わりホーナーからは”Echo Super Vamper”という製品が売られていた。実は、Echo Super Vamperは、マリンバンドと中身は同じでカバープレートだけが違っていた製品だったが、ヨーロッパのプレイヤーたちは伝説のハーモニカ”マリンバンド”の魔法の音に憧れていたものだった。違ってるのは自分の腕前だけなのに・・・」とありました。
ミックは、トンボやホーナーのマリンバンドを使い分けているのでしょうね。
後者は、聞いたことがないハーモニカだったので検索してみると素晴らしいサイトがありました。((おそらくアメリカ人の)ハーモニカ演奏家・研究家の方のサイトで他にも貴重な情報が満載です)
「Echo Super Vamperってどうなの?」(What about the Echo Super Vamper?)
この記事によると、「1970年代までヨーロッパとオーストラリアではマリンバンドが売られていなかった。その変わりホーナーからは”Echo Super Vamper”という製品が売られていた。実は、Echo Super Vamperは、マリンバンドと中身は同じでカバープレートだけが違っていた製品だったが、ヨーロッパのプレイヤーたちは伝説のハーモニカ”マリンバンド”の魔法の音に憧れていたものだった。違ってるのは自分の腕前だけなのに・・・」とありました。
ミックは、トンボやホーナーのマリンバンドを使い分けているのでしょうね。
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