しばらく前、町で話題になっていたシンウルトラマンがアマゾンプライムで公開されていたのでさっそく見ました。
良い評判の記事に接していたせいか楽しみにしていたのですが、予想に違い残念な作品でした。
以前、シンゴジラの記事でも書いたのですが、教養ぶる(なんて言葉はないと思うけど)セリフの数々が野暮ったくて。
みなさん指摘してますが、役者のセリフも説明ばかりで退屈でした。
パロディだとしても面白くなかったし。
怪獣だって「怪獣」のままでいいし、科学特捜隊だってわざわざ言い換えなくてそのままでいいでしょう。昔の暴走族じゃないんだから(笑)
ストーリー上、長澤まさみと斎藤工の信頼関係がまったく形成されてないのに、長年の付き合いがあるかのような展開になっています。
あれだけの付き合いで頬をひっぱたくぐらいの仲になってないですよね。
なぜ長澤まさみを他部門からわざわざ異動させてきて新入スタッフにしたのでしょう?
もとからいる課員(部員?)という設定にしておけば二人の信頼関係が出来上がってる状態からの展開にできたのに。
ひょっとすると登場のやりとりで長澤まさみが優秀だという場面を作りたかったのかもしれませんが、不要でしょう。だって、その後の展開で彼女が優秀である必要がまったくないし。またまたキャリアウーマン(死語)コンプレックス?
斎藤工がウルトラマンに成る前と後で人格が変わっている感じも描かれていなくて、ウルトラマンに成る前から同じような変人だったかのような描かれ方をしています。
今回もディテールだけ先に考えてつなぎ合わせた映画でした。
最後に。
せっかくウルトラマンなんだから宇宙人相手の戦いじゃなくて怪獣だけにしてもらいたかった。
0 件のコメント:
コメントを投稿