2010年5月21日金曜日

Barber

ちょうど中学校くらいのころ、駅前からの道に商店が急に増えたことがありまして、駅と家の中間くらいのところに床屋さんができました。

さっそく散髪をしてもらうようになりましてオトナになって引っ越すまでお世話になりました。

先だってその町に暮らす知人が近所の病院に入院したというので見舞いました。

その床屋さんの前を通ったらちょうど奥さんとばったり会って。

久しぶりやね~ってな話になりまして、「ところで、つかさん。今どこに住んでるの?」ということで今のところを告げたところ、「そりゃ奇遇ね。○○通りに”○○○”って理容室あるでしょ?私たち、そこで働いていたのよ」

なるほど、おじさんたちは元の○○○理容室から暖簾分けしてもらったんだ。

帰宅してから、近所を歩いて確認したら確かにありました。
不思議なものですね。一度チャンスがあれば散髪してもらいたいなぁ。

上野東博の横に「国際子ども図書館」という施設があります。
ここは、「子ども」になる前は、国会図書館の分室だったのです。

で、実は、地下に食堂と床屋がありまして昔よく散髪してもらってました。
(東武線の博物館駅が健在の頃の話)

先日、久々に「国際子ども」に出かけたおり、思い切って係の人に「昔、ここの地下に床屋さんがあったんですけど。どこかへ越したんですか?」と聞いてみました。
「何処へ移ったのかはわかりませんけど、床屋さんがあった場所には、免震装置が入っています。」って話でした。

落語でも映画でも、「床屋」が扱われることが多いですが、絵になるんでしょうね。

「子ども図書館」の隣に砂岩で仕上げられた可愛いビルがちょこんと立っています。元佐藤秀工務店の本社だったビルでデザインが最高です。
看板を見ると博物館関係の施設に様変わり。 町と記憶はうつろいますな。

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