2011年8月13日土曜日

論語

あたしの論語話は無責任です。
ただのよもやま話ですので、解釈が違ってたりしても決してムキになったりしないように。

さて、「論語」は全部で20編(章)でできてまして、章ごとの分量もまちまちです。
内容は、なんとなくかたまり毎に近い傾向のものが集められています。
各章ごとにタイトルがついてますが、章の内容とは無関係でして、たいていは中のエピソードの中の用語でできてます。

後半の16章ぐらいから、書きっぷりが変わってきてまして説教くさくなってきます。(前半では「先生がおっしゃった」なのが後半では「孔子はこういった」になってます)
かんたんに云うと、つまらない(笑)っていうんですか。
まとめられた時代が異なるのではと、何かの解説に書いてありました。

同じ「つまらない」でも第10章「郷党第十(きょうとうだいじゅう)」は、逆にカジュアルネタが満載で物足りない。って編纂した孔子の弟子たちが聞いたら怒っちゃうかもしれません。

論語は、師匠である孔子がなくなってから長い年月が経ってから編纂されたものなのだそうです。
でも、あたしは「郷党第十」好きですよ。なにしろ落語の「厩火事」の元ネタがある章ですからね。

昔は、日本でも論語を音読、暗誦していたようですが、もし時間があればぜひ、好きなパートを暗誦してみてください。


はじめは意味不明でも、繰り返し音読していく内に、ぼんやりと趣旨が伝わってきます。(気のせいかもしれないけど)

特に、「厩火事」のくだりは超短いので簡単に覚えられます。

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