2012年7月23日月曜日

太陽系のなれの果て(2)

「そのころ人類はいないでしょう。」

このフレーズは、以前にも何回もお目にかかっています。記憶に間違いがなければ、このフレーズに最初に出会ったのは、自分が子供の時に愛読していた「なぜだろう?なぜかしら?」という児童向け科学解説本だったと思います。

遥か未来のことなんていまから気にしてもはじまりませんが、当時も、そしてまた今回も気になって仕方がありません。

じゃ?どうなってんのよ?

ここで「いない」ってのは、要するにとっくに滅亡しているってことですよね。
ま、大体そんなところかと思いますが、それにしてもいきなりっていうよりは、徐々に滅亡していくわけでしょ?

少しずつ減っていって・・・。

最後の人間ってのはいったいどんな状態でどんな心境で最期を迎えるのでしょう?
さすがに映画A,I.に登場する少年のロボットのように惑星にたったいひとりぼっちってことはないでしょうが、世界各地に点在するどこかに残った一握りの人間たちが種の週末を迎えるわけですよね。

これまた小学生の時に読んだH.G.ウェルズの小説「タイムマシン」では、主人公が一瞬だけそんな終末を迎えた超未来の地球を訪れる場面があります。

くら~くてシーンと静まった地表にしんしんと雪が降り続けている。そんなシーンだったと思います。

その時も、子供心に「あ~。人類ってめつぼ~しちゃうんだ~」と知りたくない事実をつきつけられた気分になりました。

なんとかなんないものなのでしょうかね。

追記)2016年6月3日
こんな記事を見つけました。

人類滅亡後の地球では何が起こる?』 

   あたしたちいない方がいいのでしょうか?

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