他のプロの方々のはトレインバンプの部分が多く、だんだんと速度が増して行ったりするパフォーマンスとアドリブの要素が多く、それでなくても難曲なのに、まずはオーソドックスなスタイルでなければとても覚えられないと思ったのです。
挑戦したチャーリーマッコイの曲は、『Charlie McCoy - Greatest Hits
』に収録されている「Orange Blossom Special New Version」という曲です。
使用するハープは、FとBbの二本。
基本は、Fを使って、途中、二回ある「スケール練習風速吹き」の直前のプカプカするところでハーモニカをパッパと交互に持ち替える部分があって、またFのハープ単独に戻ります。
(実は、この持ち替えのところはパフォーマンス的には見せ場なのですが演奏側からいいますと意外と楽でして休憩(笑)にあたります)
耳コピーは、いつものようにSlowPlayerというiPhoneアプリを使いますが、最もゆっくりな原曲の50%でもまだ速い(笑)ので、いったん50%に落としてからSlowPlayerの機能である「書き出し」を用いて50%減速のファイルを書き出します。
この50%減速ファイルを再びiTunesに読み込んで更に50%減速します。
つまり、最終的に原曲の25%の速度の曲を作りました。
ここから少しずつ音を探って耳コピーをし合わせて練習速度を少しずつ上げていきます。
この作業を只管。只管やります。
速いフレーズ(全部ですが(笑))を繰り返し繰り返し練習します。
ある日、あまりにも繰り返しやるので左腕がコチンコチンに固まっていたことがあります。
一年後に人前で演奏するまでこの曲以外の新曲にはまったく手を出しませんでした。
(続く)
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