2014年11月13日木曜日

英語脳の「並列例示能力」について

これから書くネタは、あたし的な発見ですが学者のみなさまはすでに気が付いて研究していることかもしれませんし、単に自分の頭が悪い(後から述べます)からだけかもしれません。

さて本題です。
あたしは、ここ何カ月も例のアプリ「ニュース聞く、英語習う voa pbs を毎日更新」で一日30分以上英語のニュースを聞きこんでいるいるわけですが、レポーターやゲスト、はたまた街頭のインタビューで答えるネイティブ(アフリカやアジアの人々を含む)たちの英語表現・・・というか言葉の使い方に気が付きました。
日本人同士の会話ではあまりないように思います。

それは状況説明や主張をする場合に「事例」や「理由」、「形容」をやたらと「列挙」する、というか列挙「できる」ということです。

エボラに苦しむシエラレオネの人たちがどうしているか?というレポーターは、

The people are angry, frustrated and frightened

これはシンプルな形容詞の羅列ですが自分が英語をしゃべるときにこのようにすらすらと並べ立てられませんよね。
また日本語表現ではあまりこのような言い回しをしないようにも思います。

次に、PBSの「Are veterans' skills under-employed in the workplace?」というニュースの中の事例です。アフガニスタンやイラクなどの戦場に赴いた兵士たちの社会復帰が問題化していて、そんな中、スターバックスのCEOのハワード・シュルツが10000人の退役軍人を雇用したという記事です。
シュルツが退役軍人の能力について述べている下りです。

HOWARD SCHULTZ: Everyone we have met, from an 18-year-old enlisted young kid to a four-star general, in my view, has had the same common thread of characteristics, authentic leadership, mission-driven, understood the issue of being on a team, highly ethical, great integrity, and brings a level of, not entitlement, but understanding that this is a privilege to work in a company.

彼らは、

・強力なリーダーシップと
・使命感に燃え
・チームワークを理解し
・道徳的に気高く
・素晴らしい集中力という資質を持っている

(だから企業で働いてもらうにはうってつけだ)

彼らは市井の人々ですら、いきなり問われた場合でも即座にこのような並列的例示をともなう発言が可能で自分の意見を補強することができるように思えます。

これは何が理由なのでしょうか?
いつでも日常的にさまざまな問題について考えを巡らせて自分の意見が整理できているということなのでしょうか?
すれ違いざまに、こ憎たらしいジョークを応酬する能力に通じているのでしょうか?


それとも日本人も実は同じ会話をしていて、単にあたしがノンポリでダメなだけなのでしょうか?


0 件のコメント: