2017年11月8日水曜日

がんの話、ココロの調整について

前立腺がんが発見されて、治療をして、肝心のがんではなくて生体検査の後遺症で慢性前立腺炎になっちゃったという笑えない話をこのところ書いていますが、やはり一番怖いのはがんそのものです。

すでに記してありますが、どのあたりで一番悩んだかといいますとやはり治療法の選択の部分です。がんには、これしかない!という感じじゃなくてあれもあるこれもある、でもこちらを選んだらこっちはもうダメかも。果たして自分のとった選択は正しかったのだろうか?その挙句、結局後悔するのではないか?と悶々とします。

あたしの場合は、セカンドオピニオンを選択して放射線治療にしたわけですが症状によっては選べない場合もありますし、医者同志はたいがい他の選択肢に批判的です。こちらの受け取り方によっては脅しに近い発言をするときもあります。

ま、要するに暗い気持ちになるわけで、実に身も蓋もない話です。

そんな気持ちの時に自分にとって一番役に立った気分転換法を書いておこうと思います。


それは「家事」です。特に料理と後片付けは最高です。

これは、料理や洗い物というのが一番生活に密着していて避けることのできない最重要ルーティンでくよくよしている(形而上的なくだらない(笑)こと考える)ヒマがないといいますか、野菜やら材料の下ごしらえは段取りも求められますし、千切りなどは瞑想に近い感じがします。
何しろ料理は忙しいし。
趣味やスポーツと違って生活に必需なことなのでイヤになっちゃった~みたいに止めたりできないのもよいと思います。
(実は仕事でトラブルがあって気分が落ち込んでいた時にも家事の最中に同じことを感じていました)

もちろん根本的な問題(例えば病気が治るとか)は解決しないのですが、なぜだか気持ちがスッキリします。

とりあえず初期の方々で家事ができる方々にはお勧めの気分コントロール方法だと思います。

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