2017年11月17日金曜日

決定版? ボイトレ基礎練習メニュー 

元はといえば、声が通りにくいのをなんとかせねばと独学で学び始めたボイストレーニングですが、ブルースハープを演るようになって、じゃ歌も演るか、と発展し、どうせなら先生に習おうというところまで来ています。

最初に、教本を買ったのが2010年ですからもう7年もほそぼそと続いているわけです。

ハーモニカもそうですが、いくら先生についていても練習をしないと何も進歩しないわけでして先生との時間は、ダメ出しだったり、ちょっとした口伝だったり、「芸談」だったりするわけです。

中でも最近、「芸談」は大切だなと思うようになりました。
先生が尊敬しているミュージシャンやら体験は、ある種の口伝でもありますし、それが練習の肥やしになっていっている気がします。先生から聞いた情報で新しい音楽を聴き始めたり、ライブにでかけてりするようになって親しむ環境も広がっていきますよね。

ということで自分で練習する際の「基礎練習」ですが、「これだな!」という決定版かと思われるものに行きついてきましたのでご報告しておくことにします。参考になれば幸いです。

『“歌う力”をグングン引き出す ハリウッド・スタイル 実力派ヴォーカリスト養成術』の著者、ロジャー・ラブは基礎訓練はバレエダンサーがいきなり踊り始めないで必ず準備運動から始めるように歌も準備運動が必要。毎日、45分かな。と言ってますが、こちらは歌手じゃないんだから基礎連だけでちょっと長すぎますよね。

そこで、あたしは各種教本から抜粋した基礎練習をプレイリストに集約させて全体で約15分の短縮版を作ってみました。

あたしは、この前に、まずラジオ体操第一と首の運動をしてからハーモニカの基礎練習を20分程度やってますので、あわせるとやはり40分程度基礎練習をしていることになります。昔体操は、ストレッチをしていたのですが、ラジオ体操の方が尺がはっきりしているのと総合的に体を使えるのでこちらにしました。カラオケボックス内でラジオ体操しているのは不気味です。

実際に、この15分を実施することで、声量も大きくなってきましたし、これまで歌えなかった曲を歌えるようになったり、ムラ(歌えなかったり歌えたり)のあるミドルボイスの出し方がわかってきました。

特に『本当に歌がうまくなる1ヵ月ボイトレ・プログラム 』(野戸久嗣著)は、行き詰まり解消に本当に役に立ちました。素晴らしい本だと思います。

下のリストの中で曲名に「short」とあるのは、MP3の原曲を一番、ピッチが高いところまでのものに”つまんで”尺を短く加工したものです。(それ以外はフル尺です)

掲載本の項目には、以前から紹介している著者の名前を入れてあります。
ラブの曲だけ解説しておきますと、付属CDの最後に収録されている練習(15分ほど)の内、オクターブジャンプと呼ばれている部分の「GI」と「GA」だけを抜き出したものです。(最後の「MA」は母音がGAと同じなので割愛しました)

----------書籍一覧----------
○『レッスンCD付 ボーカリストのための 高い声の出し方~ミックスボイス・ホイッスルボイスをマスター!!』(DAISAKU著)
○『奇跡のハイトーンボイストレーニングBOOK 』(弓場徹著)
○『“歌う力”をグングン引き出す ハリウッド・スタイル 実力派ヴォーカリスト養成術』(ロジャー・ラブ著)
○『本当に歌がうまくなる1ヵ月ボイトレ・プログラム 歌詞を上手に表現できるともっと歌はうまく聴こえる』(野戸久嗣著)
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