2017年11月4日土曜日

Blues With A Feeling by iReal Pro

ここのところ辛気臭い病気の話ばかりでしたので、少し音楽系のネタです。

iReal Proは、もっぱらジャズをやられている方たちのアプリですが、あたし(たち)もブルースの練習ではとても重宝しています。

ただ、これまではブルース用のリズムが少なかったのでジャスのSwingなどを利用していましたが、つい最近、ブルース専用のリズムが12種類、有料ですが、追加されました。これでグっとあたしたちブルースプレイヤーたちも遊びやすくなるってもんです。

リズムの名称もなかなかシャレてましてLucilleなんて名前のスタイル(リズム)はいかにもB.B.King風ですし、ずばりMuddyなんてのもありまして、Hoochie Coochieな感じです。

本日のタイトルのBlues With A Feelingについては、あたしの重要課題曲ですので、これまでもちょこちょこ触れてきていますが、今日は、iReal Proで作った練習用のファイルを公開(なんて大層なもんじゃないですが(笑))させていただきます。

iReal Pro形式のファイル
PDF形式のコード進行表

あらかじめ書いておきますとあたしが練習しているのはポール・バターフィールドの曲なのでキーはG(ハーモニカはC)です。リトル・ウォルター版ですとA(ハーモニカはD)なのでそれはiReal Pro側で設定を変えてください。

なぜファイル公開が大層じゃないかといいますと、この曲は普通のブルース進行ですのでわざわざ「この曲専用」って作る必要もないわけですが、二つ大きな特徴がありましてできれば専用の”カラオケ”(ブルースハープレス)があると練習がしやすいのです。

まず、イントロ。なぜか11小節しかありません。通常の12小節の一個目がなくてG(I)が3つ続いてC(IV)になります。

ブルースハープ仲間と演奏する時には、この不規則性が知れ渡ってますので、「イントロは11小節?」とか聞いてくれたりします。

でも、ブルース愛好者といえどもハープ以外の一般の方たちと演奏する時には彼らも知らないことが多いので相手に合わせて無理やり?12小節でスタートする場合もあります。

でも、ず~っと11小節で聴いてきた曲なのでなんだか違和感を感じてしまったり逆に間違えたりします。

余談ですが、この11小節は、リトル・ウォルターの原曲が元になってます。しかし、彼の曲でちゃんと12小節になっている演奏がありまして、その名も"Blues With A Feeling"というアルバムに収録されています。

人から聞いた話ですが、ブルースプレイヤーたちが馴染んでしまっている11小節イントロの曲も実際は12小節で収録されていたのだけれど、収録の際にノイズが入ったのでカットされてしまったとか。どうなんでしょうか、まだ調べてみてません。

特徴その2。途中、演奏にブレークがありまして歌の山場になっています。これを普通の12小節ブルースの伴奏ファイルでだら~っと流すとどうにも雰囲気がノらないので、あたしはブレークを入れてみました。

また曲のラストにもブレークを入れて原曲っぽい歌い方が練習できるようにしてみました。変なので無しにしました。

このファイルの曲構成を一応書いておきます。

歌の1番 Aメロ~Bメロ~ブレーク
 ソロ演奏用の12小節を1回
(ポールの原曲ではブルームフィールドのギターソロと合わせて2回です)
歌の2番 Bメロ~ブレーク
歌でエンディング

となっています。もしかするとリピート記号の使い方とかど素人なのかもですが、とにかく練習にはことたりてますのでご容赦ください。

追記2018年7月3日) 過去のBlues With A Feelingの記事はこちら

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