2010年6月18日金曜日

井上円了とルドルフ・シュタイナー

公園シリーズ、第三回の今日は、江戸川区立『行船(ぎょうせん)公園』。

ネットで引くと、やまほどエントリーがあるので詳細は省きますが、あるHPによると名園として誉れたかい公園なのだそう。

いかにも美しい日本庭園があって区民の憩いの場になっているけど、ここの何が凄いって本格的な動物園があるってこと。

それもハンパじゃない。レッサーパンダもいるしペンギンやアザラシ(だと思う)もいる。しかも無料。いつ行っても綺麗で、中央にある触れ合い動物園ではヤギや羊、うさぎ、にわとりなどに遊んでもらえる。

緑の量は、さほどではないけど本格動物園の存在感はあなどれません。

今日は、もう一箇所。中野区にある「哲学堂」。

ここは井上圓了(えんりょう)という哲学者(まんまですな)がつくった施設で、妖怪ファンだった圓了先生が作っただけに、ちょっと不気味な味わいのある公園だけど石神井川をはさんだ桜の風景は見事。

さて、この哲学堂。なんかに似ているなと思ったら「人智学」で有名なオーストリアの哲学者・教育者・建築家、ルドルフ・シュタイナーと彼が設計した奇妙な建物群、「ゲーテアヌム」。

教育の場に奇妙な建築。神秘主義への傾倒など井上先生の仕業と非常に似た感じがします。

といってもあたしはシュタイナーの本は若い頃、何冊か読みましたが、井上圓了先生については通り一遍のことしか知りませんで、ま、戯言とお見逃しください。

風景については、Googleの検索一覧で、その奇妙な雰囲気を感じとってください。

ふと思いついて「井上円了とシュタイナー」と入れて検索すると同じような両者に類似性を見てとった人が世の中にはたくさんいるってのがわかりました。

Googleは好奇心の果てですね。
ゲーテアヌム

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