2010年6月11日金曜日

カエル合戦

どんぐり拾いにいったものです
下町に暮らしていると歩道やら軒先やらにやたらと鉢植えや植木やらを並べて慈しんでいる家が多いです。
これは、あたしの想像ですが、町暮らしでみんな緑に飢えてるのではないのでしょうか?

あたしも埼玉から引越しをしてきた当初、緑が恋しくて喉を潤すような感じで明治神宮を散歩したことがあります。
以来、定期的に都内の公園巡りをするのが習慣になっています。

特に気に入っているのは目黒にある「林試の森」公園。

ここは、もともと林業の試験場だったところだそうで広さはたいしたことないのだけど歴史があるので緑が深い。夏なんて、もうセミが大騒ぎ。

値段は高いですが圧巻
著者の徳永桂子画伯の緻密な絵がド迫力の「日本どんぐり大図鑑 」というマニアックな本がありまして、この本の中に、「林試の森」にある樹木が数点描かれています。

目黒近辺ですと有料ですが、「国立科学博物館自然教育園」ってのが、これまた凄い。あまり手を入れてなくて鬱蒼としている。


粘り強い研究者たちの記録


またまた本ですが、「カエル合戦 」(福音館)という名著がありまして著者の久居宣夫先生が、ここ教育園のカエルの生態をじっくりと観察した「根気の塊」みたいな本です。まだの人はぜひ一読あれ。
なってたって「合戦」だから物騒ですよほんと。

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