2013年6月6日木曜日

ガンダムビルのカラオケ

だいぶ前に、カラオケ館でおやつの押し売りに会い、練習の気をすっかりそがれた話を書いたことがありますが、この事件はその翌日の話です。

お店の誹謗中傷を言うのが目的ではないので公開日を遅らせています。
とかなんとかいって所詮は文句なのですが。

ガンダムが立っている商業施設の中にオープンしたてのR×und Oneというアミューズメント施設にあるカラオケに出かけてみました。

ま、いろんな場所を押さえておくに越したことはないというくらいの気持ちです。
でも、受付でいきなりイヤァ~な予感が。Sh○daxのように「本気の会員証」を薦められたんです。
プラスティックの堅い会員証なんて薦める店はろくなもんじゃない(笑)

このテの場合、本気っぽい役にも立たないマーケティングやってるものだからマジに個人情報集めるわ、自宅にDM送るわという状況が想像できます。
要らないから高い通常料金を言い募り関所通過。

萎えた気持ちのまま部屋が割り当てられて向かい、ボリューム、エコーなどを0に絞り自分のiPodをマイク端子につなぎます。

少しすると部屋利用料にマストバイの飲み物を少年が届けにきました。つくなり世話を焼きます。リモコンの使い方は知ってるか? なんだかわからないゲーム機みたいな端末は使うか?
当店では、10分前のお知らせはいたしません。
・・・そして、あげくの果てに、1時間たったあたりで部屋に来ていいでしょうか?
何事かときくと、定期的に飲み物を片付けにくるのだと。

あたしは、昨日の「おやつ押し売り事件」を思い出し「来てもいいが、夢中になっているところをいきなりあけると本当にびっくりするから、ノックを数回してくれ」と言いました。
わかりましたといった彼の目はあたしのiPodをちらちら見ていました。

さて、いつものようにSweet Home Chicagoで舌慣らしをして、次にThe Chickenのフレーズの練習をはじめたら、また少年が来たのです。5分くらいね。
いぶかしげに見るあたしがどうしたのか尋ねると。
「あのぉ。携帯の充電されてますか?してないですよね?」
「してないけど、なんで?」
「当店では携帯の充電禁止なので」

ははぁ。彼はiPodとマイク端子に接続されているAVケーブルを見て充電だと思ったのですな。

昨日(おやつ)の今日だったので、二日連続練習に水をさされてすっかりやる気をそがれてしまい、その場で荷物をまとめて退出することにしました。

精算するとき、簡単にその旨(詮索しすぎ(笑))伝え飲み物は一口も飲まず、5分もいないのに全額払いました。
精算の店員は、ここもマニュアル通りですから、詫びもせず、おつりと次回いらしたときの割引件ですと来ました。
次回は無いのでいらないと断りましたが、経営者でもないアルバイトですから申し訳ないそぶりも一切無しでした。

オープンしたてでノリノリの施設ですので、しょぼくれた格好してる中年の一人サラリーマンなんてどうってことないと思うのでしょう。

でも、あたしはこの場所が13号地と呼ばれていた荒地だったころからずっと見ている男ですよ。海側の商業施設の没落の様子もじっくり見てきました。海側に比べても冴えない敷地で営業を継続するのは至難の業です。このハンデの中で客に越させ続けるのはサービスとホスピタリティの質以外ありません。

この店、そしてここの経営母体はいつまで持つか?

その点、「歌広場」はいいよな。
余計なお節介しないし場末感が、あたしにはピッタリだ。落ち着くわ(笑)

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