2011年7月11日月曜日

飲食店のクライテリア

あたしは、食べ物の話題をほとんど書いていませんが。
食べるのはもちろんあたしも生物なので好きなのですが、なじみの店はなるべく人に教えたくないですしね。

Facebookで食べ物の写真よく載せてますね。
ワインのボトルの写真もよく載せますな。あれなんなんでしょう。

情報探している人には便利なのかもですが、なんか食通の国みたいでね。おまえら全員食通かよ。みたいな。
しまいにはワインボトルの写真みるだけでおなか一杯になります。

聞いてないよ、って言われそうですが、あたしの好きな飲食店の原則(評価基準)を書いておきます。

・あいさつの声が生き生きしている
・店主の目が行き届く広さ
・客から調理している様子が見える
・注文を忘れない
・無駄口や能書きを並べない
・店員同志がおしゃべりをしない
・馴染みの客にこれみよがしな贔屓をしない
・店のルールが明快(例:水のセルフサービスなどがわかりやすい。ランチサービスの仕組みが複雑でない。など)
・頑固でも傲岸不遜ではない(子供が来ようが、女性客が残そうがたんたんと運営)

大好きなラーメン店の話です。
店主は、注文をすべて口頭で暗記します。覚えた注文の精算金額も諳んじています。

あるとき、食事を終えた客が店員に声をかけました。店員が金額を告げたので客が支払いました。
ラーメンの仕込みをしていた店主が店員をジロっと見ると、すかさず「金額違うよ!」といって店員の手から100円玉を取って、ニコっと客にお金を戻しました。ステキでした。

この店主の記憶の秘密ですが、注文を受けるときに一瞬、ジっと客を見つめます。
このアクションでビジュアルに客と注文と値段をリンクさせるのだと思います。
ある種の、直観像記憶の持ち主なのだと信じています。

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