2012年4月20日金曜日

ショッピングセンターの界隈性

少し前に、工事中のロボットの足の写真で記事をポストしましたが、そのロボット(ロボットじゃないって(笑))が立ってる新しいショッピングセンターが先日オープンしました。

テレビなどでもニュースになってましたので、近所でも話題に出ます。
中には、娘があそこで働きだしたんですよ。なんて話もありまして、いろいろ盛り上がってるようです。

あたしはどうも「オシャレ」には縁遠くてピカピカのファッション関係のビルはどうも苦手です。
しかし年月がたつと雑居ビルもだんだんと凄みが出てきまして、そうなってくると、あたしの出番ということになります。

中でも一番好きなのが「中野ブロードウェイ」(の辺り)。単独のビルではありませんが、様々な建物が複雑に入り組んでいて次第によっては遭難しかねない。

集合住宅も併設されていまして、あの複雑さ、ハイブリッド感は、まるで九龍城のようです・・・行ったことありませんので、たぶん。

ブロードウェイほどではありませんが、新橋の駅前ビル。これも捨てがたいものがありますよね。居酒屋、貸し事務所スペースから碁会所まで。
こうした事例を見ますと、ビル空間であっても「界隈性」が生まれるのだということを知ります。

新築のショッピングセンターが建てられた13号地は、もともと土地にコンテクスト(文脈)がありませんので中野や新橋など都市記憶が埋まっている場所に比べて界隈性の創出は非常に難しいと思いますが、設置する「装置」によっては少し時間を早めることができるかもしれません。

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