2015年8月27日木曜日

300時間(英語のリスニング)

追記) 500時間超えました。(2016年9月30日)

表題の300時間は、英語のリスニングの能力を本格的に獲得するまでの時間だそうです。

で、やってみました。
2014年の1月末から2015年の8月末まで。

毎日、細かく正確は時間を記録するのはバカバカしいので一日、30分と想定して、とにかく毎日リスニングしました。
途中で長めの尺のコンテンツをだいぶ聞いているので実際には300時間はとうに越していると思います。

どのようなコンテンツで訓練したかといいますと、前にも書いた謎の神アプリ『Learn ABC』をメインにしました。

これはVOAが提供しているコンテンツをパース(元コンテンツを分解して再構成するような感じに)してコンテンツ尺を扱いやすくしてくれているアプリです。
VOAの外人用に速度を落としてしゃべっているSpecial English と通常の公共放送「PBS」のニュースの両方を聞くことができます。

次に、"Serial"で馴染みになった"This American Life"のポッドキャスト。
の組み合わせです。その他にもポッドキャスト番組の英会話コンテンツもいくつか並行して利用しました。

さて結果ですが。
語彙も増え格段に圧倒的に強化されました。(あたしの英語のグレードについては過去記事にて書いた通りです

でも、他のブログでも書かれている方がいますがこれで完成にはほど遠いと思います。

・不得意な話題でネイティブ同志のディスカッションの聞き取りはまだまだ厳しい
・難しいジャンルの映画はまだまだ歯が立たない

という感じです。
いずれも自分が精通している事象であれば問題なく内容がわかります。
逆にたとえば大統領選の候補についての座談会などは往生します。
各人にまつわる過去のエピソードやアメリカ特有の事情など知らないことが多すぎるからです。

このような苦手なトピックもコンテクスト(文脈、それまでの事情や関係者の名前)に詳しくなると徐々に聞き取れるようになります。
たとえばエボラ熱のニュースなどは発生の段階から聞き続けているのでこのテーマによる医療関係の情報についてはすんなり頭に入ります。

This American Lifeの番組はどれも超絶に速い英語ですがその日のテーマによって理解度がまったく違います。不思議なものです。

さてこの実証実験を通して思ったことですが、語学学習者なら誰しも同じ感想を持っていると思いますが世界が拡張された感覚になる喜びがありますし情報の量も一気に増え入手する速度も先取りできて楽しくなってきます。

ということで自分が聴くニュースソースは全部英語になりました。
でもニュース英語で増える語彙って悲惨なニュースが多いので結構、マイナスな感じの言葉が増えますね~。

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