2015年10月21日水曜日

上着の染色に挑戦しました(1)

最近は温暖化のせいか衣替えの時期が変わってきていますよね。

あたしもつい最近、今年の6月にクリーニングに出しておいた秋・冬ものに移しはじめています。

そんな秋物の中に海外出張に便利でいつも着ていくラフな黒の綿のコーデュロイ上着があります。
残念なことに汗や日焼けのせいで首回りが色褪せ「紫色」に変色してしまいました。
それでも捨てずにクリーニングに出したのですが今回引っ張り出してみるととても着られる状態ではありません。

他は痛んでないんですよ。そこで考えました。色は黒の単色だし、染められないだろうか?(最初は、ペン型の靴墨みたいなものないかな?なんて思っていました)

さっそくネットを調べてみると定番っぽいメーカーの染色材料があったのでアマゾンで取り寄せました。

DYLON マルチ (衣類・繊維用染料) 5.8g col.08 エボニーブラック (540円)エボニーブラックを二個

※化繊は染まりません。


DYLON カラーストップ (色止め剤) 50ml (375円)







■アマゾン「合わせ買い」初体験

マルチが実際の染色剤。カラーストップが色落ちを防ぐ材料です。

後者は染色したら必ず施した方が良いというレビューがあったので一緒に買いました。

カラーストップはとても安い値段のものなので「合わせ買い商品」となっていました。
「合わせ買い商品」は安いので他の商品と合わせて2500円分買ってください、というものです。
「楽天」と比較しましたがアマゾンでは送料無しになる点を考慮し「ほしいものリスト」に入っている本と合わせ買いしました。

肝心の「マルチ」ですが一個で「Tシャツ二枚分」とあったので見当をつけてジャケットなら二つだろうということで二個。

たしかにレビューで黒系は意外と色が薄い仕上がりとあります。
黒に仕上げたいなら二個使うようにと商品説明にもあります。

■プレミアムダイとマルチ

同じメーカーの染色剤で「プレミアムダイ」という商品があります。

「マルチ」より少し値段が高いのですが違いがわかりません。
というより「黒」ならエボニーブラックという色がいいと言われて「プレミアムダイ」と思い込んで注文したのが「マルチ」だったという間抜けな展開です。

で結果は使い方が簡単なので「マルチ」でよかったのです。

プレミアムダイは染色時に浸け置くお湯の温度管理が結構大変そうなのです。
マルチの方は浸け置き時間も短く温度管理も特にしなくてよかったからです。

なぜ作業が大変なプレミアムダイの方が高いのでしょう?

■染色初日

染色は都合二日の工程で行いました。
初日は染色。二日目がカラーストップです。

作業は、玄関の三和土でやりました。黒い床なので少しくらい飛び散っても家人にばれないだろうという想定です。
以下、必要なものと説明。

○熱湯 60リットル(大鍋二つで作りました)
○熱湯  5リットル(薬を溶かす用)

○マルチ二袋
○塩 60グラム

塩は一袋につき30グラムなので都合60グラム。
商品の説明書には、「真っ黒に染めたい場合は本品を倍にしてお使いください」と書いてあります。
ってことは薬を二倍の濃度にするわけですから薬を溶かすお湯は一袋分の60リットルのままですね。
そこで悩んだのは塩はどっちなのだろう?(笑)
染色剤チームなら二倍必要だし、お湯チームならそのまま30グラムだろうし?

ここは調べずに、染色剤側ということにして倍の60グラム使うことにしました。
結果、うまく染まったので正しかったのでしょう。

○使い捨てビニール手袋(100均で12枚入り)
お湯が熱いので結局あまり使いませんでした。
二日目のカラーストップ処置時には活躍しました。

○料理で使う金属の泡立て(100均)

ビニール手袋が使えない時はこの泡立てで洋服を混ぜましたのでとても役立ちました。

○ティッシュ、雑巾
○ちいさなポリ袋(ごみ入れ)

○使っていない大型のポリのゴミ箱

商品説明書では、別の容器(ボウル)で5リットルの熱湯を使い染色剤(マルチ)を溶かしてから別に用意してある60リットルのお湯を入れた桶(ここで染める)に塩と一緒に投入すると書いてありますが、あたしはこのゴミ箱で先に染色剤を溶いてそこに60リットルを注ぎました。この方が汚れ物が少なくてよいと思います。うまくいったし。

○タイマー

混ぜ時間と浸け置き時間を測ります。

○今後飲み物に使わないコップ

染色剤を廃棄するときに使います。
(ザザっと流すと飛び散るので少しずつ捨てるためです)

(続く)

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