2015年10月22日木曜日

上着の染色に挑戦しました(2)

さて、実際の作業です。

■染色

◎ジャケットと道具の準備

染めるジャケットを洗面所でひたひたに濡らします。
上記の道具や材料を動きやすい位置に準備します。


◎染色剤の準備
まず、記述の通りゴミ箱にマルチを投入。
5リットルの熱湯を注いて泡立てで溶きます。


◎染色

次に、60リットルの熱湯と塩60グラムを投入。よく混ぜます。
結構イヤなにおいします(笑)

濡れた上着を入れて20分間(泡だて器を使って、時に手袋使ってひっくり返したり)しっかりと混ぜます。









◎浸け置き

次に浸け置きを20分間しますが結構上着が浮き上がってくるのではじめの20分ほどではありませんがつきっきりで40分混ぜてた感じです。


◎染色剤の廃棄

40分が過ぎたら染色剤を捨てますが、はねないように最初は多少染まっても構わない要らないコップで少しずつ捨てました。丁寧に捨てる分、浸け置き時間が延長されていることになるのでいいかもしれません。

そこそこ染色剤が減ったら、最後はザバーっとね。
流しのホーローなどに染め色が残らないよう表面を水でよく流しましょう。

◎すすぎ荒い

商品説明に10回はすすいでくだしとあるのでまじめに10回すすぐと結構、色が薄くなってきます。

◎脱水

洗濯機で脱水します。

◎乾燥

陰干しします。
あたしは夜作業したので夜中外に干しておきました。

■二日目

今回の「色落ち防止剤作業」はお湯の温度設定はうるさくないのでジャケットがつかる分の半分くらいの熱湯を用意して手袋で混ぜられるくらいまで水でうめました。
そこにカラーストップを入れて混ぜます。カラーストップは液体なので簡単です。

15分間、浸け置きしますがこれまた上着が浮いてくるので結局、つきっきりで混ぜてた感じです。

染色がドバっと落ちてお湯が黒くなるので「せっかく染めたのが取れちゃうかも?!」という恐怖にかられましたが結果は大丈夫でした。

15分たったら、すすぎを3回ほどして陰干ししました。

■三日目

乾いた上着の染まり方は完璧でした。あたしのケチくささを最初馬鹿にしていた家人もびっくりしていました。
いい感じのマット(艶消し)ブラックです。

商品説明に「化繊」は染まらないと書いてありまして実際に裏地がまったく染まらないので妙な感動しました。


■四日目

アイロン作業です。
染色は後先考えずに上着を手洗いしてますから干し終わった上着はしわしわです。
霧吹きして当て布をあててかけますがこれが厳しい。
読みが甘かった障害です。

どうすればいいのか悩んで結局花王の「キーピング・スムーザー」というアイロンがけ時にシワを取る薬品を買ってきたところまぁまぁの状態になりました。

アイロンがけ自体が素人ですからみためちょっとシャビーですが元がラフな上着なので着ちゃえば大丈夫かなと思います。

あと水洗い後なので、すで仕上がりがゴワゴワしてます。
今回はさすがに実施する気がしませんが次回、洗濯時には「柔軟剤(ソフランやハミング)」を使用して柔らかくしてからアイロンしたいと思います。

以上、思いついてから完了まで四日間。ネットの情報やネット通販って凄いですね~。


■追記(2016年6月)

実は、アイロンが古いタイプなのもあると思いますが、「手アイロン」では思うようにシワが取れずに
結局、ドライクリーニングに出すことにしました。

「ダイロン」の説明に、クリーニングに出すときはお店で「手染めしました」と伝えるようにと書いてあったので店で話したところお店のご主人から「色落ちしちゃうかも・・・」と言われました。

結果は、OK。まったく色落ちせず完璧でした。「カラーストッパー」をきちっと使ったのもあるのかもしれません。


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