2016年12月23日金曜日

『ビギニング・ブルース・ハープ』(ドン・ベイカー著)

ちょっと投稿の順番が変わったので、(Amy Wallaceの連載の間に)一回ハーモニカの話題をはさみます。

『ビギニング・ブルース・ハープ(CD付)』というブルース・ハープの教則本の紹介です。
著者は、ドン ベイカー(Don Baker)というハープの名手です。

2012年5月28日に購入しまして、それからコツコツと進めて2013年5月に”一応”独習で終了しました。

ハープを始めたのは2009年ですから、3年近く経ってからの学習ということになります。(その間に先生にも習い始めています)

本のサイズも小さくて練習曲の分量もちょうどよくバランスがとれている、非常に優れた教本です。いや、最高の教本じゃあないかしら。

一曲毎に、最低20回。暗譜ができた段階で、先生が生徒(どちらも自分なので甘いですが)に○をつける形で一応全曲やってみました。

たとえば、『ブルース・フォー・ジョー』という卒業?楽曲がありますが、これはまぁ、それっぽくできることはできるのですが、今でも実はベイカーさんのようには到底できません。(今後もできないと思います)
とても難曲ですが、これが少しでもマシにできるようになったら本当に腕前(口前)が上がったと言えるのではないでしょうか?

書き込みやらでボロボロになりテープ補修してまで使い込みました。
とにかくベンドの習得に特化しているのでシンプルかつ段階的に学ぶことができます。

みんなの悩みの種の3番ベンド専用の曲なんてのもあって秀逸です。

あたしは下手なりにも一応ドローベンドができるようになってから「ベンド力定着&強化」のために購入したので本当の初心者よりはモチベーション維持が楽だったかもしれません。

難点でいいますと、記譜されている楽譜、特に穴番号には間違いが多いので参考にせず、自分の耳だけで探って直接耳コピーした方が良いと思います。

7番~10番ベンドが弱いのでそれらを訓練する同じような教本があるとよいなと思います。
(それとオーバーベンド系?・・・誰も買わないか(笑))

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