2017年5月3日水曜日

Amazon 詐欺被害記念 ~昔の保証申請未体験~

最新流行のアマゾン詐欺被害の記念として、2011年の6月頃体験した話をアップしておきます。

当時、書き起こしていた原稿に少しだけ手を加えました。
でも今では当たり前になってることを説明していたりして変なところがありますが、ご容赦ください。

悪質な業者に対するあたしの推測が「日本人」想定だったりと、まだまだ長閑だったなと思います。

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アマゾンで中古のCDを注文した時の話です。

アマゾンは、日本登場以来愛用してまして、マーケットプレイスという中古(※追記注:中古とは限りませんが、言葉の綾での用法とご理解ください)ショップも長年使ってます。

必要だったCDを出品者の中で一番安いものをテキトーに選んだんですね。どの出品者の値段もま、そこそこ近いところだったのですが、ま、わざわざ高いものを買うこともないだろうとことで。

商品を発注して数時間後。出品者から「配送方法」の変更連絡メールがいきなり来ました。はじめてのことです。

要するに、納品期限が伸びたのですね。
これまですべての中古ショップの出品者の方々からはふつう、納期は関係なく最速で納品があります。競争ですから。

なんだ?これ?と思って事前にチェックしなかった購買者による「店の評価」を開いたところビックリ。★一つ(最低ね)が山のようにある。

要するに品物が届かない。文句を入れるといいわけが多くて結局来ない。みたいな。

さて、それからですよ。来ないわけです。ひと月近く。といってもアマゾンが定めた公式の納期そのものは、たしかにひと月くらい(外国の場合)なんですよね。

おんなじメにあったほかの購買者の評価をみるとアマゾンには、「クレーム申請」(保証申請)というのがあって発注したのに納品がなかった場合、補償してくれるシステムがあるんですね。もちろん審査がありますが。

こいつは、他の「被害者」と同じく「来ないな」と踏んで公式納期を一日過ぎたところで「クレーム処理」を行いました。

するとどうでしょう?これまで梨のつぶてだった相手から、「クレームを取り下げてほしい」という連絡が電光石火入ったのです。
要するにクレーム処理が正式に進むと出品資格がなくなるらしいのですよ。

この「出品者」いわく、その会社は本社が米国にあって米国で商品を調達して日本に送るので時間がかかる。今回は品物が途中で紛失してしまったようだ。と───。

ま、個人輸入系の業者さんもいくつか使ったことがありますが、んなこたないですよね。多少は時間かかりますが来ます。

アマゾン本人に、アッテルベリの交響曲を注文したときなんぞ、納品が遅れるたびにこまめにキャンセルするか引き続き待つか連絡がきましたし。

で結局、クレーム申請を取り下げてもらったら先方で返金処理をするというので取り下げ。一応解決しました。

以下は、あたしの推測ですが───。

この出品者は、日本にいる個人である。手元にない商品を「ある」と称し中古ショップに商品を掲載する。値段は、市場価格より若干高めにし、利ザヤを稼ぐ。オーダーが来てから商品を探すわけですから時間がかかるにきまってる。(追記2017/5/3:いまでいう「せどり」ですが、いわばオンデマンドせどりとでもいいますか)

見つからない場合、あるいは市場価格が想定より高くなっていた場合放置する。
客がクレームつけた時は「本国」のせいにして返金するが、あわよくば、注文者が放置して「真水の利益」をせしめようとしている。

てなところでしょうか?

さてと。怪しい業者の件が片付いたところで。再度、CDを探しました。
そのCDが必要な品なわけですから。

あらためて別の出品者をみたところ!!!
前に注文した時に比べ軒並みプライスが倍くらいになっている!!(2000円が7000円くらいになってる。これでは買えませんな。コレクターじゃあるままいし。)

むむむ。陰謀の香りがするぞ。
怪しい業者がアカウントをいくつももっていて、あるいは談合ネットワークが形成されていて市場価格を作り出している?とか?

そういえば、Adsenseなどのネット広告の出稿管理を行うツールが開発されてるくらいだから中古市場、ネットオークションを横断して管理する仕組みくらい開発してるやつがいてもおかしくないですよね。

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