2018年2月2日金曜日

海外出張は、インセンティブなのか?

急遽、職場の他部門の同僚からある遠い外国へ出張を頼まれました。

あたしは、前述のように慢性前立腺を患ってますので長時間飛行機に乗るのは避けたいところ。それと既報のように生活のリズムが非常にストイックになっていますので国内・国外ともに出張は生活パターンが崩れるのでとても苦手です。

もともとその部門とは一緒にやっていた仕事なので関係はあるのですが、あたしは継続して働いているとはいえ定年退職してますから現役社員が行くべきでは?と言ったのですがダメでした。

はじめ、他部門からの出張依頼は、あたしの他に若手の同僚の二名をリクエストしてきました。

思うに、あたしの部門の若手が、あたしを巻き込めば自分も行けると思ってマッチポンプをしたようなのです。それを知ってか知らずか上層部は、予算を理由にあたし一人だけに絞ったようです。

こっそりあたし一人に結果を伝えた上司(今や全員が上司なんですが(笑))は、こう言いました。

「彼にはまた別のチャンスもあると思うので・・・」

おいおい。”チャンス”なのかよ。
まさに昭和がここに息づいている!

さすがに海外出張に万歳をして見送ったり餞別を送ることはなくなりましたが、いまだに海外出張は「ご褒美」(インセンティブ)扱いなんですよね。
だから出張に行くと、「いい思いをしてきたから」という贖罪なのか(世間から)お土産を買わされますよね。
そんな出費の要素もあり出張の日当なんてわずかですから、出張は、時差地獄を耐えた上必ず赤字ですな。

これはインセンティブツアーという言葉もあるように、日本社会に限ったことではないのですが、なんとかならないのでしょうか。

あたしから上司には、「・・うーん。みなさんには(今だに)そうかもですが、あたしに限ってはインセンティブということはないので彼に行ってもらうわけにはいかないでしょうか?」と言いつのりましたが押し切られてしまいました。

出張が日常の商社の人々なんて違うのかもしれませんね~

追記)出張から戻りました。収支を計算してますと、3万5000円の赤字でした。
費用の多くは食事とお土産。会食系で支払っていない食費もありますので全食個人払いだったらコストはもっと大きくなります。
セコいかと思われますが、これだけあれば10ホールズを5本買えます。
行きたい人たちと行きたい「旅行」だったら安いくらいの出費ですが。

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