2016年1月7日木曜日

老母のアカウントサポート(1)

たまに書きますが、あたしの母はホームにいます。

幸い97になりますがおつむはまぁまぁ大丈夫です。でも、そこはそれ年寄ですから。
まず、耳が結構悪くなってます。
それと長いこと鉛筆など持たなくなっているので字を忘れてますしきちんと字を書くことはできません。
半ば空き家になっている実家のメンテを頼まれているので年金の確認やらはじめ彼女のアカウントはあたしが管理しています。

で預かっているATMカードの磁気がいきなり壊れました。

さぁ。大変。
これ本人がやる仕事ですからね。
いまみたいに個人情報がうるさくない時代なら銀行の窓口でおたがい顔で処理できたものですが・・・。

電話で問い合わせたところ当人との電話対応で再発行が可能な場合があるとのこと。

やりましたよ。
年末だったので仕事を休む必要はありませんでしが、要するに平日の昼間、ホームにでかけます。
またお金に関する話ですのでロビーや相部屋でやるわけにいかないので事前に個室を予約して借りておきます。

銀行が当人に尋ねるのは、氏名、生年月日、家の住所(これ忘れてる)とかですので予め徹底的に練習させます。

レスポンスが男性ですと声が聞こえないので女性オペレーター必須です。
でも相手はベルシステムのお姉さんですので結構早口です。
まずあたしから相手にそのあたりをアドバイスします。

「ゆっくり。そしてでかい声でお願いします」

とここまでやっても聞き取れなかったので、こんな事態もあるかもと用意していた母用のフリップボードを出しました。
そこには相手の質問をマジックででかく書きます。「住所」とか。

でなんとか試験に合格。
再発行してもらえることになりました。

(つづく)

追記2017年5月25日この母も今年亡くなりました

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