ご他聞にもれず、わが職場でもデジタル小物好きは、僕がつとめているデジタル部門以外にも数多くいまして定期異動で出会った人たちの中にもiPadはもちろん、ポメラにいたるまでさまざまなガジェットを使っています。
iPADは、老眼に良いというので年配のユーザーも多く黒いパッドを抱えて社内を闊歩するおじ様たちも数知れず。あたしは、もともと建築のデザイン出身でして、かつてはワークステーションを使って3Dのパースペクティブ(透視図)などを作ったりしてました。コンピュータを使う前は手描きで三点透視などで下書きを作り水彩(!)で仕上げたりしてたのですが、一旦楽な道に入っちゃうともうだめですな。
その後、あるきっかけでMacintoshを使い始めて虜になりました。
特にビル・アトキンスンのHyperCardにね。
それまで家では泣く泣くMS-DOSを使っていたのに、生活が一変しました。世界が変わったというか。パラダイムシフトというか。
20年近くおつきあいしている(後に言う)IT関連企業がありまして。当時、一緒にCD-ROMタイトルなぞ作っていました。これが会社中Mac教でして。社長もマニアだったけど、プログラマーのKさんはすごかった。
WIndows3.1が出て間もないころ、同社を訪れたオタクのG君とK君が怒鳴りあっている。何を言い合っているのだろうと思ったら、MacとWinがどちらが良いかで本気で喧嘩している。んなのMacに決まってるじゃないか(笑)なんて当時K君に肩入れしたものです。(3.1の時代ですからね。念のため)
ところが、そのK君をはじめ、いつの間にか会社ごとWindows派に転向していました。
時代は変わるものだと。
僕もMacは、iPodの母艦としてしか立ち上げなくなっちゃったし。
あんなに熱烈に好きだったのに。恋から醒めちゃったせいか、その後iPhoneが出ても萌えず。iPADを使ってみたけど、なんとなくもやもや感があって燃え上がらない。要するにバーンアウトか? (長くなったので続く)
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