2012年1月24日火曜日

川の生活

サミュエル・ラングホーン・クレメンス。

・・・マーク・トウェインの本名ですが、彼もミシシッピーを愛してたそうで、外輪蒸気船での川のぼりにあこがれていたそうでして、当方気分だけは、マーク・トウェインです。

脱線しますが、東京ディズニーランドにトムソーヤの島がありますが、中に作られている砦は、彼の本名にちなんで「ラングホーン砦」になっています。次回、訪れたときはぜひ確認してください。

さて、そんな感じで日々橋から川を見ますと本当にたくさんの船が通りますな。
大きな、艀(はしけ)ってんですか? 小型の船に引っ張られた筏のでかいのみたいなのの端っこに。ぽつんと男の人が佇んでたりします。

この人には「恩愛の契りもなければ義理もない、ほんの赤の他人であって、本来をいうと忘れてしまったところで人情をも義理をも欠かない」人です。

東京側の芝浦近辺も実にたくさんの船が停泊していまして、もし川で働く男の子供に生まれたら、いちどは父親にねだって?あるいは父親の自主的なはからいで船に乗らせてもらうんでしょうね。

川の風に吹かれながら、父親の背中みてね。

それで隅田川をさかのぼったりして。 なんてね。 到着地点は、埼玉の秋ヶ瀬で、仕事が済んだ後は、浦和の居酒屋で一杯やって。
自分は子供なのでフライドポテトかなんか注文してもらってね。

艀に佇んで川を上っていく人にとっては、日常ですから実は、今日の昼飯のことを考えているだけかもしれませんが、こちらは妄想の鬼です。

国木田独歩は、船の上から。あたしは橋の上から「忘れ得ぬ人」を脳味噌にインプットするわけです。

給茶器の話から始まり長くなりましたが、ひとまず妄想の旅を終わります(笑)


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