2014年7月14日月曜日

ひる飯の煉獄に堕ちた男 (3)

ま、連れだってお昼に行くというのは「変」ではありませんね、少なくとも。
でも大の大人たちがやたらと昼飯を気にするというのは変ですし、いつでも連るむというのは息が詰まりますな。

毎日、同じメンバーでの食事が続く中、ある日、二人の女性AさんとBさんとあたしの三人が部屋にいました。
Bさんがトイレかなにかで席をはずしたすきにAさんがスっとあたしのデスクにきました。

「つかさん。今日、お昼どうされます?」
「へ、な、なんで?」
「あの今日、あたし外でお昼の約束していて、BさんがひとりぼっちになっちゃうのでBさんとお昼に行ってもらえないかなと思いまして」

なんだ!そりゃ!

また、ある日、11時くらいに他部門とのミーティングで部屋を出てようとしたら、Aさんがすかさず寄ってきて「つかさん戻ります?」ときました。

え、なんで?って尋ねたら戻られたらみんなでお昼行きましょう?としなをつくられました
幸いにも打ち合わせは長引いたので連れ飯には巻き込まれずにすみました。

また別の日、こんどは男性社員の一人(45歳!)と午後のミーティングの時。
「つかさん。今日、お昼どこいったんですか?」

どこ行こうがおいらの自由だろ(泣)、もう放っておいてくれよ~、わ~~~ん。

この組織を束ねる経営者の一人も可笑しくて、部屋の様子を尋ねるに「最近は、仲良くみんなでお昼にいってるのか?」と尋ねたそうです。

上から下まで昼飯のことしか考えないのかぁ~。
どうしたんだ、おまえら。

(つづく)

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