2014年7月16日水曜日

昼飯の煉獄に堕ちた男 (5)

ま、そんな昼飯状況に辟易しはじめたころ、ある経営者と雑談をしました。

なんとなく昼飯をツルむ連中に対する苦手意識を一般化して話したところ彼も「ですよね。僕も昼ごはん、ツルむのはなんだなぁと思います。」

お!気が合うやつがいたと思ったら、彼は続けて、
「でも、昼一人で食べるやつだと思われたくないので仕方なく人と昼行くんですよ」
ときまして、あんたも同じだったのかと落胆しました。

あたしの職場にある会議室は上半分がガラス張りになっています。
11時に始めた打合せが長引いていると、ガラスの外からAさんがちらちら視線を送ってくる。

何か急用かなと思い合図を返すと、違いますと首をふる。

わかった!

もう12時だからお昼はどうするのかという合図だったのてす。
こっちは打合せしてるんだよぉ。
ここは女子高かよ(女子高事情知らないけど(笑))

打ち合わせがさらに長引き昼も大分過ぎてからようやく部屋から出ると打合せに入ってなかった残りのメンバーが全員、昼に行かずに僕らを待っていたのです!

幸い打合せで一緒だった外部の人たちとお昼に行くことになったので救われました。

(一応、完) ←新エピソード登場

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