2011年10月19日水曜日

半タコ時空間

「半タコ」ってご存知でしょうか?
漢字では「半股引」って書くそうです。

おまつりの時に履く、「パンツ」といいますか、半ズボンといいますか。

普通の半ズボンですと、日本の足が入る筒状の空間が2本平行にならんでますな。
半タコも、確かに右足は右。左は左ってな「穴」状の空間になってますが、これが一筋縄でいかない。

「半タコ」のやつは、この二つの筒が「割れてまして」、相互に貫入するような、実に不思議な立体構造になっております。
「割れてる方」が後ろ側、そうでない方・・・・「割れてない方」とすっきり書けないでげすよ・・・割れてるような割れてないような方が前ですな。

まるで、「クラインの壺」のような存在なのです。
はんたこを、手に取って履き方を思案する時、「宇宙」を感じます。
ここに入る足はいったい宇宙のどこを通って、どこに出てくるのだ?


0 件のコメント: