『ブルース・ブラザース2000 』を観ました。
ブルース愛好家なら見ておけよと言われそうですが、にわかファンですからね。ま、そのあたりは許していただくとして。本家のブルース・ブラザーズは、テレビ初登場時時代にリアルタイムで見ていました。
ご存じ、NBCの「サタデーナイトライブ」のコントのキャラクターです。日本でいえばタケちゃんマンみたいな感じでしょうか。
それが、いつのまにか本物のバンドになってしまい映画にもなってしまっていました。
ある映画評によりますと、ブルースブラザースがブルースを再発見した、とまで書いてありました。
前回、ロスに行った時もユニバーサルスタジオでは、ブルーズブラザーズのショウが行われていて大盛況でした。
(大阪のユニバーサルでも演ってるのかなぁ)
番組の中で歌った「ソウルマン」が大ヒットしてあたしはレコード屋へでかけて早速LPを買って聴きまくりました。
でも、当時は、何がブルースなのか?さっぱり知りませんでした。
・・・・きっと黒い背広来て、サングラスかけて怖いお兄さん風に決めてるから=暗めにかっこいいことにかけてブルースなんだろう。と思っていました。
音楽の一種だということはわかっていても、形式?のあるジャンルだという認識は薄かったのであります。
「ブルース」という英語が、青ですからなんとなく陰鬱なイメージを日本人は受けるのかもしれません。演歌の「なんとかブルース」も落ち込んだ気分を代弁する歌という使われ方をしていますのでますますそういうイメージになりますね。
ちなみに日本のブルースバンド「憂歌団」は、そんな訳語感をあてはめたバンド名になっていますよね。
サンハウスのインタビュー映像で「ブルースってのはね。男と女のことをうたう歌なんだよ」と言い切っています。その伝では別れを描くことが多いので確かにユーウツかもしれません。
でも、にわかファンのあたしの定義は、異なってまして談志師匠の落語の定義をそのままあてはめたいと思っています。
人間の業の肯定を歌う。
歌うだけではなくて生き様まで含めるとブルースマンの定義になります。
これにつきますな。
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