無伴奏での練習が特に有効だなと思ったのは、
Little Walter の "Roller Coaster" というインストの曲を人前で演奏する機会でした。
この曲、キーがEの「シングルコード」の曲でして、コードチェンジがないだけに聞きようによっては単調(まさにこの漢字の通りですな)。
ややもするとすぐにどこを演奏しているのかわからなくなります。
伴奏なしでひたすら練習を繰り返すことで体と頭に曲を刷り込むことにしました。
幸い、本番では曲の技術はともかく曲の進行についてはまったく問題なく終えることができました。
ま、達人になれば途中でわからなくなっても適当にアドリブをつけてごまかせると思うのですがシングルコードの曲となると、アドリブも手ごわい感じがします。
ブルースは特にコード進行がみな同じなので他の曲と混じってしまうこともありますので運動神経に曲のテイストと進行を叩き込む必要があると思います。(マディー・ウォーターズはぜったいに混じらなかった!すごい!とマジック・ディックが言っていたそうです)
0 件のコメント:
コメントを投稿